虎よ、虎よ
ウィリアム・ブレイクの詩でも アルフレッド・ベスターのSF小説でもなく 国立大学の計算機学科に入った学生さんが
演習でタイガー計算機の使えるようになるまで しごかれる歌ですかな。
実は私も計算機屋の端くれのなれの果てなので 虎式計算機 使えます。
それは もやい結び、ブーリアンノットを死ぬまで忘れない山屋みたいなものかな。(私、こちらも暗闇でも結べます)
ひょっとして五反田猫さんと同窓かも、、私。
ところで私のちょっと上まで世代の四輪ラリーのナビゲータは 揺れまくるラリーカーの ナビシートの前の丈夫な台に固定された
手回し計算機のハンドルを回すのが仕事だったようです。
アナコン、アナログコンピュータは80年代までは日本の古い工場ではプロセス制御なんかに現役で使われてました。
それがどういう物であったかというと アナログ電気回路で 加減乗徐算や対数、逆対数の計算をするもので 回路変更を容易にする為にパッチボードと呼ばれる
電話交換器みたいな配線板を交換することで 「プログラム」つまり回路を入れ替えてました。
有効数字はまあ 2〜3桁が良い所でしょうか。
半導体のオペアンプ(演算増幅器)でできることは 基本的に真空管でも同じことはできますが 体積と消費電力が2〜3桁位大きくなるので
アナコン史の最後の方の仕事をしようとすると実用的な大きさにならないと思います。
まあ、真空管アンプでウォークマンを作っても実用にならないようなイメージでしょうか。http://plaza.rakuten.co.jp/vajra33/