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[2128] 戦艦のメンテ 投稿者:CONI 投稿日:2014/04/28(Mon) 22:18  

 ニュージャージー、ほんとに対空装備は簡素なんですね。
対空ミサイルぐらい積んでいると思っていました。

 かなり以前の話ですがNHKか何かのテレビで、
モスボール保管されているアイオワ級戦艦の、
主砲の検査や整備をしているところが映って、
「もうこんな砲のメンテナンスができる技術者は、
そうはいない」といった解説をしてました。

 今後戦艦が新しく作られることは無いでしょうから、
後継者の育成もしないでしょうね。


[2127] 戦艦の計算能力 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/04/28(Mon) 20:26  

現物を見るとアメリカ海軍もあきらかに使い物にならないと判ってるんだけど、
その上で延命してるなあ、というのがよくわかりました。

アナログコンピュータの場合、確かに入力が面倒ですが、
逆に全ての入力が独立したダイアルになってるので、
人数さえかければ特に問題にはならないようです。
イギリス海軍などは海戦中はヒマな海兵隊員を動員して
ワーッとばかりに入力させてるので、それほど繊細な操作ではない気もします(笑)。


[2126] 戦艦の終焉 投稿者:五反田猫 投稿日:2014/04/28(Mon) 07:16  

文字では読んでおりましたが、こうして現物をご覧になった写真と解説を読むと、しみじみと感じます。
何よりも、その照準システムが放置されたままというのが説得力を持ちます。

技術面の遺産としては、アナログ計算機は興味深いものなのです。何よりも利点は計算速度自体は早い点です。
一方で問題なのは、諸元を入れるには時間がかかる点、特に制度を上げれば上げるほど時間がかかります。それから誤差管理が大変な点です。
以前にインチが未だに使われているお話が出てきた時にもありましたが、誤算管理は系統的に必要なので、インチを捨てられないのと、戦艦の照準システムを入れ替えられない事も、似た根源を感じます。


[2125] 無題 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/04/27(Sun) 22:03  

自衛隊がそんなに四文字熟語好きとは知りませんでした
(笑)。
海上自衛隊の場合、あらゆる装備が第七艦隊の存在が前提ですから、
唯我独尊は結構厳しい気もしますが…。

私の場合、早寝早飯、逃足俊足、という感じですかね。



[2124] 伝統墨守 投稿者:CONI 投稿日:2014/04/27(Sun) 17:55  

そういえば海上自衛隊も、「伝統墨守 唯我独尊」と言われてますから、
海軍は一般に伝統を大事にするのかもしれませんね。
ちなみに陸上自衛隊は「用意周到 動脈硬化」、
航空自衛隊は「勇猛果敢 支離滅裂」とのことなので、
まだマシな方かも。


[2123] 伝統 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/04/26(Sat) 20:51  

そういや1890年代になっても、帆船時代の古株がアンテナマストなどにロープを張って、
新入り水兵にマストの上り下りの練習をさせてた、という話を何かで見たので、
何らかの伝統の維持だったんでしょうかねえ…


[2122] 本当の理由は 投稿者:くさの 投稿日:2014/04/26(Sat) 02:49  

水平に甲板磨きさせるため、だったりしませんかね。


[2121] 後半の甲板 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/04/25(Fri) 23:17  

くさのさん、アメリカ軍の場合、徹甲弾大好き海軍ですから、
どうせ相手も榴弾なんか使わないぜ、という前提なのかなあ、とも思いますが…。

手すり、そういやどうだったろうと思って海軍歴史センターを見てみたら、
またもサーバーメンテナンスに入ってますね…。
とりあえず第二次大戦期のアメリカ海軍の場合、ワイアを張っていたのですが、
手持ちの写真を見る限り、取り外してるのは無さそうです。
ただし、対空戦闘中の写真が見つからなかったので断言はできませんが…。

ささきさん、なるほど熱対策はありそうな気がしますね。
ホーネット、コンクリみたいな甲板、という印象しかなかったのですが、
写真を見直してみたら、ホントだ下に木材が見えてますね。
こりゃUSSフランクリン、よく燃えるわけだ…。




[2120] 板張り甲板 投稿者:ささき 投稿日:2014/04/25(Fri) 06:08  

ロングビーチのアイオワでは解説のおじさんが、板張り甲板は
直射日光で鉄甲板がアッチッチに焼けて船内に熱が篭るのを防ぐ
効果がある、と言っておりました。
オークランドの空母ホーネットも飛行甲板は鉄板の上に板張りで、
その上にコンクリートみたいな舗装を塗ってあったんですが、
アナーキャさんと行った時には見なかったかなぁ?


[2119] 木製甲板 投稿者:くさの 投稿日:2014/04/25(Fri) 02:47  

戦艦の最上甲板は防御甲板では無いにしても、鉄製甲板の上に木が貼ってあけだと思います。なので、破片云々というのは違うような。

ただ、19世紀に鉄製商船が普及し始めた後にも軍艦はしばらく木製のままでしたが、これは破片による乗員の殺傷を心配したためでした。ペクサンがカノン砲ようの榴弾を開発し、クリミア戦争のシノープの海戦で木造軍艦の脆弱性が認識され、ようやく軍艦も鉄で製造されるようになりました。

あと、戦闘中は破片による死傷を避けるために、手すりの鎖を取り外す、と聞いたことがあります。その場合、転落の危険が増えそうですが、慣れていると転落なんてしないんでしょうかね。現代の軍艦では戦闘中に甲板上に出ることはなさそうなので、手すりは取り付けたままでも良さそうですが。


[2118] 船のジュウザ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/04/24(Thu) 23:38  

ニュージャージーの二番砲塔上の40mm銃座はかなり本格的でして、
目視とはいえ、射撃管制指揮所まで独自に砲塔上に造ってしまってます。

http://navsource.org/archives/01/062/016211.jpg

木製甲板の効果は何とも言えませんが、後で見るようにニュージャージー、
豪快に可燃物を積みまくってたりして、これを抑えてしまったんだから、
アメリカのダメージコントロールは逆にすごいなと思いました(笑)。

パナマ運河に縁の無い大和の方が多少幅が広かったようですが、
基本的な印象は似たようなものだったろうなあ、と私も思ったりもしました。


[2117] 戦艦ニュージャージー 投稿者:CONI 投稿日:2014/04/24(Thu) 21:17  

戦艦ニュージャージ、中学生のころにモーターで動くプラモデルを持ってました。
結構いい加減な作りで、友人の戦艦大和と喫水線以下が同じ形でしたが、
確か砲塔の上に対空砲のモールドがあったと思います。
戦艦の甲板って、砲撃を受けて破片が飛び散ると危ないから、
木材を張っていると聞いたことがあるのですが。
高橋 孟さんの「海軍めしたき物語」に、
戦艦大和の甲板を歩いて横切った話が、
イラスト付きで書いてありまして、
今回のニュージャージーと同じような感じで表現されてました。


[2116] 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/04/22(Tue) 22:46  

くさのさん、ストックトンなる街を知らなかったのですが、州だけでなく市でも破産してますか…。
そういやアイオワは砲塔事故の後はサンフランシスコの奥に防虫(笑)保存されてたんでしたね。

ワシントンD.C.でホームレスを見なかったのはさすがに首都だと思いましたが、
逆に周辺部のアレクサンドリアで結構見かけたので、ホームレスの皆さんの
ドーナツ化現象が進んでるのかなと思ったりもしました。
シリコンバレー周辺は全米有数のお金持ち地帯でしょうから、そこに最大のホームレス集結地がある、
というのはなんだか興味深い現象ではありますね。

五反田猫さん、何かの参考になったら幸いです。
余談ながら大統領宣誓の時の聖書は英語ではなくラテン語のものが使われてる、
と何かで読んで今回の旅で確認しようと思ったのですが、そういった展示はどこにもありませんでした…


[2115] 御礼 投稿者:五反田猫 投稿日:2014/04/22(Tue) 06:16  

マニアックな話題にもかかわらず、整理した上でのご教示 有難うございました。
大変参考になりました。

また、前の書き込みでは、誤記がありまして失礼しました。
出棺ー>出版(大変申しわけありません)


[2114] アイオワ 投稿者:くさの 投稿日:2014/04/22(Tue) 06:13  

アイオワは、もともとストックトンという内陸の街の観光の
目玉として展示される予定でした。が、予算の問題でご破算
にまり(ストックトン市自体も破産している)、サンフラン
シスコが引き取るという話も出たりしたのですが、結局LA行
きとなった次第です。そもそも何故にストックトンがアイオ
ワを誘致しようとしたのかは知りませが。。。

米国の都市の中心部は確かに綺麗になっています。所謂「割
れ窓理論」に基づいた政策が功を奏したのでしょうが(割れ
窓理論に否定的な意見もありますが)、正直ホームレスさん
達は別の場所に移動しただけで、数はあまり減っていないと
思います。我が家から数マイル離れた公園は「Jungle」と呼
ばれる、多分世界最大のホームレス集結地となっているそう
です。


[2113] いろいろ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/04/21(Mon) 22:41  

ささきさん、そうか今では西海岸のロサンジェルスでも戦艦が見れるんでした。
USSカリフォルニアは真珠湾攻撃からカムバックしたものの、
やはり老朽艦ですから、戦後すぐに除籍、スクラップにされちゃったので、
じゃあアイオワ州が要らないって言ってるUSSアイオワでいいや、となったんでしょうかね(笑)。

実際に見た感じだと戦艦はデカイから重いんじゃなくて
やはり装甲が重いんだ、という結論になりました。
詳しくはまた記事中で書くと思います。

ロッキーの英語はずいぶん聞き取りにくいとは思ってましたが(1/3もわからん)、
やはりあれはイタリア訛り英語なんでしょうかね。
スタローンは…まあ、ロッキーもランボーも続編をヒットさせてるんですが、
両者最後は迷宮入りという感じの映画になってしまいましたからねえ…。
彼の事だから、最後はロッキーVSランボー 最後の決戦 を製作すると
個人的には思ってたんですが、今のところまだ話は聞きませんね(笑)。


五反田猫さん、聖書の翻訳は何語であれ20世紀初頭から大きく変わりました。
そしてそれ以前の混乱は、ちょっと一般人の手には負えない部分があると思います。
とりあえず、基本的な点を二つ。

■宗派の差
宗派的な内容の差異は旧約続編(いわゆる外典)を受け入れるカソリックと
それを認めないプロテスタントの違いがもっとも多く見られるものです。
19世紀以前のプロテスタント聖書ではこれが無いのがほとんどだと思いますが、
逆に20世紀以降だと、多くのプロテスタントの聖書でも外典を含むものが多いです。

他にも新約では使徒言行録から各手紙、そして黙示録が除かれてる翻訳がありますが、
これらは宗派の問題というより、イエスの活動とは直接関係がない部分なので、
翻訳の手間がかかる割には意味が無い、という事で省略されてしまったのが多いです。
岩波文庫版の新約聖書(福音書)もそうですね。

それ以外の場合、宗派の差なのか、翻訳がメンドクサかっただけなのか(笑)、
あるいは次で見る写本の問題で、元が欠本だったのか一般人が判断するのは困難です。

■写本の差
ヘブライ語で書かれた旧約も、ギリシャ語で書かれた新約も
長らく定本と呼べるものは無く、それぞれが手に入る写本から独自に翻訳してました。
が、19世紀頃からこれをなんとかしよう、という機運が高まります。
まずヘブライ語の旧約についてはドイツのキッテル(Rudolf Kittel)が
各種写本を集め、比較検討して1913年までにBiblia Hebraicaを完成させて、
この問題に決着がつきます。
それ以降、このBiblia Hebraica が最も信頼の置けるヘブライ語旧約聖書とされ、
翻訳はこの本から行なわれるのが普通です。

ギリシャ語の新約については同じくドイツのネストレ(Eberhard Nestle)がこれまた
1913年に出したネストレ聖書(Novum Testamentum Graece)をもって定本と見なすのが普通です。
この本は後にアーラントが手を加えたため、ネストレ・アーラント聖書とも呼ばれます。

1920年代以降に行なわれたあらゆる聖書翻訳は基本的にこの二つからと考えていいと思います。
以後、両者とも何度か改訂されていますが基本的に大きな内容の変更は無く、
このため、どの言語のどんな翻訳であれ翻訳者のクセ以外の差は無いと考えて問題ないでしょう。

逆に言うと、それ以前の翻訳は、訳者がどの写本を元にしたか、を明記して無いと、
よほどの専門家で無い限り、その判別は極めて困難です。
とても一般人に手の出せる世界ではありません。

ちなみにご指摘の70人訳は紀元前3世紀ごろに、おそらくアレクサンドリアで、
ヘブライ語の旧約をギリシャ語に翻訳したものです。
ヘブライ語以外のものとしてはおそらく最古の旧約聖書ですが
上に書いたように、すでに信頼できるヘブライ語旧約原典が手に入る以上、
その価値は失われたと言ってよく、正直、何をしたかったのかよくわかりません(笑)。
ただ私の知る限り、完全な70人訳からの日本語訳はないので、珍しいと言えば珍しいですが…。

ちなみに創世記、出エジプト記などのタイトルは、この70人訳が最初といわれ、
そういった意味では、これも重要なものではあります。
ついでに、少なくとも昭和に入って以降の日本語訳は、上の二つの定本からの翻訳が普通で、
岩波文庫だけでなく、日本聖書教会などのも原語からの翻訳聖書です。

といったあたりが、20世紀以降の聖書の翻訳のおおまかな流れですね。


[2112] Re:[2110] 翻訳 投稿者:五反田猫 投稿日:2014/04/21(Mon) 10:11  

管理人さま 出棺関係はお詳しいですね。
オクスフォード訳のご教示有難うございます。
機会があれば、構成を見てみます。

説明が、いつも足らずに済みません。 私が趣味で国文学をやっているので、その関係で、テキストの流れ(聖書の構成)に興味をもっています。 ですから、翻訳自体よりも、内容の構成(**による手紙、**の福音書)が、気になっています。 その観点から言うと、オックスフォードは、”RSV Oxford Annotated Bible”と書かれていますので、RSVの流れなのだと思います。

ギリシャ語からの翻訳は、これは原典にかなり近いと言われており、七十人訳(LXX)と呼ばれています。 訳の文字があるから、余計に混乱を呼ぶのですが、ヨーロッパで主流になった欽定訳よりも、古いテキストなのですね。
日本に入っている聖書は、英語版からの邦訳が多かったのですが、イザヤ・ベンザタンこと山本七平氏が、印税をつぎ込んで七十人訳からの直接邦訳の自社:山本書店から出版を目論んでおりました。
残念ながら、故人となってので、その後を知らないのですが。


[2111] 戦艦や爆撃機は小さく見える 投稿者:ささき 投稿日:2014/04/21(Mon) 04:13  

私もロングビーチのBB-61アイオワを見たとき「意外に小さいな?」と思いました。
ロングビーチの奥には旅客船埠頭があり、5階建てのビルみたいな舷側の
リゾートクルーズ観光船が横を通り過ぎてゆくのでなおさら。
今のクルーズ船って総排水量10万トンくらいあるんですね…。
まぁ排水量の差もさることながら、高額の取れる水上船室をなるべく確保すべく
徹底した軽量設計で嵩上げしたクルーズ船と、敵弾に当たる部分をなるべく
少なくすべくギリギリまで舷側高を下げて重量の殆どをバイタルパート防御に
回した戦艦では排水量あたりの密度が違うんでしょうね。

似たような感想は B-17 実機を見たときにも思いました。地上での圧倒感は
DC-3 と同じくらい。
B-17 が翼幅 31.6m, 最大重量 29t, DC-3 が 19.7m, 12.7t なので一回り以上も
違うんですが、胴体幅は B-17 のほうが細いくらいじゃないかな。

ロッキーやランボーの2作目、調子に乗ってスタローンが自分で脚本書いちゃって
おかしくなったのかと思ったのですが、スタローンは1作目から脚本に関わって
いるんですね。・・・「どうしてこうなった」
ランボーもロッキーも、一作目の主人公はとにかく口下手なんですね。
英語で意図が伝わらずもどかしい思いをしたり余計なトラブルに巻き込まれる、
というのはアメリカン・マイノリティ共通の体験です。
スタローンは英語をペラペラ堪能に喋る主人公を演じるようになってから
ダメになっちゃった感じがありますねぇ…。


[2110] 翻訳 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/04/20(Sun) 23:34  

五反田猫さん、英語の聖書はそれほどよく知りませんが、
私はイギリス中の各種キリスト教団体が戦後に合同で出した翻訳本で、
最終的にケンブリッジとオックスフォードが共同で出版した
THE NEW ENGLISH BIBLEの1970年版を利用してます。
学術的翻訳がメインなので、比較的信用できますから、
興味があるなら一読をオススメします。
ついでに、日本語の聖書なら、ヘブライ語、ギリシャ語あるいはセム語系から直接翻訳してる
岩波文庫の翻訳が一番信用できます(ただし読みにくい)。
ただ旧約に関しては創世記、出エジプト記、ヨブ記、エキゼル書で止まってしまい、
全体の半分も翻訳されてないのが残念ですが…。

CONIさん、スタローンはヒットした一作目を無視して二作目を造っちゃう人で、
貧しいイタリア系アメリカ人の成り上がり物語だったロッキーが
いつの間にかアメリカのヒーロー物語になってしまってました。
ランボーも、元はベトナム戦争帰りで心に傷を負った孤独の男の話だったのに、
いつの間にやら筋肉マッチョ大暴れ映画になっておりましたし…。
実は私もエイリアンは、人気の高いII よりもリドリー・スコットの一作目の方が好きでした。


[2109] 脳の健康のためには 投稿者:CONI 投稿日:2014/04/20(Sun) 22:03  

「Uとかそれ以降の数字の付いた映画は見ない方がいい」と、
とある大学の先生が講演でいってました。
私もロッキーとかランボーとか、エイリアンとか無印が好きですね。


[2108] 印刷 投稿者:五反田猫 投稿日:2014/04/20(Sun) 21:56  

単に印刷のお話なのですか、勝手に飛躍して失礼しました。
言い訳ですが、聖書のテキストは、随分と変遷しているのです。 原典として、どこまで入れるか(特に旧約の部分)は、教派や時代による異なるのです。
そんな事もあり、KJVからRVにかけては、米国からも人を送りピューリタニズムの意見を反映するように努力をしていました。 それでも、意見が反映がされずに、結局 米国でASVが誕生しました。 これがもとになり、ギデオン協会の聖書が出来て、これが日本語訳されて、日本で一番流通する聖書になっています。
ホテルに置いてあるやつが、これです。
当然、教派により異なるのですが、日本に明治以降に入った聖書は、テキストが異なるのですが、戦後はギディオン版が主流になったようです。 そんな変な事を調べていたもので、つい結び付けてしまいました。



[2107] 無題 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/04/20(Sun) 18:19  

えーと、記事中のフィラデルフィア市内の観光案内板の話ですよね(笑)?
一応、文字は読める大きさで写真を載せたつもりでしたが…。

ここで紹介されてるエイテンさんは、単に印刷屋(Printer)さんです。
ついでに生きていたのは1734〜1802年で、聖書を印刷したのが1782年。
ただし彼は聖書の翻訳をやったわけでも、そういった事業を後援したわけでもなく、
そもそも翻訳は全く問題になってないのです。
ここでcomplete bible を造ったのではなく、単に印刷したよ、という話なのです。

“アメリカ最初の完全版英語の聖書”というのは輸入規制でイギリスから聖書の購入ができなくなり、
それを補うために植民地のアメリカで印刷した、という話で、おそらく手元にあったイギリス版を丸写しにしただけです。
単にそれだけの話でして、翻訳とかそれに対する議会の承認、といった話は全く出て来ないのですが…。

と、ここで話を終わりにしてもなんなので、ちょっとだけ脱線。
日本語訳の聖書はいくつかありますが、部分訳ではあるものの、
戦国期にイエスズ会が造ったと思われる対九州用聖書が一番のオススメです。
これ、絶対神(ヤハウェ)は“おてんとさま”、精霊や天使が“よかひと”
といったように、独特の翻訳世界が展開されていて、ちょっと感動します(笑)。


[2106] 聖書のテキストのお話 投稿者:五反田猫 投稿日:2014/04/20(Sun) 12:54  

日本に入った聖書は、訳がかたまったからなので判りにくですが、英語版聖書では、英国で1611年につくられた欽定訳聖書(The King James Version : KJV)が元になっています。
その後、1880年に改訂訳聖書(Revised Version : RV)が作成されましたので、これの事かもしれません。
但し、ここまでは英国で作られています。
RVを元に更に米国でアメリカ標準訳聖書(American Standard Version : ASV)が1901年に発行されます。
ですから、議会が承認したのは、こちらの可能性もあります。


[2105] バルボア 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/04/19(Sat) 20:42  

私も無印(笑)ロッキーは好きです。

あの映画、実は20世紀前半から下層階級に属す少数派だった
イタリア系アメリカ人の成功物語なんですよね。

工業都市フィラデルフィアはイタリア移民が集中した街で、
例の桝本卯平さんが、20世紀の初頭、まるで英語が話せず、
乞食のような身なりをして極めて安い賃金で肉体労働に就く
イタリア移民を見ており、これに同情しています。

彼らの末裔がロッキーで(笑)、あの映画はマフィアにならずに
アメリカ社会で成功するイタリア系アメリカ人、という夢物語になってました。

映画で一人でもくもくと走るロッキーが好きだったのですが、
IIでは、いきなり子供と一緒に走る街の人気者ロッキー、という演出になっており(涙)、
以後、どんな映画だったかもはや記憶が(笑)…


[2104] ロッキー 投稿者:ささき 投稿日:2014/04/19(Sat) 10:54  

最初のロッキーは好きな映画です。酒も飲めばタバコも吸う、練習をサボッて
マフィアのパシリで殴り屋をやっている、ペットショップの眼鏡っ子店員に
惚れていて、デートに誘ったスケートでは相手の興味なんかお構いなしに
ボクシングの話をまくし立てる、どーしようもない愛すべきダメ男の主人公。
錆付き裏ぶれゴミだらけで、ロッキーと大同小異のダメ人間とマフィアが
たむろするフィラデルフィアの街を、これ以上ないほどの愛情を込めて
撮った映像。
「アイ・オブ・ザ・タイガー」に乗せて描かれる後半の特訓シーンと
「えいどりあーん!!」のクライマックスが有名ですが、私は前半の
地味なシーンにこの映画の魅力を見ます。
2以降は…あはははーっ、そんなのありましたっけー?!(^^;

フィラデルフィアといえば薄切り牛肉とチーズをパンに挟んだ
「ふぃリー・チーズステーキ・サンドイッチ」が名物ですが、家主さんは
無事に食事にありついたのかな?期待期待。


[2103] 詰め込む 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/04/18(Fri) 22:02  

情報量が高密度化するならノイズが問題になるというのは想像がつきましたが、
エネルギー量の問題も出てくるんですね。
といっても、私には正直よくわかりませぬが(笑)


[2102] アナログ、デジタル 投稿者:五反田猫 投稿日:2014/04/18(Fri) 12:18  

デジタルデータの圧縮は、理論上はかなり上げられるのです。
但し、データの圧縮率が上がるほど、伝送される波形(無線も含む)のS/N比は高い必要があります。
デジタル通信がどうが、伝送路(空中も含む)はアナログの波が伝わってゆきます。 この信号へのアナログノイズがあるから、無制限にデジタル圧縮が出来くて、結局 両者のバランスをとった圧縮方法が採用されます。

これはFLASHメモリの多値化も同じで、セル辺りに記憶される電荷はアナログ量です。 それを細かく判るほど、S/N比は低下しエラーが多くなる。
一方で、メモリの高集積化は、セル辺りのエネルギー量を減らします。面積比で考えても二乗で減ります。
この為、集積化が進めば、多値化には不利になります。
ですから、多値化も簡単には進まず、セルエネルギーと集積度との兼ね合いで、効率の良い組み合わせがメモリの大容量化になります。



[2101] 増量 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/04/17(Thu) 20:15  

かつてのISDN 64Kbpsすげー、と言っていた時代を考えると、
近年の通信速度はなんだこりゃと思ってましたが、やはりいろいろ工夫はしてるんですね。
そういや、NASAの学者さんだったかが情報を大量に詰め込みたいなら、
チョー高波長のガンマ線が最適だ、みたいな事言ってたのを思い出しました…


[2100] アナログ 投稿者:ささき 投稿日:2014/04/17(Thu) 12:48  

昔のモールス信号(PWM変調)やピーガーモデム(FSK変調)は2値変調のデジタルでしたが、
今の高速無線LANとかLTEデータ回線で使っているQAMは多値変調でアナログに近くなっています。
もっとも「アナログ」というのは無段階で、最小単位が存存在せず無限に細分化できるという
考え方なので、少なくとも電圧や電流においては電子より小さな荷電単位が存在しない
ので本当の意味での「アナログ」は実在しないのですが。

通信工学では取り得る信号の状態を「シンボル」と呼び、8階調であれば
8シンボル、情報量は log2(N) で8シンボルは3ビットの情報量になります。
シンボルを増やせば情報密度は上がりますが、わずかな雑音や信号歪みで情報が
失われたり化けたりしやすくなるので、幾つも通信モードを設定しておき
通信状態に応じて最適なモードが使われるように工夫されています。
…こんなごく基礎的なところがいちいち特許になってたりするんですけど(T_T)


[2099] 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/04/16(Wed) 23:05  

婆裟羅大将さん、さすがにそこまで行くと、私にはさっぱりわかりませぬ(笑)。

五反田猫さん、なんとなくわかったような…気がします(笑い)。

ささきさん、なるほど、情報の伝達効率の問題が出てきますか。
つーか、信号波一つで8階調を伝えられる、となるとアナログの世界みたいな話になって来ますね。


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