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[1914] 機関銃のはなし 投稿者:ささき 投稿日:2014/02/10(Mon) 09:20  

機関銃は20発も連射すると銃身は真っ赤に過熱します。銃身が
過熱すると内腔は物凄い勢いで磨耗し、線条がガバガバになって
命中精度が極端に下がります。
これをどう克服するか、というのが初期機関銃の課題でした。
マキシムは水冷でこれを解決しますが、水冷は重いし補給が面倒だし、
連射すると湯気が立ち上って敵に位置を知られるという問題もあり
ました。
ルイスは銃身およびガスパイプをアルミ製の冷却フィンで覆い、
その外側に円筒形のカバーを被せ、射撃時の銃口爆圧を用いて
円筒内に気流を誘導して「連射できる空冷機銃」を実現したものです。
ただし飛行中の航空機は常時時速 100Km/h 以上の風が吹きつけて
いるわけで、嵩張る冷却パイプは必要ないことがわかって段階的に
単純化・軽量化されてゆきます。よく知られる姿になるのは
Mk.III 以降です。
このタイプのルイスは地上で射撃すると冷却不足で、十数発も
撃つと銃身は真っ赤に焼け、ガスパイプは青く変色したそうです。
航空冒険映画などで、旋回銃座から外した機銃を腰だめで撃ち
まくったりしているのはあくまで映画なんですね。
(そもそもルイスは銃身下方にアッチッチに過熱するガスパイプが
通っていますから、銃身を握って撃つことはできません)

ビッカースの方も同様で、Mk.I*(星が付きます)では水冷
ジャケットの外筒だけ残して前方に丸穴・後方に排気口を開け、
前から入った飛行気流が後ろに抜けることで銃身を冷却するという
アイデアでしたが、そんなことをしなくても充分冷えることが
わかったので、Mk.II 以降では小穴の空いた細身のジャケットに
なります。日本がライセンス購入したのはこの Mk.II だったはず。


ブローニング M2 の機関部、上側のバネは発射の反動で下がった遊底
(ボルト)を押し戻すアクション・スプリング、下側のバネは銃身と
遊底の後退を受け止めるバッファー・スプリングで、まるで自動車の
サスペンションのように、バネ中央には油圧のショック・アブソーバーも
組み込まれています。

このタイプの機関銃は「ショート・リコイル」と呼ばれ、発火直後は
銃身と遊底が一体になったまま後退を開始し、数ミリ〜数センチ後退した
ところで解放された遊底だけが後退を続け、薬莢が引き出されて排出
され、バネの力で前進に転じた遊底が次弾をくわえ込んで薬室に押し込む
という作動を繰り返します。発火直後に遊底だけを後退させないのは、
弾丸が銃口から飛び出す前に薬莢を抜いてしまうと銃身内のガスが
逆流して暴発してしまうからです。
M2 の機関部カットが逆凸型に切ってあるところが銃身と遊底の結合・
解放機構にあたり、判っている人にとっては「なるほど、アレを見せて
いるのか」とわかる展示になっています(^^;)

ルイスや八九式は「ガス・オペレーション」で、銃口近くからパイプで
ガスを導き、その圧力で遊底を後退させます。遊底にガス圧がかかった
ときには銃弾は既に飛び出す直前なので暴発しないという理屈です。

オーストロ・ハンガリーのシュワルローゼ機銃はそのどちらでもなく、
強力なスプリングと重たいボルトで無理やり薬莢を封じ込める
「ブローバック」型の作動原理です。9mm くらいの拳銃弾を使うサブ・
マシンガンにはよくあるのですが、強力なライフル弾を使う機関銃で
純粋ブローバックというのは多くありません。遊底にかかる圧力を
少しでも下げるために銃身は意図的に短く切り詰められており、おそらく
銃口からは燃焼中の火炎が派手に放出され、それゆえに「盛大な消焔器」
を付ける必要が生じたのでしょう。

この特異な動作機構が同調の不調に関係あったかどうかはわかりません。



[1913] 鹵獲品との比較 投稿者:五反田猫 投稿日:2014/02/10(Mon) 07:02  

おっしゃるようにチェコ機銃は代表なのですが、銃砲そのものよりも、弾の梱包も違っていたようです。

帝国陸軍の砲の梱包は、防湿性が悪く木箱状態で保管しないと南方では使い物にならなくなったようです。
この為、いざ撃とうとすると木箱を開けて、弾を取り出しと、かなりの時間がかかるようです。 当然木箱の撃ち残りは、放置すると使い物にならなくなります。(撃てるけれど、湿度による距離の影響大で当たらず)
その一方で、米国製は、弾ごとに防湿梱包があるので、すぐに撃てて、撃ち残しても湿度の影響少です。

ご紹介の展示では、ドイツの梱包箱もありましたが、こんなものも、輸送時の影響や破損を防ぐ、保守パーツとの一体化などの点でも重要なのですよね。
こういう細かい事も、現場では重要だったと思います。


[1912] レバー後ろタメ→前+P 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/02/08(Sat) 15:05  

今回の記事に関連してスペースシャトル通過時の衝撃波についてのビデオをいくつか。
人間は既に慣れっこになっていたようですが、そうでないのが動物たちで、

スペースシャトル VS 猫 36秒あたりで来ます(笑)。

http://www.youtube.com/watch?v=XtfSAM6ruXE

スペースシャトル VS 犬 37秒あたりで直撃
ついでに地面に置かれたカメラが揺れてるのにも注目してください。

http://www.youtube.com/watch?v=CzQ0_Tctyb8

ちなみに2発聞こえると思いますが、機体前部と、後部で発生するためで、
これは超音速飛行体から生じる衝撃波全てが同様です。


[1911] 口径 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/02/06(Thu) 22:07  

感想どうもです。

鹵獲機銃のほうが使える、というのは既に上海事変のころからやってますね(笑)。
いわゆるチェコ機銃ですが、日本製の機関銃の性能に見切りを付けた現地軍は
中国側の機銃の性能に注目、その工場を占拠して丸ごと押収、これを前線に投入したと言われてますね。

10年くらい以前となるとメリーランド州のガーバー倉庫時代でしょうか。
ここは2005年の段階で既に一般公開は中止してますから、運が良かったかもしれません。
現在、これもウドヴァー・ハジーに引越しつつあるようで、その内、公開が再開されるかもしれません。


[1910] 機関銃 投稿者:五反田猫 投稿日:2014/02/06(Thu) 08:05  

いつも、楽しいお話有難うございます。
それにしても、保存されている状態が良いですね。
射撃も出来そうなくらい良い状態です。

>日本の混迷
名称と実態が訳わからないのは、使っていた側の話を聞いてもサモアリナンと思います。 私の師匠は、陸軍甲幹でフィリピンのジャングルに引きこもっていましたが、機関銃と砲は、弾があるのは銃砲がなく、銃砲があるのは適切な弾が無いと言っておりました。 似たようなものを無理やりつかって、事故が起こったのは日常で、結局 安心してつかえたのはアメリカの鹵獲兵器だと言っておりました(笑)

>レストア
専用のエリアが公開されているのですね。 10年くらい前に行ったときは、ガレージのような所で無理やりホルテンの残骸を見せてもらいましたが、そんな人が多いから公開出来る場を作ったのでしょうね。 レストア状態も、やり方も判り、素晴らしい展示ですね。


[1909] 説明なし 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/02/04(Tue) 17:49  

空軍のお偉いさんが、F-15で記念飛行、としか説明されてない動画。
普通に見てると、なんだか退屈な飛行にしか見えません。

https://www.youtube.com/watch?v=HfkZhQsj7K8

が、途中で急上昇反転するときの地面に注目。
これ、ペンタゴンの真上やがな(笑)。
ここはレーガン空港に着陸する民間機の侵入ルートでもあり、
(ペンタゴンの上に見えてるのがレーガン空港。その右上あたりが私が泊まった場所)
国の心臓部の真上で、よくこんな飛行の許可が下りたなあ…。
参考までに、9.11テロの飛行機とは逆ルートで飛んでますが、
それでもまあ、事情を知らない人はちょっと驚いたのでは。

とりあえずDC.旅行記連載中の人間としては、
D.C.を空から捕らえた貴重な映像として紹介しておきます。


[1908] すごい 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/02/02(Sun) 22:07  

おお、これは興味深い情報をありがとうございます。
うれしそうな博士と迷惑そうなカモの顔の写真が印象的ですが(笑)。
翼端流を使ってるなら、たしかにマイクロプレーンの後ろは楽にこれに乗れそうですね。
つーか、以後鳥たちだけで渡りを行ったら、おかしいな、前回はもっと楽だったのに、
といった感じになりそうな気も(笑)。

となると、渡り鳥の飛行高度をグラフ化するとサイン波のようにになるって事ですか。


[1907] 無題 投稿者:ssk 投稿日:2014/02/02(Sun) 06:07  

書き漏らしました。
おそらく先頭の鳥はマイクロプレーンの翼で発生した過流に
乗ってるのではないかと。


[1906] タイムリー 投稿者:ssk 投稿日:2014/02/02(Sun) 05:54  

先頭の鳥が羽ばたいていない理由ですが、つい先日研究結果が発表されたばかりです。

渡り鳥が「V字隊列」を保って体力を温存する本当のメカニズ
ムとは
http://gigazine.net/news/20140120-birds-v-formation/


[1905] 渡れ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/02/01(Sat) 19:11  

渡り作戦チームの今年の状況の動画があったので紹介しておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=uzqfssO9_nk

人類が他の生命体と編隊飛行するという特異なケースの成功例ですから、
後はガミラスだろうがグリゴンだろうが、いつでも仲間にできますな。

メチャクチャ画像が荒いものの、空撮の動画もあり。

https://www.youtube.com/watch?v=X9yZezOAqgY

ちょっと感動しますね。

追伸:よく見て見ると編隊の先頭の鳥がほとんどはばたいていないのに気が付いた。
気が付いたけど、なぜかは全くわからない(笑)。
先頭の鳥が一番楽してる感じで、これはちょっと意外。
一緒に飛ばなきゃ、こんなこと絶対わからないよなあ…。


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