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2068
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Philadelphia (1776)
投稿者:
五反田猫
投稿日:2014/04/07(Mon) 09:37
スミソニアンが、3DデータをWEBで公開しているのですね。
http://3d.si.edu/tour/gunboat-philadelphia-overview
マウスであちこち見ると、球形の砲弾もおいてあります。
確かに、この小さな船では武装過多で、美保が関事件になりそうです。それでも12ポンド砲は、船首方向ですから、何とか撃てそうですが、舷側もある2門の9ポンド砲は撃ったら転覆しそうな気がします。 両舷同時発射すると舟が回転しそうです(笑)
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2067
]
チェイン・ショット
投稿者:
くさの
投稿日:2014/04/07(Mon) 04:46
フィラデルフィアの砲弾として展示されていたの、チェイン・ショットではなくバー・ショット
じゃなかったでしたっけ。実はチェイン・ショットは知っていましたが、バー・ショットというの
は初めて見たので、へえこんなものがあるんだ、と。ただ、どの展示部屋で見たの
か覚えていないんです。
これも最近知ったのですが、実体弾時代の野砲って、地面に砲弾をバウンドさせる
ように撃って、敵戦列歩兵を混乱させるという使いかたがあったらしいですね。ナポレ
オン戦争の時代は榴散弾はまだ登場していないので(ワーテルローでは使われたらし
いが)、ナポレオンは砲兵をどうやって使ったのだろうと疑問だったのですが。
あと、敵前まで砲兵が突撃してぶどう弾射撃を行う場合もあったようです。
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2066
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USSがないのは
投稿者:
くさの
投稿日:2014/04/06(Sun) 23:30
フィラデルフィアは1776年に沈没していますから、まだ大陸・海軍(Continental Navy)
の時代なので、USSがついていないのかもですね。WikipediaではUSS Philadelphia (1776)
となっていますが、これは記事の名称ルールによるのではないでしょうかね。
この小さな砲艦に12ポンド砲を積むのは結構無謀に思えます。乗組員が44人とあ
りましたが、一体どこに乗っていたのやら。この位の大きさでしかも主砲の旋回が
できないとなると、戦闘時にはオールで操艦していたのかも知れないですね。
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2065
]
機械銃
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2014/04/06(Sun) 21:51
ささきさん、情報どうもです。
当時のドイツ兵だったかの回想だと、手榴弾は確実性に欠けるの対しサブマシンガンなら
突入したら有無を言わせず連射すれば制圧できる、としてましたね。
まあ、こちらは9mmですが。
sskさん、そういや、オートマグナムは宣伝でグリズリーを倒せる、
とやっていたという話を聞いた事があるような。
ちなみに、グリズリーはキチンと弱点を知ってしまえば意外に弱いそうで、
アメリカの有名な弓矢使い、ポープは晩年に5〜8頭のグリズリーを
手製の弓でしとめたといわれています。
http://en.wikipedia.org/wiki/Saxton_Pope
CONIさん、それは貴重な体験ですね。
鉄道警察にサブマシンガンが必要って国もスゴイですが…。
M-3は6年くらい前に富士の演習を観にいった時はまだ使ってたように記憶しています。
グラントの攻撃精神こそ最重要、というキャラクターは、
後の陸軍の将軍の典型になってしまい、
ここからパットンやマッカサーに繋がる感じですね(笑)
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2064
]
グリースガンとかステンガンとか
投稿者:
CONI
投稿日:2014/04/06(Sun) 11:09
M3グリースガンってまだ自衛隊で使ってるんでしたっけ?
10年ぐらい前にシンガポール経由でミャンマーに行ったのですが、
シンガポールの博物館で展示されてた、ステンサブマシンガンと同じものを、
ミャンマーの鉄道警察の指揮官が普通に携行していました。
ちなみの部下の皆さんはボルトアクションの小銃を持ってました。
何でそんなのをじっくり見れたのかというと、
ヤンゴン環状線に乗りに行ったら、車掌さんが「外国人だから」と(いいのか?)車掌専用車に乗せてくれて、
そこに途中から鉄道警察間の皆さんが武装して乗り込んできて、同席することになったのです。
さすがに銃を持ったまま着席はせず、車両の一角にちゃんと銃を保管するラックがありました。
鉄道警察の皆さんも、私が乗っていることを気にせず、むしろ歓迎してくれたのですが、
さすがに写真は撮ると怒られそうなのでやめておきました。
「勇気と攻撃精神だけは旺盛」なグラント将軍みたいな人って、
ワタシ的には最も部下になりたくないタイプですね、軍隊でも普通の会社とかでも(^^;
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2063
]
熊殺し
投稿者:
ssk
投稿日:2014/04/06(Sun) 08:37
米軍のパイロットは脱出時の護身用の拳銃に装弾数の多い9mmオートを使用するのがほとんどだそうですが
アラスカ基地のパイロットだけは重くて装弾数も少ない45口径を選ぶのだとか。
何故なら9mmじゃグリズリーを止められないから、という話を昔、某航空関係の掲示板で読んだことがあります。
>ささきさん
兵役経験者の韓国人の知り合いに聞いたところ「ベレッタはオモチャですよー(笑)」と不評でした。
何でもすぐ壊れる、弾道が螺旋を描いて頭狙っても足に当たる等さんざんだったとか。
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2062
]
ストッピング・パワー
投稿者:
ささき
投稿日:2014/04/06(Sun) 06:49
米軍には.45口径に対する「ストッピング・パワー」信仰があるとよく言われます。
もともとはフィリピンで闘争的原住民モロ族と対峙したとき、当時配備された
ばかりのダブルアクション・リボルバー 38 口径が通用せず、西部劇時代の
コルト.45 シングルアクションのほうが効果があった、という逸話から来ている
ようです。
38spl や 9mm パラベラムのような小口径高速弾は連射が利いて命中精度も
高く、貫通力はむしろ .45 を上回るのですが、大直径で重たい .45 弾は
貫通銃創にならないかわり体組織を広範囲にわたって破壊し、たとえ即死に
至らなくともショックによって人は動けなくなる…動きを止める効果
「ストッピング・パワー」があると言われています。
小口径弾でも体内で変形するソフトポイント弾…いわゆるダムダム弾は
同様の効果を発揮しますが、軍用のダムダム弾使用は原則禁止されているので、
.45 に対する信仰もひとしおなのでしょう。
米陸軍は 1985 年に M1911 に代わって 9mm のベレッタ M92 を採用しますが、
海兵隊はこれに反発して M1911 の近代改修型を M45 MEUSOC として採用、
また特殊部隊(SOCOM)でも 45ACP を使うヘッケラー&コック M23 を採用する
という珍事?が米軍の根強い .45 信仰を示しているようです。
M3 グリースガンも .45ACP ですね。グリースガンは SMG としては発射速度が
遅い(400発/分くらい、通常は600〜1000発/分くらいは撃つ)のですが、
あの重たい 45ACP を連射で吐き出すのは接近戦ではかなりの威力がありそう
です。
沖縄や硫黄島の記録映像で、海兵隊の兵士がジャングルや洞窟に向けて
撃ちまくっている姿が記録されていますね…。
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2061
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思わぬ反応
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2014/04/06(Sun) 01:30
一部の人から思わぬ反応をもらいましたが、
今回の旅行記で登場してるスーパー スクウィールの決めセリフ、
「おっと、コイツはスーパースウィールの仕事だな」
の元ネタは、ご名答、スーパーグロバーです(笑)。
気になって調べてみたら、いつの間にやらスーパー グロバー2.0(ツー ポイント オー)
に進化してたのね…
https://www.youtube.com/watch?v=KORHQ8ekztU
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2060
]
ゴマ通り
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2014/04/05(Sat) 02:19
そういやカーミット閣下の放送事故率はほぼ100%でしたね…。
セサミストリートもモンティーパイソンやサタデーナイトライブ式に、
いろんなキャラクターによるミニドラマの集合番組でしたから、変なキャラだらけでした(笑)。
個人的に好きだったのはスーパーグローバーで、その冒頭の紹介コメント、
皆が大好きなスーパーヒーロー、光より速く、鋼鉄より強く、
そして弾丸よりは賢い、あのスーパーグローバーがやって来た!
は、涙無しには思いだせませぬ。弾丸よりは賢いってあーた(笑)…
Take a bus home (バスで家に帰れ)と言われてバスを家に投げつけようとしたりして、
ああTakeには持ち帰るの意味があったなあ、と意外に英語の勉強にもなりましたし(笑)
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2059
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アメリカンギャグ
投稿者:
ヒラオ
投稿日:2014/04/04(Fri) 23:34
話を少し戻して恐縮なのですが…
セサミストリート大好きでした。
特にカーミット。
中継が始まっているのに気づかず、独り言や出演者(?)に話かけていて。
で、慌てて「ハイホー、コチラ…」としゃべり始めるお決まりのパターンが。
幼児向けの番組なのに、なんでこんな高等なボケを…と感心してました。
他にもマペットの目玉や鼻を番組中に張り替えたり、ラプンツェルの長い金髪をはしご代わりに塔を登っていたらその金髪のカツラがとれたり。
アメリカって凄いなと思いますよ。
子供の頃見てたトムとジェリーなんて、たぶん今だと残酷すぎて放送出来ないようなギャグ満載ですもんね…。
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2058
]
アメリカン
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2014/04/04(Fri) 20:45
inomamoさん、フォードのV8はちょっとややこしくて、
1932年のmodel 18から翌年の40(33-34年)、そして48(35-36年)に分かれる上、
日本とヨーロッパでは発売時期のズレがあったため、一部がごっちゃになってるようです。
フォードの日本進出関しては、NHKが1980年代前半に徹底的に調べ上げて、
ドキュメント昭和という連続番組の中の1本にまとめています。
番組そのものは、まあ、見るだけ時間の無駄なんですが(笑)、
その番組資料類を書籍として刊行しており、こちらの第3巻は日本のフォード研究には必須の資料です。
興味があるようでしたら、一読をオススメします。
フォードの場合、製鋼まで自分でやってたのがキモで、確かカーネギーが
車屋がこれほどの鋼を作るのか、と驚いてました。
エンジンのシリンダーブロックなどの重要パーツは彼らが自分で造った
質の高い鋼を大量投入してコストを下げていたのです。
おそらく、当時の日本の技術でフォードと同じ品質の
シリンダーブロックは造れなかったように思います。
あ、ビジネスクーペはそんな深い裏のある名称でしたか(笑)。
五反田猫さん、まあボスポラス海峡の橋を無視して泳いじゃう人たちですから、
あのくらいの高さから飛び降りるくらい平気なんでしょう。
個人的には人、集まり過ぎだろう、誰かもううい、間に合ってるって止めろよ、と思いました(笑)。
くさのさん、その赤い制服は見落としちゃいました…。
南軍の衣装、絵によっては山賊じゃないのか、みたいな人たちが出てきますからねえ…。
個人的にはジーンズが青く染められてるのは北軍の衣装が元ネタじゃないかと密かに思ってるんですが、
さすがに時代が離れすぎますかね…
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2057
]
南北戦争の軍服とか
投稿者:
くさの
投稿日:2014/04/04(Fri) 11:14
映画等では北軍はブルー、南軍はグレーの軍服を着ています
が、志願兵連隊では独自の制服を着用している場合も(少な
くとも初期には)かなりあったようですね。歴史博物館にも
赤いズアーブ連隊の制服が展示してありましたが、アラブ風
の服が「格好良い」と思われていたようです。
逆に南軍でブルーの制服を着用していた場合もあり、第一次
ブルランの戦いでは、北軍砲兵隊がブルーの南軍部隊を自軍
と誤認したことが、北軍敗北の引き金となっています。
まあ、戦争後期になると、軍服を着ているのが北軍、ボロ布
をまとっているのが南軍、と区別できるようになっちゃいま
すけどね。
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2056
]
すごいのだ
投稿者:
五反田猫
投稿日:2014/04/04(Fri) 08:50
ご紹介有難うございます。
ご紹介の動画:コメント表示を妄想してみました。
こんなのアリか?、人がアリのようだ、それを言うならゴミが人のようだ、アリ塚ジャね?
私が気になったのは、赤地に星のせいか 三日月が、鎌にみえてしまう点と、
あの飛び降り青年は、その後 どうなったのか..
プロパガンダ映像が凄いのは、主張がはっきりしていて迷いが無いからなのでしょうね。
コマーシャルフィルムの場合は、法的な規制や、消費者の受け取り方、ネガティブな人の批判への対応など、余計な事を色々考えるから印象が薄くなります。
前にご紹介頂いたディズニーのプロパダンガアニメも、迷いがないから凄いですね。 その分、今みると時局物ですけれど。
[
2055
]
横浜フォード
投稿者:
inomamo
投稿日:2014/04/04(Fri) 01:51
ずいぶん話題が流れてしまいましたが。
ノックダウン工場が本国からの部品供給を絶たれてしまうと、成す術がありませんものね。
ただ、この頃既に日本国内でフォード補修部品製造の一大ネットワークが既にできており
(満州事変に対する経済制裁で補修部品の輸入がが絶たれ、国内各社で自製した)
中国製スーパーカブのように、コピー部品を集めて完成車を組み立てることも可能ではな
かったか…と「フォード自動車部分品型録」なる冊子を見ながら妄想していました。
1932年式のフォードは無条件にB型だと思っていたんですが、A型後継の4気筒だけでV8は
違うのですね。日本の雑誌でも混同気味なので、大変勉強になりました。
そうそう、ビジネスクーペは営業車向けの低価格車としてドアの数を減らした2ドア車を
指していて、2ドアセダンではなくクーペを名乗ったのはちょっとしたシャレでしょう。
[
2054
]
申し訳ないですが…
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2014/04/03(Thu) 23:50
えー、スミマセンが、正直、よくわからないなら、わからないで読み流していただいた方が助かります(笑)。
自分の文章でどこがどう笑うところなのか、を説明するのは精神的な拷問に近く、
かつまた、わからないならわからないでいいですよ、という文章を書いてるつもりなので…
もちろん、記事中で不明な部分がある、明らかな誤りがある、という事でしたらキチンとフォローしますが、
そうでない部分は、カンベンして下さいませ(笑)
[
2053
]
帽子
投稿者:
えんどう
投稿日:2014/04/03(Thu) 22:59
高さのことなら、照準で距離を見誤ることを期待して、競って背の高い帽子を被っていたらしいですが。
逆光でもないかぎり当時の交戦距離だとわかりそうなもんですよね。
[
2052
]
帽子
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2014/04/03(Thu) 21:03
だったら、普通の帽子でいいよね、という話なんですよ(笑)
[
2051
]
帽子×ワールド・ウォーZ
投稿者:
ヒルネスキー
投稿日:2014/04/03(Thu) 19:30
>>アタマの上の帽子は何らかの防具なのか、飾りなのか
頭部は常に覆っておかなければいけない。帽子を被っていない頭部から失われる体熱は全体の40〜45%で、
裸の首筋や手首、足首から失われる体熱より多い。(略)なぜなら、多量の血液循環のほとんどが頭皮近く
で行なわれているからで、そのため頭部を覆わなければ急速に熱を失うことになる。
――寒冷地サバイバルの基本 より
米陸軍省編「米陸軍サバイバル全書」並木書房 三島瑞穂監訳 鄭仁和訳
http://chikuwablog.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-5d60.html
という事だそうです。
寒冷期では中央集権化が進んで文化が軍事的になったりするとは聞いていますが、
都市蟻地獄説を参考にすると、主要作物の収穫量が落ちるから農村から出ざるを
得ない人の割合が増えるのが原因の様な気がします。
CMですが、映画『ワールド・ウォーZ』の“人山戦術”を思い出しました……。
[
2050
]
すごいのか
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2014/04/02(Wed) 23:56
政治的な偏向力と、その美的センスは不思議と正比例するんじゃないか、
と思っていたのですが、最近見かけたトルコのイスラム的右翼政党のTVコマーシャル。
(つーか、現与党で、中道派を名乗ってるが、このCMを見ればそんなのウソだとわかる(笑))
ちなみに下の黒いバーの左から二番目のボタンで日本語字幕をONにすると翻訳も出ます。
https://www.youtube.com/watch?v=x0p02WkIUi0
単にイスラム教徒じゃない外人は出て行け、というナチスドイツ以来、
代わり映えの無い右翼的主張なんですが、映像のセンスは素晴らしいものがありにけり。
説得力をケリ倒して、人を引き付ける力がありますから、政治家はセンスを磨いて損はないようです。
[
2049
]
おなまえ
投稿者:
五反田猫
投稿日:2014/04/01(Tue) 21:57
管理人様
なるほど、O’Sullivanの名前を忘れていました。
仰る通りアイルランド系でしたね。
ご指摘ありがとうございます
[
2048
]
アメリカ史
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2014/04/01(Tue) 19:31
くさのさん、マスケットの長さは何となく知ってたつもりでしたが、
銃身の太さにも驚きました。
あれで殴られたら、たまりませんねえ…
その後の球からミニエー弾に至る過程もいろいろ興味深いですね。
つーか、航空機と言い、フランス、初期には立派な仕事してながら、
なんで毎回、最前線からキレイに脱落して行くのでしょう(笑)…
五反田猫さん、普通に考えると、それはないと思います。
端的にって、プロテスタントは布教熱意が薄い宗派ですし、
(クェーカーや一部清教徒に例外が居るが)
江戸幕府ががスペインとポルトガルを追いはらってプロテスタントのオランダと通商したのは
まさにそういった理由からでしたし。
そもそも清教徒の連中は、カソリックに追い出されたのではなく、
同じプロテスタントのイギリス人に追い出されてアメリカに来たわけです。
その上、独立時の敵も、その後の敵も、常にプロテスタントのイギリスで(イギリスはプロテスタントです。ちょっと特殊な(笑)…)、
同盟相手は常にカソリックのフランスだったのがアメリカの歴史です。
さらに記事中に書いたように最初にマニフェスト デスティニーを唱えたのはオサリバンです。
O’Sullivanですから、こりゃ当然アイルランド系の名前で、
さらに1845年となれば移民一世か二世でしょう。
アイルランドがプロテスタントのクロムウェルに滅ぼされかけた話を
親からイヤンてなくらいに聞かされてる世代のはずで、彼がプロテスタントの後を推すというのは、
現代のイスラエル人にネオナチ党員が居る、ってな位に無理があるように思います(笑)。
[
2047
]
またもや誤記
投稿者:
五反田猫
投稿日:2014/04/01(Tue) 10:18
アメリカ意味ー>アメリカ移民
マニュフェスト ディステニーに関して、私が米国で習った時には、アメリカ開拓をプロテスタント布教の宗教的な意味で正当化するものでした。 その大学が、プロテスタント系だったせいもあるのですが、カソリックに対する優越感には、キリスト教同士なのにと不思議な感じがしました。(私は向こうからすでば異教徒ですので)
これが近代で変じてゆくと、バリバリのWASPとか、KKKなどにも通じるものがあるのでしょうが、開拓の使命に背景にある宗教的な裏付けは、非常にデリケートな問題なので、相応しい場で論じないと、大変な事なのだなぁと感じました。
[
2046
]
マニフェスト デスティニー
投稿者:
五反田猫
投稿日:2014/04/01(Tue) 07:26
現代では顕わには言えないですけれど、カソリックにプロテスタントが勝つのは当然という意味では?
当時のアメリカ意味の背景には、色々な要素がありましたが、カソリックとプロテスタント間の戦争も大きな要素です。
非プロテスタントのイギリスに勝てるならば、カソリックに勝つのは当然でしょうみないな...
米墨戦争のコーナーの人は、スコット将軍と、可哀想なサンタアナさんですね。
[
2045
]
ミニエー弾にいたるまで
投稿者:
くさの
投稿日:2014/04/01(Tue) 06:52
日本でも幕末初期のゲベール銃と呼ばれた滑腔銃から戊辰戦
争時にはミニエー銃に移行していくためか、ミニエー銃が突
如出現したような感じを受けますが、実はそこにいたるまで
にはいろんな試行錯誤がありました。
ライフルによって弾丸が安定するのは16世紀終わりくらいに
は知られていたようです。ジャイロの知識がなくとも、矢が
回転によって安定を得ることから類推できたのかもしれませ
ん。ただ、前装式だと装填に問題が出てくるわけで、初期に
は弾丸自体は口径よりやや小さくし、装填の際にパッチと呼
ばれる布でくるんで押し込む方法が採用されていました。当
然装填に時間がかかり、発射速度は大幅に落ちます。このた
め狙撃兵専用の武器として使われていました。
弾丸自体に突起をつける方法も試みられましたがこれも実用
的ではなく、最初の歩兵用ライフルは1830年ころにフランス
のデルヴィーニュによって開発されました。前装銃は、弾丸
装填後に槊杖で押し込みますが、この際により強く押し付け
ることにより鉛の弾丸を変形させるようにしたのです。普通
の前装銃だと弾丸の下に火薬がありますから、強く押しても
変形させにくいため、口径よりやや小さな径の「薬室」が作
られました。弾丸は薬室の手前で止まるので、槊杖で銃口側
から叩いて変形させたのです。
デルヴィーニュは続いて椎実弾の研究を行いますが、ジャイ
ロ効果のために弾丸は発砲時と同じ軸を維持しようとしま
す。弾道がほぼ水平なら問題ないのですが、やや上向きに撃
つと、落ちてくるときに弾丸の回転軸と軌道(おおむね放物
線)の接線が合致しなくなってきます。このため弾丸の側面
から空気抵抗を受けることになり、弾道が安定しなくなりま
した。
これを解決したのも同じくフランス人のタミシエで、椎実弾
の後方に溝を掘って空気抵抗を増すことにより、回転軸と弾
道が一致するようにしました。ところが、球形弾とは違い椎
実弾を槊杖で潰して変形させると、空力特性がより不安定に
なってしまいます。
これを解決するために開発されたのがステム・ライフルでし
た。タミシエ弾の底部を円錐状に繰り抜き、薬室にはそれよ
りやや細い「ステム」を設け、槊杖で突くとこのステムによ
って弾丸が外に広がるようにしたのです。
ここまで来るとミニエー弾まではあと一息。別に槊杖で突か
なくても、「発砲時に広げれば良いのでは?」となり、底部
の円錐部を木またはコルクで蓋をし、発砲時にはこれが弾丸
より早く前進しようとするため、結果弾丸底部を外側に押し
広げます。さらには発射時のガス圧だけでも十分に弾丸を変
形させることができることが分かりました。
[
2044
]
マスケット
投稿者:
くさの
投稿日:2014/04/01(Tue) 01:17
マスケットって実物見るとでかいですよね。以前は黒色火薬の燃焼速度との関係
で銃身が長くなっているのかと思っていましたが、そんな科学的な理由ではなく、
「棍棒」・「槍」として使うためにあの大きさになったそうです。日本の足軽鉄砲
隊とは違い、欧州の戦列歩兵は「突撃戦力」として期待されていた訳ですから、
銃の性能よりは、殴りやすさが重視されたのは当然かもしれません。なにせ、照
準がついていないモデルもありましたし。ちなみに日本の火縄銃は足軽用が15mm
前後、侍用が18mm程度なので、このマスケットは侍用相当となりますね。やっぱ
り体力の差で標準的な兵士でも大口径の銃が使用できたのでしょうか。
スムース・ボアとライフリングのカットモデルですが、ライフルモデルの方はひょっと
するとスプリングフィールドM1840かもしれません。これは当初スムーズボアとして
製造されたのですが、ライフルに改造されることを想定して、銃身を厚くしていたそ
うです。ただ、この時点ではミニエー弾はまだ発明されていないので、球形弾の
使用を想定していたのでしょうが。
ミニエー弾の展示もありましたが、拡大カットモデルもあって、あれ大砲の弾と勘
違いする人いるかもしれませんね。
[
2043
]
スミソニアン
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2014/03/31(Mon) 20:21
inomamo さん、ご指摘どうもです。
ホットロッド、T型にしちゃ線が細いとはおもってましたが、
再度確認したら18型みたいですね。
もう一つのビュイックは、全く気が付いておりませんでした…。
とりあえず記事も修正しておきました。
ちなみにフォードには二種類の工場がありまして、生産工場と組み立て工場です。
生産工場は本国デトロイト同様、製鉄所から試験コースまである本格的なもの、
組み立て工場は、本国からパーツを持ち込んで、ベルトコンベアラインによる組み立てだけを行なうものです。
残念ながら日本にあったのは後者の組み立て工場まででした。
鶴見区末広町にフォードが建てようとした生産工場は(子安工場の15倍の面積があった)
自動車製造事業法に阻まれ、用地買収までで終わってしまい、戦後まで空き地のままとなります。
GMはさらに手前のレベルで挫折しており、残念ながら日本に本格的な量産システムが持ち込まれた事は無いままとなります。
くさのさん、あ、行かれましたか(笑)。
実際、そのとおりで現物は非常に小さな模型です。
特許申請時のものなのか、復元模型なのかもわかりませんが…
[
2042
]
DC出張
投稿者:
くさの
投稿日:2014/03/31(Mon) 08:17
仕事が午前中で終わったので、アメリカ歴史博物館行ってきました。あいにくの雨と
いうかみぞれのため、列車砲見学は断念。まあ、日曜なので開いていない可能性も
ありますしね。
で、エリクソンの特許ですが、やっぱり分かりませんでした。というか、すごく小さな
展示物だったんですね。
[
2041
]
自動車編
投稿者:
inomamo
投稿日:2014/03/31(Mon) 00:38
こんにちは。
いかにアメ車好きでも日本からスミソニアンまでクルマを見
に行くような物好きは皆無なので、今回の記事はとても読み
応えがありました。
旧車好きとしてちょこっと気になる事がありましたので蛇足
ながら補足を…。
・プレスリーのホットロッド
ベースとなった1932年式フォードはアメ車の代名詞となった
V8エンジンを最初に搭載した大衆車で、形式はモデルB
になります。トヨタが最初に市販車(センチュリー除く)に
V8を積んだのがバブルの頃のセルシオだったことを思うと、
戦前にピストンを8個も備えた車をフォード横浜工場を含む
世界中で大量生産していた事実は改めて恐ろしい…。
V8エンジン搭載のおかげで32年式は生まれながらのホット
ロッドとなり今でもこの年式がピンポイントで人気です。
アメリカで戦後に改造車文化が花開いたのは、復員整備兵
がスキルを生かしてクルマを改造したのも理由の一つ、な
んて話もあるようですね。
フォードとGMは世界戦略の一環として日本にもトラックと
乗用車の量産ラインを作ったのですが、戦時には国産純血
主義の下に工場を閉鎖。ここはソ連を見習うべきでした。
・復元販売店
黒いクルマは1950年式のビュイック スーパーですね。
キャプションの1950年製スチュードベーカーは鼻先に
飛行機のスピンナーとカウリングをイメージした飾りを
付けたオチャメなクルマで、プレスリーの後ろの青い
のがそれです。解説パネルの設置場所が悪かったのかも
しれません。
余談ながら、隣のグレイハウンドバスとスチュードベーカー
どちらも「口紅から機関車まで」の工業デザイン一代男こと
レイモンド・ローウィの作品です。
[
2040
]
お返事
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2014/03/29(Sat) 17:33
とりあえず、修正を先にさせていただいたので、改めてお返事を。
CONIさん、実は風船爆弾も本体部分はかなり高度な電子機器なんですが、
“糊付け”となると、本体では無さそうですね(笑)…。
ささきさん、以前私が勤めていた某誤植専門誌では、マックの横にドクロマークの付いた
金属製の箱(元ビスケット入り)が置かれており、箱を開けると“最後の手段”との
シールが張られたピンが入っておりました…。
五反田猫さん、ドン・エストリッジなる人物は知りませんでしたが、
すごい名前だと思ったら、ドナルドって愛称だとドンになるんだと初めて知りました(笑)。
スペイン語人口が増えた今のアメリカでもこの愛称は生きてるんでしょうかねえ…
はらひれさん、タイターってなんか聞いた名だと思ったら、例の自称未来から来た人John Titorでしたか。
IBMのパソコンを回収に来た未来人、という設定は初めて知りました…。
つーか、E-bayとかのオークション、彼の未来には無かったんでしょうか…
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2039
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信管
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2014/03/29(Sat) 17:11
ささきさん、ご指摘どうもです。
確かに40mm用は大戦中には完成してませんね。
この点、実は後で見る某戦艦の艦内解説を鵜呑みにしており、確認の手を抜いておりました…。
どうもすみませぬ…。記事の方も修正しました。
リンク先の海軍の資料は初めて見ましたが、なかなか興味深いというか、
これがあれば技術資料は他に要らなそうですね。
罪滅ぼしに(笑)少しフォローしておくと、
展示のものはおそらく3インチのMK.45かその後継型の58のようで、
45は極少数の生産で終わってるため、おそらく58だと思われます。
ちなみに、ステキな思い出の残るワシントン海軍工廠の歴史センターの資料によると、
1944年5月に3インチ砲用のMk.45が艦隊に支給されるも問題多発で使い物にならず、
それを改良したMk.58が11月に支給されて問題解決となったとのこと。
なので、とりあえず3インチ(76.2mm)砲までは近接信管、実戦投入されていたようですね。
http://www.history.navy.mil/faqs/faq96-1.htm
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