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[1358] 南北戦争の騎兵 投稿者:くさの 投稿日:2013/02/08(Fri) 00:23  

まあ、馬に乗れる一般人が戦争しているだけ、というのが最大の理由でしょうね。
ブランディ・ステーションの戦いのように騎馬のまま戦闘が行われたという例が全く
無いわけではないのですが(これも奇襲語後の乱戦に)、多くの場合は戦場では
歩兵として戦っています。騎兵部隊の役割は偵察や高速機動することで、突撃力
が期待されていたわけではないです。日露戦争の日本軍騎兵のような位置づけですね。あと、槍もっているわけではなく、サーベルも役に立たないとの評価がされ
ています。

それでも数はそろえられた様で、北軍には3個騎兵師団からなる騎兵軍団が設立
されています。騎兵はその性質上前装銃では具合が悪いので、後装式の連発銃
を装備していますから、歩兵としてもかなりの戦力になったと思われます(短銃身
の騎兵銃ですので射程は短いでしょうけど)。

そういえば映画「ゲティスバーグ」で、ピケットの突撃シーンがあります。世界最
後の戦列歩兵の突撃と言われていますが、ワーテルローや他の映画で見られるよ
うな一糸乱れぬ行進ではありません。その分リアルなのですが、やっぱり訓練さ
れていないとこんなものかな、という感じでした。


[1357] チャリオット 投稿者:くさの 投稿日:2013/02/08(Fri) 00:05  

想像に過ぎませんが、日本に馬が入ってきた際にはすでに鐙があったからではな
いでしょうか。魏志倭人伝には日本には牛馬はいないと書いてあります。古墳時
代にはすでに鐙が使われいるので、この間にセットで入ってきたと考えて良いので
はないでしょうか。

鐙があればチャリオットは要らないんではないかと思います。律令制では騎馬に優
れたものは騎兵になるように定められています。騎兵の武器が何かは書いてあり
ませんが、その後の流れを考えると騎馬弓兵だったのかなと。弩を使うとなるとチ
ャリオットでないと難しいでしょうが、通常の弓なら騎兵の方が優れているような。


[1356] 馬の戦い 投稿者:アナーキャ 投稿日:2013/02/07(Thu) 21:59  

日本の場合、騎馬もそうですが、戦車(Chariot)もないんですよね。
島国でもイギリスにはあったらしいですから、山が多すぎたのかなあ。

五反田猫さん、ノモハン戦、意外に見落とされがちですが、ジューコフの補給戦もすごいんですよね、あれは。
逆に絶対補給不可能と思ってた日本はそこでも裏をかかれてますし。

くさのさん、南北戦争で騎兵突撃なし、ってのは興味深いですね。
独普戦争で、モルトケに包囲されたフランス軍が騎兵突撃をやってたはずなので、
時代的にはあっても不思議はないはずですが、やはり文化でしょうか。

蹄鉄なしってのは道路事情にもよるような気がしますが、長距離戦は無理っぽいですね。

戦国時代に大八車がないのは、五反田猫さんがおっしゃるように、道路事情なように思います。
大津あたりから京都に至る街道は牛車が輸送手段でしたが、
普通の土の道ではどうしようもなくて、有名な車石が敷設されたそうですし。


[1355] 日本の軍馬 投稿者:五反田猫 投稿日:2013/02/07(Thu) 07:36  

>くさのさま
仰るとおり日本の場合は、戦国時代以降でも蹄鉄も無く、藁で出来た馬沓を使っていました。 南蛮貿易で、西洋馬、鍛冶師も局部的に入ったのですが、鉄砲のように普及しなかったのですね。 

戦国時代に騎馬軍団が無かった説明は、私は簡単だと思います。
去勢していない馬は、雄同士は喧嘩して統一行動は不可能。
雌馬を放せば、それに向かってゆきます(実際、戦場で そうした問題があるので牝馬禁止令もあったそうな:笑)

>戦国時代の輜重
馬や人に振り分け荷物や、長持だったようですね。
悪路の踏破を考えれば、その方が無理がないと思います。


[1354] 馬の調教とか 投稿者:くさの 投稿日:2013/02/07(Thu) 07:20  

戦火の馬は飛行機の中でちょっとだけ見ました。乗馬用の馬に
農耕をさせるって、動物虐待だと思いますけどね。また英軍の
騎兵突撃シーンがありますが、南北戦争では騎兵はもっぱら騎
兵銃での銃撃戦用でサーベル突撃はやっていませんので(その
技術が無かったのでしょうが)、伝統ある軍隊というのは古い
戦法に固執してしまうのでしょうね。

日本の馬が去勢されていないというのは騎馬民族征服王朝説の
否定要因の一つで、馬の埴輪にも去勢されていないことが確認
できるものがあるそうですので、鎌倉以前も去勢はされていな
かったのではないでしょうか。

戦国時代はともかく、江戸時代になると乗馬用の馬自体が少な
くなって訓練もされていませんので、外国人から見たら「野
獣」だったそうですね。もともと日本在来種は気が荒いのかも
しれません(シマウマが家畜化されなかったのは気が荒いから
だそうです)。

幕末に四斤野砲と山砲が輸入されますが、野砲の方は馬での牽
引に失敗しています。当時の調教技術では6頭立てというのは
無理だったんですね。そういうわけで野砲も人力牽引すること
になってしまいますが、平地以外の移動は実際無理だったと思
います(彰義隊は上野まで持っていったらしいですが)。ま
た、例え馬で牽引できたとしても、日本の地形・道路状況では
野砲は役立たずであり、メッケルは野砲を廃止して山砲のみを
配備することを提案しています。将来大陸に打って出ることを
計画していた陸軍は、これは拒否しましたが。

あと、蹄鉄もありませんでしたね。戦国期、江戸中期と輸入は
されているのですが定着しませんでした。ただこれは、西洋馬
とは餌が違うため日本馬の蹄は強く、藁沓で十分だったことも
あるようです。

さらに言うと、荻生徂徠によると、戦国時代には輸送用の車が
無かったらしいです。TVや映画では荷駄部隊が大八車で食料や
弾薬を輸送しているシーンがありますが、あれは嘘ということ
になります。輸送は全て駄馬か人力で行なっていました。


[1353] ソ連軍の軍馬 投稿者:五反田猫 投稿日:2013/02/07(Thu) 07:16  

申し訳ありません、まだ調べていないので、詳しくは判りません。 凄いという意味は、「予定戦場に必要な兵器、弾薬、兵力を集中し、段列を維持する」という基本をしっかりと抑えていたという意味です。 ソ連側はシベリア鉄道の最寄駅:ザバイカルのソロビヨフスコエ駅から700kmくらいの輸送が必要でした。第2次では1万台以上のトラックを用意したとあります。もちろん馬はローカルな移動や輸送に使われたのだと思います。


[1352] 投稿者:アナーキャ 投稿日:2013/02/06(Wed) 21:41  

全然知識がない世界でしたが、軍用馬も奥がふかそうですね(笑)。

五反田猫さん、ソ連は全く知りませなんだ。
ある意味、モンゴルの末裔ですから、それなりの馬は持ってそうですね。
そういや、アメリカの騎兵連隊、今では戦車と戦闘装甲車ですが、
ほんものの騎兵も維持しているらしく、その組織図とか調べてるとちょっと驚くことがあります。

くさのさん、舞台劇から映画にもなった戦火の馬ですが、あれによると、
生き残った馬は主にフランスで、ほとんど売り飛ばされてしまったように描かれてました。
ほとんどが食肉にされてしまったですかねえ…。
戦後はどこも貧乏になりますから、馬の輸送費までは出ないでしょうし。

余談。
ここ1年ほど、ウチに来られる方の検索用語のトップはウィンチェスターミステリーハウスがダントツだったんですが、
一晩にして索敵レーダーがトップになっていて驚きました。
最近は新聞も読んでないので、中国艦船が何かやったらしいと初めて知ったんですが、
そんなに大騒ぎになるような話だったんでしょうかね。


[1351] 戦火の馬 投稿者:くさの 投稿日:2013/02/06(Wed) 08:45  

Wikipediaの戦火の馬のページによると、第一次大戦で英国か
ら大陸に渡った馬は100万頭とありますね。帰ってきたのはわ
ずか6万2000頭で、残りの馬たちは戦死したかフランスで食肉
処理されたそうです。

そういえば、私の父は大戦中は医学部の学生だったのですが、
大学では乗馬をやっていました。軍から軍馬を借りていたそう
ですが、戦争が終わって軍馬がいなくなったため乗馬部は解散
してしまったとのことでした。やっぱり殺処分されたんでしょ
うかね。


[1350] 海外との比較 投稿者:五反田猫 投稿日:2013/02/06(Wed) 07:23  

管理人さま、仰るとおりでドイツも凄いし、日本よりり長い段列を維持し続けたソ連も凄いのです。日本軍は、馬の能力は必死に改造に努めながら、最後まで追いつけなかったのです。砲兵の機動で一番重要な「後馬」は、馬体も大きく気も荒いのですが、言い換えれば、西欧並みの馬をまともに用意できたのはここくらいだったのです。

日本の軍馬は、鎌倉期以降(それ以前は記録不明)はなぜか去勢をせず、出来る技術が無かったとの説も有力です。 つまり江戸期を通じて、軍馬の育成技術も、発展しなかったのですね。オーストリア、フランスでは未だに軍用馬術が伝統として残っていて、これをもみると、育成、調教も含み、総合技術だと判ります。


[1349] 投稿者:アナーキャ 投稿日:2013/02/05(Tue) 22:35  

五反田猫さん、そう考えると、第二次大戦の時のドイツは、よくやってるなあ、という気がしてきます(笑)。

くさのさん、仕事量、つまり馬力で考えた場合、当時のトラクターでも数十馬力はあったでしょうから、
6馬力の馬の牽引では速度的にも動かせる重さ的にもキツイなあ、というのが感じられます。
ここら辺り、馬力と重量から、1日あたりの可能な行動範囲が計算できそうですが、
面倒そうなので、考えた段階でやめました(笑)


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