P51の話で、イギリスの戦闘機の20ミリ翼内搭載の話が出てましたが、あんな妙な取り付けになっているのは、イギリス軍の20ミリがイスパノ・スイザHS.404だからで、
・HS.404は元々モーターカノン機関砲だったのを、そのまま翼内搭載にしてるので、そもそもサイズ的に戦闘機の翼に収まらなくて、銃身が大きく外部に突き出さざるを得ない。
・モーターカノン機関砲として開発されたので、銃口直後にマウントポイントがあり、翼内搭載の場合は翼から銃口近くまで構造物を伸ばして支える必要がある。
というので、あんな妙な搭載方法になってます。
詳細はリンク先のtogetterまとめをご参考ください。取付構造図もあります。
しかし、まとめにもありますが、ベルトリンク式HS.404はフランス敗北寸前にイギリスがフランスから試作品を回収して、それを元に実用化したものなんで、色々と不具合あっても根本的な解決は難しかったようです。https://togetter.com/li/1119064