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[957] 似たような話ですが 投稿者:coni 投稿日:2012/04/30(Mon) 20:21  

A-4の設計者のエド・ハイネマンがF-16の開発に
オブザーバーとして参加していたというのはほんとでしょうか?
当時ジェネラルダイナミクス社の技術副社長をしていたという話なのですが。


[956] ネガティヴ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2012/04/30(Mon) 18:03  

同じような質問をメールでいくつかもらったのでフォローを。

A-10の開発に、Ju-87の急降下爆撃エース、ルーデルが呼ばれて参加したという話はホントか、
というものですが、私は、そういった話は質問をもらうまで全く知りませんでした(笑)。
彼が開発スタッフから連絡を受け、いくつかのアドヴァイスをしたのは事実のようですが、
ルーデルはネオナチの熱烈なシンパとして知られてましたから、少なくともアメリカに
渡って直接計画に参加、というような事はありえないような気がします。
とりあえずスプレイはドイツ語が出来たので、電話で話すくらいならしたかもしれませんが、
設計レベルに関わるほどの仕事をした、という話は見た事がないのです。

まあ、私が知らないだけで、極秘にアメリカに入国していた、という可能性もありますが、
ルーデルは1970年代には政治的なスキャンダルを起こせるほどの(笑)、
大金持ちのビジネスマンになってましたから、わざわざ攻撃機の開発にアメリカにはいかないような気がします。

とりあえず、完全に否定できる事実関係は示せませんが、状況的にはネガティブ、という事で、ひとつ(笑)


[955] カウンター 投稿者:アナーキャ 投稿日:2012/04/28(Sat) 20:56  

実際に操縦してみないとわからない部分はやはりありますねえ(笑)。
なるほど、着陸できなければ、どんなにスゴイ機体でも怖くて飛ばせないですものね。

F-16のフライバイアでは操縦スティックが中立になった瞬間、機体はその姿勢の強制維持に入るそうな。
例えばロールして機体を横向きに一回転させたあと、中立位置に入れると、
自動的に当て舵まで操作して、ピタリとその位置で止めるんだとか。

が、これをよく理解できなかった当初、パイロットの多くがロール終了後、操縦スティックを反対に倒して当て舵を入れたため、
そのまま反対方向のロールに入ってしまい、軽いパニックになることがあったという話を見ました。

逆に考えると、フライバイワイアの機体に慣れてしまうと、物理操作の機体の操縦は怖いでしょうね…


[954] トリムとラダー 投稿者:ささき 投稿日:2012/04/28(Sat) 05:39  

F-16 みたいなサイドスティックだと操縦桿の中立位置が固定されるので、
トリムは FBY のコンピュータが勝手に合わせてくれるんでしょうね。

話をぐっと戻してラダーの話。機体を意図的に滑らせて飛ぶのは
なにも射弾回避や捻り込みだけでなく、横風離着陸時に必須です。
FBY に自動着陸も組み込んで横風も補正して着陸してくれる
ならラダー無しでも良いですが、そうでなければ常にオート
ラダーで吊り合い飛行しか出来ないと困ることもあるんです。

横滑りは機首直下を覗いて見るとか、フラップやエア
ブレーキのない機体で急減速するときにも使いますが、
それは二次的な使い方かな。



[953] 運転 投稿者:アナーキャ 投稿日:2012/04/27(Fri) 21:13  

なるほど、コストも重要な要素ですね。

ああ、あの爆撃機などのデカイハンドル、なんだろうと思ってましたが、あれ、エレベータートリムですか。

ジェット戦闘機の場合、F-86F以降、全可動式の一枚板の水平尾翼になってしまい、
物理的なタブが消えてしまったのも影響があったような気もしますね。
そういや、無尾翼デルタにエレベータータブが付いてるのを見た記憶がないのですが、
あれはエレボンの固定で対応してるのかしらん。


[952] 機能性だけじゃない 投稿者:ささき 投稿日:2012/04/27(Fri) 05:25  

音量調整機構がボリュームつまみからボタンになったのは、
「そのほうが安上がり」という理由もありますね。

飛行機の操縦桿ないしホイール+ペダルという操縦体系は
おそらくグレン・カーチスあたりが確立させたのではない
でしょうか。ご存知だと思いますが、ライトフライヤーの
操縦体系は恐ろしく非直感的(前後に動かすレバー3本で
エルロン、エレベーター、ラダーを操作する)ですから…。

操縦桿も細かくみると、エレベーター操作を「前後に
傾ける」タイプと「前後に引っ張る」タイプに分かれます。
セスナは後者の押し引きタイプ。日本でセスナを模した
シミュレータに乗ったときは、「傾けタイプ」と違って
中立位置が直感的にわからないので「なんて不便なんだ」と
思っていましたが、実機に乗ってみると実は操縦桿に
決まった「中立位置」なんて無いと知りました。
舵の中立位置は空力的に決まり、手を離したら勝手に
そこに収まりますが、必ずしも飛行機が水平飛行する
姿勢に落ち着くとは限りません。なのでエレベーターには
舵の中立位置を調整するための小舵トリムタブが付いて
おり、セスナの場合は計器板中央のダイヤルを回して
調整します。ずーっと上昇したい場合は機首上げ姿勢に
トリムを取れば、あとは手を離しても勝手に上昇を続け
ます。車でいえばクルーズコントロールにちょっと
感覚が似ているかな?

トリムも機種によって付いてる場所がまちまちで、同じ
小型機でもパイパーだと車のサイドブレーキあたりの
位置にあります。レシプロ戦闘機だと大抵スロットルの
隣で、旅客機や爆撃機は車椅子の車輪みたいな格好で
操縦席の横に付いています。いずれにせよ、操作方法は
機首角の上下に合わせてホイールを回す格好ですね。

ジェット戦闘機ではトリムホイールは付いておらず、
操縦桿のてっぺんにある小さなジョイスティック(ハットと
呼ばれる)でトリム調整するものが多いようです。
ユタで乗っていたパイパーにはトリムハットも付いて
いて、「おぉ、戦闘機みたいだ」と喜んだのですが、実際に
使ってみると「どれだけ回したか」ではなく「押した時間」
に応じてトリム量が変化するというのは感覚が掴みにくく、
けっきょく殆ど輪っかのほうを回していました。
(ボリューム調整をボタンでぷちぷち調整するよりダイヤルで
回したほうが判りやすい、というのに似ています)


[951] ラビ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2012/04/26(Thu) 23:55  

実はラビってユダヤ教の僧侶のラビだと思ってたんですが、英語のつづりだとLaviなんですね…。今回初めて知りました。

あれはイスラエル空軍のパイロットの要望で操縦桿にしたそうなので、よほど気に食わなかったのか、
旧約聖書には、操縦桿は中央にあるように指示されてるとか、そんなとこでしょうか。
あの段階では、とっくにF-16を導入済みですから、未知の技術ってわけでもないですし…。
謎ですね。

当然、J-10もそのまんまなのは、まあ、フライ バイ アイヤーゆえでしょうか(笑)。
ちなみに全く未確認の話、と断っておきますが、アメリカがF-2にフライバイワイアのプログラム提供を拒んだのは、
ラビの時にイスラエルから中国に皆流失しちゃって大ショックだったから、という話もあります。

尾翼もどうなんでしょうね、効果があるのかどうか。
ヨーロッパ方面の連中は、ハナッからあきらめてるので、果たして中国はちゃんと理解した上の設計なのか…。

フライ バイ アイヤーですからねえ…


[950] 無題 投稿者:coni 投稿日:2012/04/26(Thu) 22:16  

そういえばイスラエルがラビを作った時も、サイドスティックは採用しなかったですよね。
抵抗感あったのでしょうか?
そういえばラビや「フライ バイ アイヤー」のJ10は、
デルタ翼だけどノズルがいくらか囲われてますね。


[949] 機械との会話 投稿者:アナーキャ 投稿日:2012/04/26(Thu) 19:51  

ささきさん、キーボードは面白い例ですね。

その点、よりシンプルな情報しか機械に与えない入力装置は、意外に変化する気がします。
ダイヤル式の電話は、15年前後でボタン入力式が普通になってしまいましたし、
昔はスイッチとダイヤル式のチャンネルで、どこの家に上がりこんでも
普通に見れたテレビですが、私は正月に帰省した実家のテレビの電源を探すのに5分以上迷いました(笑)。

乗り物の場合、理屈じゃないんだけど、動かさない方がいい部分、というのもある気がしますね。
自動車だとハンドル、アクセル、ブレーキの3種の神器は安全性の問題もあってか不変ですが、
ギアレバーやサイドブレーキは最近、かなりアグレッシブな(笑)設計になってるようです。
先日、知人の車で出かけたとき「帰りは俺が運転するよ」とカッコつけて
運転席に座ったところ、オートマのレーバーとサイドブレーキの場所が全くわからず、
結局、知人に聞くまで見つけられませんでした(涙)。

航空機の場合、どうも操縦桿はオッケーで、スロットルとラダーは動かせない、という印象が。
ハンドル型からスティック型までいろいろありますし、戦闘機でもP-38なんてどこのサンダーバードだ、というシロモノですし…。
F-16の外側しか見てなかったソ連は採用しませんでしたが(笑)、F-16のサイドスティック操縦は、
F-22、F-35でも引き継がれていますし、最初のF-16の段階で、予想以上に評判が良かった装置でもあります。

ここら辺りは、理屈じゃない生理的な好き嫌い、みたいなのもある気がしますね。


[948] ヒューマン・ファクター 投稿者:ささき 投稿日:2012/04/26(Thu) 15:11  

オートマ自動車のレバーが機械式変速器のレバーを模して
いる必要もないし、アクセルやブレーキがペダル型である
必然性もありませんね。ドイツでジョイスティック式の
自動車が試作されて従来のハンドル式と比較された結果、
ハンドル式に慣れたドライバーからは不平不満が噴出した
ものの、自動車運転経験の全く無い青少年に試乗させたところ
むしろジョイスティック式のほうが好評だった、なんて話を
聞いたことがあります。

でも、だったら明日からハンドル式の自動車を全廃して
みんなジョイスティックにすりゃ良いや、というわけには
ゆかないんですね。人間だから。

飛行機より身近な例を挙げれば、パソコンのキーボードが
QWERTY 配列である必然性も全くありませんし、そもそも
パソコンの入力装置がキーボードでなければならない
積極的な理由もありません。
個人的には両手に4bitづつのON/OFFスイッチを握って、
親指でストロークすることで8bit単位の情報を直接
入力すればキーボードより遥かに効率が良い筈だと
思っています。人間には10本もの指が備わっている
のに、1本づつしか使わないキーボードなんて甚だ
非効率な入力装置なのですが、幸か不幸かキーボードを
凌駕する入力装置はいまだ商品として成功した試しが
ありません。「キーボード」というカテゴリにおいてすら、
ありとあらゆる批判に数十年間も晒されながら、旧態然
たるQWERTY配列が不動の地位を保ち続けています。
この文章じたいもQWERTY配列のキーボードで打ち込んで
います。iPhone のフリック入力も使えないことはないの
ですが、使い慣れたキーボードほど速くは打ち込めません。

まったくもって不合理で非効率で過去の経験に引きずられた
バカみたいな話ですが、人間なんてそんなもんだと思います。



[947] 手足とは大分ちがうので 投稿者:アナーキャ 投稿日:2012/04/24(Tue) 23:37  

ゴマさん、基本的にはその通りですね。
物理的な接続が消えたフライバイワイアの機体の場合、
操縦の装置が操縦桿やフットペダルである必然性は全くありません。
機体のコンピュータに自分の意思が伝達できればいいので、
それこそ、機体との対話型の言語入力でも行けます。
どの言語系にも発音しやすく、文法に無駄の無い高速飛行言語とかの人工言語で、
機体を操る時代がそのうち来るかもしれません。

ちなみに人妻とお母ちゃんは、ニューヨークのお姉さんとニューハーフのお姉さんくらい違うような気がしますが、
ここら辺は、個人の価値観と人生経験による(笑)と思うのでなんとも言えませぬ…

コビッキーさん、やはりコンピュータに伝えられる情報量の減少が問題のような気がします。
フライバイワイアは、それこそ、失速しない範囲でどんな飛行が誰にでも出来る機体ですから、
逆にどれだけ正確に自分の意思、どう動かしたいのかを機体に伝えるのが重要で、
従来のパイロットがこれを機体に伝える手段としては、操縦桿とペダル、という事になるのかと。


[946] 自動ラダー 投稿者:コビッキー 投稿日:2012/04/24(Tue) 23:22  

ゴマさん

コンバットフライトシュミレーターだと、ラダーを自動にし
てもバレルロールも背面飛行もできるので、ラダーの必要性
を感じません。というか、これってラダーだけ完全なフライ
バイワイヤになってるようなものですよね?
なので、ラダーペダルの存在意義とは?と思ったのですが、
きっとグラマン15機に囲まれて逃げ回るときのように、イレギュラーな操作もできないと落とされちゃうのかもしれませんね。


[945] ラダーペダルの件 投稿者:ゴマ 投稿日:2012/04/24(Tue) 21:39  

コビッキーさん。アナーキャさん。
ラダーペダル無しの操縦なら、ゲームソフトのエースコンバットで
オプションメニューでコントローラーを初心者向けにすると体験
できます。
スティックを倒した方向へ旋回するモードですが、進路変更と
ローリングの区別ができないので、バレルロールとか背面飛行は不能になります。
これは「ゲームだから」でしょうけれど、機体の制御をコンピュータが
行うのがフライバイワイヤーならば、パイロットの役割は
「どう飛びたいのか」をコンピュータに伝える事に他なりません。
F-16などの操縦装置にスティックやペダルがあるのは、従来の
飛行機がそうだったからで、パイロットにとって体感的に判りやすいからではないか、と思うのです。
ですから将来にはペダルもスティックも無く、
「キーボードで操縦するぜ」とか「トラックボール最高!」とか
「俺の歌を聴けぇ!」とかあったって不思議じゃないと思うのです。

「お母ちゃん」はさすがにアレですが「人妻」ならイケますよ。
僕は!


[944] 賃貸飛行機はフライ バイ ハイアー 投稿者:アナーキャ 投稿日:2012/04/23(Mon) 22:42  

コビッキーさん、私は飛行機の現物を運転した事はないので(笑)あくまで推測ですが、

●操縦桿、操縦スティックだけにコントロールを統合してしまわないのは、
左捻りこみを含めて(笑)空中戦などの高速機動ではラダーによる微妙なコントロールが必要だから。

●ペダルではなく、操縦桿にボタン等を付け、手で操作できるようにしないのは、
手でやる作業はかなり多いので、これ以上、負担を増やさないため。

じゃないかと思います。
単に今まであったのがなくなると不評だから、という可能性もありますが(笑)…
ちなみにF-16のラダーは操縦スティック同様、ほとんど動かないので、
ほんの少し力を入れるだけで操作できてしまいます。
あれも高いGの時、操縦しやすくなってるような感じでした。

ゴマさん、初めまして。
関西弁は考えてませんでした(笑)…。

ジェネラル・ダイナミクスの技術者のコメントとか読んでると、
パイロットが偉いんやないでキチンと世話してるF-16が偉いんや、といった感じですから、
メイドさんというより、面倒見のいいお母ちゃん、という方が近いかもしれません…
これに萌えるかは、個人差があるかと(笑)


[943] フライバイワイヤー 投稿者:ゴマ 投稿日:2012/04/23(Mon) 22:14  

フライバイワイヤーとはつまり、飛行機を飛ばしてるのは
パイロットや無いでぇ。ワイらコンピュータや!
フライ・バイ・ワイやーッ!

失礼しました。ゴマと申します。お初です。
フライバイワイヤーについて読ませていただきました。
やはりアレですね。パイロットの意図を汲んで、見えない所で
仕事をこなす。まるで良く出来たメイドさんの様ですね。
やはり時代は「萌え」なのでしょうか。
…ちょと心配になります。いや「時代」が。


[942] ラダーペダル 投稿者:コビッキー 投稿日:2012/04/23(Mon) 06:15  

昔から疑問なのですが、フライバイワイヤでラダーペダルを
残しとく理由って何でしょう?少なくともドッグファイト
の最中は、踏ん張れるように無いほうが良いような・・・。
着陸時の姿勢制御のためだけでしょうか?まさか左捻り込み
用とか(笑)


[941] 悩む 投稿者:アナーキャ 投稿日:2012/04/23(Mon) 00:05  

今さらながら、EA-18Gの主翼が変な事に気が付いた…。
まあ、もうF/A-18ファミリーのことを書くことは一生無いと思うので、
このままスットボケてしまいませう。


[940] さらに追加 投稿者:アナーキャ 投稿日:2012/04/22(Sun) 16:32  

グッドイヤーが造ったF-4Uの発展型F2Gは、
フライ バイ タイアってのは日本語表記だと苦しいな…。

むしろ地球の自転の力に乗って飛んでゆく、東向きの発射のロケットを
フライ バイ ガイアって方が通じるか。


[939] 追加 投稿者:アナーキャ 投稿日:2012/04/21(Sat) 22:12  

今回の記事に追加。

ジェット機はフライ バイ ファイアです。


[938] 写真 投稿者:アナーキャ 投稿日:2012/04/20(Fri) 23:51  

ご迷惑おかけしました。

そういやデイトンでは大統領の間にいけなかったので、
サンダーバーズのF-100、見てないんですよね、私…


[937] Re:[936] インベーダー 投稿者:某氏 投稿日:2012/04/20(Fri) 00:47  

しかも単体でそういうややこしい変遷を経ているだけのみならず、
客人、もといマローダーなんていう機体も影にこっそりありますから余計にですね(笑)。

重ね重ねご教示ありがとうございます。
ル・ブルージェと、あとデイトンの自分の過去の写真も確認したところ、言われてみれば確かにそんな感じになっていました。



[936] インベーダー 投稿者:アナーキャ 投稿日:2012/04/19(Thu) 19:43  

A-26もヤヤコシイ機体で(笑)A-26→B-26
→タイ国内には協定で爆撃機は持ち込めなかったので、再びA-26、
という表記に関しては悪夢のような機体となってますね(笑)。

CIAは1970年代に入るまで、世界一筋肉質なスパイ組織でしたから(笑)、
大戦終結後にやたらと余っていたインベーダーをかなり供与され、使っていたようです。
ピッグス湾とあわせ、ケネディ暗殺前後に中南米への怪しい飛行を広くやっていたのもこの機体だったはずです。

でもってすみません、後で気が付いたのですが、あのF-100の主翼の隙間は、
もしかしたら油圧が抜けた前縁スラットを再現してるのかも知れません。
F-100は地上で完全に油圧が抜けると、スラットが規定位置より下にズリ落ちてくることがあり、
その状態だと、あの部分にたしかに隙間ができます。
フランスの航空宇宙博物館にあったF-100がまさにその状態で展示されていたのを思い出しました。
確認してみたところ、イギリスのダックスフォードの機体も開いたままになってました。
通常、隙間が開くほどスラットが下がる事はほぼ無く、また、地上では異物が入らないように畳んでおくのですが、
博物館などの展示では、そのままにされてしまう事があるようです。

もっとも、台湾の機体は、明らかに主翼も変ですし(笑)スラットも完全に下がってる位置ではないので、
もしかしたら、他所の博物館の展示状態をなんとなく真似してしまったのか、
スラット部分(これは本物だと思います)の取り付け方がわからなくて、ズレたままハメ込んでしまった可能性があります。

後から追加で、申し訳ないです…。



[935] 追記 投稿者:某氏 投稿日:2012/04/19(Thu) 02:22  

A-26について英文ウィキペで見たところ、米州兵では1972年まで使い、
インドネシアが1976年に東ティモール侵攻に使った、とか
1980年にコロンビア空軍退役、というような記述を見かけました。
あの博物館の解説板はおそらく1969年の誤記として、ベトナムの他にもピッグス湾やコンゴ動乱に出ているなど、なかなか凄い経歴の持ち主ですね…


[934] Re:[933] 台湾に行っチャイナ 投稿者:某氏 投稿日:2012/04/19(Thu) 01:54  

アナーキャさん、フォロー&ご紹介ありがとうございます。

公園の戦車は地元の人に聞かないと絶対わからないような場所にぽんと置いてあったので驚きました。
駆逐艦の方は有名観光ポイントのすぐそばなので休艦日でさえなければ(笑)、行きやすそうです。

道教施設とコンビニは大から小まで隙間があれば、という感じでした。
仏教系というと南無阿弥陀仏の張り紙はあちこちで見ましたが、神道まで取り込んでるんですか…

雑居ビルのそういう店については、アナーキャさんの香港や上海の旅行記に載っていたな、と思っておりました(笑)。
本当はもう一つ大きいパソコン系のビルも台北にあるようです。
メイド喫茶は… なんか、噂ではタイにもあるとかないとか…
改めてこの二国は間違った日本文化の需要という点で突出したものがあります(笑)。

どうも高雄には私が見たものと博物館の日本製の他にもう1機星式戦闘機があるようで、都合6機もの密集地帯になっているようです。
F-100のサンダーバーズっぽい塗装は… なんなんでしょう? 
にしても桃園の方の機体の翼は…… なんという……(笑)。

アルバトロスのはなるほど、RATOですか。取り付け位置があんなところだとは思いませんでした。
A-26のあれはやっぱり誤記ですか。
C-123についてもはやはり、「特種任務」への従事が解説板にて言及されてました。

その他のご指摘もありがとうございます。追記に反映させていただきます。


[933] 台湾に行っチャイナ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2012/04/18(Wed) 22:53  

旅行記、拝見させていただきました。
台湾は未だ見ぬチャイナ文化圏ですが、ああ中華だなあ、
という大変面白そうなエリアですねえ(笑)。
普通の公園に戦車やら軍艦があるってのは凄いなあと思ったり。

あと、ウワサには聞いてましたが道教施設、多いですね。
名前が廟となってるとたいてい道教系なんですが、
台湾の場合、これに仏教&日本の神道がまじっちゃって結構独自進化してるらしいです。
なるほど神社も結構残ってますね。

あと雑居ビルに“そっち方面の日本文化の店”が集中してる、
というのは香港やら上海と同じ感じがします。
もっとも、メイド喫茶はまだ国外で見たことなかったですが…。

航空機関連、台湾にこれだけセンチュリーシリーズがあるとは知りませなんだ。
つーか、なぜF-100は口先だけサンダーバーズ塗装(笑)?
台湾のアクロチームとかで使われたんでしょうか。
でもって、さすがにU-2は皆もって帰られてしまったみたいですね。

ついでに余計なお世話のような気もしますが(笑)、何点かフォローしますと
まずグラマンのHU-16の横に付いてた小さなボトルは多分RATO、離陸用の補助ロケットだと思います。
このサイトの途中に、アルバトロスでRATOを使った短距離離陸をやるステキな沖縄アメリカ軍の写真があります。
http://www.svsarah.com/Non-Sailing/ewOkinawaOtherSources.htm

他にA-26(B-26)の引退が1996年となっていたのは、おそらく1969年の誤記ではないでしょうか。
あの機体は、後にボイドがベトナムで勤務する事になるタイのナコンファノム基地でCIAが運用したのが
最後のはずで、例の犬のフン型盗聴器とかを空からばら撒いていたりしました(笑)。
これの引退が1969年12月ごろなので、おそらくその事ではないかと。

チョンマゲつきのC-123もおそらく結構危ない任務をやっていた機体で、CIAのものなような気がします。
U-2とセットで、かなりの機材を連中は台湾に持ち込んでますから。

あと、軍史館後方に見える監視塔は、これ給水用のタンク(あるいは燃料用)じゃないかと(笑)。

最後に出てきたF-100の主翼の隙間は、どうも主翼そのものがおかしいので、
(取り付け部分は機体内部に食い込む構造になってるはず)おそらく適当なベニア板とかで
修復したら寸法が足らなくなっちゃって的なものを感じます(笑)…

いやはや、私もそろそろどこか行きたいですが、うーん、なんとかしたいなあ…

ちなみに、某氏さんの台湾旅行記はこちらになります。

http://bohshi.fc2web.com/12taiwan-mokuji.html


[932] どうもです 投稿者:某氏 投稿日:2012/04/18(Wed) 00:02  

コビッキーさん、拙い旅行記ですが少しでも参考になりましたら幸いです。

台湾では艦齢延長工事・台湾での改装・退役時の武器流用等で
原型をとどめてないギアリング級が記念艦になってるのをたまたま見かけました。
(見つけた日は休館日でしたが…)
あとは高雄の空軍軍史館や桃園空港の航空科学館に展示してあった、
中台航空戦の戦果の数字なども色々な意味で凄いものでした。現実はどうだったかは知りませんが(笑)。
他は観光というか日本時代の建物と神社跡ばっかり回ってたのでアレですが、なかなか面白い場所でした、台湾。


[931] アトムの力だ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2012/04/16(Mon) 20:42  

人の事を言えませんが、ボストン観光なしは筋金入りという感じですね(笑)…。
艦船系の展示はアメリカ東海岸が世界最強だと思うので、いろいろあってうらやましい限りです。

潜水艦博物館、詳しい場所は知らなかったのですが、ニューヨークとフォールリバーの間ででしたか。
考えてみれば一般公開されてる原子力船てのもスゴイ話でウカツな部分には人を入れられないのでしょうかね。


[930] 無題 投稿者:コビッキー 投稿日:2012/04/16(Mon) 12:51  

某氏さまのサイトで予習させていただき、Battleship Coveに
先週、行ってきました。結局、Boston観光は一切なしで、ConstitutionとSubmarin Museumの両方に行ってきましたが、
Nautilusは前半部しか見られず、ちょっと期待はずれでした。ホームページのバーチャルツアーで十分かな?という感じです。


[929] 驚く 投稿者:アナーキャ 投稿日:2012/04/15(Sun) 23:06  

アイドルマスターの楽曲展開でZABADAKのカバーをやってると教えてもらう。
いやはや、驚いた。
時代の流れなのか、世界は変わりつつあるのか…。



[928] 投稿者:アナーキャ 投稿日:2012/04/12(Thu) 20:24  

カメラのホワイトバランスの差、という可能性もありますが(笑)、
おそらく大島桜、白妙、といった品種じゃないかと思われます。
ちなみに水銀灯のとこで、白いと書いてる桜は大島桜です。

2月半の開花ってのはすごいですね…。
関東とそんなに緯度も変わらない上にカリフォルニア海流まであるのに、
そこまで気温差があるのはちょっと不思議な感じがします。


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