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[1077] Re:[1069] 問い合わせ 投稿者:ヒルネスキー 投稿日:2012/07/27(Fri) 12:29  

> なんだか連続して戦略爆撃の話に対する質問をもらいました。
> どっかで流行ってるんでしょうか?
多分ここからだと思います。
http://togetter.com/li/344972


> 具体的には最初にして最後の成功例なんですが(笑)、原爆が日本の“抗戦の意思”を破壊したわけです。
ソ連の対日宣戦・参戦によるソ連軍の侵攻で満州国が崩壊して後背地が無くなったから(なので日本の“抗戦の意思”も崩壊した)、
と思っているのですが……。
そのソ連の参戦時期を早めた(侵攻準備はほぼ済んでいた)のが原爆と。


[1076] アメリカの爆撃 投稿者:アナーキャ 投稿日:2012/07/25(Wed) 23:28  

あ、富嶽でしたっけ(笑)

おっしゃる通りで、アメリカの精密爆撃は、
やってる本人たちが思ってた以上の成果を上げてたりします。

例えば石油。
昔からアメリカ潜水艦によって外地から石油を輸送するタンカーが撃沈され、
その結果、日本の石油は枯渇した、という話をよく見ますが
少なくとも私はそういったデータを見た事がありません(笑)。

実際、戦後に日本の資料を基に米軍がまとめたグラフを見ると、
1943年から1945年2月位までその生産量は10%前後の低下に収まっており、
潜水艦による通商破壊の影響は小さなものしかありません。
が、製油工場への爆撃が本格化した1945年春以降から、
今度は数十%という勢いで生産が低下してゆきます。

1945年春は例のルメイ閣下が対日戦略爆撃の主導権を握り、
無差別爆撃に舵を切った時期ですが、実は一部の精密爆撃派がその仕事を続けており、
ここから石油精製施設への爆撃、関門海峡の機雷封鎖と
日本全体を本格的に締め上げてゆくわけです。

ところが意外にも、戦後のアメリカ側の調査だと、
日本中の石油工場を面積で見た場合、その消失率は10%を切っています。
それであれだけの減産が起きた、という事はよほどピンポイントで
正確に重要な施設を破壊していた事になります。

日本の場合、海から入ってくる石油の精製工場を
内陸部に疎開させるなんてできませんから、
これで日本の石油精製は息の根をほぼ止められることになるわけです。


[1075] Re:[1074] いろいろ 投稿者:inomamo 投稿日:2012/07/25(Wed) 22:35  

アナーキャさん

改めて『戦略空軍への道』の辺りを読み返してみました。
なるほどです。

私の地元には戦時中、プロペラ工場・製油所・航空無線機工場・
乾パン工場・飛行場など、いかにも爆撃目標になりがちな施設が
複数ありましたが、詳しく調べていくと精密爆撃で壊滅的に破壊
された工場と、そうでない施設のコントラストは見事なものでした。

無線機工場はつい最近まで戦前からの建屋で携帯電話を開発
してました。森永の乾パン工場も大正時代の建屋でマリービ
スケットを製造中。伊丹飛行場の損害はP51の機銃掃射程度。

その反面、プロペラ工場と製油所は更地に近い状態まで追い
込まれています。

昔ながらの爆撃理論なら、第一目標はまず飛行場、でしょうねぇ。

http://富岳ではなく富嶽でした…。


[1074] いろいろ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2012/07/24(Tue) 22:48  

婆裟羅大将さん、一応カタリナのつもりで書いてますが、
演出上、後部の天蓋の位置がえらく前になってます(笑)。

私、二式大艇の写真、まともに撮ってないのです(涙)。
居なくなる、と聞いた時期が当時の仕事のラッシュ時で、撮影に行けませんでした。
船の科学館、現在は補修費用がなくて閉鎖中ですから、
当時すでに経営はかなり厳しかったのでしょうね…。

そういや、プレーンズ オブ フェイムのゼロ戦がまた日本に来る、
ってな話を聞きましたが、飛ぶんでしょうかね。


inomamoさん、楽しんでいただけてるなら、何よりです。

日本陸軍がドゥーエの主張するところの戦略爆撃を行ったのは事実だと思います。
が、ここからが重要でして(笑)、ドゥーエ式の戦略爆撃で終わった
日本、ドイツ、イギリスと、そこから先に行ってしまったアメリカとの差があります。

その差が何か、というと、これがハロルド・ジョージが打ち立てた戦略爆撃理論なのです。
これが無かった日本とドイツは戦略爆撃では戦争を有利に運ぶことができず、
イギリスは何やってるんだか本人もわからないまま迷走して行きます。

ここではジョージが産み出した、国家中枢の破壊と、
その中枢部を見出す方法、が問題となるわけです。
この結果、とにかく爆撃してしまえ、というレベルから抜け出せ無かった国たちと、
抜け出してしまったアメリカの差が生まれてきます。

なので富岳が完成していたとしても、これを有効運用する戦略思想を
当時の日本陸軍は持っていなかったように思うのです。


[1073] 日本の戦略爆撃思想について 投稿者:inomamo 投稿日:2012/07/24(Tue) 22:18  

ソウル旅行記、楽しく拝見しています。

普通なら見過ごしがちな現地の普通の風景の面白さを丹念に拾っていて、毎度感心です。

ところで、話題に乗って、陸軍には戦略爆撃の思想があった、かも?というネタを投下してみます。

これは数年前に神戸の空襲に関するシンポジウムで聞いた話なのですが、本来国際法で禁止されている都市への無差別攻撃を正当化する理屈として『これは敵国首都への無差別爆撃に対する報復である』という論理があった、いわく、重慶爆撃であり、ロンドン空爆である。

これは蒋介石がアメリカで行ったロビー活動の成果として生まれた世論のようですが、事実だとすれば、日中戦争の頃の陸軍には戦略爆撃の思想があったということになります。(結果として上手くいきませんでしたが)

となると、米太平洋艦隊に痛手を与え講和に持ち込む、というのは海軍の考えで、陸軍の対米戦略としては、中島飛行機の富岳プロジェクトに乗って対米戦略爆撃を…という所に繋がるのではないでしょうか。

現実的な面では、どうにも陸軍が明確な対米戦略を持っていたようには見えませんが、一見荒唐無稽に思える風船爆弾を使った攻撃も、戦略爆撃思想の延長線上にあるように思いました。

しかしながら、今ひとつ、思想と実際の乖離が辛いところ。厭戦気分を煽る心理戦が戦略爆撃の範疇に入るのか、というのは良くわからずにいます。


[1072] PBY_カタリナですか? 投稿者:婆裟羅大将 投稿日:2012/07/24(Tue) 21:55  

夏向きの表紙絵になりましたね。

へたくそで暑苦しい飛行艇の写真貼っていきます。
写ってる女性も 水着でなくてすいません。

http://plaza.rakuten.co.jp/vajra33/diary/200803080000/

今月はCRJに乗れたんですが残念なことに雨で景色はさっぱりでした。

http://plaza.rakuten.co.jp/vajra33/


[1071] ジョブス 投稿者:アナーキャ 投稿日:2012/07/24(Tue) 19:57  

ささきさん、大筋でその通りでしょうね。

ジョブスという人は、中途半端な技術者でありながら、
その知識を経営者として最大限に使った人のような印象があります。
ただし、アップル復帰前と復帰後では別人と考えた方がいい感じですが(笑)。

朝令暮改についてはジョブスさんも得意技としてました(笑)

この点は、例の盛田さんのMADE IN JAPAN に意見が変わらないのは停滞に等しい、
といった指摘があり、その影響があったのかもしれません。

もう一つ、彼がスゴイな、と思うのはアメリカ人経営者の中では、例外的に、
報酬に無頓着だったことかもしれません。

すでに大金持ちだったからかも知れませんが、それでもガメついアメリカのCEOは
会社が赤字でレイオフやってる最中に高額報酬を受け取って平然としてる連中が居ますから、
ジョブスさんはやはり特殊な気がします。

追悼メッセージで、この点を見習いたい、とした経営者が一人も居なかったのも印象的でした(笑)


[1070] エデンの園の林檎 投稿者:ささき 投稿日:2012/07/24(Tue) 17:12  

先進性で知られるApple社の製品群がそのイメージとは裏腹に、純技術的には
既存テクノロジーの寄せ集めであることは技術屋にはよく知られている話です。

しかし、それは必ずしも悪いことではありません。むしろ「何かを発明する」こと
よりも、「それがいかに便利なものかを人に知らしめる」ことのほうが難しい
ことも多いです。まして、その「便利さ」に対してお客さんが対価を払うように
仕向けることでビジネスとして成立させるのは非常に難しいことです。

英語では「インベンション(発明)」と「イノベーション(革新)」の違いだとよく
言われますね。自動車を発明したのはカール・ベンツでも、世間一般の人々が
自動車の恩恵に預かるようになったのはフォードT型が登場した後だし、
飛行機を発明したのはライト兄弟だけど、「便利な乗り物」として飛行機の
価値が世間一般の人々に受け入れられるようになったのはダグラス DC-3 が
登場したあとだ…みたいな話。

インベンションは技術の創造であり、イノベーションは価値の創造であるとも
言われます。そしてインベンションはイノベーションの一部ではあるけれど
決して同じものではないし、インベンションがイノベーションより偉いわけ
でもない。技術的に優れた製品がより平凡な製品に負けた例はコンコルド vs
ジャンボジェットだとか、βビデオ vs VHS だとか類挙に暇がありません。

ジョブス氏が居なかった 90 年代の Apple 社はまさに両者を混同し、やるべき
事を間違えたどん底にありました。「PC より Macintosh のほうが優れている」
と、PowerPC プロセッサの高性能を高らかに歌い上げ Pentium 相手にクロック
競争のチキンレースを仕掛けて敗北。「マルチメディアに最適」と DSP を積んだ
AV Mac を出したと思ったらすぐ引っ込め、「PC より簡単に使える」を売り文句に
Performa を出したと思ったら数世代で打ち止め、音声認識や手書き認識を
華々しく打ち出しては使い物にならなくてすぐ引っ込め、オブジェクト指向の
新 OS Corpland構想をぶち上げた挙句に開発失敗…。

今から考えれば時代を遥かに先行した、そして先行しすぎた独自技術の
「インベンション」に膨大な開発費を投じ、まだ使い物にならないうちに
性急に市場投入しては悪評散々な結果で引っ込めてしまい、せっかくの芽を
自ら摘み取るという愚行の繰り返しでした (-_-;)

私は別に古くからの Apple ユーザーでもなければ Apple シンパでもないつもり
ですが、朝令暮改を繰り返しては自ら墓穴を掘ってゆく Apple 社の自滅ぶりを
「あーあ…」と思いながら冷ややかに眺めておりました。
三顧の礼を尽くしてジョブス氏が戻ってきた後、大鉈を振るってダメ製品を
バッサバッサと切り捨て、iMac で経営を立てなおしたあと iPod で起死回生の
大ヒット(そして、従来の「パソコン商売」とは全く違った利益構造の確立)に
成功するわけですが…ジョブス氏が確立した iPhone/iTunes の成功体験に
浸りきってしまうと、「OODAループの落とし穴」に引っかかってしまうん
でしょうね。かつて 90年代 の Apple が「PC より優れたパソコンとしての
Macintosh」にこだわって迷走したように…。



[1069] 問い合わせ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2012/07/24(Tue) 15:24  

なんだか連続して戦略爆撃の話に対する質問をもらいました。
どっかで流行ってるんでしょうか?

で、それら全般に対しての基本的な誤解として、戦略爆撃は戦術ではありません。
戦略です。
なので、敵軍にどうやって勝つか、なんて事は全く考えてなく、
相手の国家中枢(基幹工業と交通網)を直撃して国家基盤そのものを破壊し、
敵の抗戦意思をくじいて国家を直接降伏に追い込むことを目的とします。

具体的には最初にして最後の成功例なんですが(笑)、原爆が日本の“抗戦の意思”を破壊したわけです。
経済破綻や軍事力を衰弱させるのは、その前段階でしかなく、
最終的に相手の抗戦意思をくじかないと総力戦には勝てません。
最も、その前段階をやるにしても、戦略爆撃は非常に有効ではあったわけですが。

この点において、アメリカの太平洋艦隊に痛手を与えれば、講和にもちこめるんじゃない?
と考えていた日本という国家の上層部の皆さんは、あまりに子供だったわけです。
第一次世界大戦を体験しなかったゆえの悲劇かもしれません。

そもそも、その日本自身、あれほどヨレヨレになった1945年8月に至っても陸軍の抗戦派の方が圧倒的に優勢でしたから、
原爆ショックが無ければあと半年以上は戦争が続いてたでしょう。
抗戦意思を砕く、というのは思った以上に困難な目的だったりします。

この点、ドイツに関してはベルリン陥落まで抗戦意思をくだけなかったので、
ある意味、中途半端に終わるのですが、戦後の戦略爆撃レポートで示されるように、
これによってドイツ軍の抵抗力が大幅に落ちることで、結果的に戦争終結を早めています。
これも戦略爆撃の効果ではある、とは言えるでしょう。

とりあえず対ドイツ戦では準備不足もあって、最終目標の一歩手前まで、敵の国家基盤を衰退させるまでで終わり、
日本において、原爆を含め初めてその完成形にまで至った、という感じでしょうか。

戦略爆撃のキモは敵の抗戦意思の破壊であり、これはクラウゼビッツが発見して以来、
総力戦の最大のポイントとなっているわけです。
それ以前では、敵の軍隊を破れば勝ちだったわけですが、
総力戦になると、相手の抗戦意思をくじかない事にはどうしようもないわけです。

ちなみに、戦後、マクナマラ殿下がルメイ憎しのあまり、あちこちで吹聴して歩いた
戦略爆撃無用論は、この命題をすり替えて、経済効率、コスト
といういかにもマクナマラらしい論点で戦略爆撃を論じています。
未だに、この話を鵜呑みにしてる人は多いです。
が、結局、彼の戦略方針は核ミサイルによるソ連中枢部の破壊ですから、
なんの事は無い、自分も同じ事をやっていたわけですね。
ついでにマクナマラが批判したのは対戦後期のルメイ&アーノルドの無差別爆撃であり、
ジョージたちが立案した精密爆撃ではないのにも注意が要ります。

ただ、より低コストで、より多くの人を殺せるよ、というだけの問題で、
その本質は、ルメイもマクナマラもそう変わりません。
逆に言えば、マクナマラですら、相手の国家中枢を直接破壊する、というアイデアは否定してないのです。

実際、誤解されやすい戦略ではあるので、ただハロルド・ジョージのみが、その本質を理解していた、とも言えます。


[1068] 慣れ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2012/07/22(Sun) 01:12  

慣れてしまうと、意外に簡単にできちゃうのです(笑)。
かなり手を抜いてますから、10分前後でほぼできます。

色に関しては誉めていただくとなんだか照れますが、
とにかく原色を避ける(印刷物だと狙ってやる事がありますがRGBのモニタなどでは絶対に避けた方がいいです)
といった基本的なルールを守るだけで、意外にそれっぽいものはできてしまいます。




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