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[10126] 12時間 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/20(Sun) 19:10  

スィルスキー将軍からの報告によるとプーチンの一方的な休戦宣言から12時間の間に、
攻撃387回(おそらく砲撃、ロケット弾攻撃)、地上戦19回が発生したとの事。
これまで夜間の戦闘件数の報告が無いので、数字の判断が難しいのですが、
少なくとも全面的な停戦は生じて無いでしょう。

まあ政治的な揺さぶり、そして極めて不利な状況にあるロシアの前線の建て直しが目的かと。

https://t.me/V_Zelenskiy_official/13919


[10125] ベルコロド 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/20(Sun) 19:04  

ゼレンスキー大統領によるとベルコロド州でウクライナ軍は前進していると発表。ただし未だに詳細の発表は無し。
クルスクの防衛も問題無いとして、ロシア側の領土への侵攻は今後も続けることを宣言しています。

https://t.me/V_Zelenskiy_official/13906


[10124] 戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/20(Sun) 18:58  

そしてウクライナ軍発表の本日の戦果。
人的損失が1000人を切りました。おそらく半年ぶり以上の出来事。

戦車も減り、野砲の数字だけが突出しており、数字だけを見ると確かにロシアの攻勢は激減しています。
ただしこれが停戦なのか、ボロボロになった前線の部隊の整理をするため、
そのカモフラージュとして一方的に停戦を要求しているだけなのかは判らず。

恐らくどこかえで大幅な部隊の撤退、あるいは入れ替えをやってると思いますが…。

https://armyinform.com.ua/2025/04/20/950-zagarbnykiv-i-desyatky-artsystem-u-genshtabi-zsu-oprylyudnyly-bojovi-vtraty-rf/


[10123] 件数 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/20(Sun) 18:50  

ウクライナ側によると19日土曜日の戦闘件数は107件。
いきなり5割近くの減少ですが、これが初めての減少幅では無し。

プーチンが「イースターの休戦30時間」を一方的に提案、
モスクワ時間で19日土曜の18時に開始されると宣言、心理戦を仕掛けてますが、
その影響なのか否かは明日の数字を見ないとまだ断言できません。

恐らく一部の部隊を撤退させるための「政治的な煙幕」ですが、追い込まれてますね、ロシア。

https://armyinform.com.ua/2025/04/20/za-mynulu-dobu-na-fronti-vidbulosya-107-bojovyh-zitknen/


[10122] 戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/19(Sat) 17:34  

そしてウクライナ軍発表の本日の戦果。
人的損失は低めのまま、戦車と野砲が叩かれているので、
やはりウクライナ側の攻勢の可能性が高いと思われます。

https://armyinform.com.ua/2025/04/19/genshtab-zsu-za-dobu-likvidovano-1180-okupantiv-znyshheno-70-artsystem-ta-14-tankiv/


[10121] 戦闘件数 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/19(Sat) 17:33  

ウクライナ側によると18日の戦闘件数は162件。
またちょっと増えたんですが、どうも今回はウクライナ側が仕掛けている可能性高し。

https://t.me/GeneralStaffZSU/23276


[10120] 海上 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/19(Sat) 16:54  

なるほど、それは考えたことが無かったですね。
ただ対艦ミサイルに比べると爆砕のエネルギーが遥かに低いですから、
通常艦艇に関しては従来の脅威に追加されるほどでは無いように思います。

一方、上陸時の楊陸艦、水陸両用車両にとってはかなりの脅威になるでしょう。
この点はマリアナ上陸戦以降、日本機の特攻攻撃にさらされたアメリカ海軍の対策が一つの答えのような気もします。
すなわち航空機による第一防衛線と、それを突破して来た機体を迎撃するための
ハリネズミのように対空兵装満載した艦艇による弾幕迎撃です。

幸いにしてドローンは7.62oでも撃ち落とせますから、大量のガトリング式機銃を積んだ船を揚陸敵の中に混ぜておき、
弾幕張って、その保護下に上陸する、一定の損失は目をつぶる、といった感じになる気がします。


[10119] 無題 投稿者:太郎浦島 投稿日:2025/04/18(Fri) 21:07  

個人的には、戦車より水陸両用作戦がドローンの登場でどうなったのかが気になりますね、東アジアの安全保障環境だと、戦車の性能もまず上陸できるかにかかってるはずなので…
ウクライナの戦場を見ていると、せいぜい5メートル程度で十分に低姿勢に設計されている従来戦車が、それなりに遮蔽があるはずの陸地でほとんど生存できない、ということが分かりますが、これは示唆的だと思います。
じゃあ100メートルもあるような船舶が沿岸に突撃するなんて無理がない?と思えてくるのです。
もちろん上陸用舟艇もあるんですが、戦車よりさらに脆弱だと思うんですよね、大きいし非装甲だし海には遮蔽がない。
じゃあ航空機だけが揚陸の選択肢、ということになると、強襲揚陸作戦ってドローンのせいでめちゃくちゃ難しくなってないかな、と思います。


[10118] 新しい戦争 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/18(Fri) 19:45  

ウクライナ側が今まで見たことが無いとするロシアの攻勢。
まずは高速走行の装甲車で兵員を送り込み、続いて96台ものバイクに乗る兵が続く攻勢です。

そしてオートバイ兵部隊には通常の歩兵中隊のように以下のような役割分担があるようだ、との事。

電子戦担当(恐らく対ドローン電波妨害。集団の中央に位置する)
バイク衛生兵 担架をけん引するバイクに乗る
地雷(迫撃砲?)担当 オートバイ、またはバギーに地雷(迫撃砲?)を搭載
化学戦担当 よく判らないが、毒ガス対策?

従来からバイクによる高速突入は行われていましたが、せいぜい50台前後でした。
これだけの数の攻撃は初めてであり、ロシア側が有効と判断するだけの材料があるのでしょう。

これがドローン対策の高速移動の辿りついた場所だとすると、興味深い物があります。

https://militarnyi.com/uk/news/nastup-po-blyzkoshidnomu-rosijski-vijska-rozrobyly-taktyku-masovanyh-motoshturmiv/


[10117] 戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/18(Fri) 19:27  

そしてウクライナ軍発表の本日の戦果。
人的損失がやや増え、そして相変わらず野砲が徹底的に叩かれています。
とりあえずここしばらくの通常営業でしょう。

https://armyinform.com.ua/2025/04/18/rosiyany-vtratyly-za-dobu-1530-vijskovyh-8-tankiv-ta-88-artsystem/


[10116] 戦闘件数 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/18(Fri) 19:26  

ウクライナ側によると17日の戦闘件数は143件。
この辺りで数字は落ち着きつつありますね。攻勢は続いてますが冬の間ほどの規模では無い。

https://t.me/GeneralStaffZSU/23223


[10115] 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/18(Fri) 16:36  

その辺りは私がどうこうできる話では無いので祈るしか無いですね。

奇跡的に天才が降臨した軍を除くと(歴史上10回も無いと思う)基本的に軍組織は馬鹿になりやすく、
結果として戦争はどっちがより馬鹿かの勝負になって行くのですが、さてどっちだ。


[10114] 無題 投稿者:BritishPhantom 投稿日:2025/04/18(Fri) 12:59  

台湾や日本は戦争になる前に内側からズタズタにされて「既に終わってます」状態なのでは?

中国は国の大きさ(面積も人口も)を最大限に活かしていると思います。


[10113] 戦車 投稿者:茶太郎 投稿日:2025/04/18(Fri) 00:37  

こんばんわ。
防衛省(と軍オタの方々)はまだ戦車に固執しているようです。
旧日本海軍の大艦巨砲主義を彷彿とさせます。
世界最先端の戦争が行われている戦場に観戦武官の派遣や情報収集くらい、やっていると信じたいですが。
でないと次の戦争があったら日本はひどいことになります。


[10112] 新しい戦争 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/17(Thu) 19:23  

ロシア軍が未だに戦車を投入している戦線では兵員輸送に使われており、
対ドローンの追加装甲の中に兵を載せて前線近くまで運搬、兵を降ろすとすぐさま撤退する、との事。

すなわちもはや攻勢兵器としては利用されて無い、という事です。

ついでにロシア側が攻勢に出ている地域では「今まで見たことが無い」数のドローンで空が覆われている、とも。

戦争が進むにつれてドローンの重要性が急増している印象ですね。

https://armyinform.com.ua/2025/04/17/tanky-vykorystovuye-yak-taksi-na-toreczkomu-napryamku-vorog-shturmuye-zapolonyvshy-nebo-dronamy/


[10111] 野砲でヤッホー 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/17(Thu) 19:15  

ウクライナ軍の一番偉い人、スィルスキー将軍が今年の初めから積極的に野砲を叩きに行ってると公式に認めました。

すでに5000門を超える戦果がある、との事でやはり何か有効な戦術を開発したのでしょう。
やはり戦車とならんで野砲もドローンに駆逐されつつあるようです。
この戦争は徹頭徹尾、ドローン戦争となりつつあります。

https://armyinform.com.ua/2025/04/17/rosiyany-z-pochatku-roku-vtratyly-majzhe-5-tysyach-artsystem-golovnokomanduvach-zsu/


[10110] 戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/17(Thu) 19:10  

そしてウクライナ軍発表の本日の戦果。
人的損失はやや控えめな攻勢時のものですが、戦車と野砲の数字は盛大です。
もはやそういう戦争であり、同時にやはりウクライナ側が攻めている印象があります。

https://armyinform.com.ua/2025/04/17/syly-oborony-znyshhyly-za-dobu-1230-vorozhyh-pihotyncziv-17-tankiv-ta-65-artsystem/


[10109] 戦闘件数 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/17(Thu) 19:08  

ウクライナ側によると16日の戦闘件数は125件。
じわじわと増えてますが、まだ攻勢に戻ったとは言えないでしょう。

もうちょい様子見ですね。

https://t.me/GeneralStaffZSU/23188


[10108] 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/17(Thu) 18:55  

ああ、共振音ではなく反射音ですか。なるほど、それはあるかもしれません。
ご指摘どうもです。後ほど、記事も修正して置きます。


[10107] Taycan 投稿者:通りすがりの元ビート乗り 投稿日:2025/04/17(Thu) 16:38  

>>屋根がキャンパス張りなのは車内のエンジン騒音を外に逃す効果

これビートのような車に乗れば解るのですが
オープンにすると車内に反響する「こもり音」が減るので楽なんです
計測する音量数値では変わらないかもしれませんけど



[10106] やっチャイナ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/16(Wed) 19:10  

中国軍がドローンの本格導入を既に開始、塹壕戦まで想定した訓練をやっている映像。
字幕付きなので、英語と同じ文法で漢字を拾えばある程度意味が取れると思います。

目視しながら操縦する小型ドローンで、さすがにウクライナの最前線から見るとオモチャみたない機体ですが、
それでも自爆型ドローンで目標を撃破する、塹壕に手榴弾を落とすなど、実戦的な訓練です。
訓練風景では登場しませんが、途中の説明で出てくる黒い筒のあるドローンは光ファイバードローンです。

同時に電波妨害も行われているようで、中国はすでに動いている、と思っていいでしょう。
我が国は…どうなんでしょうね。あと台湾軍の皆さん。

https://www.youtube.com/watch?v=RIrEH5rRuW8


[10105] 戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/16(Wed) 18:59  

そしてウクライナ軍発表の本日の戦果。
全体的に低調、そして野砲の損失だけが突出したままです。

ひたすらウクライナ軍がロシアの野砲を叩き続けています。
やはりもう戦場では生き残れない兵種のような印象です。

https://armyinform.com.ua/2025/04/16/syly-oborony-za-dobu-likviduvaly-1050-okupantiv-ta-znyshhyly-9-vorozhyh-tankiv/


[10104] 戦闘件数 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/16(Wed) 18:57  

ウクライナ側によると15日の戦闘件数は111件。
100件は超えましたが、二日連続で低調な数字です。
やはりしばらく様子見の必要がありますね。

https://armyinform.com.ua/2025/04/16/na-fronti-vidbulosya-111-boyezitknen-32-z-yakyh-na-pokrovskomu-napryamku/


[10103] ロシア軍の戦術 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/15(Tue) 19:52  

でもって昨日の当掲示板の書き込みを読んでいたかのようなタイミングで、
ウクライナ軍の二大軍編成の一つ、フォルティッツアの広報官が
ロシアは一部の総力攻勢に出ている戦線を除き既に戦車を使用していない、
ドローンから逃げれる軽車両、高速車両が主役になっていると述べています。

重装甲車両(戦車)は戦線突破を行う兵器としても火力支援兵器としてもこの戦争では効果が無い、
ドローンの前では役に立たぬ、と断言しており、既に戦車の時代の終わりは来ているのかもしれません。

例のGAZ-69を引っ張り出して来た件とかは、その手の高速車両の不足が原因なのかもしれませぬ。

戦争の形態が恐ろしく速いスピードで変化しているのは確かです。

https://armyinform.com.ua/2025/04/14/bronetehnika-maloefektyvna-yak-zbroya-proryvu-na-shodi-rosiyany-vse-chastishe-viddayut-perevagu-shvydkosti/


[10102] 戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/15(Tue) 19:33  

そしてウクライナ軍発表の本日の戦果。
こちらの数字も低調になっています。例外が野砲で、やはり狙って叩きに行ってますね。
もはや野砲も戦場では生き残れない時代になってます。

https://armyinform.com.ua/2025/04/15/ponad-1000-zagarbnykiv-i-desyatky-artsystem-u-genshtabi-zsu-oprylyudnyly-bojovi-vtraty-rf/


[10101] 戦闘件数 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/15(Tue) 19:32  

ウクライナ側によると14日の戦闘件数は99件。
いきなり100を切る激減で、ちょっと驚きです。
しばし様子見ですが、夏を迎える前にロシア、力尽きるか。

https://www.facebook.com/GeneralStaff.ua/posts/pfbid03pADBa6nHP1fHBUo4gmab6BH5CdzPb8fcUtMeun3JG7tQJpCqBko3Zde3zSviMzSl?locale=ru_RU


[10100] 戦車 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/15(Tue) 19:19  

すぅさん、おっしゃる通り、どうやって連携を取るかの問題が出て来ると思います。
山間の地形の場合、恐らく連絡を取るだけでなく操縦用の光ファイバーも損傷しやすくなると思われ、
日本とか韓国の場合、そこが問題になって来るでしょうね。

遮蔽物無い海上は逆に最低でも数百kmの航続距離が要求され、小型ドローンではきついかもしれません。
特に電波の到達距離から短波は使えず(VHFでも厳しいかも)、
その送信できる情報量から偵察能力は限られるものになるでしょう。
(超低高度の100q以下で無数の人工衛星を回す、という手も無くは無いですが…)
となると電波中継ドローンが本格的に出てくるのかな、とも思います。

サンゴさん、これもその通りで、直接照準が出来ない以上、戦車戦に偵察ドローンは必須となっています。
当然、それは戦場全体を網羅するデジタルネットワークも必須となり、
もう完全に従来の戦争とは異なる世界でしょう。兵器が単体では存在できない戦争です。

アメリカ軍の知能は、その時代の上層部によって大きく異なるので(笑)
どこまで信用できるかは判りませんが、ウクライナ戦を見た後なら正しい結論だと思います。

海兵隊の場合、初期戦闘に対戦車ヘリのコブラに大きな比重を置いてましたが、
これももう使い物にならないでしょう(こちらは歩兵の携行対空ミサイルによる)。

多くの軍隊に置けるドクトリン、戦術教範はもはや時代遅れになっていると思います。


[10099] 戦車の行方 投稿者:サンゴ 投稿日:2025/04/15(Tue) 13:33  

もう自走砲と変わらない運用しか出来なくなってるんですね…。それより装甲や速さがある分マシだと思いますが。
これから時代、本当に陸軍の攻撃は速度だけでなく汎用性もある装甲兵員や歩兵戦闘車が主体となりそうですね。速度が重要なOODAループにもマッチしますし、低コストで揃えられそうですから。

アメリカ陸軍は新しい装甲兵員輸送車や歩兵戦闘車なる物(ほぼ軽戦車)を採用しましたし、海兵隊は主力戦車自体を廃止しました。
もしかしてアメリカ軍でも従来のような主力戦車が効果的な兵器ではないと思われ始めてるのでは?


[10098] ドローンと地形 投稿者:すぅ 投稿日:2025/04/15(Tue) 12:24  

地形によって電波が途切れるところがあるというのも重要な話になると思います。

今戦争やってる場所は大陸で平坦な土地が多いですが、これを平原が少なく、地形の凹凸が激しい日本に置き換えた時は相当色々大変になるなと思いました。
地形を熟知していることがさらに大きいメリットになるのではないでしょうか。
それこそ細かいピークの上に中継用のアンテナを立てる工作をお互いやりまくる、それをドローンで妨害する、みたいなのとか、そんなアンテナ建てられないから、ドローンに中継用のアンテナをそもそも持たせてその辺をうろうろさせておくみたいなのがあったり?
そもそも戦車を展開させておく場にはならないから、また話は違うのかもしれませんが、だとしても軽量小型で安価、人が乗らない、といったメリットがあるドローンの有用性が薄れるのは考えられないですし。
いずれにせよ、ドローンを前提とした戦術を諸々考えておく必要がありそうですね。

今後、海上・海中の防衛についてもドローンの有用性が増してくることも間違いなさそうです。


[10097] 時代の終焉 投稿者:アナーキャ 投稿日:2025/04/14(Mon) 19:50  

ウクライナのT64BVに乗る戦車中隊の中隊長へのインタビュー。

もはや戦車の敵はドローンである事、そして光ファイバードローンによってもはや電波妨害が効かず、
さらに不利な状況になっている事、小屋のような囲いで戦車を覆う以外対策が無い事、などを述べています。

近距離射撃による戦闘はドローンに攻撃される危険性からとにかく速度が命で、
最近は前線にまで出ず、ドローンの照準による間接射撃(目標を目視せず放物線射線で地平線の向こうを撃つ)
が主になりつつある、敵戦車の破壊はもはやドローンの仕事だとしています。

責めるも守るもドローンとのネット―ワーク維持が必須である事、
地形によっては電波が途切れるので対策が要る事、放物線射撃時には水平な場所が絶対条件で、
そうしないと弾道がずれる事なども述べています。

また敵のドローンのために行動は極めて制限され、攻撃後は特殊な退避所に一時入り、
夜間になってから移動を開始し基地に帰る、とも。

さらにロシア側は防護が困難なエンジン部分を狙ってドローンを突入させる事、
一度停止してしまうと、一気に10機近いドローンが殺到する事、ただし小屋型の防護柵が壊れて無ければ
最終的に破壊する事はできず、後から回収して修理できる、とも。
ただし脱出時にあらゆるハッチを必ず閉じる事、開けてしまうとそこから攻撃され破壊されると。

ついでにT-72とT-64を比べると、エンジン馬力が劣るが砲撃の正確性で上回る、
さらに装填機の性能差で1分間に8発撃てるT-64に対しT-72は6発しか撃てないとの事。

いずれにせよ、攻撃に出る場合の火力として戦車は今でも有効ですが、すでに戦場の王者ではなく、
もはや狩られる側になっている事がうかがえます。
実際、ウクライナ側がロシアが前線で戦車を使用していない、と指摘しているのは以前述べた通りです。

機甲部隊による大規模進撃は過去のおとぎ話であり、場合によっては
もっと軽量で逃げ足の速い装甲車両が攻撃の主体になって行く可能性もあるでしょう。
かつての巨大戦艦が空母に駆逐されたように、戦車の時代が終わる可能性は決して低くないと思うべきです。

https://armyinform.com.ua/2025/04/14/11-fpv-droniv-proty-odnogo-tanka-intervyu-z-komandyrom-roty-vasusom-pro-zapekli-boyi-pid-pokrovskom/


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