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[2517] アジア最初の飛行場 投稿者:くさの 投稿日:2014/10/07(Tue) 13:35  

ドンムアン空港を調べたら、サパトゥム飛行場からの移転とありました。このサパトゥ
ム飛行場って、1911年にできたそうです。ということは日本初の飛行場である立川
飛行場と同じ年にできたことになります。開港が何月なのかは分かりませんが、ひょ
っとするとアジア最初の飛行場かもですね。タイ空軍って凄いな。

ところで羽田は1931年に開港となっていますが、飛行場自体は1917年にできていま
すね。それでも1914年にできたドンムアン空港より3年遅れです。


[2516] 空港 ゴルフ 投稿者:五反田猫 投稿日:2014/10/07(Tue) 07:14  

ドンムアン空港のゴルフ場は、一般利用も可能と聞いておりましたが、何と体験記がありました。

滑走路を横切るとか、騒音の中でのパターとか、盛りだくさんですね(笑)
成田空港内の民家と並んで、珍空港として勝手に登録です。

http://blogs.yahoo.co.jp/yasuch_na/14890546.html


[2515] バンコクの野良犬は団結せよ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/10/06(Mon) 21:42  

ささきさん、感想どうもです。
上海は意外にバンコクと似てるかもしれません。
私もTVの路上解体はまだ見たことないですが(笑)、
高層ビル、オシャレな商業施設の直ぐ裏に、ウェットマーケットが建ち並び、
フルチンで裸の子供が走り回ってる、という辺りは同じような部分があります。

五反田猫さん、情報どうもです。
あれま、天下のJALでの国際線でもバス搭乗アリですか。
となると純粋に空きのあるなし、みたいですね。

タイの王様肖像画のスゴイところは、あれ、強制されてないんですよね。
自分で好き勝手に掲示してるのがほとんどだ、との事で、そういうのもあるんだ、と思いました。
焼肉屋については、バンコクでいろいろ驚いたので(笑)、記事の中で書くとおもいます。


[2514] あれこれ 投稿者:五反田猫 投稿日:2014/10/06(Mon) 07:55  

>成田空港 第二ターミナル
ターミナルを結んでいた横に動くエレベータが消えて、向こう側のサテライトには長距離を歩く事になりました。
バスにのるのとどちらが良いかは微妙です(笑)
午前中の出発は多いので、マイナーな便はバスになる事が多いですね。 JAL便でも午前のアジア便はバスになる事があります。

>王様万歳!
軍事政権が王様を、権威の裏付けとして使うのは、過去の歴史からも納得できますね。「幕府」は、まさに軍政で、その権威は天皇により裏付けられていますから、同じ考えです。
ただ、タイ人の王族好きは、特徴的で、海外のタイ料理の店でも、国王夫妻の写真を見る事が多いです。
一昔前は焼肉屋で、金日成の写真を見ましたが、最近は全く見ません。世代の問題なのでしょうか...


[2513] 暴走!(゜∀゜) 投稿者:ささき 投稿日:2014/10/06(Mon) 07:24  

いいなー、私は根城がアメリカで「海外旅行」といえば欧州だったので、
日本以外のアジアの国は殆ど行ったことがないんですよ。
3年前に訪れた上海の旧市外は目くるめくパラダイスでした…
路上で鶏や蛙やTV(!)を解体してその場でパーツ単位で値段考証しながら
売るなんて、男のロマンですよね!(何が?)
タイ国暴走記、期待してます!


[2512] こんな数字が 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/10/05(Sun) 20:59  

くさのさん、情報どうもです。

こんな情報が公開されてたとは知りませんでした。
A330クラスで成田に1回離着陸するだけで538,450円ですか。
ほぼ満席、300人前後の乗客として1人あたり1800円、
さらに出国時に各個人から2000円の空港利用料金を取ってるんだから、空港、いい商売だな。

しかし13000円節約するくらいなら、一人45円プラスして、搭乗橋を使わせてくれた方がいいですね。
行きも帰りもでしたから、ちょっとあれは不便でした。

普通の座席で5時間以上は結構キツイですが、ビジネスクラスなら、
ある程度は快適かもしれませんね。
東南アジア方面の格安航空会社は日本に殺到してる状態ですから、
今後は、安くてさらに快適、というのが増えてくれるのを願ってます。
できれば香港方面(笑)。


[2511] ボーディング・ブリッジ 投稿者:くさの 投稿日:2014/10/05(Sun) 03:39  

成田のボーディング・ブリッジ使用料金は13000円だそうです。ただ、国際線だけ
に適用され、国内線は無料とのこと。この13000円をけちっているのか、あるい
は偶然ゲートが満杯だったのかですね。

http://www.naa.jp/jp/b2b/fap/charge/charges.html

ところでエア・アジアには羽田-->クアラルンプル便にビジネスクラスが設定されて
ますね。個人旅行をする機会があれば、使ってみたい気がします。


[2510] 来たが 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/10/04(Sat) 23:35  

どうなるんだと思ってたパナソニックの次期LXカメラシリーズ、
いきなりLX-100となって11月発売ですか。
かなりすげえ、という内容ですが価格も凄くて(笑)、従来の倍の10万円前後らしい。
いや、買うのは決定済みですが、さすがに予算オーバーで、しばらく様子見だなあ。


[2509] 水平位置 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/09/30(Tue) 00:50  

無責任さん、内容を確認しました。

まず最初の映像で上下する砲尾の右側に見えてるのが装薬手の足場構造で、
これが出っぱっているため、引っかかってしまうわけです。
そして後ろの二段構造の下段に居るのが信管担当ですね。
この手前にも作業用の小さな足場があったはずなんですが、
これがどういう構造だったのかはよくわかりません。

次の映像を見ると、かなり浅い角度だけ砲身を下げて撃ってますね。
となると、あの出っ張りが引っかからないようにするには、
装填位置から砲尾をちょっとズラすだけでもいい、という事なのかも知れません。
ただあれだけ浅い角度だと、下に居る信管係は相当怖いでしょうね(笑)。


[2508] 無題 投稿者:無責任 投稿日:2014/09/30(Tue) 00:15  

http://www.youtube.com/watch?v=dVvEPTYrcXA
さらに追加でBB-64ウィスコンシンの発砲シーケンス。1991年の撮影とあり、発射薬の装填が非常にゆっくり行われている点が印象的ですが、注目は 1:30 より砲塔内部から発射時のリコイルを映してくれています。


[2507] 射角修正(汗 投稿者:無責任 投稿日:2014/09/29(Mon) 23:45  

失礼、ページ間違えてました。こちらの5枚目です。
http://shachonokobeya.blog71.fc2.com/blog-entry-425.html

またそこからリンクされている Training Film と称された映像の 7:00 以降にて、主砲の上昇・下降の様子とクルーのポジションを確認できます。
http://www.youtube.com/watch?v=0OmOQs0ziSU
確証はありませんが、装填角から最大仰角まで動かしてるのではないでしょうか。


[2506] 旅行記 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/09/29(Mon) 22:09  

KOMITIさん、どうもです。
前回のワシントンD.C.編に比べると密度は薄いのですが、
暴走の度合いは異常に高いので(笑)、そういったものだ、
という心がまえの元、お待ちくださいませ。
例によって基礎編から入って行きまする。


[2505] まってました! 投稿者:KOMITI 投稿日:2014/09/29(Mon) 10:44  


お久しぶりです!
(ロ社/パ社マーリンの件では貴重なお話有難うございました。)
そして、おかりなさいませ〜♪(タイへ行ってらしたんですネ♪)

新・旅行記、楽しみにしてまーす♪^^


[2504] 帰国 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/09/28(Sun) 14:59  

てなわけで無事、帰国しました。
この後、旅行記をぼちぼちやって行きます。

無責任さん、帰国後確認しましたが、やはり下のリンクの写真、
見れませぬ(笑)


[2503] さらばバンコク 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/09/27(Sat) 10:33  

すみません、上のリンク先を見る限り、そのような写真は見当たらず、
下のリンク先はタイ国内からは警察の検閲規制がかかって見れませぬ(笑)…

日本に帰ってから確認しますが、現地で見た砲員の教育映画で水平には撃つな、
と警告してるので、普通には撃てないはずです。
問題はホイストではなく、装薬の装填足場構造と、その下にある
信管係りの部屋(?)でして、構造上、そう簡単ではないのは確かです。

なるほどワイア、一種のコヨリで、千切れていたら何かおかしい、という事ですか。
そういった整備のやり方もあるんですね。

とりあえず、現時刻をもってバンコクのホテルから撤収です。
今夜の夜1時の便で帰国いたします。


[2502] 戦艦主砲仰角他 投稿者:無責任 投稿日:2014/09/27(Sat) 00:06  

空気を読まず BB-62ニュージャージーの主砲水平射撃についての話。
姉妹艦ミズーリ主砲の尾栓周辺を真上から撮った写真がこちらで見られました。
http://shachonokobeya.blog71.fc2.com/blog-entry-426.html
http://blog-imgs-42-origin.fc2.com/s/h/a/shachonokobeya/2012031510392214c.jpg
これを見る限り、仰角10度や20度程度ではホイストまでの空間に大差はなく、このスペースがあれば駐退復座に十分な構造だったと思われます。おそらく水平でも問題なく撃てたのではないでしょうか。

少し戻ってボルトの緩み止めのワイヤリングについて。
雑誌で読んだ元レースメカの発言によれば、確かに緩み止めになるわけがないとのこと。しかし間違いなく締めたボルトに対して施されたワイヤリングは、一種のチェックリスト、あるいは封印として機能するため、締め忘れの見落としを防ぐ上で無意味では無いという話でした。裏を返すと、形だけ真似てただ針金を通したのでは意味が無いということです。

今回の旅も多大なる戦果をあげつつあるようで、無事の帰還と報告を楽しみに待っています。


[2501] バンコク 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/09/25(Thu) 21:28  

入国翌日にフロントのお姉ちゃんにまだまだ雨季よ、と鼻で笑われましたが、
晴れ男能力を全開し、ここまでは事なきを得ています(笑)。

PPIスコープは機上用の射撃管制レーダーではそれほど意味がないのですが、
地上で使う警戒レーダーではかなり作業効率を向上させますね。
あれもアメリカの力のひとつかもしれません。


[2500] それ以前の問題 投稿者:五反田猫 投稿日:2014/09/25(Thu) 05:46  

タイではお天気は如何でしょうか?

スポコンのような反復訓練で身に着けるのは、一見有効そうですが、原理を知らなければ応用が出来ません。
兵ならば まだ良いでしょうが、指揮者や作戦立案者、仕様の策定者と設計者まで同じだと、どうにもなりませんね。

飛行機の無線がノイズで使い物にならなかったレベルで、機上電探がどの程度のレベルかといえば想像がつきます。この体験者の御話は、それを裏付けていますね。

仕事で縁がある米国系オシロスコープのテクトロニクスは、円形ディスプレイのレーダ表示機を発明しています。
こういう人間とのインタフェース部分を判りやすく一目瞭然にするのは、地味なようで重要ですね。事実、米軍は勝利の要因として表彰しています。

方位、距離、高度を名人による読み取りにたよった日本の電探は、空中の過酷な環境でそれを求めて、どんな罰ゲームだと思います。


[2499] 家元 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/09/24(Wed) 22:27  

そこは日本のレーダー技術情報に関する総家元みたいなところですから、
散々、無断で参考にさせてもらってますね(笑)。

日本とドイツの場合、マグネトロン技術の弱さで
高周波数にいけなかったのですが、日本に限って言えば、

それ以前の部分も大きかったというのは事実でしょう。
教科書は読んだ、数式も解いた、でもどうしてそういった方程式になるかは
一度も考えたことが無いまま大学を出ました、という皆さんの作業、という印象があります。
軍も民も、戦前の頭がいいとされる皆さんはそんな感じがどうしてもあります。


[2498] 月光の電探 投稿者:五反田猫 投稿日:2014/09/24(Wed) 07:03  

旅行中との事で、如何お過ごしでしょうか?

こちらに、実際に少年兵として電探を使った経験がある方のお話がありますね。回路図もあって、これをみるとかなりシンプルな作りなのが判ります。
http://www91.odn.ne.jp/yaswara/

航空機用の問題点として、電源が不安定、送信、受信の周波数特性が合っていない事が推定されています。
当時は全てアナログで、電源が不安定ならば、デコボコの定盤で寸法を測るようなもので、どうにもなりません。
送信、受信の感度の中心周波数があっていないのは、製品としては未完成さを感じます。本来は作る側で調整してから出荷ですが、その程度の品質管理も出来ず、ノルマ達成で員数合わせの結果なのでしょうか。

とくにFD-2の場合は、空中に上がり利得調整をしたとありますが、地上で出来ないのは、温度の影響や、回路が安定するまで時間がかかったのかもしれませんね。
いづれにせよ、かなり未完成で、本来ならば実験を重ねてから改良すべきレベルだったのでしょう。


[2497] 実は見てます 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/09/23(Tue) 23:25  

日本から2時間遅れながら、一応、こちらもチェックしております(笑)。
婆裟羅大将さん、情報どうもです。
双発戦闘機は回転銃座で戦えばいい、という間違ったアイデアの先走りと、
エンジン馬力は2倍になるけど、きちんとやらないと負荷は簡単に2倍以上になる、
という辺りに気がつかなかった、というか技術的、戦術的過渡期で
気がつけなかったのが敗因だと思っております。

あ、あれワイアですか。
ねじってるように見えたので鎖かと思い込んでました。
レース現場でも使われてる技術とは知りませんでした。

名無しのゴンベエさん、ウチの記事が何かの役に立ったなら何よりです。
娘さんと趣味があうようなら、楽しいでしょうね。
私は、現在バンコクで子供と犬と猫に避けられまくって、
少々泣きたくなっております…


[2496] 無題 投稿者:名無しのゴンベエ 投稿日:2014/09/23(Tue) 18:49  

初めまして。
このサイトで航空機に興味持って、先週小松航空祭に行ってきました。とても楽しかったです
ここのおかげで、間近で戦闘機を見る機会まで得られました。感謝しております。おかげさまで娘も航空機ファンになりました。
今後も楽しみにしてます


[2495] 鎖ではなくワイヤーかもしれません 投稿者:婆裟羅大将 投稿日:2014/09/23(Tue) 15:16  

管理人さんがいない間に荒らしときますね。(笑)
月光の改訂記事 興味深く拝見しました。
月光に限らず、双発戦闘機は各国ともあまりヒット作がなかったということでしょうか。
10年、いや5年後にどのスタイル、機種がモテモテになるかはどの国も読めなかったようですね。

ところで栄エンジンの外側のボルトの「緩み止め鎖」の件ですが、ワイヤーをよじり合わせて2本のボルトの頭に開けた穴に通して緩まない向きに張ってあるいわゆるセーフティーワイヤではないかと思います。
このテクニックは、四輪、二輪のレースの世界では過去の技術ではありますが普通に行われています。(過去形?)
それには専用の工具、ワイヤーツイスターというのまで作られていて、レース少年の憧れのツールでした。
その後四輪の方は良く知りませんが二輪の方では 緩みに対して色んな技術が駆使されて あまり使われていないようですが
今現在はどうなんでしょう。
現実的には緩み防止というよりは緩んだ時の脱落防止、保険にしかならないのは明らかですからね。
緩まない為には脱脂して必要なトルクをかけて締めて軸力(張力)をかけて摩擦が正しく発生するようにするしかないのですよ。

婆裟羅はオフロードのレースがメインだったので ッφ0.5mmのSUSのセーフティワイヤは持ってはいましたが、雨と泥のレースでハンドルのグリップゴムが緩むのを防止する為に使う程度でした。
あるときラリーでオイルドレンとフィラーにワイヤリングを要求され、車検前に慌ててボルトの頭に穴(φ1.5)開けたことを思い出しました。

タイ旅行、楽しんできてまた面白い物紹介してください。
で 帰ってきたらまた遊んでください。


[2494] さらに出立 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/09/22(Mon) 09:30  

というわけで、成田です。
以前の無料ネットコーナーは、無料Wifiコーナーに変わっておりました。
まもなく、搭乗でございます。
無事でしたら本日夜から前線日記の方の更新を開始します。
でわ。


[2493] 出立 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/09/22(Mon) 06:17  

てなわけで、本日よりバンコクに出かけてまいります。
一応、現地ホテルからネットはできるはずですが、
相手はバンコクなので、行って見ないと断言はできませぬ(笑)…
今後、書き込みが無かった場合、接続に失敗したと思ってくださいませ。
その場合は日曜日まで音信不通となります…。


[2492] 晴嵐追加 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/09/21(Sun) 15:27  

今さらですが、晴嵐に追加情報がありました。
秦さんの第二次大戦航空史話にそういや記事があったなと読み返してみたところ、
出撃前、最後の寄港での塗装変更は全体を銀色にし(ジュラルミン無塗装状態?)
さらには青丸に星まで書いて、どうもP-51に偽装しようとしたみたいです。
降伏後、晴嵐を海中に破棄してしまったのは、この塗装が米軍に見つかると
問題になるのを恐れたためだそうな。
秦さんは、当時の関係者にインタビューしてますから、恐らく事実でしょう。

となると晴嵐の模型を出撃状態で造る場合、銀色、アメリカ軍マーク付き、となりますね…


[2491] 記録 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/09/20(Sat) 23:23  

ささきさん、情報どうもです。
ささきさんの場合、私以上にいろいろ見てると思われるので、
今後、気が変わってくれるのを待ちますね(笑)。

紫電改、謎が謎を呼びますが、同じような写真と言う事で
アップしなかった空軍博物館の写真で確認すると、
やはり左側には穴がありません。
http://majo44.sakura.ne.jp/si.jpg
チャンプリンの後のレストアなので、そちらを参考に
塞いでしまった可能性もありますが、どうもささきさんの推理が
正解ではないか、という感じがしますね。


[2490] 軟弱者! 投稿者:ささき 投稿日:2014/09/20(Sat) 00:42  

>アナーキャさん
航空機愛好機関改定おつかれさまです。期待してます。
(←自分も博物館やエアショウに行ってるのに写真アップなんかとうに諦めて
しまった軟弱者^^;)

主翼付け根の下向き穴、学研「紫電改」に入っている渡辺利休さんの図面では
「増槽振止孔」とありました。胴体下に増槽を吊ったときに、その前後に当てる
つっかえ棒(増槽振止金具)を挿入する穴でしょう。後部にも同じ目的の穴が
あり、そっちにはカバーがあるようです。何で前だけむきだし?
図面では左右の主翼付け根・主輪前方に対称に開口していますが、同著には
チャンプリンに置いてあった時代の「343-35」号機の各部写真があり、
それを見るとやはり右側だけが開口しており、左側は金属板で完全に閉塞されて
います。復元時の考証ミスかもしれませんね。
なお「オイルのサンプ穴?」というのも当たらずとも遠からずで、図面では
もう少し前方のカウリング下面に排油穴が設けられていました(これも通常は
カバーで塞がれているようです)。

無線機はアンテナだけでなく、初期にはアース線の配線が他の電気系と共通になっていて、
これを分離しただけで雑音が大幅に減少したという話も伝わっています。
無線機の性能じたいも良くないのですが、アンテナやアースなどの配線の
ノウハウもだいぶ遅れていたようです。このへんはやっぱり、自分達で
試行錯誤して積み上げた国と、出来たものを買って来てコピーした国の
地力の違いなんでしょうね…。


[2489] 平手うちの後、それでも男ですか! 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/09/19(Fri) 22:10  

ささきさん、情報どうもです。

アンテナ線、レストアミスではないようですね。
343空辺りの紫電改はある程度無線も使えたとされてますが、
そういった無線改良の一端でしたか。

下面無塗装ルールと、20mmの取り付の工夫は知りませんでした。
となるとB-29の上を取る気だったのか、日本海軍…

どうやら旅立ち前までに、最初の予定の8機分の全面改訂が終わりそうです。
最後もまた日本機です。
かなりシンドイ作業になってますが、この後の旅行記を考えると
キリのいいとこまでやっておかないとなので。


[2488] カイ・シデン 投稿者:ささき 投稿日:2014/09/19(Fri) 11:44  

紫電改の<字型アンテナ空中線は「折り返し型」とも呼ばれ、無線電話の感度不良対策として
空中線の長さを延長するため昭和19(1944)年頃から実施されたようです。新造機の仕様に遡って
適用されたかどうかはわかりません。配備済みの機体には現地改造で対応されたようで、若干の
バリエーションがあります。学研歴史群像の「紫電改」には、大村基地で撮影された米軍提出機の
「TAI 002」が<字型の折り返しアンテナを付けている、という解説があります。

紫電改のばかでかいフィレットは原型の強風にまで遡ります。強風(後の紫電も)は胴体中央から
主翼が生える中翼だったので試作機はフィレットなしで作られたのですが剥離が発生して問題となり、
剥離防止に試行錯誤したらだんだん大きくなってあんな有様に。川西社内でも「乾燥バナナ」と渾名
されていたそうです。
強風や紫電は主翼取り付け角が根元で4度もあったそうで(P-51はA型が1度D型が0度、Fw190は
2度)、この
大きなり付け角が剥離の原因だったのかもしれません。揚力係数の低い層流翼で離着陸特性を確保
しようとしたのかも知れませんが、あのデコボコ仕上げで層流翼の恩恵があったとは考えにくく、
単にトラブルの種を増やしただけのような…。

主翼付け根の穴は正体不明ですが、操縦席通風穴の痕跡ではないかと言われています。日本のガンカメラは
あくまで演習用で主翼上にガパッと取り付けるもので、主翼内に収まるような小型のガンカメラは
無かったと思います。下向きの穴はわかりませんが右翼だけに開口しており、内部に何か配管らしい
ものが見えるので、エンジンオイルか燃料ガソリンのサンプ(配管最低部分に排出口を設け、混入した
ゴミや水分を捨てる穴)かもしれません。

2段に開いているオイルクーラー吸気口は、おそらく試験飛行で油温過昇が報告され、しかし
今からカウリング設計変更してたら間に合わないので急遽オイルクーラー直前に吸気口を増設した
のではないか(オイルクーラー本体も大型化してはみ出たのでないか、という説もあり)
と言われています。
零戦と違ってオイルクーラーフラップまで付いているのに、例の防火壁直後の胴体スリットが開口して
いるのは謎ですねぇ。エンジンルーム後方には隙間を開けるのが当たり前だ、みたいな思い込みでも
あったんでしょうか…。

機体下面が塗装されていないのは、それが海軍の規定だからです。海軍では腐食しやすい艦上機・水上機は
全面塗装ですが、陸攻や局戦のような陸上機は下面無塗装、上面のみ迷彩塗装という規定でした。

ちなみに20mm機銃の付け根が出っ張っているのは、機銃に仰角が付けてあるからです。よく見ると機銃の
銃身が主翼前縁の先端ではなく、やや上寄りに出ていることがわかると思います。これはB-29への
攻撃方法として背面降下攻撃が有効と判定され、しかしプラスGをかけながら撃つ背面降下攻撃では
弾道が下に流れて照準できないことがわかったので、機銃のほうに仰角を付けて上向きに撃ち出すように
したものです。紫電改の試作1号機では膨らみがなく銃身が真っ直ぐに出ていますが、試作6号機では既に
膨らみが付いており、量産全機がこの仕様になっているようです。雷電や零戦にも同じ対策が施されて
います。


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