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[1295] 責任者不在 投稿者:アナーキャ 投稿日:2013/01/15(Tue) 22:40  

なるほど、そういう考え方もありますか。

この場合、統帥権とは何か、という点が重要ですね。

まず明治憲法に置いても、天皇の存在を最高の位置におきながら、
天皇の存在とは別に司法、立法、行政の三権分立は明確に行われていました。
当然、軍は行政機関により運用され、その予算は議会に握られるはずです。

が、面倒な事に、軍に関しては
第11条 天皇ハ陸海軍ヲ統帥ス
という条文が存在してしまいました。

同じ天皇の権限でも、行政に関しては
第4条 天皇ハ国ノ元首ニシテ統治権ヲ総攬シ此ノ憲法ノ条規ニ依リ之ヲ行フ

立法に関しては、
第5条 天皇ハ帝国議会ノ協賛ヲ以テ立法権ヲ行フ

と、憲法、議会に縛られるのに対して、軍事に関しては、
天皇の専断が許される、と解釈されかねない一文があったわけです。
これが統帥権が行政、議会から独立した権限である、とされた根拠です。

が、この条文の解釈は多くの憲法学者によって、三権から独立しない、
とされており、少なくとも昭和に入るまでは、それが当然の考え方でした。
昭和に入ってからも、佐々木惣一の昭和5年の著作、
日本憲法要論などでは軍が三権から独立する、
という話はなんら法的な根拠はない、と断言されています。

では、なぜ統帥権を盾に軍の独断先行が可能になったのか、というと単純に、
連中が国内で一番多くの鉄砲を持ち、人殺しに向いていたからに過ぎないように思われます。

きっけかは、昭和7年(1932年)の5.15事件で、立憲国家の首相を軍人が暗殺する、
という恐るべき事件を起こしながら、軍関係者の処罰が禁固4年〜15年前後で済んでしまった事でしょう。
この結果、軍はいざとなったら、政治家を殺してしまえばいい話だ、と考え始めます。
これが2.26事件に繋がるわけで、以後、日本の政治家が軍を恐れたのは、純粋に命の危険からです。
戦前の近衛首相などの記録を見ると、露骨に軍から暗殺されることを恐れているのがわかります。

こういった面から見て、軍が政治に食い込んだ過程は単純な暴力革命に他ならないでしょう。
統帥権や帷幄上奏権うんぬんは、それにともなう理論防御、屁理屈に過ぎないように見えます。

ただし、日本のマスコミが軍部独裁の手助けをした、というのは確かに事実です。
これは日露戦争講和の際、日本中で起きた暴動をあおった事から始まり、
5.15では犯人の軍人擁護の論陣が目立ちましたから、連中にも相当な責任があります。

とはいえ、そこから日本国民がこの体制を支持していたか、というと何とも言えません。
永井荷風は特殊例かもしれませんが、彼などはあきらかに昭和の軍人体制を嫌ってましたし。

とりあえず、昭和初期の軍事国家は、やはり暴力を媒介に成立したものであるのは間違いありません。
独創的という面も、あまり無いように思うわけです。


[1294] 日本の場合 投稿者:五反田猫 投稿日:2013/01/15(Tue) 21:13  

例によって本旨と関係ないツッコミで済みません。

日本の参謀本部が史上稀な完敗をしたのは紛れも無い事実で、その点は駄目組織である点は反論の余地はありません。
但し、統帥権という法の穴を付き議会政治を骨抜きにし、マスコミ利用で国民の支持を取り「草の根軍国主義」政治体制を作ったのは独創的な発想という見方も出来るように思います。 誰でも自分で自分を客観視できませんから、軍部が政治の中心に座れば国家戦略無き戦争で、未曾有の大敗北をしたのも主因で、軍人が政治を主導すればよほど運がよくない限りエライコトになるのは言うまでもありません。
何が言いたいかと言えば、日本の場合は 軍人がマスコミ操作をして、国民がしっかり支持した点は、軍事クーデター誕生する軍事国家と違うのだという点です。


[1293] 戦法 投稿者:アナーキャ 投稿日:2013/01/14(Mon) 22:49  

本文中でも書きましたが、電撃戦を一つの定義でまとめるのは無理があります。

あえて言うなら、高速行動による情報の飽和で敵の指揮系統を麻痺させ、
その結果、ほとんど戦わずして敵主力部隊を包囲殲滅する、というとこでしょうか。


[1292] 情報そのものによる司令部の処理能力に対する包囲戦・・・ 投稿者:ヒルネスキー 投稿日:2013/01/14(Mon) 17:08  

という事でしょうか(電撃戦)。
もっと上手い言い方が必要な気がします(というか欲しいです)。

>キジはなんでやねん
キジは……矢羽根に雉の羽が使われるそうですが……。


[1291] 浸透せんと欲す 投稿者:アナーキャ 投稿日:2013/01/12(Sat) 21:31  

第一次大戦でドイツが行った浸透戦と電撃戦における戦車の進撃は
よく類似性を指摘されるところですが、実は結構微妙なところがあります。

例えばロンメルは戦線の突破をした後は、他の部隊と合流する気すらなく、
北に居る敵主力を背後から叩くために、海岸線を目指して全力進撃してしまっています。
戦線の突破とその崩壊は、主目的とされてないのです。

少なくとも、ロンメルの戦術の基礎に浸透戦があった事は確かでしょうが、
それだけで、あの戦いは出来ません。
実際、第一次大戦の経験者があれだけいながら、戦車による突破と敵の麻痺、
という戦いを理解していたのは、グデーリアンとロンメルだけだった事からも、その難しさがわかるかと。


[1290] 無題 投稿者:グライフ 投稿日:2013/01/12(Sat) 13:36  

ロンメル閣下は第一次大戦時、1個山岳兵大隊を率いてイタリア軍相手に敵陣奥深く侵攻、敵を混乱のうちに1個旅団を降伏させた経験があるので、機動戦の意味を理解していたと思います。


[1289] 無題 投稿者:アナーキャ 投稿日:2013/01/07(Mon) 07:27  

アメリカ人のlegend と heritage 好きは別の面からも考える必要がある気もしますが、
それでも国民としての団結力の源、という面は、確かにありそうですね。


[1288] 無題 投稿者:へまむし入道 投稿日:2013/01/05(Sat) 22:33  

そういえばアメリカの場合、開拓や独立の話については神話扱いですね。


[1287] 結束力 投稿者:アナーキャ 投稿日:2013/01/05(Sat) 18:51  

宗教を生活規範の手段である、と定義した場合は、全くもっておっしゃる通りですね。
盗むな、殺すな、姦淫するな、神様はいつでも見てるんだよ、というのが
宗教の持つ一面であることは確かです。

そしてこの場合もう一つ、集団がバラバラにならないための結束力としての
宗教規範、というものがあります。
個人の欲望を追及すると他人との闘争は避けられません。
ところが現実には他人と協力して生きてゆかないと、事実上、個人の生存は不可能です。
このため、人は集団をつくるのですが(組織と言うほど高度なものではない集まり)
これは原理原則的に、闘争による崩壊の危機を内包するわけです。

では、どうするか。

これに思いもよらぬ方向から解答を与えたのが古代のユダヤ教です。
彼らは唯一絶対の存在(絶対神)が我々を選んだのだ、我々は選ばれた集団なのだ、
という“優越感”によって、一族の結束を強め、規律を設けてその集団の崩壊を防ぎました。
その力のスゴサは予想以上であり、現在までこの規律で彼らは民族として崩壊せずに居ます。

集団の崩壊を防ぐ規律としての宗教としては砂漠の民の宗教、イスラムもそうです。
集団の規律、というのは逆に見れば強力な排他性ですから、
これに入らないと、商売にならない、という事で
異なる言語圏の連中までが大挙してイスラムに改宗するという事態すら生んでいます。
(イスラム教は言語の理解が大前提となる宗教)

キリスト教の場合はちょっと特殊でして、神への恐れと同時に、
愛が集団を縛る規範になるのですが、
これはちょっと難しい問題が絡んでくるので、ここでは触れません(笑)。

一方で、宗教によらない集団を維持するための規範、とういうのも存在しました。
例えば、古代ローマの結束は共和国時代にしろ、帝国時代にしろ、
我々はローマ市民である、という優越感によって支えられていたと見ていいと思います。
特権階級ともいえる、ローマ市民、という優越感による結束ですから、
その“特権”が国力の衰えとともに薄くなってゆくと、自然、これは崩壊してしまいましたが。

で、この集団の結束力が、東アジアの場合、何に求められたか、というと
宗教でもなく、特権階級の優越感でもなく、単純に血縁関係だったように思います。
が、オレとお前は親戚だ、といわれても、はあ、そうですか、という話で終わってしまいますから、
この結束力の維持には、先祖崇拝という儀式が必要だったのだ、という事だと考えています。
日本書紀などもそうですが、人物の紹介にはクドイほど、誰の息子で誰の一族で
どういった血縁があるのだ、という情報が含まれるのは、それしか集団を維持する“拘束力”が
存在しなかったのだろうなあ、と思うわけです。
(この点、ヤハウェに声をかけられる前の聖書の記述も血縁にやたらウルサイのも興味深い点となります)

この結果、集団の結束を維持する規範という点で同じ原理と考えていい、
東アジアの血縁関係維持の様式は、西洋の宗教に似てしまうのではないでしょうか。
ある意味では、それも宗教かもしれない、と言うことは可能でしょう。
ここら辺りは、結局、宗教に“超自然的な何か”を求めるか否か、という事に帰着することになります。
そして、この点は、個人の価値観でしょうから、結論はでないでしょう。

最後に脱線しておくと、他民族、他宗教、さらに自由の国アメリカの場合、
この結束力を担ってるのは愛国心であり、それを象徴するのが
あの国の皆さんの星条旗好きだろうなあ、とも思っております(笑)。


[1286] 宗教の定義 投稿者:五反田猫 投稿日:2013/01/05(Sat) 17:56  

管理人さま
仰せの通りで、宗教の定義によりお話は変わってしまいます。
日本人が「お天道様が見ている」と見えざる規範を持ちつつ、無宗教と言うと、西欧人は驚きます。
彼らの定義では、人が見ていない所で悪いことをしないのは立派な宗教規範です。私が思ったのは、そんなものです。

一方で、管理人さまが韓国でお感じなった点について。
仏教には、本来位牌は無く、これは儒教の先祖崇拝の道具です。外国からの圧力により、国家自我が目覚めると、外来のものを否定します。ですから、仏教は、李氏朝鮮でも、江戸末の水戸藩に始まり明治維新の廃仏にも繋がりました。
但し、ここで否定されたのは、仏教という形式で、その根っこには先祖崇拝は揺るぎません。韓国では儒教という形式が親和性がよく、日本の場合には国家神道という変なものを考案しました。 韓国では第二次大戦後、キリスト教徒が増えましたが、かの国のキリスト教徒は、ご先祖よりもイエス様が偉いとは考えないでしょう(別もの扱い)
ですから、時代によりプロトコルは変容しますが、根っこの所は先祖崇拝と血縁社会という「韓国儒教」は、宗教なのだと、私は勝手に思っています(笑)
但し、これを韓国人に言うと、そんな事はないと怒ります。
無自覚な規範を指摘するのは難しいし、それを何と名づけるかは難しいなぁと思っています。





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