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[1366] 馬の戦争 投稿者:アナーキャ 投稿日:2013/02/10(Sun) 20:32  

五反田猫さん、日本軍の兵站も調べると気が滅入りそうで、
あまり近づかないようにしたい気がしてます(笑)。

作家である石川達三さんが昭和13年、武漢攻略戦に従軍した時の
従軍記として、武漢作戦という本があるのですが、確か補給部隊がメインの話だったはず、
と引っ張り出して久しぶりに読んでみました。
これによると時速10kmも出ないながら、かなりの数のトラックが動員されていたり、
後部補給基地には、軍馬専門の獣医将校がいて、さらに負傷した馬のリハビリ牧場のようなものまである、
とされていますから、このころまでは、ある程度の組織的な兵站が存在したのかもしれません。

婆裟羅大将さん、ご指摘どうもです。
おっしゃる通りですね。以後、気をつけます。

私などが力の大きさにKgfを使うのは、日常の10kgとかの大きさにより
その量が直感的に理解しやすいから、という部分があります。
その分、計算がややこしい事になりますし、全体の単位が面倒になってしまいますが、
それと引き換えにしても、普段の感覚で理解できる単位を取ってしまう、という部分がある気がしてます。
学術的にやるなら絶対SI系の単位だと思いますが、東大の内燃機関の大家の人で、
徹底的にSI系を嫌ってた人が確か一人いたような(笑)…。

軍馬の飼育は、意外に情報がない分、もし聞けたなら貴重なお話だったかも、という気がします。
先にふれた武漢作戦によると、危険な戦場に出ない分、軍馬の担当はうらやましがられた、
ただし、本人たちは非常に不本意に感じていた、といったような事が書かれてましたが。


[1365] チカラの単位、馬の事など 投稿者:婆裟羅大将 投稿日:2013/02/10(Sun) 18:57  

アナーキャさん
>600kgの遠心力と、10kgの質量に懸かる100m/ssの力はどっちが大きいの、という質問なら後者ですが。

前者は約6000N、後者は1000N ですから前者の方が6倍大きいかと。些細なことですいません。

ところで私は1956年生まれですが義務教育、その後の教育でもチカラの単位として ニュートンを基本として習っています。kgfも知識としては習いましたけどね。
まあ機械系の大学行った人と、会社勤めで加速度単位系から重量単位系に矯正された人もいますが、今は会社も機械学会も加速度単位系と言うか、SIが標準になっています。
機械学会、応物学会論文もチカラをニュートンと書いてなければ受理されまへん。
ダインもステーヌもkgfもポンドもダメなのよ。
自分より若い人がどうして義務教育で習わない単位系を使うのか不思議に感じます。
(あ、婆裟羅は物理系と言うか計算機系の大学なのね)


ところで 義父が軍隊では馬の世話してました。みなさんのお話聞くと苦労したのか、暇になってしまったのか(笑)、聞いてみたかったな。
もう故人なので無理ですが。

http://plaza.rakuten.co.jp/vajra33/


[1364] トラックがあれば 投稿者:五反田猫 投稿日:2013/02/10(Sun) 07:15  

そうなんです。 フィリピン決戦の体験者の記録を読むと、オンボロトラック3台(ガソリン付)があれば、大隊総出で死ぬ思いの肱力搬送1週間が、半日もあれば終わるのにと悲痛な思いが綴られています。 ルソン島ー>レイテ決戦ー>結局 レイテが主戦場と、様々な計画変更に、現地部隊は毎日必死の右往左往した挙句に、疲れ果て、必要な場所には弾薬も食糧も無い状態で戦わず衰弱死しています。

始戦の快進撃では、十分な準備をして、馬にトラック、装甲車までついた捜索連隊に自転車まであったから、困らなかったのですね。 加えて相手が、本国から輸送が途絶えた植民地部隊でした。 

主題のOODAループの回転速度は、機動(輸送)能力に、大いに比例するのだと思います。 なぜか日本軍は、始戦の勝利で、それを無敵皇軍スロ−ガンに置き換えて、気づけないまま大敗北したように思えてしまいます。


[1363] 輸送システム 投稿者:アナーキャ 投稿日:2013/02/09(Sat) 22:26  

五反田猫さん、情報どうもです。
日本軍の物資運搬システムは本格的に調べたことがないのですが、
こうして見ると、馬に頼りきってますね。

馬の重量と体積から各種船舶に搭載できる数は当然限られます。
そこからさらに死病数を引いた頭数、つまり現地に生きて届く数の総数が
軍が投入できる単純に輸送機関としての仕事量(=馬力)の総量ですから、
これは内燃機関積んだトラックとかに比べると、絶望的に効率が悪そうです。
重量あたりでも4倍から5倍、体積で言ったら10倍以上、効率が悪いんじゃないでしょうか。

そもそも、馬がかわいそうですね、これじゃ。


[1362] 砲兵馬 投稿者:五反田猫 投稿日:2013/02/09(Sat) 17:43  

帝国陸軍の軍馬の話で、自分なりのまとめです。
昭和13年に出た陸軍の軍馬生産計画では毎年の生産目標を
下記のようにしました。
乗馬    一万二千頭
砲兵輓馬  二万四千頭
戦列駄馬  三万六千頭

乗馬は、言わずと知れた将校用、馬が3頭居れば飼料輸送に駄馬が1頭必要なので、単純計算でも乗馬+砲馬3万6千頭の飼料を運ぶのに1万二千頭の駄馬が必要で、他の輸送に使えるのが2万4千頭なのです。 この計画で、最後まで足りなかったのが砲兵輓馬で、これは重馬種の馬が必要で日本では従来いなかった種類です。 六頭立て砲車では、後馬に重馬を用い、これがハンドルとブレーキの役割を果たします。 重馬が居なければ、スムーズな砲車の移動が出来ません。
それ以外の馬も、西洋種の調達は進まず、満州事変で戦闘が始まると軍馬はバタバタと戦死し、一般農耕馬を無理やり徴用します。 これには問題があり、例えば上海派遣軍の機関銃小隊独山一輜重隊300頭のうち、廃斃馬21、重病馬217頭が出ています。結局、人間以上に娑婆の馬は戦場に適応できません。 結局、歩兵・砲兵とも、馬が欠なら、肱力搬送です。 
南方は更に酷くて、輸送船の中で衰弱、ほとんど使い物にならないので、19年以降は馬なし。このため、現地では糧秣すらまともに輸送できず、大量の餓死者を出すのですね。


[1361] 追加 投稿者:アナーキャ 投稿日:2013/02/09(Sat) 16:21  

遠心力の話で追加質問をもらったのでちょっとだけ。
ここら辺りはいつかやる予定(涙)のICBMの話で詳しく説明するので、今回は簡単に。

質問は、航空機に懸かるGは遠心力と違うのか、という点でした。
答えはもちろん、違います(笑)。これは二つの点から別物です。
なのでボイドの説明は、本来“正しくない”のです。

一つは、遠心力はその名の通り力であり、単位はkgです。
対してGはGであり、単位もGです(笑)。そもそも別物なのですね。
ただGは重力加速度を基準値としない場合は、単なる加速度となります
それでも単位はm/ss(メートル/秒の2乗)ですから、やはり別物です。
例えば600kgの遠心力と100m/ssの加速度はどっちが大きいの?と聞かれても答えようがありません。
600kgの遠心力と、10kgの質量に懸かる100m/ssの力はどっちが大きいの、という質問なら後者ですが。

ただし、遠心力の計算式、質量×角速度×角速度×半径から
質量を抜いてしまえば、実は加速度になります。
なんで?というとえらく長い話なので省きますが(ICBMの時やります)、
これは円運動を慣性系座標から見た場合の円の内側に向う加速度の計算式の変形だからです。
実は、連載記事中に出てきたGの計算式の上部分、真対気速度×角速度の計算式も、
その変形に過ぎませんから、両者はGの加速度部分の計算式と同じになります。

じゃあ、加速度で見たら、同じなのか、というと、これも違いまして(笑)、
加速度のかかる方向、ベクトルが逆向きなのです。
つまり、旋回中の飛行機なら、内側に向う力、すなわち傾けられた主翼から生じる揚力がGの加速度であり、
対して回転系座標で存在する遠心力は外向きの加速度となります。
航空機には、エンジン推力、主翼と尾翼の揚力以外に加速を与える要素はないので、
この外向きの加速度なんてものは、実在しません。
それは回転系から見た、慣性の力、見せ掛けの力なのです。

よって、遠心力の計算から、Gの加速度と同じ数字を得る事もできますが、根本的に別物です。
ご注意あれ。


[1360] 馬と戦争 投稿者:アナーキャ 投稿日:2013/02/08(Fri) 22:18  

くさのさん、確かに騎兵が先なら要らないかもしれません。
旧約聖書時代のエジプト、ペルシャ、バビロンは戦車天国ですが、本格的な騎兵が登場すると
その運動量についてゆけず、どんどん衰退して行ったような印象があります。
中国の場合ははっきりしませんが、北方の騎馬民族にやられちゃったんじゃないかなあと思ってます。

余談ですが、湾岸戦争の時のアメリカ軍人さんの発言は、やけに南北戦争にちなんだものが多く、
日本人にはわかりにくい部分が結構あります。
教養あるなあ、と思ってたら、当時のテレビドラマで大ヒットしてたのが南北戦争ものだったのだとか(笑)。
これも歴史の一面でしょうか。

五反田猫さん、車軸受けの部分は、そういやアッシリアだかヒッタイトだかが、
初めて鉄製にして、これがあの辺りの敵を一掃してしまうほどの新兵器になった、
という解説を英国(大英)博物館で読みました。
そんなものかな、と思ったんですが、なるほど、意外に重要なんですね。


[1359] チャリオット 投稿者:五反田猫 投稿日:2013/02/08(Fri) 07:12  

日本の場合は、くさのさんが仰るように馬と挂甲が一緒に入りました。(出土例から明白)挂甲は大鎧に発達しますが、これは騎射に特化した鎧です。 鎌倉期から大鎧が消え胴丸になるのは、歩兵による集団戦に移るからです。

一方で戦車の出土はありませんね。 車、そのものが日本では発展せず、平安期になり牛車が出てきたくらいです。 この問題点は軸受け部分の「轂」の強度が上げられなかった。あれだけ車輪径を大きくして回転数を落として、低速で動いても、この部分が破損して動けなくなる話が良く出てきます。 戦闘用となれば、馬の速度ですから無理ですよね。 結局、高速で動ける車は、江戸末まで出てきませんから、日本には馬車牽引はないといえます。 一方でヨーロッパでは、三十年戦争からナポレオン戦線まで、砲と弾薬を戦場に早くもって行くのが勝利の方程式になり、重馬が開発され 複数馬で牽引する砲騎兵が完成していました。


[1358] 南北戦争の騎兵 投稿者:くさの 投稿日:2013/02/08(Fri) 00:23  

まあ、馬に乗れる一般人が戦争しているだけ、というのが最大の理由でしょうね。
ブランディ・ステーションの戦いのように騎馬のまま戦闘が行われたという例が全く
無いわけではないのですが(これも奇襲語後の乱戦に)、多くの場合は戦場では
歩兵として戦っています。騎兵部隊の役割は偵察や高速機動することで、突撃力
が期待されていたわけではないです。日露戦争の日本軍騎兵のような位置づけですね。あと、槍もっているわけではなく、サーベルも役に立たないとの評価がされ
ています。

それでも数はそろえられた様で、北軍には3個騎兵師団からなる騎兵軍団が設立
されています。騎兵はその性質上前装銃では具合が悪いので、後装式の連発銃
を装備していますから、歩兵としてもかなりの戦力になったと思われます(短銃身
の騎兵銃ですので射程は短いでしょうけど)。

そういえば映画「ゲティスバーグ」で、ピケットの突撃シーンがあります。世界最
後の戦列歩兵の突撃と言われていますが、ワーテルローや他の映画で見られるよ
うな一糸乱れぬ行進ではありません。その分リアルなのですが、やっぱり訓練さ
れていないとこんなものかな、という感じでした。


[1357] チャリオット 投稿者:くさの 投稿日:2013/02/08(Fri) 00:05  

想像に過ぎませんが、日本に馬が入ってきた際にはすでに鐙があったからではな
いでしょうか。魏志倭人伝には日本には牛馬はいないと書いてあります。古墳時
代にはすでに鐙が使われいるので、この間にセットで入ってきたと考えて良いので
はないでしょうか。

鐙があればチャリオットは要らないんではないかと思います。律令制では騎馬に優
れたものは騎兵になるように定められています。騎兵の武器が何かは書いてあり
ませんが、その後の流れを考えると騎馬弓兵だったのかなと。弩を使うとなるとチ
ャリオットでないと難しいでしょうが、通常の弓なら騎兵の方が優れているような。


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