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[5444] 無題 投稿者:NK 投稿日:2020/12/26(Sat) 16:13  

いつも思うのですが、昔の戦争を考える時、つい無意識
的に、近現代の軍隊の編成(連隊→大隊→中隊)とか、
指揮命令系統があるかのように想定して議論しているの
ではないかということです。当時の認識や価値観とはか
なり違うのでしょうね。


[5443] 設計 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/12/17(Thu) 22:31  

ホーネットに関しては、マクダネルダグラスがほぼ完全に設計をやり直してるのですが、
後にLERXと垂直尾翼でもめた際にはノースロップの基本設計のせいにしたりして、
いろいろ微妙なところではあります(笑)。


[5442] F/A-18 投稿者:すぅ 投稿日:2020/12/17(Thu) 11:00  

お疲れさまでした。私も横から傍観してた一人です。

常々思っていたのですが、YF-17は特に横から見た時など、どことなくF-5の面影が残っているというか、ラインが似てるところがあるな〜って思うのですが、それがそのままスーパーホーネットになると全然別物になる。けれどもYF-17とスーパーホーネットならなるほど、同じようなラインを活かした機種なのね、となるので、デザインって面白いなぁと。
デザインとかはすごく素人なので完全に印象ですが


[5441] いろいろ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/12/17(Thu) 08:22  

NKさん、その通りでして、さらに進軍段階になると完全に闇の中です。
ただ桶狭間の時は三河物語に今川軍は五つに分散、投宿していた記述があり、
当時の大軍の移動の興味深い資料になっています。
義元が池鯉鮒に入った段階でもまだ分散しており、これがさらに小規模な沓掛城に全部入れなかったろう、
というのも今回の推論の根拠の一つです。

papasmomoさん、どうもです。
こういったサイトをやってると巻き込まれ型交通事故のような対応がどうしても生じるのですが(笑)、
まあ仕方ないと割り切っております。
事実関係の説明義務を果たした上で、ご理解いただけないならそこまで、が個人ルールです。
もっとも、私もしょっちゅう間違いをやってますから、ご指摘そのものはありがたいのですが。

うどんさん、OODAループはもうちょっとで終わりにして、湾岸戦争と電撃戦は別記事に切り離す予定です。
しばしお待ちを…ちなみに次回の更新はデグーです(笑)



[5440] お疲れ様です 投稿者:うどん 投稿日:2020/12/16(Wed) 22:34  

ここ最近、ナゴルノカラバフを巡るアゼルバイジャンとアルメニアの戦争の行方を複雑な思いをしながらリアルタイムで追ってたんですが、アナーキャ様の連載を最後まで読まないと、あれは良かったとか悪かったとか何も判断できないように思ってました。なので続きがはやく読みたいです(笑)



[5439] おつかれさまでした 投稿者:papasmomo 投稿日:2020/12/16(Wed) 21:30  

いつも興味深く読ませていただいていました。
今回はアナーキャさんがどのうように「撃ち方やめ」を差配されるのかを楽しみにしておりましたが、まさかの「パイロットの技量差」でした。
まったくの想定外でした。
おつかれさまでした。


[5438] 陣地 投稿者:NK 投稿日:2020/12/16(Wed) 20:55  

>改めて沓掛に陣を置く事で、さらに一日無駄になる可能性が

これで気づいたのですが、重大な問題にもかかわらず、
戦記で陣地設営のことに触れた資料は現代でも歴史でも
少ないですね。太平洋戦線の陸上戦でも、米軍はいとも
簡単に陣地変換できるが、日本軍はいったん陣地を設営
するとそれが生活の場になって、陣地変換に時間がかか
る点が作戦上の障害になっていたそうです。


[5437] あとは 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/12/16(Wed) 18:16  

古今東西、機体の性能比較というのは両者が同一の条件下でやるものだとは思いますが、
後はまあ、主観の問題であり、宗教みたいなものですからご自由にどうぞ。

正直、通行人の一人さん個人がどう考えているかは全く興味がありませぬ。
ここから先は他でやってください。


[5436] そちらこそRe:[5427] よくできました 投稿者:通行人の一人 投稿日:2020/12/16(Wed) 02:03  

ちゃんと旋回半径の計算結果が2%の違いになってますね.良く出来ました.Gは旋回半径に関しては−1乗ですからGでの2%の違いは旋回半径でも2%の違い(但し向きは逆)になる筈ですからね.

> 俺はそんなの気にしない、と主張されるなら、それはそれでありですけども、
> 私には十分な悪影響のように見えますね。

私が気にするか否かの問題ではありません.

パイロットの能力が全く同一で個性や癖も同じなら確かに有意な差になるでしょうね.

ですかパイロットの能力差は2%なんて小さな幅では済みません.

更に言えば,水平面で円旋回を単調に続けて旋回半径を競う馬鹿もいません.現実の空戦機動ではループ運動とロールとを組み合わせて旋回面を複雑に組み合わせて互いに相手のタイミングを外し合おうとすることになります.そしてどのようなタイミングでどのようにロールとループとを組み合わせるかにはパイロットの能力と個性(癖)が現れ,その機動に消費する時間のバラツキは2%では済まない.

パイロットの技能のバラツキのほうが機体の性能差よりもずっと大きい以上,勝敗を分ける主要因は2%の性能差よりもパイロットの技量差なのですよ.

もちろん彼我でのパイロットの統計的分布が全く同一ならば多数の空戦を繰り返せば2%の性能差に相当する戦績差は現れる筈ですが,パイロットの統計分布が2つの集団で同一(に極めて近い)というケースも現実にはありません.

つまり2%程度の性能差では人的要因に比べて差が小さすぎて現実の空戦での勝敗(単機同士での勝敗つまり生死についても戦闘機部隊同士での勝敗についても)を決める主要因にはなり得ないということですよ.


[5435] いろいろ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/12/15(Tue) 20:38  

すぅさん、今回の決戦会場の真横を東海道線は通っており、あれれ、とは私も思ってました。
調べた範囲では、はしださんが述べられてる通り、知多湾が今より深く入り込んでおり、
池鯉鮒(知立)から回り込めなかったんじゃないかと思ってます。

はしださん、情報ありがとうございます。
今回、本人は現地を歩き回ってないので、何かあったらツッコミ願います(笑)。

NKさん、お待たせしました。
地形図データの植生はその通りでして、この点で、今川の本陣の推測に関しちょっと迷っております。
おそらく次回の記事で多少、触れられると思いますが…


[5434] 無題 投稿者:NK 投稿日:2020/12/15(Tue) 20:13  

やっとOODAループが再開し楽しみにしています。国土地
理院のGSIは以前は使い勝手が悪かったですが最近は良
くなりましたね。ただ地形図のデータはあくまで地面の
形状であって、植生によって見え方が一変し、登山では
それで怖い思いをすることもありますから、単純ではな
いと思います。


[5433] 東海道線 投稿者:はしだ 投稿日:2020/12/15(Tue) 13:02  

大高大府はすんなり行けますが、大府と刈谷の間は例によって海だったようですよ。
一号線と名鉄線が境川(尾張と三河の境界)が越えている辺りがすでに海沿いだったのではないでしょうか。そこから大府を回って大高に行くのは、確かに高低差は抑えられますが、かなりの回り道になります。


[5432] 街道 投稿者:すぅ 投稿日:2020/12/15(Tue) 12:16  


個人的にここの地図みて疑問なのが、東西2本の東海道は理解できるのですが、もう一本南にもっと通りやすそうなルートがあるのに通らなかったのはなぜだろうかという点ですね(今川が通らなかったではなく、東海道自体がここを通らなかった理由)。具体的には今の東海道本線が通ってるルートなのですが。大高大府間は切通しとは思えないですし…。


鳴海宿は昔、学校の宿題で歩いたことがあったのですが、江戸時代の宿場の様子は割と残っていて(あるいは再現してあって)、面白いところではありました。


データや膨大な知識を理解して実況・解説されるのであればそれはありがたいのではと思いました。アメリカの有料放送は同じようにすごい実況も解説も勉強していて面白いのですが、日本のスポーツ実況・解説は基本的には感覚と経験と應援と感動ですからね…。。。


[5431] データ量 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/12/14(Mon) 20:43  

あくまで私の周辺ですが、F-1に関してはDAZN派が多いですね。
F-1の場合、データのスポーツ、膨大な知識の居る競技という面があり、
そこらあたりをキチンと理解してる実況、解説という点が重要だからかもしれません。


[5430] スポーツ中継 投稿者:すぅ 投稿日:2020/12/14(Mon) 12:49  

F-1もやはり有料放送の方が質が高い中継をしているのですね…。
他のスポーツでもその競技をきちんと、大袈裟ではなく、應援ではなく、実況中継する、優良なものはNHKのBS-1(と一部地上波のNHK)ですし、なんならアメフトや野球は海外の有料ネット放送を購入して観ています。
しかし、周囲のスポーツ観戦好きな人を見ていると、民放地上波のスポーツしか観ないという層が大半で、NHKだと観ない、BSだと観ないというのが極めて多いです。

個人的には低質だと思っている無料の地上波放映の方が、一般的には求められているものだ、ということについて、私自身がもやもやしてしまうところです。
そしてそれは無料というだけではない(なぜなら無料?の地上波でもNHKだと観ない人が多い)点もありますね。


[5429] エネルギー 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/12/14(Mon) 01:24  

hogeさん、どうもです。
本来ならエネルギー量のところから理解してもらうべきなんですが、
ちょっと今回はもう面倒なので、ここまでとさせてください(笑)。


[5428] 傍観 投稿者:hoge 投稿日:2020/12/13(Sun) 22:22  

ボイドのE-M理論ブリーフィングを、半世紀の時を超えて眺めているような感があります。


[5427] よくできました 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/12/13(Sun) 10:20  

素晴らしい!
ようやく議論が噛み合いましたよ!
まさかこんな日が来るとは、当初は思っても居ませんでした(笑)。
がんばりましたね。同じ説明三回でここまで来れたのは優秀な方ですよ。

ご指摘は全く持ってその通りで、ここまでの段階で私は具体例を一つも示してません。
が、ここまで来れたなら、もう数式を使ってもいいでしょう。
ご存じのように旋回時にかかるGは「空気抵抗を無視するなら」

速度(V)×速度(V)/旋回半径/9.8=G

です。ここで、質量2%の差を考えるならご指摘の通り、7Gまで耐えられる場合と
6.86Gまでしか耐えられない場合を考えればいいわけです。
2%の負荷アリのFA-18と負荷なしのFA-18で比較するなら、両者は同じ程度の速度は出ます。
となると差が付くのは旋回半径です。

世界中のどこかにあるエネルギー機動性理論のサイトの解説によれば、
ライバルだったF-16が高度低下を招かない旋回ができる最適値は高度15000フィートでマッハ0.9前後。
すなわちざっと1150q/h、320m/sが両者の速度となります。
これで速度、Gは定められたので、差が付くのは旋回半径だけとなります。

面倒なので、計算結果だけを出してしまうなら、

7Gの場合は半径1492.7m、6.86Gの時は半径1523.2m。
その差は約30.5m。半径1492.7mに対して微々たるもの、に見えますが、
これはFA/18の機体幅11.43mの2.7倍もの幅で旋回中に外側にはじき出される事を意味します。
すなわち、両者の技量が同じなら、確実に鼻面を敵機に向けてロックオンできる幅です。

ちなみにこの時の旋回距離は全円周で4687m対4783m 、その差は約96m。
これも微々たる差に見えますが、320m/sの速度で回ってるのですから、1周約14秒で回るたびに、
96mずつ接近されてしまう事を意味します。ロックオンぎりぎりの距離で逃げてるなら確実に致命傷です。
そして、敵の方が旋回半径が小さい以上、確実にケツを取られてロックオンされるわけです。

そもそも現実には空気抵抗で速度が落ち、旋回半径も悪化するので事態はより悪くなるでしょう。

これだけの性能低下を招きながら、燃料も武装も速度も何も増えないデメリットだけです。
私がパイロットなら、とりあえず開発責任者を一発殴りに行きますね。

もちろん、今回の論点は「悪影響」の評価次第、主観が絡む部分ですから、
俺はそんなの気にしない、と主張されるなら、それはそれでありですけども、
私には十分な悪影響のように見えますね。


[5426] 重要なのは差の有無ではありませんよ 投稿者:通行人の一人 投稿日:2020/12/12(Sat) 21:15  

>ところがギリギリ400kg m/ss×9.8の力で持ち上げる場合、そこに浮いているのが限界で、

当たり前のことですね.どんなものにも限界があり,限界を僅かでも超えれば破綻します.そんなのは議論以前の問題ですね.

例えばF/A-18がその推力で7G機動で自重の240kg増で仮に破綻するとすれば,自重が増加しない状態で2%大きなGつまり7.14Gの機動で破綻するということです.

あるいは240kg増だとちょうど7Gで破綻するのならば2%小さなGつまり6.86Gまでの機動は破綻しないということです.

この0.14Gの差が戦闘機とパイロットにとっての運命を変えてしまう可能性は私も否定はしませんよ.

ですが同時にその0.14Gの限界Gの僅かな差で空戦の結末が違ってくるケースの比率がどれほど存在するのか?ということですよ.

言い換えれば限界Gでの0.14Gの差が実用的にどれほど重要かということです.

アナーキャさんが言ってるのは単に「ほら差が0ではないじゃないか」です.当たり前ですね.2%の自重増なのですから差があるに決まってます.

脳内でなく現実の戦闘機にとって重要なのは,その差が実際の戦闘でどれほどの差になるのかであって,0でない差が存在するか否かではありません.

アナーキャさんの議論は実際の戦闘での重要度を何も示せていません.私は2%の差は個々のパイロットの間の技量の差(パイロットの技量のバラツキ)よりもずっと小さいと判断するので,さほど重要でないと考えているのですよ.

最初から自重増という差があるのは明記されての議論ですから,差が0か否かなんて自明なことをわざわざ問題にされて「ほら0でない差がある」と延々と主張されても意味がありません.

なお「基礎から」ということに関しては稿を改めて議論しましょう.取り敢えず用語がどうたらと言いたいならば「速力」などという物理学やきちんとした工学では使わない変な用語(物理学や工学に明るくない素人がしばしば使用しているのは事実ですが)を使うのはアナーキャさんもお止めになることを老婆心ながらお勧めします.


[5425] デグー 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/12/12(Sat) 08:11  

まさふとさん、どうもです。
デグーの場合、さらに「友情の証のオシッコ」があるんですが、
最近はもう連中も慣れたもんで「はいはい、飼い主の手、飼い主の手」
という感じにイチイチ友情の証を残さなくなりました(笑)。
ウレシイような、さみしいような。


[5424] 手乗りデグー 投稿者:まさふと 投稿日:2020/12/11(Fri) 20:49  

可愛さ満点のトップページですなぁ
昔、座った状態でハムスターを腹に置き、胸によじ登ってくるのを楽しんだ記憶がよみがえります。
たまに手から腹に降ろす前に、コチラの胴体めがけてジャンプすることがあるのですが、
そのときは大抵、手にお土産が残ってます(笑)
当人(鼠)にとって楽しい遊びになっていたなら全て良しと思う次第(親バカ)


[5423] 基礎から 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/12/10(Thu) 22:23  

物理、数学というのは厳密な理論体系ですから、用語の統一は最低限のルールですよ…。

さてご本人様もおっしゃってるように先の数式で求められるのは無次元数です。
すなわち単なる荷重の倍率、比率です。
これは体重30sの花子さんが3sの荷物を持つと何%重くなりますか、
という話だけで、それ以外の情報は何一つ含まれてません。
ちなみに私が小学校で習ったときは、Δだδなどは出てこなかったと記憶しますが。

比率において2%である、これは以後どんだけ荷重が増えても2%の増加率のままで不変だ、
というのは最初から述べてる通りであり、すなわち、また同じことを説明しなきゃならんのか、という(笑)。

念のために確認しますが、ここで議論してるのは2%の重量増加が7G以上を掛ける高機動時に
どれだけ機体性能に悪影響を及ぼすか、です。
何度計算しても2%は2%だ、と言われても、それはそうでしょうという話なのです。


高機動時に機体をささえるのは力です。
よって高いGがかかる時の性能は力の大きさが主要因となります(厳密には力を生み出すエネルギー量)。
力の影響を考えるなら、それはベクトルの合成であり、当たり前ですが足し算引き算です。
…ここから説明となると、今回の議論がちゃんと成立してるのかとても不安ですが…

ここで400sの質量を持つ箱を考えます。
これを500s m/ss×9.8の力で垂直に持ち上げ続ける場合100の余剰がありますから、
そのまま地球引力圏を脱出、さらには太陽系の外までも飛んでゆけます。
当然、2%質量が増えたところで、痛くもかゆくもなく飛び去ってゆくでしょう。

ところがギリギリ400kg m/ss×9.8の力で持ち上げる場合、そこに浮いているのが限界で、
2%質量が増えればこれを支えきれなくなって落下します。すなわち墜落です。
これは力のベクトルの方向が少しずれただけでも同じことになります。

同様に7Gを超える限界荷重で機体を支えている戦闘機はそのギリギリの力で機体を支え、
機動を維持してるのですから、荷重が2%増えただけでも失速に直結する性能低下となってしまうのです。



[5422] 無題 投稿者:通行人の一人 投稿日:2020/12/10(Thu) 16:18  

失礼,加速度と言うべきでしたね.それが何か?

機体の自重Mや追加質量Δの単位は質量の単位,たとえば[kg]です.
ΔとMとの比δは当然ながら非負の無次元数です.
機体にかかる加速度の大きさ(絶対値)の単位はたとえば[m/s^2]です.
推力Fの単位は力の単位つまり[kg・m/s^2]ですよ.

推力重量比は無次元数です.ですが,機体が受ける空力的な力が同じであれば,一定推力のエンジンで生み出せる加速度は推力重量比に比例します.あるいは推力質量比にしてGを式に入れなければ推力質量比の単位は加速度の単位になりますよ.どちらの表現方法でも同じことです.

1−δは追加質量がある場合と無い場合との推力重量比という無次元数同士の比です.もちろんこれも無次元数です

ところでアナーキャさんも御自身が主張されている追加質量によって自重との比率でなくエンジン推力から追加質量(に加速度を乗じた値ですか?による)引き算が生ずる説明を具体的にして頂けませんかね?


[5421] そもそも 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/12/10(Thu) 02:36  

通行人の一人さん、私も長年生きてますが、加速率という力学用語は初めて見ました。
長生きしてみるものですね(笑)。
とは言え、正直申しあげて何の話をしているのかすら見当がつかないので、量の次元を単位で示してもらえますでしょうか。

また、一般的には二値の差分を意味するΔ記号と極小の差分を示すδを単独で使う意味も説明願えますか。
よく判りませんが、少なくとも無限の概念が必要には見えませんが。

言うまでもなく論者さんの脳内にしか存在しない幸せな力学は議論の対象になりえず、
これ以上は時間の無駄ですので、確認をお願いします。。


[5420] 無題 投稿者:LASTY 投稿日:2020/12/09(Wed) 23:27  

横槍を失礼。

> δ≡Δ/M

徒競走あるいは0-400ならばその通りかと思いますが、ホーネットという機体の果たすべき役割は、徒競走のそれよりも遥か手前か遥か先かのいずれかでは無いでしょうか。


[5419] Re:[5418] 引き算の問題か割り算の問題かの区別は本質的に重要ですよ 投稿者:通行人の一人 投稿日:2020/12/09(Wed) 22:46  

> 空気抵抗の問題を無視すると,自重Mで推力Fのエンジンを持つ機体の遠心加速度G(いわゆるジー)が掛かっている状況での加速率は

失礼,Gはベクトル量としての(機体の運動によって生じている)遠心加速度でなくそれと重力加速度とのベクトル和として定まる合成加速度ベクトルの絶対値(つまりベクトルの大きさ)です.


[5418] 引き算の問題か割り算の問題かの区別は本質的に重要ですよ 投稿者:通行人の一人 投稿日:2020/12/09(Wed) 22:40  

エンジンの推力に限度があるのは当然ですよ.そんなことは承知しています.

マンションにかかる消費税の喩えは全く比喩になっていませんよ.何故ならば自分の手持ちのお金で消費税を払えるか否かは足し算・引き算の問題だからです.(アナーキャさんが買い物をされて預金口座から代金を振り込めばアナーキャさんの口座残高は振り込んだ額だけ減る,つまり引き算になる,ということですよ)

ですが一定の推力FのエンジンでMという質量を自重とする機体に対する加速がどうなるかとか,翼面積Aでの旋回性(は翼面荷重で決まるとして)がどうなるかは,以下に具体的な式で示す通り掛け算・割り算の問題であってお金の支払いのような足し算・引き算の問題ではありません.

空気抵抗の問題を無視すると,自重Mで推力Fのエンジンを持つ機体の遠心加速度G(いわゆるジー)が掛かっている状況での加速率は
・推力重量比 F/(M・G)
に比例します.(もちろん,M>0,F>0)

今,自重Mの機体に余分な質量Δが(空気抵抗など空力面には影響しない形で)追加されれば,追加された機体の加速率は
・推力重量比 F/{(M+Δ)・G} ・・・(1)
に比例します.

追加質量Δ>0が自重Mに比べて十分に小さい(Δ<<M),つまり,δをδ≡Δ/Mという比で定義する時,正数δが1に比べて十分に小さい(δ<<1)のであれば,式(1)は

F/{M・(1+δ)・G}≒{(F/(M・G)}・(1ーδ)

と変形できる(0<δ<<1の時は 1/(1+δ) ≒ 1ーδ であることに注意)ので,元の機体の加速率を1とすれば,追加質量Δを背負った新たな機体の加速率は1−δになる,つまり新しい機体の加速率は追加質量Δと自重Mとの比δに比例する形で低下します.

以上で見た通り,自重(重量でなく質量なのに自「重」とは変な用語法ですが,それはさておき)Mの機体に余分な質量Δが付加された場合(質量追加によって構造強化が必要になり更に質量が追加される場合には構造強化のための追加分もΔに含めて考える),加速率などの性能への影響はΔという絶対値ではなくそれとMとの比δ≡Δ/Mに依存することが分かります.

QED


[5417] いやいや 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/12/07(Mon) 20:39  

こういうサイトを運用していると同じ話を何度もするのは、まあ慣れてますが、またですか(笑)。

エンジン出力には限界があり、それは極めて低いという点を全く理解されてないように見受けられます。
機体荷重は2倍、3倍、最大9倍近くまで増えますが、エンジン出力の増加はその間0、まったく上がりません。
機体の運動性能を考えるのですから、機体を支えるエンジン出力に対する%で考えないと意味がないのです。

例えばお父さん、消費税分だけ支払って、と娘さんに頼まれてうっかり引き受けたとします。
100円の買い物で10%の消費税なら10円ですから私でもなんとか払えます。
が10億円のマンション買っちゃって1億円円払ってね、と言われても無理です。
どちらも10%の負担なんですけどね。

ジェット機のエンジン出力というのは私のフトコロ事情なみに貧乏でして、
旧式F/A-18の場合、わずか158kNに過ぎません。それに対して1Gの条件ですでに140kN以上の荷重が機体にはかかってます。
これがが2%増加し、さらに7倍、最悪9倍近くになる、というのはお父さんとしては払いきれない負担になりかねんのです。
分母となる荷重が最大9倍になるのに、分子となるエンジン出力は全く上昇しないのですから。
つまり機体の荷重で2%増加したなら、エンジン出力から見ると、
最大9Gまでとして18%近い負担増加につながります。
当たり前ですが、機体本体の過重負担増加はそんなもんじゃすみません。
まあ、無茶でしょう。

お父さんではなく航空機の場合、払いきれなければ、それは失速に直結しますからその影響は深刻です。

あと、加速運動以外のGってのはこの大宇宙に存在しないように思いますが…
重力加速度ではなく、ゴキブリとかゴジラとかの隠語なら別ですけども。


[5416] Re:[5415] [5412] 力学の基本 投稿者:通行人の一人 投稿日:2020/12/07(Mon) 19:33  

> 重要なのはペナルティ質量が全体の質量に対する比率ですよ.その比率が小さければペナルティ質量の有無は機体の性能にとって大きな差は生じません.

端的に言えば,追加物の質量が自重の2%弱ならば追加物が特別に大きな空気抵抗を生み出すのでない限り,同一のエンジンによる加速性の低下は追加物がない場合に対して2%弱の低下なのですよ.

それは加速以外の様々なGを生ずる機動に関する性能低下についても同様です.


[5415] Re:[5412] 力学の基本 投稿者:通行人の一人 投稿日:2020/12/07(Mon) 18:52  

> いやいや(笑)
> アフターバーナーに点火しても約79×2=約158kNの出力しかない非力なエンジンに対して
> 約16.7kNの負荷をさらに加えるわけですから、エンジン出力の10%に匹敵する出力を食いつぶす負担増加になります。

だから質量240kgがそれだけの負担になる時のGだと機体全体ではどれだけの負担だと理解していますか?という話なのですよ.

重要なのはペナルティ質量が全体の質量に対する比率ですよ.その比率が小さければペナルティ質量の有無は機体の性能にとって大きな差は生じません.


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