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[270] 狂気の魔力 投稿者:アナーキャ 投稿日:2011/01/30(Sun) 23:44  

デイトンの空軍博物館は見学中もすげえ、
と思ってましたが、帰ってきてから旅行記のために写真を整理して、
あらためてすげえ、と思った記憶があります。
下手な本を10冊、20冊と読むなら、あの博物館を見学した方が、
よっぽど勉強になると思いますよ、ホンマに。

アブロカーは人を狂わす魅力がありますねえ(笑)。
以前読んだ資料だと、ベンチュリー効果とは別の原理で
大気圧差を造りだして浮くのだ、という話でしたが、
やっぱりさっぱりわかりませんでした…。
あの写真で、前面になにかエルロンみたいのが
あるもの気になるんですが、まあ、ホント謎です…。

あ、エンジン3基でしたね。
つーか、以前も同じ資料から引用して、
ささきさんから指摘された記憶が蘇りました(涙)。
進化ないのう、私…。修正しておきましたです。

ちなみに、リンク先のページの下のほうに、さりげなく
ドナルド・パットが写ってますね。
(generalとなってますが、パットは大将にはなってないはず)
この人が戦後のアメリカ空軍の研究開発部門の主要人物でして、
あの迷走の主要要因でもある人です(笑)。

アブロカーにも絡んでたのか、パット…


[269] アブロカーについて 投稿者:ささき 投稿日:2011/01/30(Sun) 15:43  

ゐきぺぢあ様英語版には、解説の冒頭に「ターボローター気流を
円盤状の機体外縁に沿って噴出させることによるコアンダ効果に
よる浮揚」と書かれていますが、確かにわけがわかりません。

アブロカーのエンジンは2基ではなく3基です。中心軸から
120度の配置で、渦巻き状に配置されています。つまりどの
エンジンも進行方向への推力を出しません(笑

この渦巻きの中心部には自由回転する「ターボローター」があり、
ジェットの力でローターを回し、回転するローターが生じる噴流で
浮き上がるということを考えておったようです。


ゐきぺぢあ「Design」の項には「ターボローター気流の殆どは直下に
噴出され、一部が機体周囲に導かれて姿勢制御に用いられる」と
あります。この解説だとコアンダ効果は関係なく、ただ自由回転
ファンの推力で直接浮揚するように思えます。
しかしアブロカーってあんなに有名なネタでありながら、下から
映した写真がほとんど見当たりません。風洞実験中とされる写真
には下が辛うじて写っていますが、ローター排気口に相当する大穴が
開いているようには見えません。
http://www.laesieworks.com/ifo/lib/AVRO-Car.html

どこまで信用できるのか判りませんが、分解図とされるものを見ると
ローター排気は真下へ抜けるのではなく、「Diffuser Ducts」という
構造で放射状に外周へ導かれ、機体の外周から下向きに噴き出すような
構造だったようです。

ディスカバリーの番組で「複雑なダクト構造のため、ファン推力は
本来の数十パーセントしか発揮できなかった」というナレーションが
ありましたが、さもありなん。ローター排気が真下に抜けるようにして
おけば、2メートルくらいは浮けたかも知れません。

でもどこがコアンダ効果と関係あるのか、相変わらずよくわかりません。
ひょっとして、ローター排気を真下ではなく、ぐるりと曲げて円盤
周囲から噴き出すための仕組みを指しているのでしょうか。しかし、
上下左右のふさがったダクトに通した気流が曲がる現象を「コアンダ
効果」と呼んで良いものやら。個人的には、あんまり関係ないような
気がします。

むしろコアンダ効果…高速気流を翼面上に積極的に当てて揚力増大・
剥離防止効果を期待する意味ならば、もう一つの「空飛ぶ円盤」、
ボート V-173/XF5U のほうが適切な気がします。


長文・連投ごめんなさい。


[268] 狂気の展覧会 投稿者:ささき 投稿日:2011/01/30(Sun) 14:52  

その金と権力と狂気の産物を、これでもかと展示しているデイトンって
思い返せば凄い場所だったんですね(笑
あのICBM塔も凄かった。とかく忌み嫌われがちなICBMをあんなに
正々堂々と展示して、「お前ら、本当にアメリカを守っているのは俺達
なんだぞ!」というSACの叫びが聞こえてくるようでした。

ロッキードの XF-90、ゐきぺぢあ様英語版のご神託によれば1機は
破壊強度テストにかけられ、もう1機は原爆実験の標的機にされたそうです。
この標的機は爆心から離れたところで爆風による破壊実験に供された
らしく、残骸が回収されてデイトンで修復中とのこと。
構造の隙間に入り込んだ放射性物質を除去するため、全リベットを外し
バラバラにして洗浄するのだそうです。よくやるわ…



[267] 素敵戦闘機 投稿者:アナーキャ 投稿日:2011/01/30(Sun) 00:53  

ああ、核心をついてきますねえ(笑)…
そんなわけで、今回から、そのステキすぎる迎撃戦闘機編に入りました。
書いてると、狂気に金と権力と妄想癖を与えるとえらい事になるなあ、と痛感してます。

Penetration Fighter計画は、全く知りませんでした。
あれま、そんな事もやっていたとは…
XF-88とかは、この計画の機体でしたか。
ロッキードの機体も知らない機体で、こんなのもやってたのか…。

カミナリのカナきり声、XF-84Hは海軍の話からみで紹介しようかと思ったのですが、
さすがに終わらなくなるので端折りました。
もしかしたら、後で登場するかもしれません。


[266] スカポンタン達 投稿者:ささき 投稿日:2011/01/29(Sat) 00:43  

McDonnel XF-88, Lockheed XF-90, North American YF-93 など、巡航抵抗削減で
航続距離を伸ばそうとした侵攻戦闘機(Penetration Fighter)計画もありました。
その直前には巨大燃料タンクを抱いた Bell XF-83 だとかターボプロップとの
ハイブリッドで燃費を稼ごうとした Convair XF-81、地上整備員を
卒倒させる超音速プロペラの Republic XF-84H なんてステキな仲間も
います。

でもこの辺の試作長距離戦闘機群は、同時期に作られた地上誘導迎撃バカ一代シリーズ、
F-89 だとか XF-91 だとか F-94 に比べればずっとマトモに見えるのがにんともかんとも。
この後が「たのしい無人戦闘機」F-98/99、あるいは F-98 の母機である
F-102 やら F-106 になっちゃうのは自然な流れだったんでしょうかね。



[265] 修正 投稿者:アナーキャ 投稿日:2011/01/27(Thu) 18:53  

27日深夜から28日18時ごろまで、一部の環境からだと入れない状態になっていました。
現在は復旧させてあります。なんだこりゃ、と思った皆さん、どうもすみません。

kazzさん、ご指摘、どうもです。


[263] 補足 投稿者:アナーキャ 投稿日:2011/01/24(Mon) 22:02  

なんか誤解しそうな表現なので補足を。
キチンとした説明は連載の方でいつか…。

軽いというのは質量と比べて、推力が十分にある、という事です。
(むろん、絶対質量が小さい方が有利だけど、それだけではない)

でもって、ここで肝心なのは重さではなく、質量なのだ、という点。
ここがボイドの理論のキモとなってゆきます。
つーか、もし彼が天然ボケでなく、確信犯であの数式を関係者に示したのなら、
理論の発表から40年近く、私達は軽くオチョくられていたのかも知れません…。


[262] それもだ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2011/01/22(Sat) 21:58  

連載始めたばかりで、何だか次々に核心をつく話が出てきてしまって、今後の展開が不安になりますが(笑)、
結局、ボイドの理論を突き詰めると、不利な状態、有利な状態にそれぞれなった時、
そこからどれだけ動けるのか、余力はどれだけあるのか、といった話になって行く部分があります。

Migの優位の大きな部分として、なにせ小さくて軽い機体に
それなりにハイパワーなエンジンを積んでしまったので、
どんな高度、どんな機動、どんな姿勢からでも、次の行動にすばやく動ける、という点があります。
なので、後ろを取られても、初弾さえ当たらなければ振り切れる可能性は高いし、
後のベトナムでは、ボイドがネリスで教官やってたころに予言したとおり、
ミサイルまで振り切りまくることになるのです。

例の数式に重量と速度がはいってるのは、要するに慣性の力を旋回(円運動)などで見る場合、
加速度は表に出てこないのだから、速度で見ちゃえ、という事なんだと思います。

軽くて早い、つまりパワーウェイトレシオと言うのが重要なのだ、
それは地球の重力と、慣性の力の中で戦うのに、どうしても避けられないのだ、という話を徐々にしていく…はずです…。


[261] あくまで聞きかじりの話 投稿者:ささき 投稿日:2011/01/22(Sat) 20:57  

MiG-15は実用上昇限度がF-86より高かったため、40000ftくらいの高々度で待ち伏せて高位からの一撃離脱戦法を好んだそうな。
んでもって、F-86は大型の油圧エアブレーキによる減速がMiG-15より効いたので、わざと高位から襲わせて急減速し「前につんのめらせて」攻撃する戦法を好んだそうな。


[260] そこだ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2011/01/22(Sat) 16:30  

Mig15/17の場合、上昇力と同時に最大高度もジェット機同士のため互角、とういのが大きかったりします。
この点、疾風は6000mでアップアップですから、そこから上昇力勝負には入れないのです(死にます)。
アメリカ陸軍から空軍の戦闘機乗りの伝統的な戦い方は、相手の上(より高高度)からパワーダイブで、
ですから、意外に最大高度と言うのが大きかったりします。

この“垂直面での運動性”というのは、まさに後ほどクリティカルな問題となってきます。

ただ、アメリカ陸軍の場合、ヨーロッパでドイツと戦うのに夢中で、
そもそも、日本機の研究も対策もまともにやってないんですよね(笑)。
空軍大学あたりのテキストみても、ほとんどがヨーロッパ戦線のものです。

他にやることなかったアメリカ海軍は熱心なんですが、そこら辺を参考にしたのかどうか…

追伸。
ルメイの後の空軍参謀総長の名前に“D”の字は見えん、
というご指摘をいただきました。
でもって、良く見てみれば、あれま、ホントだ。
長年、マクダネルだと思い込んでましたが、
McConnell、マコーナル(マカーノ?)、が正しいですね。訂正しておきました。


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