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[268] 狂気の展覧会 投稿者:ささき 投稿日:2011/01/30(Sun) 14:52  

その金と権力と狂気の産物を、これでもかと展示しているデイトンって
思い返せば凄い場所だったんですね(笑
あのICBM塔も凄かった。とかく忌み嫌われがちなICBMをあんなに
正々堂々と展示して、「お前ら、本当にアメリカを守っているのは俺達
なんだぞ!」というSACの叫びが聞こえてくるようでした。

ロッキードの XF-90、ゐきぺぢあ様英語版のご神託によれば1機は
破壊強度テストにかけられ、もう1機は原爆実験の標的機にされたそうです。
この標的機は爆心から離れたところで爆風による破壊実験に供された
らしく、残骸が回収されてデイトンで修復中とのこと。
構造の隙間に入り込んだ放射性物質を除去するため、全リベットを外し
バラバラにして洗浄するのだそうです。よくやるわ…



[267] 素敵戦闘機 投稿者:アナーキャ 投稿日:2011/01/30(Sun) 00:53  

ああ、核心をついてきますねえ(笑)…
そんなわけで、今回から、そのステキすぎる迎撃戦闘機編に入りました。
書いてると、狂気に金と権力と妄想癖を与えるとえらい事になるなあ、と痛感してます。

Penetration Fighter計画は、全く知りませんでした。
あれま、そんな事もやっていたとは…
XF-88とかは、この計画の機体でしたか。
ロッキードの機体も知らない機体で、こんなのもやってたのか…。

カミナリのカナきり声、XF-84Hは海軍の話からみで紹介しようかと思ったのですが、
さすがに終わらなくなるので端折りました。
もしかしたら、後で登場するかもしれません。


[266] スカポンタン達 投稿者:ささき 投稿日:2011/01/29(Sat) 00:43  

McDonnel XF-88, Lockheed XF-90, North American YF-93 など、巡航抵抗削減で
航続距離を伸ばそうとした侵攻戦闘機(Penetration Fighter)計画もありました。
その直前には巨大燃料タンクを抱いた Bell XF-83 だとかターボプロップとの
ハイブリッドで燃費を稼ごうとした Convair XF-81、地上整備員を
卒倒させる超音速プロペラの Republic XF-84H なんてステキな仲間も
います。

でもこの辺の試作長距離戦闘機群は、同時期に作られた地上誘導迎撃バカ一代シリーズ、
F-89 だとか XF-91 だとか F-94 に比べればずっとマトモに見えるのがにんともかんとも。
この後が「たのしい無人戦闘機」F-98/99、あるいは F-98 の母機である
F-102 やら F-106 になっちゃうのは自然な流れだったんでしょうかね。



[265] 修正 投稿者:アナーキャ 投稿日:2011/01/27(Thu) 18:53  

27日深夜から28日18時ごろまで、一部の環境からだと入れない状態になっていました。
現在は復旧させてあります。なんだこりゃ、と思った皆さん、どうもすみません。

kazzさん、ご指摘、どうもです。


[263] 補足 投稿者:アナーキャ 投稿日:2011/01/24(Mon) 22:02  

なんか誤解しそうな表現なので補足を。
キチンとした説明は連載の方でいつか…。

軽いというのは質量と比べて、推力が十分にある、という事です。
(むろん、絶対質量が小さい方が有利だけど、それだけではない)

でもって、ここで肝心なのは重さではなく、質量なのだ、という点。
ここがボイドの理論のキモとなってゆきます。
つーか、もし彼が天然ボケでなく、確信犯であの数式を関係者に示したのなら、
理論の発表から40年近く、私達は軽くオチョくられていたのかも知れません…。


[262] それもだ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2011/01/22(Sat) 21:58  

連載始めたばかりで、何だか次々に核心をつく話が出てきてしまって、今後の展開が不安になりますが(笑)、
結局、ボイドの理論を突き詰めると、不利な状態、有利な状態にそれぞれなった時、
そこからどれだけ動けるのか、余力はどれだけあるのか、といった話になって行く部分があります。

Migの優位の大きな部分として、なにせ小さくて軽い機体に
それなりにハイパワーなエンジンを積んでしまったので、
どんな高度、どんな機動、どんな姿勢からでも、次の行動にすばやく動ける、という点があります。
なので、後ろを取られても、初弾さえ当たらなければ振り切れる可能性は高いし、
後のベトナムでは、ボイドがネリスで教官やってたころに予言したとおり、
ミサイルまで振り切りまくることになるのです。

例の数式に重量と速度がはいってるのは、要するに慣性の力を旋回(円運動)などで見る場合、
加速度は表に出てこないのだから、速度で見ちゃえ、という事なんだと思います。

軽くて早い、つまりパワーウェイトレシオと言うのが重要なのだ、
それは地球の重力と、慣性の力の中で戦うのに、どうしても避けられないのだ、という話を徐々にしていく…はずです…。


[261] あくまで聞きかじりの話 投稿者:ささき 投稿日:2011/01/22(Sat) 20:57  

MiG-15は実用上昇限度がF-86より高かったため、40000ftくらいの高々度で待ち伏せて高位からの一撃離脱戦法を好んだそうな。
んでもって、F-86は大型の油圧エアブレーキによる減速がMiG-15より効いたので、わざと高位から襲わせて急減速し「前につんのめらせて」攻撃する戦法を好んだそうな。


[260] そこだ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2011/01/22(Sat) 16:30  

Mig15/17の場合、上昇力と同時に最大高度もジェット機同士のため互角、とういのが大きかったりします。
この点、疾風は6000mでアップアップですから、そこから上昇力勝負には入れないのです(死にます)。
アメリカ陸軍から空軍の戦闘機乗りの伝統的な戦い方は、相手の上(より高高度)からパワーダイブで、
ですから、意外に最大高度と言うのが大きかったりします。

この“垂直面での運動性”というのは、まさに後ほどクリティカルな問題となってきます。

ただ、アメリカ陸軍の場合、ヨーロッパでドイツと戦うのに夢中で、
そもそも、日本機の研究も対策もまともにやってないんですよね(笑)。
空軍大学あたりのテキストみても、ほとんどがヨーロッパ戦線のものです。

他にやることなかったアメリカ海軍は熱心なんですが、そこら辺を参考にしたのかどうか…

追伸。
ルメイの後の空軍参謀総長の名前に“D”の字は見えん、
というご指摘をいただきました。
でもって、良く見てみれば、あれま、ホントだ。
長年、マクダネルだと思い込んでましたが、
McConnell、マコーナル(マカーノ?)、が正しいですね。訂正しておきました。


[259] F86対Mig15 投稿者:くさの 投稿日:2011/01/22(Sat) 06:40  

>速度はF86とほぼ互角ながら、運動性、上昇力という空中戦
で重要な能力は、F86を上回る事が明らかになり

これって、高度6000m程度ならKi-84対P-51でも同じなんですよ
ね。まあKi-84がちゃんと整備されていればという脚注は付き
ますが。んでも実戦ではP-51が圧勝しちゃってますので、Mig
もまあそんなもんかと思ったとか。


[258] やるぞ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2011/01/16(Sun) 23:24  

というわけで、一通りの理解と覚悟完了したので、
近日中にF22の話を再開します。

えらく長かったこの話の9割までが今回の連載再開で終わる…はず…


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