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[7865] バフムート 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/21(Sun) 12:08  

ロシア側が盛んにバフムート陥落を伝えてますが、
ウクライナ側は状況は深刻だが戦闘は続行中としてます。

どうもこれ、ロシア側は市内中心部だけを、ウクライナ側は
郊外部分も含めた一帯をそれぞれがバフムートと呼んでるゆえの行き違いのような。
実際、市内中心部はとっくにウクライナ側は撤退しています。

https://t.me/annamaliar/770


[7864] 日本滞在 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/20(Sat) 22:00  

ゼレンスキー大統領が現状報告を凄まじい勢いで連続投稿中。
いつもは丸一日くらい平気で何も投稿しないことがあるので、やはり特別なんでしょう。

現状は、インド、イタリア、イギリスの各首相と会談との事。
何度も会ってるはずのイギリス首相に真っ先に会うのはやはり特別なのか。

https://twitter.com/ZelenskyyUa


[7863] 戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/20(Sat) 19:37  

そして20日のウクライナ発表の戦果。
野砲がまた叩かれてるのに加えて、軍用車両が増えてます。
普通に考えるとかなり激しい砲撃戦が展開してる、と思われますが、例によって情報無し。

https://armyinform.com.ua/2023/05/20/ukrayinski-zahysnyky-za-dobu-likviduvaly-ponad-600-okupantiv-znyshhyly-4-tanky-i-19-artsystem/


[7862] 到着 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/20(Sat) 17:58  

ゼレンスキー大統領が、日本とG7会場に到着、と報告。
奥さんが韓国に入った段階で、来るのは決定済みだったんでしょうね。
日本で合流するのか。

ロシアを避けての飛行で帰るのに、燃料満載で大丈夫か、と思ったら、
広島空港、3000m滑走路持ってるのね。知りませんでした。

https://twitter.com/ZelenskyyUa/status/1659813921857912833?cxt=HHwWgoC22fj964guAAAA


[7861] 戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/20(Sat) 08:04  

19日のウクライナ発表による戦果。
ここしばらくの通常営業状態ですね。

https://armyinform.com.ua/2023/05/19/ukrayinski-zahysnyky-za-dobu-likviduvaly-ponad-600-okupantiv-znyshhyly-4-tanky-i-12-artsystem/


[7860] ゼレンスキー大統領 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/20(Sat) 08:00  

サウジ訪問を終えたゼレンスキー大統領が、さあ次へ向かうぜ、と投稿してます。
来るのか広島。安全性を考えると岩国に降ろす?

https://twitter.com/ZelenskyyUa/status/1659628443569405976?cxt=HHwWsIC24dfRl4guAAAA


[7859] 判らぬ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/20(Sat) 07:53  

ロシア謹製正直戦況地図によると、ハリコフ州一帯で、
ウクライナ側が国境を越えて盛大にロシア領を砲撃してるんですが、
両陣営から公式に談話は一切なし。なんだこれ。

ついにでクピャンスク東部の戦闘、やはり偵察部隊の接触だったようで、
ロシア勢力圏内での戦闘は終結したようです。
ただし一帯での接触戦闘は続行中。

https://ria.ru/20220622/spetsoperatsiya-1795199102.html


[7858] ホンダ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/20(Sat) 07:49  

ウクライナ軍への支援車両で、初めて公式にホンダ車が確認されました。
やはり戦場のようなタフな条件で壊れないのは日本車、という事なんですかね。

https://mil.in.ua/uk/news/vseukrayinska-agrarna-rada-peredala-morpiham-pikapy/


[7857] 野砲 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/18(Thu) 20:35  

そして本日の戦果。
ちょっと凄い数の野砲が叩かれてるので、なんらかの大規模戦闘があったように見えます。
例によって詳細は不明ですが…

https://armyinform.com.ua/2023/05/18/syly-oborony-za-dobu-likviduvaly-ponad-500-okupantiv-znyshhyly-32-artsystemy-i-8-bbm/


[7856] 戦闘 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/18(Thu) 20:30  

例のロシア軍正直戦況地図によると、クピャンスク東部の戦闘が激しくなっている上に、
リマンの東方でロシア側勢力圏内奥深くにウクライナ軍が侵入、戦闘になってます。

これが偵察部隊による接触戦なのか、なんらかの攻勢によるのかは情報待ちですね。

https://ria.ru/20220622/spetsoperatsiya-1795199102.html


[7855] 17日 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/17(Wed) 20:32  

そして17日の戦果。
やはり人的損害以外の数字が動いてます。妙な小康状態、という印象。

https://armyinform.com.ua/2023/05/17/ponad-200-tysyach-vijskovyh-vtratyla-armiya-rf-z-pochatku-shyrokomasshtabnoyi-agresiyi-proty-ukrayiny/


[7854] 凄い 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/17(Wed) 16:20  

訳が判らんから絶対人には勧めないけど、凄い、
ツッコミどころ多すぎるんだけど、凄い。
そしてなんだそのオチ、と思うんだけど、凄い。

とにかく凄い。何が凄いって映像の力だけで最後まで見てしまったくらい映像が凄い。
全てのカットで考え抜かれた構図と光と影、アレのデザイン。

ちなみに最後の最後にAKIRAの金田走りが出ます。
これは凄い。でも人には勧められない。でも凄い。
そんな映画、「NOPE」がアマゾンのプライムに入りました。
すでに二回見てますが、まだ飽きない。


[7853] クピャンスク方面 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/17(Wed) 08:52  

またクピャンスク方面で小競り合いが増えてます。
ロシア謹製正直戦況地図でも、RIAノーボスチの報道でもロシア側が手を出していることを認めてるのですが、
なぜ今ここで、というのは良く判らず。

https://t.me/rian_ru/202919


[7852] トヨタ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/17(Wed) 08:42  

ドイツ政府がウクライナにピックアップトラックを寄贈したんですが、
それがことごとくトヨタ車。まあポルシェやベンツを送るわけにもいかんのでしょうが、
ドイツでも戦争ならトヨタ、なんでしょうかね。

https://twitter.com/GermanyinUA/status/1658450753407660032


[7851] 300回 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/17(Wed) 08:39  

ウクライナ空軍でSu-25によって300回の出撃を記録したパイロットへのインタビュー。

ちょうど40分前、私は戦闘任務から帰還した。私にとって300回目の戦闘飛行だった。
これを誇るべきことと思うなら、それは間違いだ。
私は毎回恐怖を感じ、離陸前に今回は成功するのか、それともこれが最後のフライトになるのか、と考える。

思い出したくないフライトもある。
戦闘で失った仲間たちとは、今でも夢の中で一緒になる。
その仲間を失った任務は単に300回の一つに過ぎないことになる。

インタビュアーはウクライナの英雄として話を聞きに行ったようで、
この後誘導尋問のようにウクライナ国民へのメッセージを取ってますが、
むしろこの前半の言葉の方が真実なんだろうと思います。

https://armyinform.com.ua/2023/05/15/cze-mij-300-j-bojovyj-vylit-kozhnogo-razu-dumayu-chy-povernus/


[7850] 16 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/16(Tue) 20:23  

そして16日の戦果。
本日も同じような数字の動きです。

https://armyinform.com.ua/2023/05/16/ukrayinski-zahysnyky-za-dobu-likviduvaly-ponad-500-okupantiv-znyshhyly-13-artsystem-i-12-bbm/


[7849] 無題 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/16(Tue) 06:27  

ウクライナが鹵獲したロシア兵器を研究分析するために設立した
軍装備研究所の所長さんへのインタビュー。ちょっと興味深いので要約。

研究所は1年前に設立されたが、その段階で軍にはすでに800の鹵獲兵器があった。
その内約100の兵器は研究分析が必要なものだった。そのために研究所が設立された。
さらに敵が非人道的かつ国際条約違反の兵器を使用しないか監視する必要がある。
ちなみにこれは軍だけの数字で、内務省管轄の部隊に関しては判らない。

鹵獲品には常に残地兵器(ブービートラップ)の危険がある。
よって我々は爆発物除去訓練を受けている。

ロシア側の兵器で注目するべき物は装甲貫通力を高めた小火器用弾薬、携行式対戦車ロケット、電子戦などだ。
それに加えてロシアのUAVと、その対策との競争は常に絶えない。

T-90戦車の研究は興味深いモノだった。
鹵獲品は、すでに我々の部隊で活躍しており、「ウラジミール」と呼ばれている。理由は判るよね(笑)。
実際に調べてみると、この戦車はT-72と何ら変わりないことに気づかされた。
現在の世界レベルには全く達していない戦車に過ぎない。そして制裁によってそれ以上の製品は作れないのだ。
私たちが調査結果を公表し、この情報がウクライナをはるかに超えて広く知られるようになった後、
ロシア連邦とT-90の供給契約を結んでいた多くの外国企業が、ロシアとの契約をすぐに取り消した。
これはロシアに大きな経済的損失を与えたから、私たちの勝利の一つだと思う。

ロシアが最近になって次々と発表している「最新の超兵器」のほとんどは、
ソビエト時代の兵器を発展させ、アップグレードしただけのものだ。
これはほとんど全てに当てはまる。巡航ミサイル、航空機、ミサイル兵器から小火器、軍事機器まで。
例えば、鋼鉄製のSS-68ヘルメットに現代的なカバー(覆い)を付けたものがあった。
一見だけ近代的なものに見えるが、弾丸からの防護にはならない。無意味だ。

https://armyinform.com.ua/2023/05/15/rik-roboty-czentru-doslidzhen-trofejnogo-ta-perspektyvnogo-ovt-rynok-opk-rosiyi-zbidniv-na-milyardy-dolariv/?utm_source=mainnews&utm_medium=article&utm_campaign=traficsource


[7848] 15日 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/16(Tue) 06:06  

そして15日の戦果。やはり数字、動いてはいるんですが…

https://armyinform.com.ua/2023/05/15/syly-oborony-za-dobu-likviduvaly-majzhe-600-okupantiv-znyshhyly-21-artsystemu-ta-11-bbm/


[7847] 戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/14(Sun) 20:48  

14日の戦果報告。
数字は微妙に動いてます。まだ小康状態を脱したかは判りませんが。

https://armyinform.com.ua/2023/05/14/vtraty-voroga-za-dobu-likvidovano-bvlshe-600-okupantiv-znyshheno-21-artsystemu-i-31-bpla/


[7846] バフムート 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/14(Sun) 20:34  

ウクライナ側は現状、バフムート地区で反撃中なのを認めてますが、詳細を公表してません。
対してロシア側が、現地で指揮官級の大佐が二人戦死したことを報じてます。
かなりの激戦になっている可能性あり。

https://t.me/rian_ru/202691


[7845] 数字 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/13(Sat) 20:30  

そして本日の戦果。
やはり人的損失が動かないまま、他の数字が動いてます。
となるとウクライナ側が何かやっている、という事になると思いますが、やはり情報待ちですね。

https://armyinform.com.ua/2023/05/13/vtraty-voroga-za-dobu-likvidovano-majzhe-600-okupantiv-znyshheno-27-artsystem-i-29-bpla/


[7844] ゼレンスキー大統領 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/13(Sat) 20:29  

今回の戦争、ロシア側がマヌケ、という面は大きいのですが、
それでもウクライナ側の人材の優秀さが目立つのは事実です。
(ただしブダノフ将軍を除く)

この辺りを含めて、ちょっと調べてみたいな、とは思っております。


[7843] Re:[7842] ザルジニー将軍 投稿者:それで行こう 投稿日:2023/05/13(Sat) 17:11  

お久しぶりです。
URLより引用
>ちなみにこの「人の能力を見抜き抜擢する」才能を持っていた人物は私の知る限り

にゼレンスキー大統領が加わるんでしょうね。wikiで見たんですが、シルスキーさん1965年生まれ(57歳)、ザルジニーさん1973年生まれ(49歳)なんですね。

となると、ロンメルさん的な人は誰?となるけど、それは戦後のお話になりそうですね。

それでは。(名前はやっぱりくすっとしたものを使いたい。)

http://majo44.sakura.ne.jp/etc/ooda/13.html


[7842] ザルジニー将軍 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/13(Sat) 14:07  

ウクライナ軍の最高司令官、参謀総長のザルジニー将軍へのインタビュー。
ただしインタビュアーがお世辞にも知恵があるとは言えぬ凡庸な人物なのが残念ですが、
対する将軍がそこを帳消しにして多くの事を語ってくれる、という特異な内容になっています。
以下、興味深い部分を要約。

職業軍人として2014年からこの戦争が始まったと思っている。2022年2月24日からはその規模が拡大されたのだ。
つまり我々はすでに8年戦っている。多くの人がずっと命を失い続けて来たのだ。
よってこの一年だけを取り上げてふりかえる事は無意味だ。
この8年で我々は学び、強くなった。ロシアが予想してなかった事だろう。戦争は我々の学校だった。

ロシア側のバフムートに置ける人的損失は膨大なものだ。それでも彼らはウクライナ人を殺すために兵を送る。
バフムートが彼らの決めた目標地点だから、どれだけの損失を出しても止めない。
21世紀の軍事作戦としては、信じられないくらい異様な戦術だ。
これほどの科学が発展した時代に、祖父の時代の戦争を思い出させる戦闘が展開されている。
結局敵を全て殺すか、我々が滅びるか、という戦争になる。ロシア相手に他の方法は無い。極めて単純な話だ。

ロシア軍は近代的な最先端の軍を持っていた。
いくつかの情報から私は確信しているが、今回の侵攻に先立ち、多くの情報に基づいた総括的で、
かつ詳細まで考えらた作戦、完全に準備された計画を立てていたと思われる。
途中、何度か変更が加えられたかもしないが、そのための訓練や演習も行ったはずだ。
その結果、この作戦は上手く行かないとの結論に至ったらしい。

これを受けて作戦に関わった人々は交代させられ、とにかく集結した部隊をウクライナに送り込むことになった。
このため、逆に我々は当初、困惑する事になり、ロシアはその目的を達するように見えた。
(筆者注・この辺りよく判らないのだが、ウクライナはロシア側の作戦を知っていた、ところがそれが放棄され、
成り行き任せの作戦で動いて来たので、逆に困惑させられ、対応が後手に回ったという事か。
すなわち24日に突如奇襲を仕掛けて来るとは思っていなかった、と)

(2月24日より前)私はあらゆる可能性を分析していた。場合によっては極めて困難になるとも想像した。
この分析が私や参謀本部が、さまざまな状況下に置かれても、迅速に対応するのに役立った。
敵は圧倒的多数で、強力で、そして多方面から同時に高速に侵攻して来た。
2月の終わりまでにはウクライナ軍は枯渇するはずだったから、
とにかく既成概念にとらわれない発想と想像力しか打開策は無かった。

対策がどれだけ効果的なのかを検討し、効果なしと判明したら直ぐに変更した。
あらゆる発想を検討し、その成果を評価した。これが我々が今までやって来た事であり、今もやっている事だ。
我々は膨大な量の作業をこなし、空軍を含め、あらゆる部隊がこれに対応した。
今言えるのはここまでだ。いつの日か、具体的な全貌を話す事ができるだろう。未だに多くの事は機密なのだ。
(以後、いくつかの質問には、とにかく我々は上手くやったんだよ、とかわしている)

2月24日、私が最初にしたのは招集可能な軍司令官を全て呼び集める事だった。
私は彼らに始まったぞ、出来る事をやれ、と、とにかく手短に命じた。
(筆者注・やはり開戦当日にウクライナ軍は全く戦闘準備が行われて無かった事を認めている)

その日の朝5時、あまり愛想のよくない海外の人物から謝罪の電話をもらった。
この件についてもいずれ詳しく述べる事ができる日が来るだろう。勝利の後だね。
(筆者注・開戦直後である。ロシアからの電話、と考えるのが適切か)

侵攻直後から我々は敵の分析を開始し、次の手を予想し、対策を始めた。
敵はあまりに巨大で数が違い過ぎる。以前の演習の結果や各種情報を考慮して検討した結果、
生き残るための手段は一つしかないと判っていた。
それは可能な限り最短の時間で一気に大規模な損失を敵に与える事だ。
その出血によって作戦の続行を不可能に追い込む。それは上手くいった。
敵の背後を叩き、敵の補給基地を叩き、予備兵力を叩き、補給待ちで動けなくした所を叩いたのだ。

ロシア側は全てを破壊して進む焦土戦術を採用している。不幸にしてそれが出来る兵力をロシアは持っていた。
彼らは侵略者だからそれでいいが、我々は違う。無駄にできる弾薬も無い。
我々は砲弾も地雷も、そして人命も、無駄に浪費せず、有効に利用する。

ロシアは人命軽視だ。彼らが何と言おうが我々は実際に戦場でその死体を見ている。膨大な数の損失だ。
(筆者注・ウクライナ側の発表だと間もなく20万人を超える)
普通の軍隊ならとっくに作戦中止になってる損失でも彼らは戦いを続ける。
興味深いのはソ連時代、アフガニスタンでは1万5千人の損失で撤退したのだ。
はるかに高い損失でも彼らは今、戦い続けてる。要するに、ロシアにとって最も低コストな兵器が人命なのだ。
この点は我が国とも、他の国とも正反対な価値観と言える。

戦争を学術的に分析するなら、極めて多くの要素が含まれる。一つの勝利にはその時々で様々な要素が含まれる。
戦いには多くの“もし〜だったなら”があり、多くの失われた要素がある。ではどうすれば勝てるのか、という話は単純ではない。
神が我々の側いれば、まあ勝てるだろうが(筆者注・宗教的な意味では無く運の事だと思う)。

黒海艦隊の巡洋艦モスクワを沈めたが、まだ終わりではない。我々はその先を考えている。

蛇島ことズミイヌイ(Змiiний)島は領土的には重要だ。その存在がウクライナの経済水域を広げるからだ。
だが正直に言えば、戦略的に重要な土地では無い。ただしロシアが対空レーダーを設置したことで問題となった。
ウクライナの広い範囲がこれによって索敵されてしまう。ゆえにこれを奪回した。ロシアはウクライナ側の作戦を予期して無かった。

私はウクライナ軍の総司令官として、軍隊内に残っていたソ連時代の古い体制や慣習を変えようと努めて来た。
その悪習の排除が私の大きな仕事だった。部下の意見も聞き、一人の人間として扱え、と教えて来た。
軍隊式でない人間関係を築けと。それが我々の基本であり、ソ連式の軍隊と異なる点だ。
これにはとても時間が掛った。まだ完璧でも無い。部分分にはソ連時代の物が未だに残っている。
それでもその結果が、今のロシア軍とウクライナ軍の違いなのだ。
これによって大きな優位を我々は得ている。この新しい文化を持つ軍によって、将軍から下士官、そして兵士までが一丸になって戦うからだ。
若々しく、より創造的な軍隊、より賢明な軍隊になったのだ。思い付きでは無く、より正しい思考で行動する。

大きな戦闘がある場合、とても複雑で多くの仕事が発生し大変な作業となる。ソ連時代なら大変だった。
だが現在の私の部下達は、私が彼らの決定を尊重し、深入りしないことを知っているだろう。
(筆者注・部下への権限委譲によるOODAループの高速化だと思われる。)

ウクライナ軍では最前線の兵や軍曹でも、任務の上で必要なら、軍の最高司令官(サルジニー将軍である)に直接連絡が取れる。
早急に必要な火力支援の要請などで、そういった実例がある。ロシア軍では前線の情報が上層部に届くまで、そうは行かないだろう。
ロシア軍の体制は帝政ロシア時代、貴族性や封建制の時代の軍隊を思わせるものがある。
少なくとも実際の戦場で、それらを観察できる。

「2月24日、海外のいわゆる軍事専門家がウクライナに残された時間は96時間と言ったのを見てどう思ったか」という質問に対して
それらが我々の参謀本部に余計な負荷を掛ける事にはならなかった。自分がやるべき事は判っていたからだ。

私はプーチンの動向に興味は無く、演説は見ないし、記事も読まない。私には関係の無い事だからだ。
私が唯一注目しているのはロシア軍のゲラシモフ将軍だ。彼に関する情報には常に注目している。
(筆者注・軍で一番偉い参謀総長であり、現在のウクライナ侵攻軍の司令官)
彼を過小評価してはならない。強くて巧妙な男であり、その行動の予測が困難だ。同じ軍人として尊敬している。

この戦争における勝利条件は明確だ。ウクライナ全土の解放である。だがそれでは十分ではない。
二度と侵略を受けない国にする事が必要であり、そのための軍隊を維持する必要がある。
手を出したらただでは済まぬ、と見なされる国家。その設立までが勝利の条件になる。イスラエルは一つのいい例だ。
私は軍人だから、軍事以外の事は判らない。ウクライナの未来については他には何とも言えない。


いや、この人、凄いよ。プーちゃんが残り少ない髪の毛全部使って分身の術使って束になってかかっても敵わないと思うよ。
若いころのフサフサ プーちゃんでも無理だよ。この人を見つけ出したゼレンスキー大統領も凄いと思うよ。
この辺り、戦争が終わって私に時間があったらもっといろいろ調べてみたいと思ってます。

https://www.youtube.com/watch?v=_xzgr5RyHw0


[7841] バフムート 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/12(Fri) 22:04  

引き続きウクライナ軍によるバフムートの反撃が進行中であることをロシア側が認めています。
厳密に言えば市の郊外に展開されたロシア側の包囲網の内、北西部を奪回してる状況。

その一帯にある高地をウクライナ側が奪った事はプリゴジンも触れているので確かなようです。

https://t.me/concordgroup_official/948


[7840] 本日の戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/12(Fri) 20:00  

そしてウクライナ側による本日の戦果。
人的損失の数字がやや動いてますが、これだけ見ると、いつも通りのようですが…

https://armyinform.com.ua/2023/05/12/vtraty-voroga-za-dobu-likvidovano-750-okupantiv-znyshheno-5-tankiv-i-15-artsystem/


[7839] ソレダル 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/12(Fri) 19:37  

今度はロシア国防省が突然の戦果発表。
昨日(11日)から、1月にロシアが占拠したソレダル(Соледар)一帯で、
95q以上の広範囲な戦線に置いてウクライナ軍が攻勢に出た、ただし全部撃退した、としています。

ウクライナ側の損失は人員で1000人以上、戦車40台以上との事。

数字の信憑性は例によってゼロですが、攻撃が事実なら、
やはりウクライナ側はバフムートの逆包囲を狙って大規模攻勢に出た事になりますが…

続報待ちでしょう。

https://t.me/rian_ru/202532


[7838] ウクライナ側の説明 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/12(Fri) 19:06  

ウクライナ国防副長官のハンナさんの発表によると

■バフムートでウクライナの反撃が成功したのは事実。
2qに渡って前進し、その間、失われた拠点は無い。

■東部(クピャンスク方面の事だろう)では敵の前進を食い止める防衛戦が続いている。
ただし「防衛戦」にはカウンター攻撃、積極的作戦などが含まれる。

以上!他には何も起きてません!

との事。微妙な言い回しではあり、情報待ちでしょう。
ただやはり大規模攻勢が始まった、という状況ではまだ無いのは確かなようです。

https://t.me/s/annamaliar


[7837] 状況不明 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/12(Fri) 17:08  

朝のウクライナ参謀本部からの発表では一切、攻勢に関する話は出ませんでした。
現状、ロシア側からも続報は無し。とりあえず、大規模攻勢が始まった、と判断するのは早い感じですが、
どちらからも全く続報が無いのは、ちょっと妙な印象もあり。

https://www.youtube.com/watch?v=IVqdWwzfBEg


[7836] 深夜 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/05/12(Fri) 09:04  

ちなみに現状、ウクライナ側からのコメントは一切なし。
ただし現地は深夜ですから、夜明け後の報道に注目したいところ。


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