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[5279] 無題 投稿者:キンギョ 投稿日:2020/09/10(Thu) 01:13  

こんにちは。個人的な事情で返信が遅れました。まだ諦めてませんよ、ということで。
 まず紹介した2つの攻撃は地区レベルではありませんし、短期的ではなく、具体的な作戦発動前の準備として行われたわけでもありません。
 どちらも地上部隊が自由に活動するために、戦略的に広範囲の地域で航空兵力を徹底的に叩こうとした攻撃です。もし制空権の定義がアナーキャさんのおっしゃるような「戦略レベルの作戦範囲において「地域と時間を任意に選び」いつでもどこでも
好きな場面で作戦が展開できる状態にまで航空戦力が優位に立つこと」

「作戦の度に敵を叩くのではなく、長期的かつ広範囲に航空戦力の優位を確保し、
いつでも「地域と時間を任意に選び」える事を可能にするもの」
なのであれば、まさしくのの二つは制空権の確保を目的としたものです。
 1943年5月6〜8日に飛行場でドイツ航空を破壊するための赤軍空軍の空襲について。
 この攻撃の作戦範囲は「独ソ戦の戦線の東部から南部」です。独ソ戦の主な戦いは戦線の東部から南部で行われていますから、実質的に独ソ戦が行われる全ての空域で支配権を握ろうとしていたわけで、とても戦術的かつ局地的な地区レベルの攻撃とは言えません。ロシア語のウィキペディアにも、

非常に重要なことは、戦略的な空軍覇権のための闘争の完了に置かれました。

 と、はっきりとこの攻撃は戦略的なもののために行われた。と書かれています。
 この攻撃が作戦発動前に行われた、というのは「夏秋のキャンペーンのために行われた」ということが書かれているのを勘違いしたのかもしれませんが、これは具体的な作戦名ではなく夏から秋ごろに大攻勢を予定している、という程度の意味合いでしかないです。決して、具体的かつ戦術的な作戦のためにこの攻撃を実施したわけではありません。
 また空襲開始は5月初旬ですから最短でも春から秋までずっと優勢を維持しようとしていたわけで短期的ともいいがたいです。

 クバンでの空戦もまた同様に戦略的に航空的に優勢になることを目的としたものです。

↓ロシア語のウィキペディアより
クバンにいるドイツ軍の橋頭堡に戦略的な空軍の支配権を握ることを目的としています。

 この攻撃も、主に4つの地域で空戦が行われていて、地区レベルのお話ではありません。制空権の奪取とともに地上作戦の支援も行うように言われていた(むしろこっちが目的)のは他の国とは少し違いますが、具体的に一つの作戦のみを支援した、というわけではありません。(なら離れたところの4地域を攻撃したりしないでしょう。)「戦略」とはそれぞれの作戦を統合するもの、ですから明らかに戦略的でしょう。
 またこの戦いではドイツ空軍をほぼ完全に排斥していますから半永久的に航空的に優勢に立ったわけで、やはり短期的ではありませんね。
 さらに戦時中の組織である北コーカサス戦線軍事評議会が「制空権」という言葉を使っていること。
 現在のロシア語のウィキペディアでも、制空権をめぐる戦いの一例としてクバンでの空戦が紹介されていること。
 そして何より制空権について理解していたドイツ空軍自身が

 敵(注: ドイツ軍のこと。これはドイツ側の文書をもとにイギリスの諜報局が戦後に発表したものなので、この「敵」はドイツ軍を表します)にソビエトの空気優位性の状態で大きな損失を被ったクリミアで重要な防御力を維持することを強いました。
 
と、はっきりとソビエトが制空権を取ったと言っているのです。
 つまり、当時のソ連軍も、現在のロシア人も、制空権を理解していたドイツ軍も、同じく制空権を理解していたイギリスも、「この戦いでソビエトは制空権を取った」と言っているのです。
 ですので「クバンでの空戦は制空権をめぐる戦いではない」と主張するのは圧倒的少数派であり、かなり無理があるように見えます。

朝鮮戦争について。
アナーキャさんに勉強しろ!と言われて(笑)一応きちんと調べてから書き込もう、と思っていたんですが、(だから余計に遅くなりました)別に具体的な証拠がなくても良いんじゃないか?と思いまして…。
 アナーキャさんは、朝鮮戦争でのソ連のグダグダっぷりを見てこれはソ連が制空権の概念を持っていなかったとしか思えない、と思われてソ連が制空権の概念を持っていないと推測しました。そして私は、別に具体的な証拠を提示して、これが原因ではないか?と主張していたのが前回までです。
 ですが、「そうとしか思えない」という消去法的な論理構造は、別の仮説(なんら証拠のない荒唐無稽なものでも)を提示しただけで「それ以外にも可能性としてある」という状況になり、論理的に破綻します。そしてこの「仮説」は証拠が必要ないので、いくらでも思いつくことができます。
 例えば「ソ連は制空権の確保より陸軍を重視していた」とか「アメリカの機嫌を損ねたくないから、制空権の確保のような決定的なことはしたくなかった」とか「自分たちがあれだけ苦労したドイツ軍を、日本と戦いながら勝っちゃったアメリカに対し劣等感を抱いていて、自分たちの戦闘機がアメリカ様にかなうわけがない。と勝手に思っていた。」とか「中国に送った軍事顧問団が無能だったから中国も制空権を取ろうとしなかった。」とか「謎の宇宙人がクレムリンにやってきて、制空権を取るような戦いをやったらあんたらの国を滅ぼすぞ、とおどしたから。」だとか…あげればキリがありません。
 朝鮮戦争をもとに制空権の概念が存在しないとしか思えない、と言うには、これらの、一部荒唐無稽なものも含む、しかもほぼ無限に思いつくことができる仮説を否定していかなければならないように思います
 そもそも私がやろうとしているのは、ソ連における制空権の存在証明です。存在証明が不在証明よりはるかに簡単なのはご存知だと思います。
 そこに、たとえばある動物が「存在する」ということを示すには一匹だけその動物を見つけてくれば良いですが、そこに動物が存在しないことを示すには生息が予想されるところをくまなく探しまわっても「その時そこにいなかった、なにか別の理由があったのかもしれない」という可能性なかなか拭うことはできません。
 この場合ではソ連が制空権を取ったニ例を紹介し、朝鮮戦争ではいろいろな原因が考えられることを示しましたから、少なくとも存在証明はできたと思うのです。


[5278] 無題 投稿者:LASTY 投稿日:2020/09/09(Wed) 23:12  

新しいものは大抵は境界で生まれるもののであり、そこでは誰もがアマチュアで、プロフェッショナルが居ないのだ。

と、師匠に教わった事を思い出します。

OODA連載、良い感じです。


[5277] 分解 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/09/09(Wed) 08:26  

うどんさん、楽しんでいただけたなら何よりです。

スターウォーズの場合、お姫様を助けて悪の帝国と戦う、という話は「フラッシュゴードン」、
最後の深い谷を抜けて航空攻撃でとどめを刺す、という展開が「暁の出撃(The dam busters)」
から話の部品をいただいてますね。

後は本文では書きませんでしたが「千と千尋の神隠し」は「ヘンゼルとグレーテル」&「美女と野獣」、
「仮面ライダー」は009に加えて「月光仮面」、そして1970年初頭から連載が始まっていた池上版スパイダーマン
(蜘蛛の特殊能力を持つ男、そして初期の連載に登場したトカゲ男、カンガルー男などの敵)
から「破壊と創造」をやってるように思います。


[5276] アイドルやらアキラやら 投稿者:うどん 投稿日:2020/09/09(Wed) 00:07  

OODAループの連載、面白すぎです(笑)
他にあるかな。隠し砦の三悪人+オズの魔法使い+バトルオブブリテン。。。は誰でも知ってそう。


[5275] ガスリー 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/09/08(Tue) 08:16  

いや、ホントに見ていて胃が痛くなる展開でしたか、勝てて良かったです(笑)。
アルファタウリ、元ミナルディでしたか。そう考えるとたしかに凄いですね。
ガスリー、フランス人とは思えない(笑)いい人なので、これからも結果を出して欲しいと思います。


[5274] F1 投稿者:コバア 投稿日:2020/09/07(Mon) 23:32  

いやぁガスリーが勝ちましたね。
元ミナルディがホンダのワークスエンジンでモンツァで勝つ時が来ようとは・・
日本のトップフォーミュラ経験者が優勝するのもシュー弟以来ですし(シュー兄もスポットで走ってましたが・・)嬉しい限りですねぇ。

しかしその前の最後のフランス人の優勝がモナコの無限ホンダのパニスとは・・


[5273] つばさ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/09/06(Sun) 13:53  

台湾の朝に、私を衝撃のズンドコに叩き落したアカデミー賞作品、「つばさ」がアマゾンプライムビデオに入りました…
滅茶苦茶画質が悪いのが残念ですが…


[5272] ミッドウェイ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/09/06(Sun) 07:02  

お役に立てず申し訳ない。
ただし赤城、加賀、蒼龍を沈めた急降下爆撃の攻撃に関してはおおむね、その通りです。

ついでに言えばあの海戦は、フレッチャーとUSSヨークタウンによるフレッチャーとUSSヨークタウンの
フレッチャーとUSSヨークタウンのための海戦でした。
スプールアンスとUSSホーネット&USSエンタープライズはそれに上手く乗っただけです。
といった辺りは、いずれミッドウェイ海戦の話でやる予定ですが、
それがいつになるのかは、本人にも未だ判りませぬ…


[5271] Re:[5270] 記事 投稿者:ウイリー 投稿日:2020/09/05(Sat) 18:50  

> 旅行記か何かで軽く触れたのかもしれませんが、そういった記事を書いた記憶は、すみませんがちょっと無いですね…

お手数かけました。F22への道書籍版は参考になりました。次回作もお待ちしております。


[5270] 記事 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/09/05(Sat) 15:09  

旅行記か何かで軽く触れたのかもしれませんが、そういった記事を書いた記憶は、すみませんがちょっと無いですね…


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