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[5254] 無題 投稿者:キンギョ 投稿日:2020/08/25(Tue) 23:30  

制空権は味方の攻撃機が行動しやすくするためだけではなく敵戦闘機の行動を完全に封じる必要がある、ということですか?それとも攻撃機も一緒に敵の航空基地を叩いて敵戦闘機の行動を不可能にする必要があるということですか?
 それだと敵の行動が不可能ということですから、航空優勢ではなく制空域を取ったということになりませんか?制空権は戦闘機によってのみ取るものではないということになりませんか?
 それともう一つソ連も護衛を行なっていたわけですが、この「護衛」のどこがいけなかったのでしょうか。ソ連機もドイツ戦闘機と護衛のために戦ってたわけですけど、アメリカと比べて叩き方の度合いが違うくらいにしか見えないんですが…。
 ちょっとウィキペディアの解説と書いてあることが違いすぎてわからなくなってきたので…。

 それとソ連は四発重爆を作っておらず実戦にも使っていないといってる人がいますが、ソ連にはペトリャコフ pe-8という四発の大型爆撃機があり、97機程作られて1941年からドイツにベルリンやケーニヒスベルク、ダンツィヒなどの爆撃を行っていて立派に実戦投入されています。こればっかりは推測でもなんでもないです。(笑)
 ここまで書いて気になったんですが、アナーキャさんは最初にソ連は戦略爆撃の概念がない、とおっしゃっていました。これは戦略爆撃とはどう違うんでしょう?


[5253] Re:[5252] 違いますね 投稿者:ヒルネスキー 投稿日:2020/08/25(Tue) 23:16  

読み直しました。
彼我のレーダー照準や核兵器の有無の条件の違いも考えてみました(分からないので保留)。
ロシアでの制空権の理解はどんなものかとロシア語のwikipediaでの制空権の項もグーグル翻訳で読んでみました。

空気支配・空中覇権(制空権のロシア語版?)
ttps://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%93%D0%BE%D1%81%D0%BF%D0%BE%D0%B4%D1%81%D1%82%D0%B2%D0%BE_%D0%B2_%D0%B2%D0%BE%D0%B7%D0%B4%D1%83%D1%85%D0%B5

アレクサンドル・ラプチンスキー(ロシア語)
ttps://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%9B%D0%B0%D0%BF%D1%87%D0%B8%D0%BD%D1%81%D0%BA%D0%B8%D0%B9,_%D0%90%D0%BB%D0%B5%D0%BA%D1%81%D0%B0%D0%BD%D0%B4%D1%80_%D0%9D%D0%B8%D0%BA%D0%BE%D0%BB%D0%B0%D0%B5%D0%B2%D0%B8%D1%87

戦闘および作戦における空軍(ロシア語)
ttp://militera.lib.ru/science/lapchinsky_an1/index.html

防空(ロシア語)
ttps://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%9F%D1%80%D0%BE%D1%82%D0%B8%D0%B2%D0%BE%D0%B2%D0%BE%D0%B7%D0%B4%D1%83%D1%88%D0%BD%D0%B0%D1%8F_%D0%BE%D0%B1%D0%BE%D1%80%D0%BE%D0%BD%D0%B0

防空軍(2015〜)(ロシア語)
ttps://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%92%D0%BE%D0%B9%D1%81%D0%BA%D0%B0_%D0%9F%D0%92%D0%9E-%D0%9F%D0%A0%D0%9E


>ソビエト連邦とロシア連邦では、原則として、空中覇権の概念はいかなる種類にも細分化されていません。
>ラプチンスキーによると、絶対的な空気の優位性は一般に達成不可能であり、一時的または局所的な空気の優位性しか達成できません。(空気支配・空中覇権より)

>空軍はその質的および量的成長のおかげで「独立した作戦上の役割」を主張する権利を持っているという見方を擁護する一方で、「戦争の運命」を決定することができる要因として航空を重視していません(戦闘および作戦における空軍より)

>>近代における制空権(air superiority)はそれを発見して以後拡大した
 アメリカ空軍とNATOにおいて明確な定義がなされています。すなわち、

 「作戦展開において陸海空の各軍が地域と時間を任意に選び、
  その時に、敵航空戦力によるあらゆる妨害退けて遂行できるまで、
  一方の航空勢力が他方を支配した航空戦における状態」

 を意味します。


「空中覇権の概念はいかなる種類にも細分化されていません」でとりあえず「(ん?)」となりました(言ってる事が理解できないのでとりあえず保留)。
対空砲火(防空)も敵航空戦力なんでしょうか(ロシア軍の場合は空軍と防空軍(元は陸軍の防空部隊?)に最近分かれたみたいです)、
あとair superiorityの訳語は日本語のwikipediaだと航空優勢だったのでAir supremacyの書き間違いでしょうか……。


[5252] 違いますね 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/08/25(Tue) 19:10  

ヒルネスキーさん、それだとバトルオブブリテン、日本の重慶爆撃、アルデンヌの戦いなどが説明できません。
制空権の概念を、もう一度読み直してください。


[5251] 割り込み失礼します 投稿者:ヒルネスキー 投稿日:2020/08/25(Tue) 12:07  

アメリカ:四発の大型爆撃機を製造できたし実戦に使用したし戦争で勝利する為に戦闘機が守る主な対象がその大型爆撃機だった
ドイツ :四発の大型爆撃機を製造できなかったし実戦に使用しなかったし戦争で勝利する為に戦闘機が守る主な対象がその戦闘機製造システム(石油関連施設・窒素工場・航空機製造工場・発電所・運河・鉄道等々)だった
ソ連  :四発の大型爆撃機を製造できなかったし実戦に使用しなかったし戦争で勝利する為に戦闘機が守る主な対象が最前線で戦っている陸軍の諸兵科連合(歩兵・戦車・砲兵・地上襲撃機・前線滑走路・鉄道・補給用トラック等々)だった

四発の大型爆撃機とその護衛用の長距離戦闘機の両方を開発・大量生産できた+ハロルド・ジョージが(ドゥーエ式戦略爆撃理論+)産業網構造理論を応用してジョージ式?戦略爆撃理論を発見した国が制空権が必要だったし発見し得たという事なのでは。


[5250] 制空権 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/08/25(Tue) 02:14  

なるほど。仰りたいことはほぼ分かりました。ただし、

「実際にソ連が護衛を行なっていたという事実を前面に押し出したかったんですけど
(こっち方が実際に制空権を取っていたというより確実な証拠だから)」

とのことですが、護衛戦闘機の有無では「制空権」の概念存在の証明にはなりません。

近代における制空権(air superiority)はそれを発見して以後拡大した
アメリカ空軍とNATOにおいて明確な定義がなされています。すなわち、

「作戦展開において陸海空の各軍が地域と時間を任意に選び、
その時に、敵航空戦力によるあらゆる妨害退けて遂行できるまで、
一方の航空勢力が他方を支配した航空戦における状態」

を意味します。
これを意識的にやってのけたのがアメリカの戦闘機部隊で(制空権に気が付いた後)、
単なる護衛ではなく出撃の度にドイツ戦闘機と航空基地を徹底的に叩き、
そもそも爆撃機が侵入してもほとんど迎撃機が上がってこない、という状態にまで追い詰めました。
朝鮮戦争でも全く同様でアメリカは完全に任意に航空作戦を展開できるほど半島の空の支配に成功しています。

この点、そこまでの発想がソ連にあったという資料を私は見たことがありません。
それでもソ連には「制空権の概念があった」というご主張を続けられる場合は、
すみませんが推測ではなく、論拠の明示をお願いいたします。

朝鮮戦争に関しては、失礼ながら特に論拠が明示されない、
キンギョさんの推測に基づいた「ご意見」のように見えます。

個人の推測による「意見」に基づいて主張が展開できることを認めると、それは何でもありですから、
申し訳ありませんが、これを受け入れることはできません。



[5249] 無題 投稿者:キンギョ 投稿日:2020/08/25(Tue) 01:16  

 なぜ私が航続距離に注目したか書いてなかったので追記しておきます。
単純に、他の、制空権について認識した国は航続距離の長い戦闘機を作っていたからです。零戦とかP47とか、メッサーにも航続距離増加版があったみたいですね。まあ、おっしゃる通り長距離だけでは理由になりません。
 ただ、制空権を取って爆撃機が安全に攻撃できる戦闘機を作ろうとする以外の理由で航続距離の長い戦闘機をつくることってそんなにないと思ったので制空権の概念と結び付けたのです。


[5248] 無題 投稿者:キンギョ 投稿日:2020/08/25(Tue) 01:02  

私は航続距離の長短だけから制空権の概念があったことを言っているのではありません。
 実際に爆撃機を護衛して、制空権を確保してから攻撃を行なっていた、ということもソ連が制空権の概念を持っていたとする主張のひとつです。航続距離の長短と、実際に護衛を行なっていたという事実をセットで根拠としています。
 ヤコブレフD &DDを「長距離戦闘機」と言い「援護」をつけなかったのはロシア語のグーグル翻訳で出てきた訳をそのまま翻訳を流用したからです。後で捏造とか言われたら嫌だったので。
 まあ実際に護衛として使われたんで、間違いなく「援護戦闘機」だったんでしょうけど。
 ちなみに、Ta-3は明らかに、「長距離援護戦闘機として開発された」と書かれてあったのですが、「援護」をつけて説明しなかった理由は、この飛行機が結局量産に移ることなく実戦にも投入されなかったからです。ですのでわざわざ注目するまでもないと思い、Ta-3のコンセプトについては割愛しました。
 つまり、省略しましたがTa-3はれっきとした援護戦闘機です。
 アメリカよりソ連の方が制空の面で進んでいた。と考えたのは、私がこれを書いていた時、アメリカはP-51登場以前に援護戦闘機を作っていないと考えたからで、実際は開発してたと分かった今では、その主張は取り下げています。
 そもそも私が主張したいのはソ連にも制空権の概念はあったぞ。ということですので制空権の概念がアメリカより濃かろうが薄かろうが(多分薄かったんじゃないかともおもいますが)あまり関係はありません。
 個人的には航続距離のことより、実際にソ連が護衛を行なっていたという事実を前面に押し出したかったんですけど(こっち方が実際に制空権を取っていたというより確実な証拠だから)、根拠としたのが先に紹介したネット上のサイトという100%の信頼が置ける物ではなく、(ネット上には嘘も多いのはご存知でしょ?)疑り深いアナーキャさんのことだからもっと確実な証拠も必要だろうと判断したので、航続距離についてもセットで主張した次第です。
 朝鮮戦争については自分はあんまりよく知らないんでわざわざ言うのもあれですし、付け焼き刃の知識になっちゃうんでツッコミ満載になるんじゃないかと思ったんですけど、やっぱり必要ですかそうですか。
まず理由1
 長距離が飛べるヤコブレフ yak-9D&DDは朝鮮戦争の時はとっくに通用しなくなっていたこと。登場した当初から自軍の主力に遅れを取るような1200phの戦闘機ですから、シーフューリーやマスタング相手にはまず無理です。
理由2
 ヤコブレフ yak-9D&DD以外に爆撃機の援護ができる能力を持つ飛行機がないこと。戦闘爆撃機であるイリューシンIL-10はともかく、国連軍機に通用する性能を持っている戦闘機には、レシプロ機ではヤコブレフ yak-9U&P 、ジェット機ならMiG-15がいたわけですが、このどちらも航続距離が短い。護衛しなきゃいけないのにすることができない。大祖国戦争なら平地を切り開けば飛行場が作って危険な空域でのみ支援する、という使い方ができたかもしれないけど、山岳地帯が多い半島ではそうもいかないでしょう。
理由3
 国連軍はMiG-15が出没する可能性の高いところでの空戦を禁止していたこと。特に中国の国境を超えての空戦は禁止されてたそうですよね。MiG-15の行動半径外なら絶対に護衛できませんし、敵戦闘機の行動半径外ならやりたい放題できる。どこにでも飛行場があるソ連の国土内ならともかく(MiG-15も例に漏れず足腰が頑丈なので荒れ地でも離発着できる)中国の安東飛行場くらいからしか離発着してないんじゃ、その空域は安全でも徹底して交戦を避けられている状態では侵攻戦なんてできません。
理由4
ソ連がアメリカとの関係を悪化を嫌い、「ソビエト側は韓国の領土で戦っていなかった。」ということにしたいがために連合軍の前線から30km〜50km以上離れての空戦を禁止していたこと。敵の本拠地に飛べないんですから、たとえいい感じの場所に飛行場があっても使うことができないわけです。これが最大の決定打ではないかと思いますが。
 とどのつまり、素人の付け焼き刃の推測に過ぎないんですけど、戦闘機の性能から、長距離援護が出来なかった。さらにソビエト側の、朝鮮戦争への参加を隠したい。アメリカとの関係を悪くしたくない、と言う要求から国連の占領地まで飛ばなかった。(国籍章まで北朝鮮仕様にして、言語もロシア語以外で話すように支持していたとのこと)以上が朝鮮戦争中にソ連が制空権を取ろうとしなかった原因ではないかと思います。
 ですので朝鮮戦争でソ連が制空権を取らなかったことは、ソ連が制空権の概念がないことの理由にはなりません。(上の理由が正しければの話だが…)


[5247] いろいろ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/08/24(Mon) 20:54  

すぅさん、あまり生々しい感じなのは避けようかなと、この段階での公開としました。

我が自宅も観光地に近い場所なんですが、上野周辺は公園の人出は戻ったものの、
アメ横周辺はまだちょっと少ない、という感じで意外に差があります。

ついでにネリスに展開してるのはイギリスのタイフーンの飛行隊ぽいですね。
トーネードも飛行隊単位でいるのが見えるので、レッドフラッグ演習前後の撮影か、
あるいは別の訓練で訪れていたのか、どちらかだと思われます。

ついでにネリス、今では完全にラスベガスの市街地に飲み込まれつつあるのに気が付いて驚いてます。


j7wさん、実は殺人狂時代(日本映画の方の)まで観れます(笑)。
デグー、数が増えるといろいろと面白い習性も見られて楽しいです。
いずれこの辺りもご報告をできるかと。


コバァさん、それはまた壮絶な…。
佐藤選手、正直申し上げると、決して凄いドライバーではないのですが、
それでもこれだけの実績を残した以上、日本人最強のドライバーは彼ですね。

失礼ながら戦績からするとオーバルが得意というわけでも無いはずですが、
それでも真夏の8月開催という狂った状況の中の勝利ですからホンモノと認めざるを得ません。

何かインディの走り方みたいなものを掴んだのでしょうね。とりあえず素晴らしい結果だと思います。
ついでに個人的にはこの週末のもてぎにスーパーフォーミュラを見に行く予定を立ててます。
今年はレッドブルが全戦ネット中継するらしいので、こちらも少しは盛り上がるといいかなと期待してます。
ヨーロッパ以外じゃ最高峰のフォーミュラレースですしね。


[5246] 無題 投稿者:コバア 投稿日:2020/08/24(Mon) 20:05  

緊急事態宣言の出るなか普通に出勤しておりました(苦笑)
あの時の電車はガラガラで快適でしたねぇ。
特に夜の新宿駅の小田急は1車両に2人ぐらいで発車待ちしてましたし。
写真を撮る時間も無かったので羨ましいでございます。

佐藤琢磨選手がインディ500で2勝目ですよ。
全盛期が到来したのか、インディアナポリスと相性が良いのか、長距離が実は合ってるのか、はてまたアロンソが決勝で走ると優勝するジンクスなのかわかりませんが(笑)
名誉町田市民の活躍は嬉しい限りです。はい。


[5245] 無題 投稿者:j7w 投稿日:2020/08/24(Mon) 17:32  

「独立愚連隊」確かにスゴい時代に…次なるは「バカが戦車でやって来る」に間違いないです♨️
しかし、いつも拝見いたして頂いてますがデグー一家羨ましい限りです。
家は孫は難しい?かもなんです。
また、続報楽しみに致しております。


[5244] 自粛中 投稿者:すぅ 投稿日:2020/08/24(Mon) 16:40  

なんか今見ると懐かしい感じすらしますね、自粛中の東京。
正直東京は今はよくわからないのですが、観光地ど真ん中な我が家周辺は特に土日はものすごい人手で、普段とあまり変わりはありません…。きちんと交通も麻痺してますし、なんなら海水浴場が無いので、ジェットスキー、サーフィンやウィンドサーフィン、スタンドアップパドル、生身の人間が入り乱れて水面にいるので、いつも以上に事故りそうで怖いです。実質海の家みたいなものも出ていますし…。はぁ。。。
交通が麻痺する観光地ってところ以外は凄く好きな土地なのですが…。。。

そういえば新しい写真なのかどうかしりませんが、Googleマップの上空からの写真だとネリス基地にカナード付きデルタ翼の戦闘機が何機か並んでいるのを気づいてしまいました。


[5243] 制空権と航続距離 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/08/24(Mon) 11:14  

キンギョさんのご主張は、米英の戦闘機と比べて、ソ連の場合は

「Ta-3やヤコブレフ yak-9D&DDは明らかに「長距離戦闘機として開発された」と書かれています。たまたま航続距離が長かったわけではないです」

そこから推論して

「少なくともこの時点では、アメリカやイギリス よりも制空権の概念は濃かったと言っても良いのではないでしょうか。」

でした。

航続距離の長さから制空権の概念の有無を求めている以上、なぜソ連の場合も長い航続距離が制空に繋がると判断したのか、が問題なのです。
なぜ航続距離の長い機体が作られたか、という問題はその制空の概念に対する回答には残念ながらなりませぬ。

アメリカの場合は、これは戦略爆撃のためにイギリスからドイツ本土奥地まで飛んで行き、敵戦闘機を薙ぎ払う必要があったため、
制空権の確保がそのまま航続距離の長さに繋がってます。ソ連は違うよね、というのが私の指摘です。

そして何より、いずれにせよ、朝鮮戦争の体たらくは何だったのか、という問題解決もなされていません。

ちなみにドゥーエの言う制空は現代の航空優勢とは全く別物で(飛び立つ前に全部爆撃で潰してしまえという話)、
ここで論じるような内容ではないですよ。


[5242] 無題 投稿者:キンギョ 投稿日:2020/08/23(Sun) 22:53  

 制空権は敵の航空脅威を排除すること。制空権を取る理由は、味方航空機が攻撃を行いやすくするため。ではないんでしょうか。制空は戦略爆撃をするためにも使いますけど、それ以外の地上攻撃とか対艦攻撃をするためにも使いますよね。ソ連に戦略爆撃の概念がないからと言って制空の必要性がなくなるわけではありません。
 確かに最初に制空の概念を持ち出したドゥーエさんは戦略爆撃の重要性を説いたみたいですが。だからといって制空は戦略爆撃の為だけのものではないですよね。ウィキペディアとかの解説見る限り…。
 ついでに国土が広いから航続距離が必要。というわけではないです。なら、前にもちょくちょく出てきたソ連の主力爆撃機ペトリャコフ pe-2の航続距離が、原設計のvl100 から低下している上に、そもそも双発機として短い1200km程しかないこと。やはり主力のイリューシンIL-2の航続距離もえらく短い650kmほどしかないこと、しかもIL-2には航続距離の増加型がないことの説明がつきません。
 それに、ヤク戦闘機と双璧をなすラボーチキン戦闘機の方にはヤコブレフ ほど極端な航続距離要求がなかったのもどうなんでしょう?
原因として考えられるのは、一番最初に紹介したサイトで「ヤク戦闘機は護衛として使われることが多くラボーチキンの方はそうではなかった。」というようなことが書かれていることです。個人的にはヤク戦闘機は護衛として使われることが多かったから航続距離増加版が作られた、という方がしっくりきます。
 むしろ平地ばっかりな分ちょっと切り開けばいくらでも飛行場が作れる世界ですから航続距離の要求より脚を頑丈につくることのほうを重要視していたようにおもいます。事故の多かったペトリャコフ pe-2も脚は頑丈に作っていたようです。
 広い国土を守らなきゃいけない、という点については、機体を木造化して数を増やすことで対応していました。
 (前のコメントで「アメリカはP-51登場以前に長距離援護戦闘機を開発していませんでしたよね?」自信満々で書きましたが、開発していたみたいですので、すみませんでした。)


[5241] 護衛機 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/08/23(Sun) 11:13  

ソ連の場合、戦略爆撃の概念がないので、戦闘機の航続距離と制空の概念は両立しないように思います。
単に国土が広かったのが問題だったから、にも見えます。


[5240] 無題 投稿者:キンギョ 投稿日:2020/08/23(Sun) 11:09  

すいません。アメリカ機についてはそこまで詳しくないんで間違ってたら申し訳ないんですけど、P-51の登場以前にアメリカは護衛専門の戦闘機を開発してませんでしたよね?従来からある機体に強引に燃料タンクをくっつけて(そのせいで機動力が大幅に落ちた。)長距離援護戦闘機を作ったりしませんでしたよね?もし開発してたら最初からドイツを爆撃するときに援護をつけようとしてたはずですし。
 先に紹介したTa-3やヤコブレフ yak-9D&DDは明らかに「長距離戦闘機として開発された」と書かれています。たまたま航続距離が長かったわけではないです。特にTa-3は1930年代に流行った多目的機というわけではありません。本機は爆弾の搭載ができませんから。
 少なくともこの時点では、アメリカやイギリス よりも制空権の概念は濃かったと言っても良いのではないでしょうか。
 
 朝鮮戦争についてはなんとも…。大戦中は確かに護衛を行なっていましたし、そもそも護衛がなきゃバトルオブブリテンで制空権の概念を知ってるドイツにも勝てるわけありませんから。
 とりあえず朝鮮戦争でのソ連空軍のグダグダっぷりはよくわかりません。大戦後の話はそこまで興味が無いのでよく知らないというのが正直なところですのです。
 とりあえず大戦中は制空権に近い考えがあったのはまちがいないですし、朝鮮戦争では、それがなんらかの理由で軽視されたということではないでしょうか。


[5239] ソ連の戦闘機 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/08/23(Sun) 09:30  

キンギョさん、ご意見ありがとうございます。

ただ、その辺りまででしたら、これまた制空戦闘機という概念が無かったアメリカもやってました。

彼らがこれに気が付くのはドイツ本土の戦略爆撃に行って手痛い被害を受けてからで、
この段階で初めて制空権、というか航空優勢の確保の重要性に彼らは気が付きます。
長い航続距離と高高度性能を持ったP-51がそこにあったのは全くの偶然でした。

イギリスも実情は似たようなもので、アメリカと異なり対策を持たなかった彼らは夜間爆撃に逃げるのです。

その学習の結果、第二次大戦直後の朝鮮戦争において、アメリカは地上戦力と同時に
航空優勢確保のための戦闘機を最初は空母で、後に朝鮮半島本土に送り込み、
この戦争の全期間を通じて、一度も共産党軍側に航空優勢の優位を与えませんでした。

そもそもスターリンはこの戦争に熱心では無かった、という部分もありますが、
それでも航空戦に関してはソ連がその支援を行っていましたから、そのお粗末な対応は
どうも未だに制空権という概念を持ってなかったのでは、という戦いぶりに終始しているのです。

もし第二次大戦中に、制空権の概念にソ連も気がついていたら、
ああいった戦争にはならなかっただろうな、というのが私の考えで、高高度性能だけの話ではありませぬ。


[5238] 第二次世界大戦のソ連の護衛戦闘機について 投稿者:キンギョ 投稿日:2020/08/22(Sat) 23:44  

日米戦闘機性能比べで、ソ連は制空権の重要性に気づいて居なかったんじゃないか?と書かれていますが、気づいていたか可能性の方が高いと思います。爆撃機の援護をかなり重要視していたというパイロットの証言もありますし、実際に援護を行っていた。と言ってる人もいます。(「ヤコブレフ yak-3 護衛」でググって「護衛戦闘機 ヤコブレフ yak-3」と書かれているサイトにあります)
そもそもソ連軍は戦前からタイロフTa-3のような小型の双発護衛戦闘機を開発していますし、大戦が始まってからは試作長距離援護戦闘機ヤコブレフ yak-7D、それを改良してヤコブレフ yak-9を作りました。その後燃料タンクの数を4個に増やして航続距離を1300kmにしたヤコブレフ yak-9D。(注 まともな無線機がなかったので長距離を飛ぶのは危険で燃料を満タンにしての使用は少なかった。 え、じゃあ零戦は?ということには突っ込まない。)
さらに8個に増やして、増槽なしで2300kmという欧州機トップレベルの航続距離を誇るヤコブレフ yak-9DDを作りました。この頃には多少はマシな無線機ができてきたのもあるでしょう。ただし、当時のソ連の主力中距離爆撃機、ペトリャコフ Pe-2やツポレフTu-2の最高速度がかなり早かった(540km/h)ので yak-9DDでは燃料を満載すると遅れをとることも多かったそうです。だからB-17など比較的鈍足の爆撃機の護衛に使われました。 え、じゃあ yak-9DDより遅い零戦はPe-2より速い彗星とか銀河とかに置いてけぼりくらったんじゃ…。ということは言わない方がいいかも。
 ちなみにこのサイトでは高高度性能が良いほど空中戦で有利と書かれていますが、独ソ戦では例外です。当初はMig-1/3のような高高度で有利な戦闘機がいましたが、そのような戦闘機は淘汰されていき、さらにエンジンも低空向きに変わっていきました。(ドイツ側は米英とも戦わにゃならんので低高度へのチューンはやってない。)これは地上戦主体の独ソ戦では作戦高度が低かったためで、いくら高度1万メートルまで登れても、空戦域が5000m以下では宝の持ち腐れです。実際ソ連最優秀戦闘機と呼ばれるヤコブレフ yak-3は高度4000mまでメッサーより優速だったそうです。上で紹介したパイロットの証言でも「最高速はそれほどでもないかもしれないが、加速に優れ戦闘速度はどの戦闘機より早かった。」と書かれています。もし、ソ連機の低い高高度性能を見て、制空権の考えがないと考えたのでしたら、それは誤解だ、と書いておきます。


[5237] デグー 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/08/18(Tue) 19:23  

例文さん、感想どうもです。

動画も撮ってはあるんですが例によってApple さんのidiot OSの対応の問題がやっかいで、
現状、当サイトでは動画は上げていない状況です。
が、もう21世紀にもなって20年たちますし、徐々に対応を考えさせていただきます。


[5236] 無題 投稿者:例文 投稿日:2020/08/18(Tue) 16:12  

デグーちゃんたちみんな天使かな
動画のご撮影は予定されてないのでしょうか?
御手にわちゃわちゃ乗ってくるとこ見たいです


[5235] 再計算 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/08/11(Tue) 10:05  

とくらさん、ご指摘どうもです。確かにシルバーストーン名物セーフティーカー無しの珍しいレースでした。
なので、その点を含めて再計算したのを日記に上げさせてもらってます。

トクさん、単身赴任の孤独から、しばらく荒れてましたが、今では5人の子供に囲まれていい父ちゃんになってます。
ただし紅顔の美少年だったのが、筋肉マッチョお兄ちゃんになっちゃいましたが…
本人にも伝えておきまする。


[5234] F1優勝タイム 投稿者:とくら 投稿日:2020/08/10(Mon) 23:39  

F1第1戦と2戦、4戦と5戦の決勝レース時間の差は、セーフティーカー導入の影響が大きかったのではないでしょうか。
4戦目は結構長時間セーフティーカーが出ていた記憶がありますし、1戦目もセーフティーカー終了直後にライコネンのタイヤが外れたりで結構長かったと思います。

こちらのサイトには、航空機関連の記事が目当てで訪れていたのですが、最近はデグーさんたちの記事が楽しみになってきました。やはりカワイイが最強ですね。
自分と名前の似ているトクさんが私の推しデグーです。


[5233] 良い例 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/08/08(Sat) 11:25  

意外なほど良いタイミングで、集団統制用OODAループの典型的なダメな例がある国の防衛組織から出て来ました(笑)。

https://bunshun.jp/articles/-/39533


[5232] Oodaループ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/08/07(Fri) 05:15  

正直、日本語によるoodaループ解説には興味が湧かない、というのが現状ですね…


[5231] ジョンボイド 投稿者:うどん 投稿日:2020/08/06(Thu) 22:23  

紙パルプ技術協会の紙パ技協誌という業界誌最新号に、ジョンボイドとOODAループを少々語るコラム発見しました。主題は孫子の紹介なのですが。ネットで読めないけど後で技術論文のサイトにアップされるかも。アナーキャ様、業界から熱い視線を浴びるかもしれません〜


[5230] SSD 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/08/04(Tue) 18:03  

確かに静穏化はいいですね。それも含めて稼働部品が無い、というのは個人的には好きな部分です。


[5229] 無題 投稿者:テツオ 投稿日:2020/08/04(Tue) 15:38  

SSDはPCゲームをしない方なら高速化の恩恵は感じ辛いですね。
でも一度SSDの静音性に慣れるとHDDには戻れない!ぐらいだと個人的には思ってるので、良い買い物だと思います。
近年はHDDより堅牢とまで言われてますし。


[5228] 五月の目白 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/08/02(Sun) 09:12  

まさふとさん、そんな所まで見てる人がいる、は想定外でした(笑)。

ご指摘の通り、5月の目白駅で撮影したものです。現地で見たときは花とは気が付かず、
例によって山手線の新車両だから表示がバグってるんだろうと思っておりました。

バレたついで書いてしまえば背景のボケも画像処理ソフトによるもの、邪魔な看板とかも消してしまってるので、
実際に現地に行くとちょっと風景が異なります。


[5227] トップの画像 投稿者:まさふと 投稿日:2020/08/02(Sun) 01:54  

アナーキャさん
サイトのトップの画像ですが、山手線の行先表示の部分に花の画像が出ており、
「へー。こんな画像が出るんだ」と調べてみたら、コレ月替わりで、アヤメの花は5月のみだそう。
「夏よ眠れ」のフレーズと見事な晴れですが、まだ夏じゃないんだ・・・なんて下らない事を思ってしまいましたw


[5226] 単行本特典 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/07/31(Fri) 12:40  

ある程度予測してましたが(笑)、単行本特典の申し込みが結構な数で来ており、一部、返信が遅れております。
もし申し込みから48時間以上経っても届いてない、という場合はお手数ですがメールでの連絡か、こちらに書き込みをお願いします。

とりあえず7月1日午前10時までを受け付け締め切りとします。
多数のご応募と購入、ありがとうございました。
おかげで向こう数年分のデグーのエサ代を確保できました(笑)。


[5225] とりあえず 投稿者:アナーキャ 投稿日:2020/07/31(Fri) 08:16  

うどんさん、あまりお気になさらず。
ただ、今後少しご注意いただけると幸いです。


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