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対地攻撃説
投稿者:
ささき
投稿日:2011/04/20(Wed) 21:48
>石垣さん
鮮明な写真ありがとうございます。
これを見ていて、三脚銃架から可動式U字銃架になったのは、前下方を
撃ちたいという要求があったのではないかと思いました。三脚銃架では
直前方や前上方は撃てても、前下方を撃とうとすれば銃手が爪先立ちに
ならなければ無理そうで。
なぜ前下方を撃ちたいと思ったのか、それは塹壕掃射をやりたかったから
ではないかと思います。ご存知のように一次大戦は塹壕の戦いで、航空機
には塹壕にこもる敵兵への攻撃力が期待されていました。胴体下面に
数挺の機銃を斜め下方に向けて固定した「塹壕掃射機(トレンチ・ファイター)」
という専用機まで作られたほどです。
G.4 にも塹壕掃射任務が期待され、前席機銃架を上下可動式とすることで
前下方への射撃を可能にしたものの、鈍足鈍重な G.4 で最前線の対地攻撃に
就くことは自殺行為となり、G.4 は夜間爆撃を主任務とするようになって
前下方射撃の必要性が薄れ、一方では長時間の夜間飛行による疲労が問題と
なって前席風防が追加されてますます可動銃架の意味がなくなり、最終的には
機銃そのものが撤廃された…という説明が説得力あるように思います。
推論の上に重ねた推論に過ぎませんけどね。
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370
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あれこれ
投稿者:
ささき
投稿日:2011/04/20(Wed) 21:39
>くさのさん
Gebaur 機銃に言及した書籍を2冊持っているのですが、実戦での評価とか技術的
課題についてはどちらでも触れられておらず、要するに「詳しいことは伝わって
いない」のではないかと思います。他国が真似をしなかったところを見ると、
やっぱり何か問題があったんじゃないでしょうかねぇ。
>Coudron G.4 の銃架
グーグル検索で写真を探してみると、前席に三脚架台で機銃を載せた姿もあり、
どうやらこれが初期型のようです(1915年10月の撮影らしい)。
http://www.ctie.monash.edu.au/hargrave/images/caudron_g4_oct1915_500.jpg
この三脚機銃架に何か問題があってU字型のチューブ銃架になったと思われるの
ですが、こちらの写真も同じ1915年10月とされています。少なくともこの時点で
前席風防は付いておらず、機銃架の上下動で射界を確保しようとしていたらしい
ことが伺えます。
ttp://www.ctie.monash.edu.au/hargrave/images/caudron_g4_c1772_1_500.jpg
こちらは前席風防が付いているらしい写真、撮影時期不明。こうなると可動銃架の
意味がわからなくなってきます。
ttp://albindenis.free.fr/Site_escadrille/Photos_As_et_Personnel/Cottave_Paul/Caudron_G4_01.jpg
銃架を跳ね上げて主翼越しに後ろを撃てるのかとも思いましたが、射手と銃架と
機銃の位置関係を見ると、どうもそんなことができるようにも思いません。
後方防御のため上翼に後ろ向き機銃を増設した機体もあったようです。この写真は
1916年6月とされています。
ttp://albindenis.free.fr/Site_escadrille/Photos/011_CaudronG4_Vuillemin.jpg
こっちの写真(1917年7月らしい)には機銃そのものが見当たりません。練習航空隊
なのか、それとも鈍足鈍重な G.4 は夜間行動がメインになって防御機銃の意味が
薄れたのか…。
ttp://albindenis.free.fr/Site_escadrille/Photos_As_et_Personnel/Cottave_Paul/Cottave_G4_Trefle.jpg
…要するに、よくわかりません(苦笑)
>ボアザンとかコードロンとかギンヌメールとか
私はこの手のカタカナ読みを佐貫又男氏の著書で読みました。氏は大戦中フランスに
派遣されていたので原音の素養はあるはずですが、もしかすると大戦前から航空
マニアの間で「通説」としてのカタカナ読みがあり、佐貫氏がフランス語原音とは
関係なく「通説」のカタカナ音を表記した可能性もあります(「ヒコーキの心」一巻に
Deperdussin=ドペルデュサンについてそれを伺わせる記述があります)。
私はフランス語なんて読みも聞き取りもできないので、この議論については意見を
保留します。
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368
]
いろいろ
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2011/04/20(Wed) 01:32
Guynemerをギンヌメールと読むのはイタリア語読みじゃないですかね。
普通にフランス語読みすれば、ギンミーでしょう。
ただし、英語圏でもギンヌメールと言った発音で呼ばれてますので、
日本の場合、恐らくアメリカから入ってきた読み方でしょう、これ。
ここら辺の原因は、ドイツのエースで、後のナチスの高官、ウーデットじゃないかと。
ギンミーが“フランスでは2番目”なのに結構、知名度が高いのは、
彼と引き分けの空中戦をやったウーデットが、戦後、自分の著作やら講演やらで、
やたらその話をして歩いたからです。
ウーデットは、本国ドイツはもちろん、アメリカにも行ってます。
どうも彼がギンヌメールと発音しており、それが定着しちゃったような感じです。
ただし、ウーデット自身の録音等は確認してませんが…。
もっとも、ギンミーがイタリア系フランス人だった、とかになると、話は別で、
その場合はギンヌメールと言うほうが実際の発音に近くなります。
ついでに、例の空の騎士道の話は、私が知る限りはウーデットの日記以外、
直接の資料は残ってないような気がするので、今回の旅行記では触れてません。
もしウーデットの日記が正しいなら、あの写真の機体がウーデットとの一騎打ちをやった機体でしょう。
Voisinはナンバリングと同時に変なアルファベットをつけてて、ややこしいのですが、
まずL型があって、これには武装によってLAとLBの2種類がありました。
これがIIIで、そのLA(爆撃型)の方からから進化したのがLASとなります。
LAがIIIなのは間違いないですが、LASの番号はちょっとわかりません。
G4のスミソニアンの機体、確かにゴムひもありますね。
私の撮った写真ではこれが無いように見えてたんですが。
ただ、この写真を見る限りでは、同じ位置にあるように思うのですが…
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コードンG4
投稿者:
くさの
投稿日:2011/04/19(Tue) 12:13
WikiにスミソニアンのG4の写真がありましたが、機銃架は跳ね
上がってますね。ちゃんとゴムもあります。で、思ったのです
が、これってゴムの張力の関係で、レールが必要になったんじゃ
ないですかね。
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]
ぼいざん
投稿者:
くさの
投稿日:2011/04/19(Tue) 12:10
Voisin LASを英語版Wikiで検索するとVoisin Vに飛んで、VOISIN III (LA)
の改良版だとあります。ところが日本語だとヴォワザン LASの
他言語リンクはVOISIN IIIになってたので、Voisin Vにリンク
するよう訂正してしまいましたが、良かったのかな。。。
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ギンミー
投稿者:
くさの
投稿日:2011/04/19(Tue) 02:20
Guynemerは日本ではギンヌメールと発音されることが多いみた
いです。中学の時の同級生の顔が似ていたので、あだながギヌ
メールでした。ま、フランス人の名前なんで何て発音するのか
分からんですけどね。
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364
]
無題
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2011/04/19(Tue) 00:25
koshi_zaiさん、あれも日本に入ってましたか。
あのレールは、当時のフランスで撮影された機体の中でも
ほとんど見かけないんですが、なぜか現存機には全部付いてる、
というよくわからんパーツです。
輸出時に外してたという事は、ごく初期の装備だったのか、
やはり何かのテスト用のが終戦時にたまたま鹵獲されてのか…
フランス語でも読めれば多少はわかるんでしょうけども。
くさのさん、チェコだとメジャーな兵器たくさんあるんですけどね(笑)。
ハンガリーと言うと…うーん。
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M1918機関銃
投稿者:
くさの
投稿日:2011/04/18(Mon) 11:16
1918年で毎分1500発って、すごい性能ですね。ハンガリーなん
てマイナー国家で開発されちゃったのが日の目をみなかった理
由なんでしょうか。WEBでは欠点までは書いてないので、その
あたり不明ですが。
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お恥ずかしい限り
投稿者:
koshi_zai
投稿日:2011/04/18(Mon) 01:19
アナーキャどの、大変失礼致しました。釈迦に説法とは正にこのことです。すみませんでした。
コードンG4って戊式一型練習機として輸入されていたよな、と思って調べましたが、案の定レールの類は全く見当たらず。
練習で例の機銃を使っている写真などがあれば解明できると期待したのですが…
上下に動かせる動力銃座だったのか?とも思いましたが、果たして当時の技術でそんなもの作れたのでしょうか。作れたとしても実戦で使えたとは思えないので、試作機のような気もします。
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空を飛ぶ虫ではあるが
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2011/04/17(Sun) 23:55
ささきさんでも判らない、となると打つ手がないですね(笑)。
あれ、スミソニアンの方の機体はゴムヒモがないように見えるのですが、
単に劣化して消失したまま、という感じもしますし…。
何か考えはあったのでしょうが、現代からは想像つかないような目的だったんですかねえ…。
koshi_zai さん、初めまして。
おっしゃる通りでして、あの病気は寄生虫感染のため、
いわゆる予防接種等が効かないというやっかいな面を持ち、
現代でも恐ろしい病気です。
でもって、これの媒介はご指摘の通り“ハエ”です。
でもってイギリスのはモスキート、つまり“蚊”です。
確かにツェツェは血を吸うハエなんですが、
まあフライであって、モスキートでは無いわけです。
あの時のコメントは、この点についてのネーミングに対する
ツッコミだったんですが、どうも判り難かったかもしれません。
今後はもうちょっと判りやすくを心がけますね。
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