掲 示 板
[
トップに戻る
] [
留意事項
] [
ワード検索
] [
管理用
]
おなまえ
Eメール
タイトル
コメント
参照先
投稿キー
(投稿時
を入力してください)
パスワード
(記事メンテ用)
[
428
]
ホイットル
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2011/06/04(Sat) 19:18
ホイットルのエンジン構造、あれも謎ですね(笑)。
燃焼室の前から吸気して、そのまま直線の流れで後ろに噴流を出す、
というのがジェットエンジンの基本的な考えのはずなのに、流れを前方向に押し戻し、
U字型に噴流を捻じ曲げてから、後ろに吹き出してます。
相当なエネルギーロスになってるんじゃないでしょうか。
これのメリットはエンジンがコンパクトになる、というだけで、
むしろ弊害が多く、彼のパワージェット社から仕事を引き継いだロールス・ロイスは
最初のウェランドこそ同じ方式で行きましたが、次のダーウェントでは早速この方式を捨てて、
素直に真後ろに噴流を流してます(笑)。
いい迷惑だったのがアメリカで、ウェランドをライセンス生産したエンジンで
最初のジェット戦闘機P-59を造ってしまい、造った後から、GEの技術陣から、
このエンジンだめッスよ、といったレポートが出されてますね…。
あれはイギリス人というより、個人的にかなりの変人だったホイットルの個性だと思いますよ(笑)。
[
427
]
変態エンジン
投稿者:
くさの
投稿日:2011/06/04(Sat) 10:17
変態エンジンと言えば、ホイットルのジェットエンジンだって
変ですよね。軸流じゃなくって遠心圧縮なのはともかく「全長
を短くする」という、訳の分からない理由で、燃焼室を曲げち
ゃってますし。
[
426
]
エンジン
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2011/06/03(Fri) 21:45
ささきさん、そこまでして異形のエンジンを造るなら、
その努力と資金を普通のエンジンに回した方が(笑)…とは
イギリス人は考えなかったんでしょうね…。
ハイパワー化にともなう高圧縮とノッキングの問題が最初あって、
正道でハイオクガソリンに辿り着いたアメリカ、
なぜだか変態の道を選んだイギリス、という感じがしてます。
そう考えると、ドイツはまともな気もしますが、裏をかえせば高圧縮対策は
全く何もしてなかった、という事になるような気も…
くさのさん、どうなんでしょうね(笑)。
レーダーとかもそうですが、イギリス人が原型をつくり、
その先をアメリカに任せてしまうと、意外にいいものが出来る気がします。
ムスタングの性能仕様とか、近接信管とか、プラスチック爆弾とか。
こしださん、初めまして。
あ、軍の人も使ってますか。
例のパリのエッフェル塔横の公園もそうなんですが、
ヨーロッパの都市部にある巨大な原っぱの公園は、
もともとは、騎馬隊訓練用に確保されていた空間が多く、
ハイドパークもそうなのか、という気もしますね。
[
425
]
ハイドパークと馬
投稿者:
こしだ
投稿日:2011/06/03(Fri) 13:24
Webをいつも楽しく拝読させて頂いております。
ハイドパークですが、以前出張で平日の早朝(7時前)くらいにジョギングに行くと陸軍の将校さんとかの乗馬姿とか近衛騎兵の練習に良く出くわしました。たまたま乗馬できる場所があるから使っているのか、騎兵の練兵場として作られて近所の皆さんも使っているのかは定かではありませんが。
つい懐かしくなって書き込んでしまいました。
[
424
]
クレシー
投稿者:
くさの
投稿日:2011/06/03(Fri) 02:51
2ストロークで馬力を稼ぎたかったんでしょうかね。仕様を見
ると、マーリンとほぼ同じ排気量、ちょっと重くて、馬力はで
かい、と結構良さそうに見えますけどね。
しかし、ブリトン人ってのはいつ頃から変態になったんでしょ
うね。19世紀の海軍なんて超保守的で、木造艦船から鉄製艦船
への切り替えも遅かったのに。一応、砲弾が命中したときに、
鉄片が飛び散って危険という理由はあったらしいですが。
航空機に関しては、1957年防衛白書が出るまでは頑張って、最
後の一花がハリアーでしょうか。
[
423
]
すかべんじんぐ
投稿者:
ささき
投稿日:2011/06/03(Fri) 01:03
>くさのさん
2ストロークでは早めに排気ガスを追い出して混合気を
送り込み、混合気が排気管から逃げないうちに閉鎖して
圧縮行程に入りたいんですが、ピストンでバルブを兼用
してしまうと「先に排気弁を開けると圧縮行程が遅れて
混合気が逃げる」「圧縮ストロークを稼ごうとすると
排気が遅れて吸気時間が稼げない」という二律相反に
悩むことになります。むしろ、2ストロークだからこそ
理想の掃気サイクルを目指してスリーブバルブを欲した
のかも知れません。
ユンカース式の対向ピストンでは、排気側ピストンを先行
した位相で回転させることで、「膨張行程では先に排気弁が
開き、圧縮行程では先に排気弁が閉まる」というサイクルを
実現しています。
大英帝国の誇るもう一つの変態エンジン、ネピア・ノマッド
には茸もスリーブもバルブが無く、原付のエンジンみたいに
シリンダ側面に吸排気口が開口してピストンの上下動で開閉
時期を制御しています。当然、上に述べたようなジレンマに
直面するわけですが、ノマッドでは排気弁の開弁時期を
やたらに早く設定し、不完全燃焼状態のガスを強引に掻き
出して掃気、しかしシリンダの外に副燃焼室を設けて燃焼を
続行させ、その排気エネルギーを多段軸流式の排気タービンで
受けてギヤ減速とクラッチを噛ませてクランクシャフトに
動力を戻すという凄いことをやっています。
>アナーキャさん
クレシーの燃焼室上部にはくびれた空間があり、ここから
燃料を吹き込んで燃やすことで「層状燃焼」を行うことに
より、希薄混合比で巡航運転することで燃費を稼ぐつもり
だったようです。発想はホンダCVCCと殆ど同じで先見の
明があったというべきなのかも知れませんが…
ただでさえ点火時期に敏感な2ストに気筒内噴射と層状燃焼
なんて新規要素を入れたものだから、バックファイヤだの
ミスファイヤだのが多発して試運転も満足にできなかった
ようです。今みたいに電子制御があれば何とかなったのかも
しれませんが、1940年代では無理だったようです。
[
422
]
愉快なイギリス
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2011/06/02(Thu) 22:52
某氏さん、ハイドパークの馬にそんな歴史がありましたか。
帰国後気が付いたのですが、馬で入れるのがハイドパーク、
馬で入れないのがケンジントン ガーデンズとなりますね。
洗濯物は国民性が意外に出ると思います(笑)。
大昔、初めてアメリカに行った時、韓国人のお医者さんとロスの地下鉄(?)
で隣になった時、いろんな話をしたのですが、
その人が言うにはカリフォルニアで洗濯物を干してると、
あの家は乾燥機も買えないんだ、と思われるそうで、
わずか2年の留学なのに、乾燥機買うハメになった、と嘆いてました。
この点、中国やロンドンはそんなん知るか、
とばかりに豪快に干していて気分がいいです(笑)。
上海のあのホコリの中にハタめく洗濯物は中華民族の勇気の証かもしれません。
くさのさん、開発のタイミングが例によってシェルがハイオクガソリンの
本格生産に乗り出す前ですから、どうも圧縮率の問題のような気がしますが、
2サイクルエンジンの圧縮率ってどうだったけ?
という感じの知識しかないので、断言はできません(笑)。
[
421
]
2ストローク
投稿者:
くさの
投稿日:2011/06/02(Thu) 02:47
2ストロークエンジンって、複雑なバルブが不要ななのがウリ
の一つだと思ったのですが、なぜにスリーブバルブ?
[
420
]
うま
投稿者:
某氏
投稿日:2011/06/02(Thu) 00:37
ハイド・パーク、18世紀や19世紀にはどうも紳士淑女が馬や馬車で乗り付ける社交場だったようで、その名残り(ヘタをすれば現役?)でしょうね。そういうのは広い田舎の領地でやれよ、と思ったものですが、これだけでかい公園があるなら、まあ(笑)。
アメリカだと人目に付くところで洗濯物干すのはご法度だと思うのですが、イギリスではそこまでではないんでしょうか。それとも単にその地区の問題か… どっちにしても気候的に外干しには向かなそうなイメージもありつつ(笑)。
[
419
]
エンジン
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2011/06/02(Thu) 00:15
ああ、イギリスに変態エンジンの種はつきまじ、ですね…。
石垣さん、2スロークディーゼルまでなら、例の航空用ユモエンジンもそうなんですが、
このエンジンは何度説明読んでも、ピストンとシリンダーの仕組みが理解できません(笑)…
結局、18気筒でピストンが36個という事なのか…
ささきさん、あれま、ロールス・ロイスもスリーブバルブに手を出して…
って、それをそそのかしたのが、あのティザード使節団のティザードじゃないですか。
しかも2ストローク…
おそらく当時の対爆撃機用戦闘機に使おう、ってことなんでしょうが、
なんぼパワーが出ても、これ後続距離はえらい事になってたでしょうね…
[
1
] [
2
] [
3
] [
4
] [
5
] [
6
] [
7
] [
8
] [
9
] [
10
] [
11
] [
12
] [
13
] [
14
] [
15
] [
16
] [
17
] [
18
] [
19
] [
20
] [
21
] [
22
] [
23
] [
24
] [
25
] [
26
] [
27
] [
28
] [
29
] [
30
] [
31
] [
32
] [
33
] [
34
] [
35
] [
36
] [
37
] [
38
] [
39
] [
40
] [
41
] [
42
] [
43
] [
44
] [
45
] [
46
] [
47
] [
48
] [
49
] [
50
] [
51
] [
52
] [
53
] [
54
] [
55
] [
56
] [
57
] [
58
] [
59
] [
60
] [
61
] [
62
] [
63
] [
64
] [
65
] [
66
] [
67
] [
68
] [
69
] [
70
] [
71
] [
72
] [
73
] [
74
] [
75
] [
76
] [
77
] [
78
] [
79
] [
80
] [
81
] [
82
] [
83
] [
84
] [
85
] [
86
] [
87
] [
88
] [
89
] [
90
] [
91
] [
92
] [
93
] [
94
] [
95
] [
96
] [
97
] [
98
] [
99
] [
100
] [
101
] [
102
] [
103
] [
104
] [
105
] [
106
] [
107
] [
108
] [
109
] [
110
] [
111
] [
112
] [
113
] [
114
] [
115
] [
116
] [
117
] [
118
] [
119
] [
120
] [
121
] [
122
] [
123
] [
124
] [
125
] [
126
] [
127
] [
128
] [
129
] [
130
] [
131
] [
132
] [
133
] [
134
] [
135
] [
136
] [
137
] [
138
] [
139
] [
140
] [
141
] [
142
] [
143
] [
144
] [
145
] [
146
] [
147
] [
148
] [
149
] [
150
] [
151
] [
152
] [
153
] [
154
] [
155
] [
156
] [
157
] [
158
] [
159
] [
160
] [
161
] [
162
] [
163
] [
164
] [
165
] [
166
] [
167
] [
168
] [
169
] [
170
] [
171
] [
172
] [
173
] [
174
] [
175
] [
176
] [
177
] [
178
] [
179
] [
180
] [
181
] [
182
] [
183
] [
184
] [
185
] [
186
] [
187
] [
188
] [
189
] [
190
] [
191
] [
192
] [
193
] [
194
] [
195
] [
196
] [
197
] [
198
] [
199
] [
200
] [
201
] [
202
] [
203
] [
204
] [
205
] [
206
] [
207
] [
208
] [
209
] [
210
] [
211
] [
212
] [
213
] [
214
] [
215
] [
216
] [
217
] [
218
] [
219
] [
220
] [
221
] [
222
] [
223
] [
224
] [
225
] [
226
] [
227
] [
228
] [
229
] [
230
] [
231
] [
232
] [
233
] [
234
] [
235
] [
236
] [
237
] [
238
] [
239
] [
240
] [
241
] [
242
] [
243
] [
244
] [
245
] [
246
] [
247
] [
248
] [
249
] [
250
] [
251
] [
252
] [
253
] [
254
] [
255
] [
256
] [
257
] [
258
] [
259
] [
260
] [
261
] [
262
] [
263
] [
264
] [
265
] [
266
] [
267
] [
268
] [
269
] [
270
] [
271
] [
272
] [
273
] [
274
] [
275
] [
276
] [
277
] [
278
] [
279
] [
280
] [
281
] [
282
] [
283
] [
284
] [
285
] [
286
] [
287
] [
288
] [
289
] [
290
] [
291
] [
292
] [
293
] [
294
] [
295
] [
296
] [
297
] [
298
] [
299
] [
300
] [
301
] [
302
] [
303
] [
304
] [
305
] [
306
] [
307
] [
308
] [
309
] [
310
] [
311
] [
312
] [
313
] [
314
] [
315
] [
316
] [
317
] [
318
] [
319
] [
320
] [
321
] [
322
] [
323
] [
324
] [
325
] [
326
] [
327
] [
328
] [
329
] [
330
] [
331
] [
332
] [
333
] [
334
] [
335
] [
336
] [
337
] [
338
] [
339
] [
340
] [
341
] [
342
] [
343
] [
344
] [
345
] [
346
] [
347
] [
348
] [
349
] [
350
] [
351
] [
352
] [
353
] [
354
] [
355
] [
356
] [
357
] [
358
] [
359
] [
360
] [
361
] [
362
] [
363
] [
364
] [
365
] [
366
] [
367
] [
368
] [
369
] [
370
] [
371
] [
372
] [
373
] [
374
] [
375
] [
376
] [
377
] [
378
] [
379
] [
380
] [
381
] [
382
] [
383
] [
384
] [
385
] [
386
] [
387
] [
388
] [
389
] [
390
] [
391
] [
392
] [
393
] [
394
] [
395
] [
396
] [
397
] [
398
] [
399
] [
400
] [
401
] [
402
] [
403
] [
404
] [
405
] [
406
] [
407
] [
408
] [
409
] [
410
] [
411
] [
412
] [
413
] [
414
] [
415
] [
416
] [
417
] [
418
] [
419
] [
420
] [
421
] [
422
] [
423
] [
424
] [
425
] [
426
] [
427
] [
428
] [
429
] [
430
] [
431
] [
432
] [
433
] [
434
] [
435
] [
436
] [
437
] [
438
] [
439
] [
440
] [
441
] [
442
] [
443
] [
444
] [
445
] [
446
] [
447
] [
448
] [
449
] [
450
] [
451
] [
452
] [
453
] [
454
] [
455
] [
456
] [
457
] [
458
] [
459
] [
460
] [
461
] [
462
] [
463
] [
464
] [
465
] [
466
] [
467
] [
468
] [
469
] [
470
] [
471
] [
472
] [
473
] [
474
] [
475
] [
476
] [
477
] [
478
] [
479
] [
480
] [
481
] [
482
] [
483
] [
484
] [
485
] [
486
] [
487
] [
488
] [
489
] [
490
] [
491
] [
492
] [
493
]
[494]
[
495
] [
496
] [
497
] [
498
] [
499
] [
500
] [
501
] [
502
] [
503
] [
504
] [
505
] [
506
] [
507
] [
508
] [
509
] [
510
] [
511
] [
512
] [
513
] [
514
] [
515
] [
516
] [
517
] [
518
] [
519
] [
520
] [
521
] [
522
] [
523
]
処理
修正
削除
記事No
暗証キー
-
LightBoard
-