[7814] ホシモドキ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/06(Sat) 10:56
- まさふとさん、どうもです。
正直、画像処理エンジンは想定外のオチでした。おっしゃる通り、Iphoneとかは撮影を超えて創作に近い事を内部でやってくるのですが、
無から有を造っちゃう例は今の所は見た事無いので、何かあったのは確かだと思います。
この辺りは現地のライブカメラでもポン、と出現してポンと消えるのを確認してますから、
やはり何かは居ると思います。それが何かは全く判らんのですが。
[7813] ホシモドキ 投稿者:まさふと 投稿日:2023/05/05(Fri) 23:11
- 再びの西表島調査、お疲れ様です。
わざわざ再調査する胆力に感服です。(私だったら「余計な光入っちゃった」以外の感想を持てそうにない・・・)
しかし、デジタル処理の結果生まれる像だとすると、形状や色を深堀しても意味なさそうですね・・・
地雷男さんの最初の動画もデジタルでズームしてる訳だし、最悪、山中の明かりが見えてただけって可能性もありそう。
アナーキャさんが今回イリオモテヤマネコ像近くで撮ったヤツは山頂より高い仰角に見えてるっぽいですが、
空中に静止して、1分未満の間だけ発光して他は光らないってのは、物体の正体によらず不自然なので、
カメラの側の問題(熱ノイズとかで輝点が出てしまったとか)なのかなぁ?
なんにせよ、私はモノの正体が分かるとそれだけでうれしい人間なので、
(UFOか!?とか言われるより、虫が映っただけと判明する方が満足度高い)
今回の再調査記事は嬉しかったです。
[7812] 戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/05(Fri) 18:23
- そして本日の戦果。
またも輸送車両、野砲、ドローンがかなり叩かれており、何か動いてます。
それが何かは未だに判りませんが。https://armyinform.com.ua/2023/05/05/syly-oborony-likviduvaly-ponad-600-okupantiv-znyshhyly-16-artsystem-i-8-bbm/
[7811] ヤツはプの中でも最弱の一人 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/05(Fri) 18:20
- 21世紀の三大プの一人、ワルワル・ワグネルのボス、プリゴジンが、
我々ワグネルは5月10日にバフムートから撤退する、後は軍でやってくれ、と自身のテレグラムで宣言してます。
対してロシア政府はクレムリンのアレ、ペスコフが「ああ、それなら見たよ」の一言で済まして無視してます。
ここ数日で一気にプリゴジンの影響力が弱まっている印象があり、
何か政府内で力関係の変化があった可能性あり。
https://t.me/concordgroup_official/897
[7810] クレムリン鷹匠部隊 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/05(Fri) 12:38
- 猛禽類を使って鷹狩のようにドローンを堕とせるのでは、という発想、
私だけで無かったようで、ロシアでもそう言った意見が出始めています。
そもそも以前からクレムリン周辺のカラスなどを追い払うための鷹が居るらしいです。
さらには鳥類学者が昼間の間なら問題なく可能、小型ドローン相手にはハヤブサ、
大型機の場合はワシがいい、と述べています。ちなみにフクロウは不可だとか。
ちなみにこの程度の事は少しでも鳥を知ってれば誰でも思いつくそうな。
来るか、ロシア鷹匠部隊。https://radiosputnik.ria.ru/20230504/kreml-1869665445.html
[7809] 本日の戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/04(Thu) 19:22
- ウクライナ側による本日の戦果。
やはり数字が動き始めてる印象を受けます。ちょっと注意が必要かもしれません。https://armyinform.com.ua/2023/05/04/vtraty-voroga-za-dobu-likvidovano-ponad-600-okupantiv-znyshheno-5-tankiv-i-17-bbm/
[7808] サポリージャ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/04(Thu) 10:28
- ウクライナ側のサポリージャ州最南端の拠点、オリーヒウ(Орiхiв)の一帯で
昨晩からウクライナ軍の大規模な攻勢が始まった、とロシア側が報じています。
ただし現状はまだ武力偵察の可能性がある、との事ですが、
両者激しい砲撃戦の上で、戦車による戦闘があったようです。
現状、ウクライナ側からは情報がまだ無し。
https://t.me/vrogov/9156
[7807] 三大プ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/04(Thu) 10:18
- ロシアの三大プの一人、ワルワルワグネルのボス、プリゴジンが
すでにウクライナは侵攻作戦に入った、前線の敵の動きは極めて活発であり、
数日中にその攻撃は開始される、と述べています。
プリさん、適当な事ばかり言ってるアメリカのISW閣下とかよりはよほど信用できるんですが、
やや悲観的な性格なので、その発言は少々、割り引いて見る必要があります。
それでも恐らくウクライナ軍の活動が活発化してるのは事実でしょう。
ちょっと注意が要るでしょうね。https://ria.ru/20230503/prigozhin-1869438414.html
[7806] ちなみに 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/04(Thu) 10:09
- 実はウクライナでは5月9日の戦勝記念日にモスクワの赤の広場に着陸するドローン競作を開催中です。
成功賞金はウクライナの通貨で2000万UHA、日本円で約6500万円。
ただし参加資格はウクライナのメーカーのみですが。
まあ爆発させるくらいなら、着陸させて6500万円をもらいますね、私なら。https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid0LeJNzZh3agpicPLKZpypgvtWMYpRRELDT4xYummDgnozmZMuaSWUDgYBFqNqAnCCl&id=100001430544106
[7805] 大統領談話 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/04(Thu) 10:00
- そしてクレムリン攻撃に関して、ゼレンスキー大統領が
公式に会見でウクライナの関与を否定しました。
我々にそんな無駄な事に使う兵器の余裕はないよ、との事。
だよね。https://www.president.gov.ua/news/volodimir-zelenskij-mi-ne-atakuyemo-ani-putina-ani-moskvu-mi-82633
[7804] 公式発表 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/03(Wed) 21:34
- 現地時間14.35(日本時間20:35)に出されたロシアの大統領府からの公式声明。
なぜそれがウクライナ側の攻撃と判断されたのか(プーちゃんは国内にも敵だらけ)、
そもそも本当に攻撃はあったのか、全く判らぬ内容。
夜間攻撃とされてるので、実際に発生したのは2日の夜から3日の朝にかけてと思われます。http://kremlin.ru/events/president/news/71091
[7803] クレムリン 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/03(Wed) 21:29
- モスクワのクレムリン大統領官邸がドローンの攻撃を受けた、
電子戦で撃墜済みであり、これはウクライナ側の攻撃だ、とロシア側が報じてます。
ちなみにプーちゃんは元気。
普通に考えればありえぬ話ですが、続報待ち。https://t.me/rian_ru/201566
[7802] 本日の戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/03(Wed) 19:54
- そして本日の戦果。
平常運転ですが、再び後方車両と野砲が叩かれてます。
加えてドローンがかなりの数落とされており、何かが動いてる感じは受けます。https://armyinform.com.ua/2023/05/03/syly-oborony-za-dobu-likviduvaly-ponad-500-okupantiv-znyshhyly-6-bbm-i-16-artsystem/
[7801] ロシアのドローン 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/03(Wed) 19:42
- サポリージャ地域でウクライナ軍の反撃を警戒してるロシア軍のドローン運用班の取材記事。
ロシア側からこういった内容の記事が出て来るのは極めて珍しいので紹介して置きます。
ちなみに部隊はロシア側に付いたウクライナ志願兵によるエリート部隊で、その辺りのプロパガンダ目的かもしれません。
■部隊の暗くなった小さな部屋には、ノートパソコンと2台の大型スクリーンがある。
■場所はサポリージャ市から陸路で約40km、水路で30qの位置だ。
(筆者注・事実なら部隊の位置はドニエプル川東岸のロシア軍支配地区、ワシリゥカ(Василiвка)北部しかありえない。
私でも直ぐに特定できてしまうような情報を出して来るほどお人好しなのか、欺瞞なのか判断は付かず)
■70万の人口の都市から必要な情報を得るのは楽ではない。
三月末にウクライナ軍の新たな訓練基地が出来た、という情報を得て発見するまで一カ月かかった。
われわれはこういったドローンの偵察をタクシーと呼んでいる。
■最終的に発見された基地は半廃墟と化した軍用飛行場の一つだった。本部に連絡すると15-20分後に集中砲撃された。
(筆者注・事実なら未だにロシア側はドローンの情報から直接砲撃目標を入力するシステムを持っていない。20分は遅すぎる)
■ドローンは一度回収してから電池を交換して再度飛ばし、砲撃の模様も観測される。
■ドローンの電池交換や消耗品交換を迅速に行うために訓練を受けている。交換作業は普通のチェス用テーブル上で行う。
(筆者注・だたし真ん中に大きな穴が開いており、そこから機体下部にある何かをいじってるらしい)
■部隊は独自開発のドローンを持っており、天候が穏やかなら最大23時間ホバリングして現場に留まれる。
■ドローンが電子戦ゾーンに入り、オペレーターとの連絡が途絶えた場合、再度受信ができる場所まで自動的戻ってに来るようになっている。
■三時間の飛行の内、一時間半は通信できない事もある。普通なら重要な障害だが、ここでは普通だ。それでも任務は遂行できる。
■現在数百キロメートルの前線を担当し、最大70qまで敵後方地帯に侵入できる。
■ウクライナ軍の部隊も常に動き回るため、発見は容易ではない。偽装もある。敵は兵員をトラックでは無くスクールバスで運ぶことがある。
■いまは泥濘の季節で敵はまだ大きな動きを見せてないが、今後活発になるだろう。
■木々が葉をつける新緑の季節が始まっており、空から見えなくする偽装がやりやすい季節に入った。
■我々はウクライナの反撃を想定してる。恐らく戦車による突破で、そのまま黒海沿岸を目指すだろう。自動車化された部隊がそれに続く。
■だが我々はそれを迎え撃つ準備ができている。防衛線もある。今後、数週間で決着が付くだろう。
筆者注・ドローン戦がすでに電子戦、妨害があたりまえになっており、それに対して自立飛行型のドローンが投入されいている、
という話は初めて見ました。制御を失った後も映像は送信されるのか、それもだめになるのかが重要ですが、その点は言及が無し。
そしてロシア側は既に防衛に完全に意識が移ってるのが判ります。
https://ria.ru/20230503/kontrnastuplenie-1869182656.html
[7800] そしてレズニコフ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/03(Wed) 18:53
- 以前にも指摘したように、露出が増加しているレズニコフ国防長官、
別の場所で「ロシアは国内で人為的な災害を起こし、その救援を理由に
ウクライナからの軍の引き上げ、親善目的の行動(ロシアがズミイヌイ(Змiiний)島から撤退した時の言い訳)、
に出る可能性がある」と述べています。ハッタリか、何か情報を持っているのか、現状は不明ですが。https://interfax.com.ua/news/general/907512.html
[7799] キチガイパットンのマブダチ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/03(Wed) 18:38
- ウクライナのレズニコフ国防長官が、アメリカ製装甲車両ブラッドレーが実戦配備に入った
と報告してるんですが、そのために造られた映像が、なぜかニャンコ万歳な内容になってます…https://twitter.com/oleksiireznikov/status/1653497349233049602?cxt=HHwWhICwoYPFs_ItAAAA
[7798] 真夜中湾岸 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/02(Tue) 22:27
- ヤンマガのサイトで湾岸ミッドナイトが期間限定で全巻無料になってます。
以前は全部持っていたのですが、さすがに本棚に入りきらず、処分してしまったので、
久しぶりに読み返させてもらってます。
最終章であるRX-7編で終わるはずが、その登場キャラによって外伝の「C-1ランナー」に繋がるわけです。
「C-1ランナー」は日本の漫画という表現手段がたどり着いた一つの頂点だと思いますので
(ただし山脈のように頂点は無数に存在するが)
今回の全巻無料読んで興味の出た方には一読をオススメします。
「C-1ランナー」だけは手放す気にならず未だに全巻保持しており、おそらく死ぬまで我が本棚にあり続けると思います。
[7797] 戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/02(Tue) 20:50
- 5月2日の戦果報告。
これを見る限り、戦線は落ち着いてるようですが。https://armyinform.com.ua/2023/05/02/ukrayinski-zahysnyky-za-dobu-likviduvaly-majzhe-500-okupantiv-znyshhyly-9-artsystem/
[7796] 戦闘 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/02(Tue) 20:49
- ロシア正直戦況地図によると、例のクピャンスク東部の接触戦闘が、
南のリマン東部一帯まで広がっており、やはりこの一帯での小競り合いが続いてます。
どちらが仕掛けてるのか、何を狙っているのか、両軍ともに沈黙してるので不明ですが…https://ria.ru/20220622/spetsoperatsiya-1795199102.html
[7795] 戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/01(Mon) 20:29
- そして5月1日の戦果報告。
完全に数字は落ち着いています。現状、どちらも手詰まりか。https://armyinform.com.ua/2023/05/01/3700-tankiv-rosarmiyi-znyshhyly-syly-oborony-z-pochatku-shyrokomasshtabnoyi-agresiyi/
[7794] 戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/04/30(Sun) 20:07
- そして本日の戦果。やはり落ち着いてます。
https://armyinform.com.ua/2023/04/30/shhe-minus-470-okupantiv-2-tanky-ta-5-bbm-dobovi-vtraty-voroga/
[7793] 意味深 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/04/29(Sat) 20:52
- ウクライナ国防省の公式アカウントが、
あなたが深淵を覗き込むとき、深淵もまたあなたを覗き込む、と意味深な投稿をしています。https://twitter.com/DefenceU/status/1651981347546714114?cxt=HHwWhMC-wY6Sgu0tAAAA
[7792] 砲撃 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/04/29(Sat) 20:27
- ロシア側がドニエプル川にかかる橋と発電用ダムの畔の拠点、
ノーバ・カホフカがこれまでにない激しい砲撃にさらされている、と報じています。
この点、ウクライナ側からは現状、特に情報は無しです。https://ria.ru/20230429/obstrel-1868695514.html
[7791] 戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/04/29(Sat) 20:15
- 本日のウクライナ発表の戦果。
やはり通常運転であり、後方支援車両が叩かれています。https://armyinform.com.ua/2023/04/29/vtraty-voroga-za-dobu-likvidovano-blyzko-580-okupantiv-znyshheno-3-tanka/
[7790] レズニコフ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/04/29(Sat) 20:08
- 一時は政権内の政争に敗れて更迭説すら出て来たウクライナの国防長官レズニコフが政権内で発言力を強めています。
ニュースに毎日必ず登場し、政府の見解を述べる点では大統領より影響力がある存在になりつつあり。
軍の情報サイトには自分専用のコーナーまで造ってしまいました。ただこの人は常識人ですから、むしろ望ましい状態かもしれません。
そのレズニコフがウクライナ人記者のインタビューを受けた記事。興味深い内容なので一部を抜粋して置きます。
次に起きるであろうウクライナの反攻作戦は誰にとっても予想外の出来事であってほしい、それが軍事的な作戦の重要な点だからだ。
その開始は誰にも知られてはならない。敵が反攻開始に気が付くまでの時間が長いほど成功の確率は高くなる。
(筆者注・OODAループの「観測」させない事への言及である。政治家から軍人まで皆で目標地点を公言して連呼し、
そこを損害を無視して攻撃し続け、いたずらに損失だけを重ねてるロシアとの違いがここである。この軍隊は強い。
兵数で戦争に勝てるなら、清は欧米列強から事実上の植民地化されなかったし、インカ帝国は滅びなかった。
戦争はより正しい手段でより優れた武力を持つ者が勝つ。武力の源の兵器に明確な差が無いなら単純に正しい手段を行ったものが勝つ)
現代の戦争では情報の秘匿は極めて困難だ。我々が攻勢を準備しているのは公然の秘密となってしまっている。だが詳細は誰も知らない。
実はハリコフ電撃戦の時、詳細な情報は国防長官の自分ですら正確には知らなかった。
当時、ラムシュタイン会議に向かう列車に乗っていたが、同乗していた軍の将軍たちと情報収集に追われることになった。
空挺部隊がオスキル川に到達したと知った時、彼らと地図を見て「これは凄い事になった」と初めて驚いたのだ。
(筆者注・以前に述べた推測、ウクライナ軍は大統領にすら詳細を知らせてない可能性が高い、はやはり正しいと思われる。
これは文民統制と言う観点からすると非常に危険だが、政府が軍をキチンとコントロールしてるなら最強の情報秘匿となる。
実際、アメリカを見れば判るように、政治家と官僚は情報に関しては完全にザルで、簡単に情報は洩れる。
軍上層部だけで情報を囲い込んでしまえるなら、それが正しい。同時に国防長官すら知らないことを国外の「軍事専門家」が
知るわけがない、という証左でもある。英米の「専門家」の話を筆者が全く信用しない理由の一つがこれだ)
現状、ウクライナ国民の反攻作戦に関する期待は過熱気味だ。国内外のさまざな人々に扇動されている。
これは我々が既に勝利を確信しているからでもある。以前は誰もウクライナの勝利なんて信じて無かったが今は違う。
これは通常の反応と考えていいい。成功への期待感である。
ただしこれは期待の過熱と言う弊害もある。
この点、私には打つ手がない。私の母は精神科医で「状況が変えられないなら、状況への対応を変えるしかない」
と言っていた。だから我々は、過大な期待しないで、そして正確な情報を教える事はできない、と国民に告げ続けている。
(以後はラムシュタイン会議における防空システムを中心とした供与の話、中国、ブラジルとの外交といった、
どこでもよく聞く上っ面の話になるので一部割愛)
砲弾、ミサイルの不足が指摘されるロシアは世界中の市場から調達を試みている。北朝鮮やイランだ。
単独ではもう無理だと認めているのだ。よってロシアの砲弾が底をついたから勝てる、といった単純な話にはならないだろう。
ロシアは和平交渉の夢を抱いているが、どうすれば「特殊作戦」を終わらせられるか判っていない。
ただしクレムリンの連中の考えは極めて病的なので、我々にもどういった手を打って来るのか予想ができない。
実際の戦争は短期間で終わるようなスプリントではなく、マラソンだ。
マラソンの最後の195メートルを走るには、その前に42キロメートル走らねばならない。
その間はずっとエネルギーと資源を蓄え、ペースを保ち、賢く使い、残り195メートルで全力を出して一気に決着をつければいい。
ただし今、我々がどの地点に居るのかは、まだ判らないのだ。ゴール地点は不明のままである。
(筆者注・マラソンの距離は42.195qだからこの例え。時間を掛けてロシア軍を弱体化させながら、
自分はラストスパートのための体力を残し、最後に一気に決着をつければいいとしている。その通りだろう。
これはだらだらと戦いが続く、という意味で言ってるのではないのに注意)
そしてそのマラソンを応援する人、補給所で水をくれる人も居れば、邪魔をする人もいる。
走り方が悪い!足の入れ方が悪い!ランニングシューズを間違えてる!高いランニングシューズを買って浪費してる!
といったようにだ。
(筆者注・遠回しにウクライナ軍の戦い方に安っぽい論評をするな、政府の汚職事件を理由に戦争を批判するな、と言っている。
村を野盗から守るために雇ったお侍さんが多少の盗みをしても、野盗を滅ぼすという重要目標を達成できるなら目をつぶれ、という事だ。
暴論にも見えるが、ウクライナの目的はロシア軍の殲滅であり、全てを完璧に行う事など誰にもできないのだから、
軍事作戦が上手く回っているならそれでよく、他の問題への対応は平時に戻ってからやるしかない。その点でこれは正論だろう)
開戦時にウクライナ政府のコロナ対策が終わって居たのは幸運だった。オンライン会議の設備が整っていたのもその成果の一つだ。
終戦後には国際法廷を開き、ロシアを二度と侵略国家としないために、その戦争犯罪を裁かねばならない。
そうでなければ敗戦を迎えたロシアで、ウクライナへの復讐を叫ぶ第二のヒットラーが登場する可能性が否定できないからだ。
第二次大戦後、ナチスドイツの戦争犯罪人を裁くニュルンベルク裁判が行われた事で、ドイツに第二のヒットラーが生まれる事を防いだ。
この点は参考にするべきだ。もちろん、ロシア人とドイツ人の違いは考えなければならないだろうが。
(筆者注・ニュルンベルク裁判がドイツの再ナチス化を防いだという考えは微妙だと思われる。さらにこの話はロシアが無条件降伏する前提に見える。
正直、どこまで本気て言ってるのか筆者には判断が付かない)
実際、かつて植民地を持つ帝国だった国々で、現在は平和な文明国家になった例はいくらでもある。
フランス、オランダ、イギリス、スペイン、ポルトガル、ペルシャ(イラン)、モンゴル、ギリシャ、オスマン帝国(トルコ)などだ。
(筆者注・ペルシャが現在のイランだとレズニコフは知らなかった可能性がある。この辺りがこの人の知識の限界かもしれない。
ついでに言えば、イギリス以外は全部、自らも一度は植民地化、あるいは傀儡政府の国家にされた経験がある)
ロシアとの和平は現在のロシア政府相手では無理だと思う。新たに政権に付いた人々との交渉になるだろう。
(筆者注・やはり無条件降伏を狙ってないか、という意思を感じる。あるいは何か「情報」を持っているのか)
ロシアの新政権はウクライナとロシアに対して譲歩するしか無いだろう。さもなければ友好国の中国に「絞り取られる」だけの国になるからだ。
他に選択肢は無い。
最後に筆者注・いや、この人、凄いと思いますよ、ホントに。ゼレンスキー大統領とこのレズニコフ国防長官、そして今の軍部トップは、
第二次大戦時のアメリカ並みの豪華な才能が並んでる印象です。なぜこうなったかは非常に興味があるのでいずれ調べたいと思っています。
https://armyinform.com.ua/2023/04/27/oleksij-reznikov-koly-nastane-chas-rozmov-pro-myr-dyktuvaty-bude-ukrayina/
[7789] ロシア側の推測 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/04/28(Fri) 20:48
- そしてロシア側は戦場一帯が雨によって泥沼化しており、
ウクライナ側の反撃は当面無理だ、という推測を述べてます。
アスファルト道路だけで移動する場合、簡単に砲撃と航空攻撃で補足されるだろう、との事。https://ria.ru/20230428/vsu-1868438368.html
[7788] 本日の戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/04/28(Fri) 20:45
- そしてウクライナ側の発表による28日の戦果。
全体的に落ち着いてますが、後方支援車両と野砲がやはり叩かれてます。
これが何を意味するのかは現状、不明です。https://armyinform.com.ua/2023/04/28/ukrayinski-zahysnyky-likviduvaly-ponad-500-okupantiv-znyshhyly-18-artsystem-i-3-bbm/
[7787] クピャンスク 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/04/28(Fri) 20:33
- ロシア側の前線兵士の談話として、リマンからクピャンスクにかけての一帯で、
ウクライナ側が小規模な部隊による武力偵察を積極的に行っている、現状は全て撃退した、と報じています。
どうも判りやすすぎるので、欺瞞、あるいは陽動なのか、
本気でここで仕掛ける気なのか、まだ判りませぬ。https://ria.ru/20230428/vsu-1868466753.html
[7786] クピャンスク東部 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/04/28(Fri) 10:42
- ずっと怪しい動きが続くクピャンスク東部、
ロシア謹製正直戦況地図によるとここ四日ほど接触戦闘が続いており、
事実上、戦闘状態にあるように見えますが…https://ria.ru/20220622/spetsoperatsiya-1795199102.html
[7785] 再開 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/04/28(Fri) 10:32
- ウクライナ情勢に関する更新を再開します。
端的に言って、この四日間は完全に通常状態、いつも通り、という状況だったと思っていいです。
まずは昨日の戦果報告。後方車両と野砲がかなり叩かれてるのが気になりますが、
通常戦闘の範囲と考えていいと思います。
最後に人的損失1000人を記録したのが、3月24日ですから、この安定状態になって既に一カ月。
このままズルズルと行くのか、ウクライナが決着を付けに行くのか(ロシアにその戦力は既に無い)しばし様子見でしょう。https://armyinform.com.ua/2023/04/27/syly-oborony-za-dobu-likviduvaly-ponad-500-okupantiv-znyshhyly-10-artsystem-i-16-bbm/