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[3243] 74年前の珊瑚の海であの日起きたこと 投稿者:砲身 投稿日:2016/03/02(Wed) 19:57  

珊瑚の海で日米てんやわんや大事件もとい珊瑚海海戦連載完結
おめでとうございます。
改めて時間をかけて通しで読みたいと思っていますが
今回の最後の記事でのヨークタウンの応急修理の部分興味深かったです。
全体で見ると最初の空母対戦だけあって手探り感が半端ではないですね。
この後ミッドウェイでの大敗がありソロモン、南太平洋までの
運用の改善と実践を積み重ね、マリアナで一新された米空母機動部隊
の能力の前に完全に敗退するまで二年ちょっとの日本空母部隊の
短くも激しい最盛期の序章ですね


[3242] 艦載機 投稿者:tada 投稿日:2016/03/02(Wed) 18:23  

あまり評価できる写真が残ってないですが、(フライトデッキは寒かった)
F-14の前脚の写真にはステアリング機構がついてないです。
その他の展示艦載機も記憶の限り同様でした。
艦載機じゃない奴はステアリング機構を残していたので
展示用に意図して取り外したとは考えにくいかなと。
いずれにせよ、ネイビーのおっさんに聞いてみたいと思います。

>日本語にリスクという概念がないですからね
同感です。
私、設計を生業としており、リスク管理せよと要求され10年近い年月経ちますが
いまだにうまいやり方を見いだせておりません。
リスクとしてわかっているのなら設計的に解決すればいいじゃない、
と考えてしまうんですよね。
スケジュール的なリスクとかコスト的なリスクはまだわかりやすいんですが…。




[3241] 言葉とリスク 投稿者:すぅ 投稿日:2016/03/02(Wed) 08:40  

確かに日本語でリスクという概念も(日本語の)言葉もありませんね。。。
リスクを取ってリターンを計算する考え方が無い結果、いろいろ悲惨な考え方にならざるを得ないんでしょうね。

ちなみにアナーキャさんが度々日本語の不自由さを嘆いておられるのは知っているのですが、外国人と話すと魚の名前の少なさにあきれます。
欧米人は魚なんてサーモンとトラウトとバスとツナくらいしか知らなさそうで(ちょっと言い過ぎ笑)、カサゴもメバルもソイもアイナメもハタ類もホウボウもハゼもみーんなそろってロックフィッシュだし、ヒラメもカレイもいっしょくたにフラットフィッシュです。ドラードなる魚も何種類いるんだ?みたいな感じだし、サヨリやサンマやアジやコハダの説明になんでこんなに手間がかかるんだ?と思ったりもします。中国人も奴らわかってるようでわかってないですしね、魚の名前は。とりあえずうろこがあればみんな鯉だし、あとは魚の色+魚で表現しちゃったりしていて…。
やはりよく使う言葉は発展するんですねぇ。。。


[3240] リスク 投稿者:アナーキャ 投稿日:2016/03/01(Tue) 23:02  

すぅさん、その辺り、そもそも日本語にリスクという概念がないですからね(笑)。
危険責任というスゴイ日本語訳を一度だけ見たことがありますが…。
この結果、リスクを取ってリターンを計算する、という考え方はあまり馴染みがない感じがします。

名捨てさん、そもそも対になるリターンが存在しないですし、あれはRiskではなく、単にChallenge でしょう。


[3239] 無題 投稿者:名捨て 投稿日:2016/03/01(Tue) 20:10  

>日本の人って期待値よりもリスクを過大に感じてしまう気がします(気がするだけですが)

組み体操を中止する、しないで揉めている国ですからねぇ〜
人間ピラミッドや三重塔を成功させることによって
そもそも人間ピラミッドって、最後は潰れますよね。
(今にして思えば、ずいぶん危険なことをやっていたものだ。)
得られるリターンとそれに伴うリスクを考えると…

組み体操なんかに力使うより、普通の部活に力使った方が
良いと思うのだけど…


[3238] 戦果半額セール 投稿者:すぅ 投稿日:2016/03/01(Tue) 08:49  

おっしゃる通りですね。
が、それでも「ミスった時に全員やられちゃうリスク」がある空母の一斉投入みたいな「思い切った手」は取りにくいですよね。たいていの場合それが期待値最大なはずですが。。。
特に日本の人って期待値よりもリスクを過大に感じてしまう気がします(気がするだけですが)。

ちなみに戦果半額セール、戦果が半分になっちゃうじゃんって誤読したのは秘密です(笑)


[3237] いろいろ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2016/02/29(Mon) 20:29  

すぅさん、感想どうもです。
おっしゃる通り、試行回数が増えるので、当たりが出やすいという面はあり、これが約半分だと思います。
残り半分は、今から幸運の女神による戦果半額セール突入といった時に、
その場に居ない、あるいはセール突入宣言を聞いてない、
という感じでチャンスを逃さない努力をやってないんですね。
居るべき場所に居て、知るべきことをキチンと調べるだけなのに、
その努力をしない結果、幸運の女神は全力ダッシュで逃げてゆく、という感じがします。

tadaさん、いいですね、ニューヨーク。
艦載機のステアリングは近年の機体には普通あるはずで(笑)、
私の知る限りF-14、F/A-18はパネルスイッチで操作系を切り替えて
艦上では前輪を操舵しています。
もっと古い機体でしょうか?
ニューヨークだと近代美術館に私が地球上で最も好きな絵、ワイエスのクリスティーナの世界があるんですよね。
私もいつかは行ってみたいものです。



[3236] イントレピッド楽しかったです 投稿者:tada 投稿日:2016/02/29(Mon) 16:57  

怒涛の2日間ニューヨーク観光を終えました。
今回、行くのが決まったのが2週間前だったので準備期間がなく、この空母がWW2の頃使用して、その後改修を受けてベトナムでも使用したというのを現地で初めて知りました。
その他、艦載機は前脚のステアリング機構がついておらず、これは空母運用のみだと不要なのか?でも地上に行く場合もあるんじゃないの?と現地で見て初めて湧いた疑問も楽しい思い出です。
これについては前述のネイビーに後日聞いてみます。

イントレピッドも楽しかったですが、メトロポリタン美術館は充実してました。
アジアの展示で、インド、チベット、日本の仏像の違いとか見比べできたのが特に興味をそそりました。



[3235] お疲れ様でした 投稿者:すぅ 投稿日:2016/02/29(Mon) 11:10  

連載お疲れ様でした。個人的には非常に楽しめました。こんな記事が事実上無料で読めるなんて良い時代だと思ったり。

最後の方で、運は全力で努力した方に向いてくるみたいな記述がありました。
全力で努力している=単位時間当たりの試行回数を増やす努力をしている=結果的に幸運を引き当てやすい
なのかなぁと思ったりした結果、それってでも定量化できないしなぁと(笑)不運も引き当てやすい気もしますが、その間相手が何もしない=不運になる要素が無ければそれでいいのか、とも。

特に何の根拠もないただの感想でスミマセン。。。

次の連載も楽しみにしてます!!!大変でしょうけれども頑張ってください。


[3234] いろいろ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2016/02/28(Sun) 20:17  

すみません、3日ほど一部の環境からアクセスできなくなってました。
現在は復旧済みとなってます。

とりあえず珊瑚海海戦の話はこれでお終いで、お次は予告によるとミッドウェイですが、
この情報密度でミッドウェイをやったら、確実に死ぬ、という感じなので、
現状、一度無期延期とさせてください。
その前に、適当にお茶を濁してしまった、太平洋戦争における
日本海軍の戦略についても、一度はキチンと説明する必要があり、
こちらは間もなく再開できると思いますが…

いずれにせよ、しばらく別方向の記事で行く予定です。


[3233] NY 投稿者:アナーキャ 投稿日:2016/02/25(Thu) 23:34  

あ、結構な強行軍なんですね。
エセックス級は、現役原子力級に比べると小さいですが、
それでも下から見ると、相当な大きさがあります。
元祖スペースシャトルと合わせて見る価値はあると思いますので、
楽しんで来てくださいませ。


[3232] 次回の宿題ということで 投稿者:tada 投稿日:2016/02/25(Thu) 01:08  

はい、ニューヨーク初めてなので楽しみです。

今回、アメリカ行ってからイギリス行くので世界一周チケットなんですが、最低3都市、1都市24時間以上の滞在が必要なので、NYを選びました。NYは2日しか時間がなく、ホテルはマンハッタン、空港はニューアークなのでご紹介の場所は今回は無理っぽいです。

うちの会社にネイビーセミリタイア中のおっさんがいるんですが、イントレピッド(前の投稿では”海上”が抜けてましたね)の空母見学はおもろいよ、と言っており楽しみです。そのおっさんが乗艦していた空母の半分の大きさということですが。



[3231] ニューヨーク 投稿者:アナーキャ 投稿日:2016/02/21(Sun) 20:59  

tadaさん、いいですね、ニューヨーク。
わたしは過去2回訪問を予定しながら、未だ行けてません…
もしお時間が在るなら、個人的にずっと気になってるCradle of Aviation Museum
も見てきていただけると嬉しいです。
打ち上げ中止になったアポロ18号の月着陸船を始め、ブルーエンジェルス仕様のF-11とか、
妙なもの持ってるんですよね、ここ。

https://www.cradleofaviation.org/welcome.html



G4M2さん、観測機と戦闘機を比較する段階で、何か間違ってると思いますよ(笑)。


[3230] F4F対零観の空戦 投稿者:G4M2 投稿日:2016/02/21(Sun) 19:11  

軽快な2枚羽に挑戦すると痛い目にあうぞよ。でお馴染みですが、よほど条件を限定しないとF4Fと零観の空戦って一方的になりそうな気がします。戦闘機の性能ばっかりで空戦の結果は決まるわけでもないですし、F4Fが鈍くなる領域に持ち込めば零観はなんとか逃げられることができたのかなぁとは思っています。問題はエンジンかもしれません。熱帯でのエンジン調整は地味に苦労した話もありますし、先に進駐していた日本軍の方に多少のアドバンテージがあったかもしれません。いかに高性能機といえどもエンジンがダメでは空飛ぶ標的ですから・・・。
「こんなところに日本機がっ」って言うような効果も水上機にはありそうですし、まともにやっては勝てないのでなにか意表を突かないとダメそうですね。零観が有利に働くのは複座であるということ。これは航法で有利に働き、操縦士は空戦に専念できるし、見張り能力も目視ながら上がるというメリットはあるでしょう。疲労の面でも有利かと。
性能面では比較にならないので、それを発揮させない形で空戦に持ってかないとダメそうですね。長距離移動で疲れたところを狙うとか・・・。

更に余談ですが、零観の固定脚バージョンを作って陸上機として採用し、陸軍の宣撫工作の一環としてエアーショーをやったら面白いなあなどと考えています。満州の空を飛ぶ二枚バネたちの乱舞・・・。まあこれだったら用途廃止になりつつある95式戦とかでもいいか。ならば新造機として土井さんの95式戦最終進化系を採用しましょうか。なくなったはずの加藤健夫少将が実は名前を変えて大陸にわたり云々かんぬん。64戦隊の生き残りが追尾して疑問を抱くんですきっと。

ああ、またしょうもない与太話になってしまいましたとさ。


[3229] イントレピッド航空宇宙博物館 投稿者:tada 投稿日:2016/02/20(Sat) 19:31  

皆様、こんにちは。
現在、天王山のふもとに住んでおりますが、
交通のかなめではあるけど、しかし街として発展していたorしているという雰囲気は感じないところですね。
淀のほうがメジャーなんですかね。

ところで、ニューヨークに行く機会ができたので
イントレピッド航空宇宙博物館に行ってきます。
空母見学が楽しみです。


[3228] 天才の仕事 投稿者:アナーキャ 投稿日:2016/02/15(Mon) 19:38  

お城に関してはあまり詳しくないのですが、
そういった見方をするといろいろ読み取れるものなんですね。

家康も一流の政治家ではあると思うんですが、信長と秀吉はさらにすごくて、
あの二人は政治家であると同時に、官僚としても優秀でした。
これは家康には無かった能力です。

家康に総理大臣はできても、実際に現場をみる官僚、財務省の事務次官は無理でしょう。
ところが信長と秀吉は、これをやってしまってます。
例えば秀吉の場合、石田三成という極めて優秀な官僚を育てて
官僚的な仕事を彼とその仲良しグループに一任してたわけですが、
もし三成の身になにかあっても、秀吉本人がいくらでもその代わりができました。
当然、逆は無理で、三成の場合、政治はもちろん、戦争も素人の域をでません。
その結果があれなわけですが。

さらに言うならあの二人は築城能力も高く、特に秀吉の城攻めは戦闘というより土木工事です。
中国や古代ローマではよくある戦争のやり方ですが、日本でこんな戦争が出来たのは
太平洋戦争までを通しても、彼一人じゃないでしょうか。

信長と秀吉は完全に同世代ですから、たった60年の間に
日本史における最大の才能がここに集まってしまった感がありますね。


[3227] 無題 投稿者:すぅ 投稿日:2016/02/15(Mon) 09:54  

たまたま出張があったので、前乗りして京都の伏見桃山城周辺を見物してきました。
今の伏見城は家康が場所を移設した訳で、いわゆる山城の形でした。確かに軍事拠点としては物流の中心である宇治川の上で悪くない条件な気がします。

一方、秀吉が最初に築城したのはそれよりも西側、今の観月橋と伏見港の間くらいで、こちらは守備には不向きな平城でした。しかし、当時の物流の中心、淀川水系に面したところに伏見港を開港させ、上流は長浜城、下流は大阪城と自らの根拠地にも出やすく、さらに巨椋池との治水も物流にも役立てていると。
ここら辺に、城は軍事拠点、守りやすければそれでよしという「ついうっかり政治にも手を出しちゃった軍人」家康と、戦争は兵站と背景の経済力を地で行く「戦争もできる政治家・エコノミスト」秀吉のセンスの差が出ている気がします。

実際秀吉って相手の兵站を絶った兵糧攻めとか水攻めのような戦術が得意ですよね。今の伏見城もぶっちゃけ宇治川との間をつぶされて囲まれたらどうしようもない気がしますが、秀吉の桃山城だと宇治川を上下流ともつぶさないといつまでも戦えてしまいますね。

ついでにこのころ、秀吉はいわゆる淀古城も取り潰してるんですが、淀は木津川・宇治川・桂川が合流する、当時としても物流の一大拠点なはずで、これを強引に伏見に移しているんです。ここら辺は当時の物流のカルテル的なしがらみがあったのを嫌ったのではないかと思ってみたり。何も根拠ないですけど、そうなんじゃないかと思っています。
それにしても信長・秀吉の経済的な先進性は経済史を勉強すればするほど、ほれぼれするものがあります。まぁそのあとの江戸時代の経済をコントロールしようとした政治家さんたちがみんな揃ってちょっとアレだったせいもあると思っていますが(笑)


[3226] 道で覚える 投稿者:アナーキャ 投稿日:2016/02/13(Sat) 20:30  

道順の案内では海外だと、道の名前で示される事が多いですね。
●●通りから●●街路にはいって左側、みたいな。
全ての通りに名前が付いてるからできる芸当ですが、
意外と日本以外の国ではこれが多いように思います。
中国やタイでさえ大都市ではそうで、私が知ってる例外は韓国くらい?
日本だと札幌や京都あたりなら、これできそうな気がしますが。




[3225] 地図とカーナビ 投稿者:おーた 投稿日:2016/02/13(Sat) 13:56  

珊瑚海の件もそうなんですが、毎回楽しみしています。ついにメッサー登場ですか。
遠くにある点を認識すのですから無理はないと思いますがさすがに、これはですね。

さて、私は建築の図面関係の仕事してますが

車を運転するときのカーナビは進行方向が上です。
助手席で地図を見ながら案内するときも、地図を廻しながら進行方向を上に向けます。
ただ、地図を見ながらルート検討なんかするときは北を上にします。

なぜかと言えば、「次の交差点はどっちに曲がる」などは実感t的で分かりやすいからです。

さて、地図で思うことは

例えば名古屋、京都なんかの碁盤の目状の街で、道を聞くと東西南北で案内をされることが多い(と思ってます)

ここの道を東へ進んで○○の交差点を北に曲がって、コンビニがあるから、それの南隣・・・
みたいな感じです。

これが東京のような環状の街だと

ここの道をまっすぐ進んで○○の交差点を××方面へ曲がって、コンビニがあるから、それの右隣・・・
みたいな感じです。

大田区で環七を北へ進んでいくと、江戸川区では南に進んでいるので東西南北よりも具体的な方面で説明したほうが分かりやすいせいかも知れません。

私も、音関係は全くダメですね。
ピアノの「ド」とギターの「ド」がどう考えても同じとは思えません。
「周波数で区別しているのだ」までは理解しているのですが。



[3224] 電気ネズミ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2016/02/12(Fri) 19:55  

ああ、本人も結構、変化してるんですか、あの方(笑)。
一流どころの演奏者ならちょっと勉強すれば楽譜ぐらい読めそうですが、
いや、いいよ俺、そういうのとか言い出す連中もいそうですね、あの人たち…


[3223] ピカチュウ 投稿者:すぅ 投稿日:2016/02/11(Thu) 22:06  

ピカチュウは難易度高いですよね。お陰で彼は初登場以来20年間、顔つきから体つきから色んな所が変わり続けてます(笑)

コピー能力の人はお手本を頭に入れないと描いたこと無いものは描けませんね。逆に一度頭に入れれば似たようなのはいっぱい描けます。
絵描きでも似たようなのしか描けない人はひょっとして…?(笑)

ジャズの人々は耳から入った音と、音を出す場所がきっちり把握できてるので、楽譜もちょっと勉強すれば読めるはずです。単に今まで不要で勉強したことないだけの様な気もします。


[3222] 情報の分解と再構築 投稿者:アナーキャ 投稿日:2016/02/11(Thu) 21:08  

あ、それは逆にスゴイですね。
私の場合、人のやったことをコピーする能力が皆無で、
知人の子相手に何度ピカチュウを描いても似ても似つかず、
難易度の低い、あんぱんマンで勘弁してもらいました(涙)…。

黒人のジャズ奏者とかだと、自信満々に楽譜なんて読めないよ、
と宣言してる人が結構、いますが(笑)…。
アドリブというより、楽譜が読めないから耳コピーで適当にやってるという…。

ボイドの破壊と創造は、情報の分解と再構築、というのがより適切な命名のような気がしてます。
地図を読み取る場合、まず地図の情報から自分の必要な部分だけを分解、抽出して、
それを現実の周囲の状況に一つ一つ当てはめて再構築、一致する場所をさがしますから、
これもボイドの破壊と創造の一種ですね。
この辺りは、一度、何か解説を書こうと思ってるんですが…


[3221] コピー能力 投稿者:すぅ 投稿日:2016/02/11(Thu) 20:29  

それ、私です。コピーならそれなりにできます。が、絵は描けません。絵描きにはなれません。

ちなみに私(と弟も)はピアノもコピー能力です(笑)
楽譜から音楽は想像できませんが、ピアノの先生の弾いた鍵盤をなぞることで、音を出すことはできたりします。もっともピアニストにはそんな人いないと思いますが(笑)

地図読めない人は車を運転するときにカーナビがノースヘッド(あるいはサウスヘッド)で運転できない人ですね。地図上のどこに自分がいるか、ではなく自分が右か左か、どっちに進むべきかを考える人ですね。当然頭の中に地図は浮かんでないですし、再現も困難。

いずれもボイドの言う破壊と創造…で合ってます??


[3220] コピー能力 投稿者:アナーキャ 投稿日:2016/02/11(Thu) 18:43  

個人的にはそういうのをコピー能力と呼んでるんですが、
立体把握能力の有無だけでなく、
とにかくお手本がないとダメ、という人がいますね。
なんで他人の漫画や写真をマンマ模写して盗作する人がいるんだろう、
と不思議でならなかったんですが、彼らは絵が描けるのではなく、
コピーする能力が高いだけだ、と気が付いたのは最近の事です(笑)。


[3219] 図面 投稿者:CONi 投稿日:2016/02/11(Thu) 15:30  

そういえば見本の図面を模写するのは上手で、
手書きでもCADでも上手に作図するけど、
実際の品物を寸法測定してオリジナルの図面を描くとなると、
とたんに躓く人が何人もいました。
教えているほうからすると「ありゃりゃ?」っとなります。

形状把握能力が低くても自覚してない人が結構いまして、
そういう人に限って自称「クリエイティブな人」が多く、
対応に苦労しました。

珍しい例では「三次元CADの使い方を先に覚えてしまい、
普通の二次元の図面が読み書きできないので勉強しに来ました」という人がいました。
三次元形状をそのままCADで描くのはできるけど、
二次元図面にしたり、その逆ができないと仕事にならんとのこと。
幸いその人はちゃんと二次元図面を覚えることができました。



[3218] 三次元 投稿者:アナーキャ 投稿日:2016/02/11(Thu) 09:39  

すぅさん、実は写真からなら模写できる、という絵描きさんも結構います(笑)。
実際の風景を観たり、あるいは何もないところか、ゼロから絵を描かせると何もできないんだけど、
お手本があると(最悪の場合他人の絵…)上手く描けるんですよね。
新印象派の画家連中とかにも、これ、多いです。
あの人たち、色にはうるさいのに、そこらへん、適当な人多いんですよ。
これも一種の絵ですが、私個人としては、これは作図の一種で絵ではないよな、と思ってます(笑)。

CONiさん、興味深い話、ありがとうございます。
やはり立体把握にはある程度、生まれ持っての個人差がありそうですね。
手を動かして物を作る、という能力と立体把握能力の差は興味深いです。

似たような話では、地図の読み取りがあります。
若いころ、山登りをしていたんですが、絶対に地図が読めない、
という人がいるのです。
現在地がここ、今から1時間北に歩くよ、といって1時間後に、
今はどこ?と聞くと、地図の南側を指さす、といったような。
ベテラン、と言っていいオジサンでも、こういう人がいたので、
どうも不思議に思ってたのですが、その後、SAS隊員の回想録で、
一定割合で地図が読めない連中が必ずいて、その教育に苦労した、と書かれていて、
あ、これはどこにでもいるんだ、と気が付きました。

そういった例では私なんかは、音階が全く理解できず、それ、同じ音でしょ、としか思えないし、
なんで音が8段階に分解できるの?という段階で先に進めません(笑)。


[3217] 形状把握 投稿者:CONi 投稿日:2016/02/11(Thu) 08:48  

 私はいわゆる美術的な絵を見るのが好きですが、自分ではまず描けませんし、
漫画も読むのは好きですが、自分ではイラストもろくに描けませんが、
形状把握の能力について考えさせられる経験をしたことがあります。

 私は数年間の間ですが、未経験の人に機械図面の描き方を教えるという仕事をしていました。
 最終的には二次元CADを勉強してもらうのですが、そこの部分は他の人がやっていました。

 そこで私は、「世の中には一定の割合で、ものの見事に形状把握の能力が欠如した人がいる」ということに気づきました。

 例えば単純な形の物体の見取り図をみて、
三面図を描くとか、その逆とかをさせると、
「何でこうなった?」という結果になります。
 普通に図面を模写しても同じ形状になりませんし、
どこが間違っているかを説明してもわかりません。
 極端な場合は三面図の意味自体が理解できないという人もいました。

 はじめは私の教え方が悪いのかと大いに悩んだのですが、
以前からCADを教えていた方に、「そういう人は結構いる」といわれました。

 で、そういう人が特に頭が悪いかというとそうでもなく、
これまで事務や営業の仕事を長く続けていた人だったりしますし、
少なくとも国語や数学のテストなどは普通にできていたりします。
 ただ、私はこれまで周囲にそういう人がいなかったので、
これはかなり衝撃的な体験でした。

 ちなみに手を動かして物を作る仕事をしていた人は、総じてセンスが良く、
長年アパレル関連をしていた人は、少し教えると見事な機械図面を描きますし、
パソコンなんか触ったこともないという土建ガテン系の年配の方が、遅いながらもCADでちゃんとした図面を描き上げます。

 当初私は、「モノづくりの仕事の経験が、
形状把握や空間認知の能力を磨くのだろう」
と思っていたのですが、
その後、「この人たちは意識的にか無意識にか、
形状認識能力をさほど必要としない職業を選んできたのではないか」
と考えるようになりました。

 ちなみにそういう人がなぜCADを勉強したいと思ったのか聞いてみたところ、
「WordやExcelだけでなく、CADもできれば転職に有利だと思った」
という答えがほとんどでした。



[3216] 三次元 投稿者:すぅ 投稿日:2016/02/10(Wed) 08:51  

確かに色の再現についてはまた別の能力ですね。

私はとにかく三次元を二次元に落とし込むのが苦手で、結果、絵として一枚の作品を作ることはできません。が、まぁ見た二次元のものをコピーするくらいはできてしまうので、授業で黒板に小さくキャラの絵を暇つぶしに描くくらいはできるのです。世間的にはこれだけで絵心がある人扱いされるのははなはだ遺憾ではあります。。。
三次元を二次元に落とせない人は写真の構図もやや苦手なイメージがあります。

乱雑に置かれた四角い箱を3つ、斜め上から描くなんてとてもじゃないけれども私はできませぬ。。。たぶん箱が置かれてる机の平面がぐねぐねにゆがみます(笑)ましてや曲線が絡むと…。


[3215] 絵を描く 投稿者:アナーキャ 投稿日:2016/02/09(Tue) 20:40  

すうさん、あくまで私の個人的な意見ですが、絵には二種類の能力が必要で、
まず対象の形状把握と二次元への再現、そして色の再現です。

これは根本的に別物で、どちらかの能力の進化にもう一方は付いてこず、
別々にその技量を上げる必要があります。
モノクロの絵ばかり描いてる漫画家さんが、目にも眩しい原色バリバリの
小学生みたいな配色の彩色をよくやってるのはこのためでしょう。

絵具を引っ張り出してきて、色を塗る、というのはとても面倒で、
この才能を磨いてる人はかつてほとんどいませんでした。
この点は、PCで手軽に彩色ができるようになって、日本の絵描きさんのレベルが
天地ほど進化した、と言っていいと思います。
(1990年代までは大友克洋さんだけが貴重な例外で、ホントにあの人の画力はケタが違った)

でもって、前者、対象の形状把握と二次元への再現が今回、
すぅさんが述べられてるもので、基本的にはその通りだと思います。

順番としてはまず立体の把握能力があって、そこで初めて対象の模写(コピー)、
3次元を2次元に落とし込む事ができる、というのもその通りだと思います。
立体を二次元に落とし込むのが絵を描く基本で、紙でもモニタでも、
その中に立体が表現できないと、人も車も風景も全て歪んでしまいます。
まず、立体を頭に描き、そこに対象を分解してはめ込んでゆくわけです。
(これはボイドの言う所の破壊と創造そのものです)

この辺りは床の上に乱雑に置かれた四角い箱を、3つ以上、斜め上から見た構図で描いてもらう、
という簡単な判別方法がありまして、これを見るだけで、相手の画力の大半は判ります。
乱雑に置かれた、がポイントで、これで単純な遠近法は使えなくなるので、
床から浮いてるように見えてたり、空間的に矛盾した描写が見えたり、といった欠点が簡単に出ます。
アホみたいに単純な絵ですが、私の経験上、意外にキチンと描ける人は少なかったりします。
ただし、ここまでなら訓練で一定のレベルまで上げられますので、本当の才能が問われるのはそこから先ですが。


[3214] 絵を描く 投稿者:すぅ 投稿日:2016/02/09(Tue) 17:40  

私は人に見せられるレベルの絵などとてもかけないのですが、もって生まれた才能に大きく依存することに関しては同意できますね。小さいころからそれなりな絵を描く子はいつでもそれなりな絵を描けるし、絵を描きたくても、許されないレベルの人もいますね。私も3歳児4歳児の頃から何一つ進歩してないな、とたまに絵を描くと思います(笑)

で、それで思っていたのが、絵を描くことについては(少なくとも)二つの別個の要素があるのだろうな、ということ。
一つは、見たものを写せること。絵に限らず、例えば飛んでくるボールを見てバットやラケットを出せば当たる、テレビのスポーツ選手の動きを翌日校庭でまねできる。という見たものを自分の体で表現できる運動神経的な要素ですね。見りゃあできるだろ、みたいな。ちょっと練習すりゃあコツがつかめるだろ、みたいな感じだと思います。
もう一つが、ものを三次元的に認識できるということで、どんなにコピーがうまくても、三次元的な認識がないと、ものを描くのは無理だろうなぁと思います。モノづくりの設計にも同様のことができないとできないんだろうなと思います。
私は一つ目はまだともかく、二つ目が決定的に欠けています(笑)結果、まともな絵を描けません。
この二つが無いとそこから先にはどうやってもいけないと思うんですが、どう思います?
まぁ何も読まずに思っただけなので、間違ってることもたくさんあるでしょうけど。


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