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[4113] パイオニア・ゼファー 投稿者:くさの 投稿日:2017/09/12(Tue) 04:52  

パイオニア・ゼファーって長距離列車でしたか。通勤用かと思っ
ていました。現在もカリフォルニア・ゼファーというオークラン
ドからシカゴまで行く長距離列車があるのですが、多分パイオニ
ア・ゼファーから名前を取ったのでしょうね。

カリフォルニア・ゼファーには一度乗ってみたいとは思っていま
す。流石にシカゴは遠いので、途中のグランド・ジャンクション
あたりまで、シエラやロッキーの景色を楽しみながら。でも、寝
台料金って普通のホテルの倍くらいするんですよね。


[4112] リー 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/09/10(Sun) 08:41  

確かに南軍の場合、勝利条件が存在しない、ってな位の条件で明確な戦略は立てようがないですからね…

リーの場合、戦争中、さらには生涯を通じて黒人と奴隷制に関して自分の明確な意思を表明してないはずで、
彼を白人至上主義のシンボルにする連中がそもそも勉強不足、という気もします(笑)。
どっちでもない、というのが彼の本心ではないかと。
(戦争直前に彼は自宅の奴隷を開放してますが(これはアーリントンの家の解説板にも出てる)
これは本人の意思ではなく義理の父の遺言にしたがったものだった)

白人至上主義、という事なら、空軍のキチガイ将軍、カーチス・ルメイとか、
有名人はほかに何人もいると思うんですけどね。



[4111] リー将軍 投稿者:くさの 投稿日:2017/09/09(Sat) 05:05  

軍事史家は戦術的には優れるが、戦略的には見るべきものはな
い、というような評価しているようですね。ま、アメリカ連合国
自体に戦略が無いわけで、それを一人の軍司令官に求めるのも何
なのでしょうけど。

ただ、最近、リー将軍の能力だけでなく人間性にまで疑問を呈す
るような記事が、ワシントン・ポストだったかに掲載されまし
た。白人至上主義者のシンボルになっているとのことで、あちこ
ちで銅像が撤去されているのですが、リー将軍の子孫はそれに同
意しているとのことでした。

白人至上主義者憎しで南軍兵士まで含めてナチス扱いしてしまう
と、さらなる対立をあおりそうです。2週間前のサンフランシス
コでの白人至上主義者デモは、一応無事には終わっていますが、
所謂「リベラル」の正邪史観にはついていけんです。


[4110] 監視するもの 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/09/08(Fri) 23:15  

しまった、確かに、逆でした。
やはり南軍、鉄鋼不足だったみたいですね。
それであんだけ戦ったんだから、リー将軍がすごいのか、
リンカーンの北軍がショボかったのか…

やはり幕末は南北戦争と密接に関わってきますねえ…
ベトナム戦の増刊記事を書いていて気がついたのですが、
フランスのインドシナ侵略開始もまさにこの時期で、
フランス側の動きを見ると、あ、なるほどと今更気がつく部分があります。
やはり日本史は世界史と密接に関わり合ってるなあ、と再認識。


[4109] モニター続き 投稿者:くさの 投稿日:2017/09/08(Fri) 12:16  

このモニター艦は南北戦争中に量産されて、戦後あまっていまし
た。実は幕府は南北戦争中にアメリカに軍艦2隻を注文していた
のですが、受け取ったのは1隻だけでした。それで戦後に余った
お金で軍艦を買い付けることになり、渡米使節が物色していたと
ころ、モニター艦を薦められました。この写真のは河川専用です
が、多少は外洋航行可能なものもあったのですが、さすがに日本
近海での使用は無理だろうと選ばず。その代わりに選ばれたのが
南軍の装甲艦ストーンウォールでした。フランスで建造され、実
際には南軍には引き渡されなかったのですが、押収した合衆国が
係留していたのです。

日本に到着したときは戊辰戦争が始まっており、結局は幕府では
なく新政府軍に引き渡され、それを奪取しようと、宮古湾回線が
発生しています。


[4108] モニター 投稿者:くさの 投稿日:2017/09/08(Fri) 12:02  

モニターが北軍で、メリマックが南軍ですね。で、メリマックは
合衆国海軍時代の名前で、南軍の装甲艦に改装されてからはヴァ
ージニアと呼ばれています。

指摘の通り、南部には製鉄所なんてほとんどありませんでしたの
で、ヴァージニアの装甲は分厚い木材の上に鉄道のレールを縦・
横二重構造で貼り付けています。それでもそれなりの防御力はあ
ったようです。

このヴァージニアの設計者の一人がジョン・ブルックという人物
なのですが、この人が実質的な咸臨丸の指揮をとり、太平洋横断
をおこなっています。あまりにも勝海舟が情けなかったのか、自
分の日記を死後数十年間公開不可としており、そのおかげで咸臨
丸伝説が成立しております。


[4107] チェリー 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/09/08(Fri) 10:13  

チェリーは、3年ほど前に御徒町駅前の輸入雑貨店がつぶれるとき、
大安売りしてたので箱買いしたのですが、飲み進むにつれて、これはダイエット ドクターペッパーと同じような、
何か違うものでは…という感じになってしまいました(笑)。

今回のアメリカ旅行でも、見かけても手を出してないのです…


[4106] どうでもいい話題で恐縮ですが 投稿者:CONI 投稿日:2017/09/07(Thu) 19:32  

先日お茶の水のヴィレッジヴァンガードに行ってみたら、
「ドクターペッパーチェリー」が売ってました。
味は私の表現力では「チェリーっぽいドクターペッパー」としかお伝えしようがないのですが、
ドクターペッパーやチェリーコークがお好きな人にはお勧めできるかと。
ちなみに私も飲んだのは人生で2回目というレアものです。


[4105] いろいろ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/09/07(Thu) 18:16  

ヒラオさん、感想どうもです。

Uボートの話はUボート977で、朝日ソノラマから出てる本ですね。
わたしはカメラはそのまま丸裸で、ストラップを手に絡ませて持ち歩いてます。
後はナップザックに入れてますね。
いろいろ不便なので、首からはぶら下げてません。
LX-7なら、夏場はともかくちょっとしたジャケットやジャンパーのポケットに入ってしまうので、
特に困った記憶はないですね。


[4104] カメラのバッグ 投稿者:ヒラオ 投稿日:2017/09/07(Thu) 11:22  

久しぶりにコメントさせていただきます。

ムスタングの話、面白く読ませていただきました。
以前何かの本で、「重量とエンジンの馬力を考えたら、ムスタンングに
あの性能が出せるわけがない」と読んで以来、ずっとそうなのかなぁ、
と思っていたことがスッキリしました。
まあ個人的にはそれでもFW190Dの方がカッコイイと思ってますが・・・(苦笑)

Uボートの話も、昔読んだ本(題名忘れたんですが、確か最終的に南米へ
亡命?し、あの落合信彦がネタにした本)をもう一度読んでみたいと思ったり・・・
デーニッツって、けっして比較的まともだから総統の任についたわけでは
なかったのですね・・・言われてみればそうですね、あの損失率みたら。

話変わって質問ですが、カメラを持ち歩く際、どういったケースやバッグを
お使いでしょうか?
せっかく買ったLX-7、宝の持ち腐れになりかけてまして(苦笑)、まあ
できるだけ外へ持ち歩いてみようかな、と考えているのですが、裸の
ママ持ち歩くのもなぁ、と思い、参考にさせていただきたいと。



[4103] ファンファン 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/09/07(Thu) 09:32  

やんさん、ご指摘どうもです。
確認してみたら、あれ0.96:1というロシアの軍用ターボファン並みの低バイバス比ながら、
確かにターボファンエンジンでした。
写真でもよく見れば上下に辛うじてそのバイパス部らしき空間が見えます。
ええ、これってもうターボジェットじゃん、と個人的には思うんですが(笑)、
間違いは間違いですので、記事も訂正しておきました。


[4102] 727 投稿者:やん 投稿日:2017/09/07(Thu) 05:06  

いつも楽しく記事を読ませて頂いてます。
旅行記中の727に関する話なのですが、確か727はターボファンだったのでは無いかとおもい調べてみたところ搭載のJT8Dはターボファンとのことでした。が、写真にもなっているカットモデルの様子を見る限りどこをバイパスエアが通ってるんでしょ、、気になったので書き込ませて頂きました。


[4101] 南軍 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/09/07(Thu) 01:55  

モニター、あれはどうも図面が残ってるようで、アメリカの研究家の話とかを見ると、
意外に、いろいろと先進的なことをやってたりしますね。

ベトナム戦争は、第一次世界大戦なみに、誰が何をしたかったのかが、
まずよくわからない、という面倒な戦争なので、とりあえずそこから…
と思ったら、ドツボにはまっております。要するにダレスが悪いんですが(笑)…


[4100] モニター艦 投稿者:CONI 投稿日:2017/09/06(Wed) 20:51  

台座だけかと思ってしまいました(^^ゞ
最近、ベトナム戦争関連がマイブームになっており、
有料増刊、楽しみにしています。


[4099] 予定 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/09/05(Tue) 00:52  

平行連載が終わって、やや余裕ができたので、告知だけしていた2017年版の有料増刊の作業に入ってます。
今年は、データバックアップではなく、連載記事でなかなか取り上げられないでいるネタを、
読みきりの記事としてまとめるつもりです。
とりあえず「ベトナム戦争の基礎知識+アメリカ空軍が主張する(笑)ベトナム航空戦の戦果と損失」といった内容で、
記事の作成に入ってますが、例によっていろいろ脱線中で、なんとか9月中には告知まで持ってゆきたいと思ってます…


[4098] 層流翼 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/09/03(Sun) 02:26  

まあ、実際に水平飛行では低下してませんから、それでも間違いとは言いませんが、
正しいとも言えないでしょうね…
特に離着陸、旋回、高速急降下と性能限界が試される状況で、その低下が発生するので、
ムスタングの主翼に揚力低下はない、という単純な思い込みの下でその性能を判断すると危険でしょう。
そういった説明を見かけたのなら、世の中と同じように、
層流翼も現実はもう少し複雑なのにな、と思っておいてください(笑)。
資料はきちんと、あらゆる角度から検討しないと、うかつな結論は出せないのです。


[4097] 無題 投稿者:一発屋 投稿日:2017/09/02(Sat) 22:32  

層流翼の件、了解しました。
となると、P-51の層流翼は通常と違って揚力の低下はない、
という説明は間違いだ、という事ですね。


[4096] インド 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/09/02(Sat) 21:09  

インドの観光シーズン、やはり熱帯ですから年初が勝負になりますかね。
現実的には2月から3月上旬になりそうですが、検討を始めてみます。


[4095] Re:[4092] お願いします 投稿者:kobikky 投稿日:2017/09/02(Sat) 02:22  

> 合衆国発行のIDカードを持たない場合、入場条件が厳しくなっており、
> 以下のページの申請書をプリントアウト、記入の上、持って行く必要があるようです。

おおっ、情報ありがとうございます!米国の運転免許が昨年で期限切れになったので、危ないところでした。
残りの1日は「また(3度目)、ニュージャージーでも見に行くか?」と迷っていたので、ちょうど良かったです。

インド(デリー圏)のベスト観光シーズンは、乾季の1〜3月です。
10月から乾季になりますが、この時期は大気汚染がひどく(北京の4倍位)、年明けの方が多少レベルが下がります。
3月下旬から、また最高気温が30℃を越えて、5月から40℃越え。6月後半に雨期に入って30℃台後半まで気温は下がるも、
湿度80%で更につらい、て感じですかね?まあ雨季は他の東南アジアと同じかもしれません。
近頃は、気温が下がって過ごしやすくなってきましたが、雨続きです。


[4094] 層流翼 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/09/01(Fri) 21:36  

そこまでキチンと読んでくれている人が居た事に感動してます(笑)。
すみません、あの説明は手を抜いてます…。記事の方は追加記述しておきました。

仰る通りP-51の主翼は層流翼としてはかなり分厚く、揚力低下すなわち気流の減速を受けにくいです。
ただし主翼の端に向かってどんどん薄くなり、翼端部分ではさほど厚くない上に、そもそも翼断面型が変わってしまっています。
なので胴体側と翼の中間点以降辺りからでは話が変って来まして、正確な場所は判りませんが、
おそらく機銃庫あたりを境にその揚力特性が異なるのです。
さらにヤヤコシイ事に、通常の水平飛行なら、この位置の層流翼でも通常の主翼と変わらない、
それどころかP-47やP-38より強い揚力を出してたりします(笑)。
P-51の層流翼は通常飛行である限り、揚力低下は起きない、それどころかむしろ強力と思っていいです。

ところがP-51の層流翼は迎え角を取ると、この特性がいきなり変わってしまう、という特徴があるのです。
理由は私も判りません(手抜き)。

とりあえず、迎え角で3度前後を境に揚力が低下し始める、すなわち気流の加速が落ち始めます。
これすなわち、離着陸時、旋回時などだと、通常の主翼より揚力が落ちて危険だ、という事です。
ただし、この点を問題にしてるパイロットの手記はあまり見ないので、今回の記事では触れてません。
でもって、今回問題になった高速ダイブは、800qを超える最高速度が出るような地点では引き起こしに掛かってますから、
当然、迎え角は大きくなっており、このため翼面上衝撃波が生じる速度まで気流が加速されず、
この結果、P-51は高速ダイブでも操縦不能になり難いのです。

…説明が面倒だと思って手を抜いたんですが、書いてみたらそうでもなかったな…
すみません、以後の反省点とします。



[4093] 揚力 投稿者:一発屋 投稿日:2017/09/01(Fri) 20:56  

お久しぶりです。
最終回を読んで気になったのですが、ムスタングの層流翼は設計陣が困るほど厚かった、と最初の方で書かれてますよね。
それで揚力が落ちるってのはありえるんでしょうか。
普通に考えると、主翼が厚いほど揚力は上がりそうなものですが。


[4092] お願いします 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/09/01(Fri) 18:39  

いろいろ勝手言って申し訳ない。
ちなみに海軍博物館は以前に比べて(と言っても私は入れなかったのですが)
合衆国発行のIDカードを持たない場合、入場条件が厳しくなっており、
以下のページの申請書をプリントアウト、記入の上、持って行く必要があるようです。
ついでに相変わらず事前の電話連絡を推奨してます。
どうも面倒なようなら、パスしてかまいませんので………
ちなみに海軍列車砲(笑)は例の係留駆逐艦の前の広場にあります。

あと、インドで死なない程度に快適な訪問季節がどの辺りかも、後ほど参考までに教えてくださいませ(笑)。

https://www.history.navy.mil/content/history/museums/nmusn/about-us/plan-your-visit.html


[4091] ワシントンDC 投稿者:kobikky 投稿日:2017/09/01(Fri) 00:15  

アナーキャ様
了解です。丸3日博物館巡りに使えますので、ウドバー・ハジーとモールで1日づつ。
残り1日は、未訪問の海軍博物館と海兵隊博物館で、スケジュール検討します。


[4090] いろいろ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/08/31(Thu) 22:54  

くさのさん、海軍機はよく判りませぬが、P-47もNACAがらみで、
後付の背ビレはNACAの手によるものと思ってほぼ間違いないです。
確か風洞実験もやってたはずで、これも理論ではなく、実験で求められた形状だったかと。
イギリスとドイツは、理論通り、重心からなるべく遠い位置で、面積を増大させる、という対策で、
このあたりが微妙にアメリカ、というかNACAと、ヨーロパ各国の航空機開発の個性の差なような気もします。

戦略爆撃機の場合、アメリカは精密爆撃命なので、爆撃進路に入った後の安定性のため、
あの国の爆撃機の垂直尾翼はデカイか(B17,29,36)複数枚で面積稼ぐか(B-24,25)といった特徴があります。
B-17と29の妙な前縁部は純粋に面積増大が目的だったかと。

らんごだんさん、何か参考になったなら幸いです。
私も若い頃は山に登って、むちゃくちゃな気流で流れてゆく雲などを見てましたが、
とにかく乱流の嵐で、あれは理論的な解説はかなりやっかいだと思われます(笑)。
もっとも近年はスーパーコンピュータで面倒くさい連立微分方程式とかもガンガン解いちゃいますから、
かなり研究は進んでるのかもしれませんが…


[4089] これも背びれか? 投稿者:らんごだん 投稿日:2017/08/31(Thu) 16:44  

アナーキャ様。
重心点からの距離のご説明、仰しゃる通りかと思います。
またP47のレザーバック部のvoltex generator説、興味深く拝読しました。
D-4になって発生したヨーの不安定さは、そうだったという記述は
どこにでもあるのですが、何故か?という考察は読んだ覚えがないように
思います。
そう言えば以前、山岳の雲について調べた時、ある種の稜線(ちょうどP47の
レザーバック部みたいな)が、そこで発生する雲に対してvoltex generator的
な影響を与えていたような画像を見たような記憶があります。
(うる覚えですみません)

と、ここでまたまた乱暴な類推がむくむくと湧いて出たのですが、
仮に侵食作用で薄く尖った主峰と、ふもと近くから連なる稜線が
あった場合、風向きによってはそこに一種のLERX付きデルタ翼(超分厚い)
的な効果が発生するのではないでしょうか???
そんな都合の良い高峰はそうそうないでしょうし、あっても空力的形状と
してはものすごく不完全ですが、何せものがでかいですし、山岳の雲や
気流はほんのちょっとの事で変わってきますから・・・
今度詳しい人に聞いてみようっと。ありがとうございました。


[4088] 背びれ一族 投稿者:くさの 投稿日:2017/08/31(Thu) 08:09  

そもそもP-51Dの背びれが後付可能だったとは全く知りませんで
したが、P-47も後付だそうですね。で、画像検索してみたのです
が、F8Fは時期的に見て最初からですかね。BTD-1とかいう不格好
な雷撃機も背びれ付き、その流れかスカイレーダーもそうです
ね。

逆にアメリカ以外では背びれ付き見つけられませんでした。連合
国の期待でもシーフューリーもワイバーンもでかい垂直尾翼で対
処していますね。

で、B-17の尾翼も、曲線的に変化しているとは言え背びれ付きと
言えないことはないですし、その流れはB-29、B-36にも受け継が
れています。

多分前投影面積が変わらないので、垂直尾翼を高くするより空気
抵抗の増大が少なかったのかもしれませんが、アメリカだけが採
用というのも興味あるところですね。


[4087] 無題 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/08/31(Thu) 01:31  

らんごだんさん、P-47のレザーバックの位置は重心点(主翼の真ん中辺り)から見ても重量物のエンジンとほぼ等距離にあり、
この位置にプロペラ後流が当たったとしても、そもそもヨー安定性にはあまり影響はなかったように見えますし、
同じ理由で垂直尾翼のようにヨー軸の安定性に、それほど貢献していたとは思えませぬ。
あれが直進安定性に貢献してたのは、おそらく丸い胴体の上に鋭いエッジを持った出っ張りがあることで、一種の渦流発生装置(voltex generator)となり、
この気流が垂直尾翼に当たることで、そのヨー軸安定に貢献したんじゃないかと個人的には推測してます。
実際、水滴風防化だけが原因で、直進安定性が悪化した機体ってP-47くらいだと思いますし。

くさのさん、シーファイアはあまり詳しくないのですが、あれは最初、Mk.V(5)の中古品を改造したので、そのまんまだった…
と思ってたら、海軍専用として作られたシーファーアMk.IIの一部にも、ありますね、防塵フィルター。
しかも、同じ航空隊の機体でも、あったりなかったりでどうもよく判りませぬ。
通常の空母運用では不要ですが、地中海に進出していた機体がマルタや北アフリカの基地に帰港するときは機体を陸上基地に飛ばしますから、
そのための対策…にしては、逆に無い機体をどうするんだ、という感じですね。
基地との連絡用に、何機かは保険でつけてた、とかですかねえ…

kobikky さん、あ、行かれますかスミソニアン。
He219がどうなったか(主翼ついての展示なったのか)も見てきていただけるとうれしいです(笑)。
あと、長年工事中だったモールのアメリ館も、今年には工事が終わってますね。
時間に余裕があるなら、川沿いの海軍博物館、公開再開したかも見てきていただければ…
あそこには世界で唯一の(笑)海軍列車砲がありますんで。


[4086] 投稿者:kobikky 投稿日:2017/08/30(Wed) 10:37  

今月号の巻頭カラーがスミソニアンだったので、思いっきり背中を押されて、エアチケットをポチってしまいました(笑)。
ダレス空港敵前上陸敢行します!


[4085] フィルタ 投稿者:くさの 投稿日:2017/08/30(Wed) 06:35  

スピットファイアのあの不格好なエアフィルタはVokes filterと呼
ぶらしいですが、艦載機型のシーファイアにも取り付けられてます
よね。艦載機が砂塵に悩まされることも無さそうな気がしますが、
地中海のアフリカ近くだと問題になるのかな。それとも別の目的が
あるんでしょうか。


[4084] くどくてすみません 投稿者:らんごだん 投稿日:2017/08/30(Wed) 05:08  

アナーキャ様。
なるほどゲイラカイトもLERXにつながるわけですか。大変勉強になりました。
もとより、記事内容の変更を求めるなど大それたことを考えて書いたわけで
なく、そういう印象を与えてしまったのでしたら大変申し訳なく思います。
アナーキャ様の文章が、内容の緻密さに反してカジュアルで平易であるのに
つられてつい『こう言う事もあるんじゃね?』と『カジュアルな姿勢』で
書いてしましました。
考えればあれだけの内容を継続して(しかも無償で)お書きになるにことに
対する敬意に欠けていたと反省いたしております。

さて、おっしゃる通り、私の考えたような事があったとしてもLERX効果を
否定するものではありませんので、以下はその点踏まえてお読みください。
まず、なぜ私が背びれの位置の物体が、プロペラ後流の悪影響を受けにくいと
直感的に(どっかの大統領みたいだ)思ったのか自問してみました。
で、はたと気がついたのがP47の例です。
ご存知の通り、P47はD-4でレザーバックからバブルキャノピーにした時に
ヨーの不安定さが発生しました。
これを形状的に考えると、取り去ったオムスビ断面で機軸方向に長い物体が、
垂直尾翼に接していなくてもヨー軸安定に寄与していたことになります。
そこであの位置(機体表面近く)だとプロペラ後流の悪影響を受け
にくいのではないかと考えたわけです。
ただあの位置だとキャノピー直後ですから、プロペラ後流剥離説は
成り立ちません。
それで考えたのですが、機体表面近くのプロペラ後流は、表面から離れた
後流より粘性の影響により減速しているということはないでしょうか?
久しぶりに無い知恵絞ったので疲れました・・・


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