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[2979] お出かけ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2015/08/15(Sat) 19:49  

サンディエゴに行かれましたか。
皆さん、いろいろお出かけしていて羨ましい。
私は現状7割くらいの確率で、どこにも行けない可能性が高まってます…

空母の場合、あの人数をあの床面積に押し込むとなると、半分は常に寝た状態で
一定空間に押し込んでおくしかないかなあ、という気がします。

HTMSメークロンはいろいろ手が入ってしまってますが、それでもああ、日本の軍艦てこうなのか、
という部分がいろいろあるので、機会があるなら一度訪問してみる価値はあると思います。
交通手段は、いろいろと大変な部分がありますが…


[2978] USSミッドウェイの三段ベッドを 投稿者:BritishPhantom 投稿日:2015/08/15(Sat) 00:39  

見学しましたが、なかなか狭くて厳しそうでした。将校でようやく二段ベッド・・
やっぱり空母は飛行機を運び飛ばすフネで、人は残りの場所に住まうという印象を持ちました。

戦後の米空母でアレだったら、日本海軍の空母が現存していたらどんな感じなのかと思います。ちょうど赤城を作っている最中でして。
タイのメイクロン号の記事、とても興味深く拝見しました。


[2977] フォロー 投稿者:アナーキャ 投稿日:2015/08/14(Fri) 22:47  

がやさん、初めましてでしょかね。
4隻全部となるとアメリカ横断ですから、すごいですね。うらやましい…

ただし、くさのさんも、USSホーネットのご近所さんでして、
実際にベッドに寝て、あの中を見学した上で、あの感想を述べられています。
(USSイントレピッドも見てたはず)
以前お話した時、問題になったのは人口密度で、艦の床面積で人数(2600人以上)を割ったら、
どこ見てもこれは人だらけだったろう、という結論が出たのです。
どうも半端ではないストレスがあったんじゃないか、という事ですね。
この点は戦艦も同じなんですが、こっちは艦上構造物が使えますから、まだマシだったと思われます。



[2976] 空母の居住性について 投稿者:がや 投稿日:2015/08/14(Fri) 16:00  

くさのさんへ
つい最近、現存するエセックス級4隻を見て回りました。
私個人の感想ですが、あの艦では生活面や娯楽面の設備がとても充実していたように感じます。

まず生活面ですが、ランドリーが各所に設けられていたこと、シャワーがある程度使えたことから衛生面は問題なかったと思われます。ベッドにもこっそり寝転んでみましたが、思いの外ふかふかで寝心地はけっして悪くはなかったです。
食事は各人の嗜好に合わせられるように数種類準備されており、それを学校給食のように受け取っていく方式でした。タルトやプディングまで食べられたのですから驚きです。
また、コカコーラやアイスクリームの配給所が一般兵にも開放されており、酒保の充実とあいまって甘味には不自由しなかったと思います。

次に娯楽面ですが、制海権・制空権ともに確保されたあとに活躍したエセックス級では、作戦航海中でもリラックスできる時間が多かったように思われます。
エレベーターを格納庫甲板まで降ろし、そこをステージのようにしてバンド演奏をしたり、バスケの試合をしたり、ボクシング大会を開催したり。艦載機に爆装している真横で映画鑑賞をしている写真までありました。
赤道を越える際にプチ祭りが行われたり、有名俳優が慰問に訪れることも多かったそう。

アメリカ海軍は乗組員の士気を上げるのに尽力しまくっていたように感じましたね。艦内環境は大和以上だったのかも?



[2975] いろいろ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2015/08/13(Thu) 23:37  

すぅさん、アメリカの軍の場合、こりゃ勝てる戦争だわ、
という計算があっさり成り立った上でやってるので、
そこら辺り、さっさと勝つにはどうするか、というのが明確ですね。
日本の場合、困ったことに軍人なのに頭が良かったりすると、どう考えても勝てないどころか、
そもそも戦争の終わりが見えないのが判ってしまうので絶望するしかなく、
そこら辺りの心理面もあったかもしれません。

くさのさん、五十六ちゃんが明らかに軍人としての一線を越えてた、
という部分はその通りだと思いますが、マッカサーもまた同じレベルのことをやってるように思います。
前世の因縁レベルで、どこか似てるんですよ、この二人(笑)。
朝鮮戦争のマッカーサーの場合、解任されるまでの間10ヶ月、やりたい放題でした。
特に最もやってはいけないと指示されていた中国共産党軍の介入を招き、
そこからアメリカ軍が崩壊し、戦略云々以前に全てを失う一歩手前まで、
アメリカの統合参謀本部も、大統領すらも、彼を止められなかったのです。
しかもマッカーサーは自分は何をやっても許されると本気で考えていたフシがあり、
解任直後には相当なショックを受けて驚愕しています。
少なくとも軍人は命令を守るものだ、なんて思考はフィリピンに来た後では、
あの男は微塵も持っていませんでしたし、その暴走をゆるす状況がアメリカにはありました。
ここら辺りは、アイゼンハワーが戦後、いくつか興味深いコメントを残してますね。

アメリカの空母の活動期間は意外に謎でして、今記事を書いていてもよくわからない部分があります。
当時の航海記録を見ても、なぜか出航日って書いて無いことが多いんですよ。
1942年の段階で、少なくとも完全にはっきりしてるのは東京空襲の時のUSSホーネットくらいで、
これは4月2日にアラメダを出て、25日に真珠湾に到着してるのですが、
これがどうも当時の平均的な活動期間にも見えます。
ただ珊瑚海海戦の時のUSSヨークタウンはすでに1ヶ月ちかく真珠湾に帰ってなかった、という話もあり、
さらにはエセックスシスターズ デビュー後の事情となると、全くわからないのです(笑)…
ただ以前、CV-12ホーネット博物館でもらったパンフレットとかを見ると、
エセックス シスターズ4号として生まれ変わった後は、1944年の3月4日から5月29日まで作戦行動にあった、
とされますから、これが事実なら、確かにスゴイ話なんですが…
ただ記述がえらく簡単で、その間、一度も真珠湾によってないのか、というとどうも判らないです。


[2974] 空母の居住性 投稿者:くさの 投稿日:2015/08/13(Thu) 12:24  

話は変わりますが、アメリカの空母ってなんであんな長期間連続して行動できるんで
しょうね。燃料・弾薬・食料等は補給艦があれば良いですが、問題は乗組員です。似
たような大きさのエセックス級は乗員3000人以上、大鳳は2000人なんで、居住空
間が米国空母の方が特に充実しているとも思えないのですが。


[2973] どこで逆らうか 投稿者:くさの 投稿日:2015/08/13(Thu) 11:59  

マッカーサーは対日戦略でニミッツに対抗しますが、結局は大統領は同時並行戦
略を認めています。もちろん、個人的には超問題ありで、かつ米国だから出来た
贅沢な戦略ではありますが、一応国家戦略としての合意は得ています。朝鮮戦
争でどうしようもなくなった時点で解任されていますしね。

グーデリアンやロンメルも西方電撃戦では戦術レベルでは命令無視しています
が、それでもダンケルクの前では止まっています。戦術レベルでのイニチアチブと
いうのは程度の差こそあれ認められているわけです。

パットンのことは良く知りませんが、インド洋の場合は現場で作戦を変えたとかいう
レベルではなく、「対英米蘭蒋戦争終末促進に関する腹案」にあった「豪州・印
度に対して戦略及び通商破壊等の手段により、イギリス本国との連鎖を遮断して
その離反を策す」を無視しちゃっているというのがより悪質な気がします。当然、
ドイツは激怒するのですが、潜水艦派遣でお茶濁しちゃってますしね。


[2972] 軍人さん 投稿者:すぅ 投稿日:2015/08/13(Thu) 08:08  

が、
>基本的に少しアタマがおかしい位の人間の方が出世しちゃう(笑)のは非常に納得ですね。
それと、
>結局、南方資源は欲しい、中国から撤退もしたくない、だから戦争を始めるしかない、でも後は知らん、というのが言外に感じられる
というところも私もよく感じています。これはまさにその通りだと思います。が、だからと言って勝利条件があまりにもざっくりしすぎていて、その辺の無計画さは戦争をおっぱじめるにあたってどうなんだ?とかなり懐疑的な気持ちが。

それと米軍の軍人さん達は暴走しても「日本が血ヘド吐いて泣いて謝るまで殴るのをやめない」ところは遵守している様に見えるのですが、日本の軍人さんたちは最初のところを骨抜きにしてしまって、簡単に手段と目的が入れ替わってしまう(入れ替えてしまう)という暴走をしているのがなんだかなぁ…と思う訳です。
もっとも今更言ってもしょうがないんですが(笑)


[2971] 修正 投稿者:アナーキャ 投稿日:2015/08/12(Wed) 18:20  

Firefoxブラウザだと、一部の表の表示が変になる、
という指摘をもらったので、修正しておきました。
これでおそらく大丈夫…のはず。


[2970] 日本の場合 投稿者:アナーキャ 投稿日:2015/08/12(Wed) 12:45  

一般企業の傾向は私にはわからないのですが、
アメリカ軍に関して言うなら、連中も上の言うことを結構、無視してたりします(笑)。

例えば、さんざん干されて、ようやくノルマンディから1ヵ月後に戦線復帰したパットンは、
何度も停止命令を破った上に、モントゴメリ嫌いのブラッドリーを巻き込んで、
元後輩で現上司のアイゼンハワーに対して事あるごとに楯突いて、彼を半ノイローゼにしてしまってます。
(モントゴメリーの政治的な活動によるストレスもあったと思うが)

最たる例はマッカーサーで、第二次大戦中から自説をゆずらず、
朝鮮戦争の時は、本国からの命令を無視した挙句に、わざわざ記者会見を開いて、
大統領と統合参謀本部を挑発するような事までやってます。
(その結果、補給線が散々伸びた状態の所を中共軍に襲われてアメリカ軍史上最悪の敗北を招く)
ここら辺り、五十六ちゃんを3倍くらいタチ悪くしたのがマッカーサーとも言えます(笑)。

確かに日本の場合、真珠湾帰りにミッドウェイ攻撃命令を無視した草鹿参謀長とか、
おっしゃる通り大本営海軍部の命令に対しあまり熱心に取り組んでない五十六ちゃんとかが居ますが、
基本的に少しアタマがおかしい位の人間の方が出世しちゃう(笑)軍人にはよくある傾向のように見えます。
ドイツもグデーリアン、ロンメルという暴走将軍が居ましたし、イギリスのモントゴメリーも
チャーチルの要望を何度も無視してますから(意外なことに文句をいいながらもアイゼンハワーの言うことは聞いてる)、
例外はすぐ銃殺になっちゃうソ連くらいではないでしょうか。

「英の屈服を図り米の継戦意思を喪失せしむる」が、他に選択肢が無かった、というのは事実ですが、
少なくとも自国の倍以上の国力を持った相手に戦争を仕掛けるに当たり、
勝利条件として設定するには、妥当とは言いかねる気がします。
実際問題として、日本の力でイギリスを屈服させるのは事実上不可能であり、これは一国の軍の方針としては褒められたものではないでしょう。
そもそも、この段階でドイツがイギリス相手にヤル気なくしてるのは、
解読済みの日本の暗号でバンバンドイツの秘密を
打電してくれる人としてアメリカ軍に大人気だった(笑)
ドイツ駐在武官の大島から情報が入っていたわけですから。

結局、南方資源は欲しい、中国から撤退もしたくない、だから戦争を始めるしかない、でも後は知らん、
というのが言外に感じられる、と思うわけです。
国を滅ぼすくらいなら、南方資源も中国も捨ててしまいな、と思ったりするのですが、
それができないのが軍人のプライドなんだろうな、というのが個人の感想です。

五十六ちゃんの大暴走、というのがあの戦争の前半戦なのは事実ですが、
その上に居た大本営海軍部も似た様なものではないか、という感じですね。



[2969] 日本式 投稿者:すぅ 投稿日:2015/08/12(Wed) 08:41  

個人的には草野さんのおっしゃる
>日本支社を相手にしてると、一旦合意してもちゃんとやらない、文句ばかり言うという傾向が見られます。だったら同意するなよと思うのですが。
>あんとき
は合意したけど、俺は納得していないからこっちやる、とい
うのは米国だったら許されないでしょうね。
というところに非常に納得がいきます。
言語の問題よりも、「誰かが損するような決定は自分の責任ではしたくない」ところが日本にはあるんじゃないかなぁと想像します。
損をした人から徹底的に恨まれますし、場合によってはそれで失脚したりもしちゃうのが日本の人間関係の力学の様に感じます。そういう意味では徹底した門閥政治、官僚制がしみついているのだなぁと。。。そういうのって最終的には誰も得しないのですが、目先で「損はしない」というところがありますからね。そうなってしまうのも一定の理解はできるのですが。
とはいえ、強力なリーダーシップを発揮する+決まったことには従うという形は各々の責任範囲が明確に決まるので、いろいろやりやすいとは思うのです。まぁリーダーがちょっと駄目な方向走っちゃうと修正が難しいとも思いますが。。。


[2968] 英の屈服を図り米の継戦意思を喪失せしむる 投稿者:くさの 投稿日:2015/08/12(Wed) 04:12  

私は米国の米国企業で働いているますが、日本人との大きな
違いは「決まったことには従う」ことですね。日本支社を相
手にしてると、一旦合意してもちゃんとやらない、文句ばか
り言うという傾向が見られます。だったら同意するなよと思
うのですが。

「英の屈服を図り米の継戦意思を喪失せしむる」というの
は、他力本願ではありますが、当時としては妥当だったと思
います。陸軍省は海戦直前まで対米戦は回避可能と考えてい
たのですが、多分当時の米国の世論等は「戦争反対」であ
り、かつ共産主義のソ連よりはナチがマシといった雰囲気が
あったと思います。実際にはルーズベルトはドイツを不倶戴
天の敵と考えていたわけですが、当時のインテリジェンスで
はそこまで把握できなかったんでしょうね。

で、「英の屈服を図る」ために実施されたのが海軍のインド
洋作戦ですが、陸軍(参謀本部)は対ソ戦に色気を見せてセ
イロン攻略を拒否するし、海軍は本気で英国機動部隊を探さ
ないし、通商破壊も本気でやらないと、全く当初の目的達成
を図っていません。ポール・ケネディはインド洋作戦を真面
目にやっていたら、チャーチル退陣とか結構な影響があった
のではないかと考えています。

確かに「対英米蘭蒋戦争終末促進に関する腹案」では「凡有
手段を尽して適時米海軍主力を誘致し之を撃滅するに勉む」
とありますが、これはあくまで手段に過ぎなかったのです
が、誰かさんがこれを主目的として、東に進んじゃうのです
ね。「敵艦隊の撃破により米の継戦意思を喪失せしむる」の
が現時的と考えるならそれを事前に主張すべきで、あんとき
は合意したけど、俺は納得していないからこっちやる、とい
うのは米国だったら許されないでしょうね。



[2967] 日本式 投稿者:アナーキャ 投稿日:2015/08/11(Tue) 23:51  

第二次大戦のアメリカの場合、強力な大統領権限があり(ベトナム戦争後の大統領とは権力のケタが違う)
友達にはなりたくないし、できれば関わりにもなりたくないんだけど、
間違いなく優秀でさらに人の才能を見抜くという稀有な才能を持っていたルーズベルトがその大統領だった、
というのが大きいように思っております。

日本式説明の場合、言語が原因かなあ、と最近は思ってたりします(笑)。
長い話になるし、内容も無いので、細かい部分ははしょりますが、
主語+動詞で全てを明確に定義するインド・ヨーロッパ系の思考は
そこら辺りがあいまいなアルタイ系とは異なる気がしてます。
ただ、それじゃあアルタイ系の始祖に近い、
モンゴル帝国の果断ぶりが説明が付かなくなってしまうのですが…



[2966] 無計画 投稿者:すぅ 投稿日:2015/08/11(Tue) 11:53  

日本軍が無計画なのは今の日本にもそのまま生きてますよね、残念ながら。
○○計画みたいなかっこいいお題目を作るのは得意でも、それをどのように具現化するか、という計画性については本当にからっきし何も書かれてないことが多い気がします。大体においてその下に具現化のための施策みたいなのがあるのですが、そこにも見える化するとかよくわからんことが書いてあって、その下に…という無限ループがあります。その上、それぞれの施策を策定するための会議みたいなのが延々とあって…という。
なので、こんな感じなんだよ、というのを肌で感じて空気読んで、みたいな変なことが多いのが日本(特にお役所系)にありがちなことな気がします。状況の変化に応じて臨機応変な対応ができるように、なんでもできるようにふわっとした傘にしておくと言えば聞こえは良いのですが…。
何か目的があって、そのために必要なものがこれくらいで、だからこれくらいお金と人が必要、と定量的に出した計画が作れてないんですよね。USAはその辺のところが逆にめちゃくちゃ上手な印象ですが、じゃあなんで?と聞かれても私はわかりません。下手な民族論で片付くものじゃないですし。

そんなこんなで一番無計画なコメントしている私だな、と(笑)


[2965] ちょっと違う 投稿者:アナーキャ 投稿日:2015/08/10(Mon) 23:16  

ああそういった意味ではないのです(笑)。
空間把握の話は、いつか機会があればキチンと説明します。


[2964] 空間把握能力 投稿者:ヒルネスキー 投稿日:2015/08/10(Mon) 22:36  

網膜像ではなく知覚像で描いてるとかセザンヌに似てるとかありますが……セザンヌの絵の画像を見てみても分かりませんでした。
http://web.archive.org/web/20090402020421/http://www.ntv.co.jp/FERC/research/20011021/r073.html

この回を見た記憶がありますが、エボシがもののけ姫と刃を交える直前のシーンで
エボシの後ろに控えている男達を大きく描く事で、視聴者の感覚にとって
自然に見える様になるというのは理解出来ましたし確かにその方がより自然だった事を覚えています。
その後にテレビで見たゴジラの映画でモスラが東京上空で円周状に飛んでいる時に
“ああ、こういう事か”
とも。


[2963] お返事 投稿者:アナーキャ 投稿日:2015/08/09(Sun) 21:11  

とむらさん、なんらかの参考になったのなら幸いです。
日本で知られてない、という意味ではそうかもしれません。
ただスローンはアメリカではブランド商法を始めた人、
そして辣腕経営者として、結構有名ですし、
ハロルド・ジョージも戦略爆撃ではなく、戦中に世界的な
航空輸送網を築いた人としては、最低限の知名度はありますね。

アメリカ人の場合マニュアル化のうまさ、というのがあり、
そこにとにかく適切な人材を引っ張ってくる、という部分があります。
(後者軍隊内では必ずしも、ではないが)
ここら辺りが当時のアメリカの強さかなあ、と思っております。



[2962] 夏休まんと欲すれば 投稿者:とむら 投稿日:2015/08/09(Sun) 09:54  

アナーキャさん、お返事有り難うございます。

紹介して下さった文献は早速読もうと思います。
ハンセルさんのレポートも私の英語力で理解できるか怪しいですが、翻訳サービスの力を借りて読んでみます。

それにしても、
ロイド・ジョージやジョン・ボイド、ビル・ヌードセンにアルフレッド・スローンなどの重要人物が低知名度っていうのは、
歴史に埋もれている重大人物がもっといるってことなんでしょうかね
それとも、システムや組織づくりが上手いアメリカ独自の特徴なんでしょうかね

昔に行くほど単純で、有名人=歴史を変えた人 という傾向が強そうですけど・・・




[2961] 夏休みの決意 投稿者:アナーキャ 投稿日:2015/08/08(Sat) 16:49  

とむらさん、感想どうもです。

マーリンのネガティブG対策の歴史は大筋でその通りですが、
あの50円玉みたいな装置をどう使っていたのか、実は私もよく理解してない(涙)上に、
実はあまり深く調べたこともありませぬ。
構造からして、コクピットからの操作などはできなかったと思いますが、詳細は不明とさせてください…
当然、他のエンジンのネガティブG対策もよく調べたことがないので、回答は控えさせてくださいませ。

モノの考え方については、済みませんがなんともいえませぬ。
世の中にはスゴイ人がいるものだ、と何度か驚いてそのたびに影響を受けてるはずですが、
具体的にあげて行くと、ものすごい数になってしまうので…

代わりに具体的な資料を少しあげておくと、大量生産の話ならハルバースタムの「覇者の驕り」、
1974年のアメリカ議会に提出された報告書の邦訳「クルマが鉄道を滅ぼした」
などが興味深い内容だと思います。

戦略爆撃に関しては、アメリカ空軍博物館の展示を見ながら、
自分なりに頭の中でいろいろまとめて行ってみたら、ああ、そういう事だったかと気がついたものです。
この辺り、参考にできる日本語の資料はちょっと無いのですが、ハンセルの優れたレポート、
The Strategic Air War Against Germany and Japan
がネット上で公開されてますので、一読をお勧めします。
アメリカの戦略爆撃についての基本的な部分は、これで全て語られてると思われる内容です。

以上、なんか中途半端で申し訳ないですが、回答までに。


あいろさん、その銃弾がドゥーリトルの東京空襲の時、
B25から撃たれたものだと確実に証明する方法があるなら、おっしゃる通りでしょう。


[2960] Re:[2958] 夏休みにおける個人の自由 投稿者:あいろ 投稿日:2015/08/08(Sat) 13:51  

> ある人物の評価をどうするか、は個人の自由ですね。
> あいろさんがそう考えるなら、それでいいでしょう。
> 申し訳ありませんが、私はこの点について特に言うことはないですし、
> 正直なところ、あいろさん個人の考えについて何の興味もありません。
>
> ドゥリトルの東京爆撃については、多くの参加者が、重量軽減のため、
> 全ての機銃を外して、飛び立った、と証言しています。
> 銃撃があった、と断言するなら、これを覆す証拠、少なくとも銃器が確認できるような写真等の提示をお願いします。
> 〜みたいですよ、ではなんだってありになってしまいます(笑)。

機銃弾は小学生の頃葛飾の水元にある保存館にいき、実物を見ました

あとフランクスの意見はあくまで一個人の戯言なのであしからず


[2959] はじめまして 投稿者:とむら 投稿日:2015/08/08(Sat) 13:17  

ボイドさんの記事からたどり着いて、色々勉強させてもらいした。
米空軍の歴史や艦砲とレーダーの歴史、大量生産とWW2など、
今まで読んだ書籍になかった視点からのお話(今思うとなんで本に書いてないのか不思議ですが)
とても参考になります。
これからも楽しみにしております。

ところで質問が幾つかあるので、差し支えなければ教えてください。

・スピットファイアのマイナスG時のフロートキャブレターの不具合について
単純な仕掛けで解決とあったので、少し調べたんですが、

ティリィ・シリングさんが応急的に金属の輪っかを付けて、戦闘機動時に一定燃料噴射モード(2段階)を可能にした
で、そのあとちゃんとマイナスG対応キャブレターを開発した(仕組みはよくわかりませんでした)
という理解しか出来なかったんですが、合ってますかね?

あとこのティリィさん方式ってパイロットが操作してモードチェンジしてたのか、
マイナスGがかかると自動でそうなったのか どっちなんでしょうか?

日本の栄エンジンはこの問題を解決してたようですが(例によって私には理解不能でしたが)
アメリカのP&Wとかライトとかはどうしてたかご存じですかね?


・米空軍が戦略爆撃に狂っていった話や大量生産と戦争などの視点について
断片化されたそれぞれの情報は知っていましたが、それらの情報を上手くつなげて語られた場はこのサイトが初めてでした
誰も言っていないから、色々なお話を連載されていらっしゃると思っているのですが、
アナーキャさんがモノの考え方や情報の扱い方という面でベースになった書籍や文献があれば教えていただけないでしょうか?

やっぱり、それなりの人生経験と地道な読書が秘訣なんでしょうか(笑)


[2958] 夏休みにおける個人の自由 投稿者:アナーキャ 投稿日:2015/08/08(Sat) 12:57  

ある人物の評価をどうするか、は個人の自由ですね。
あいろさんがそう考えるなら、それでいいでしょう。
申し訳ありませんが、私はこの点について特に言うことはないですし、
正直なところ、あいろさん個人の考えについて何の興味もありません。

ドゥリトルの東京爆撃については、多くの参加者が、重量軽減のため、
全ての機銃を外して、飛び立った、と証言しています。
銃撃があった、と断言するなら、これを覆す証拠、少なくとも銃器が確認できるような写真等の提示をお願いします。
〜みたいですよ、ではなんだってありになってしまいます(笑)。


[2957] 追記の追記 投稿者:あいろ 投稿日:2015/08/08(Sat) 12:46  

最後に一つ

ドゥリトル空襲で機銃弾は確かに撃たれたみたいですよ。

どのコラムかは忘れましたが一応追記しました



何度も何度もみません。


[2956] 追記 投稿者:あいろ 投稿日:2015/08/08(Sat) 12:39  

あとフランスの部隊はやる気がないと言うよりは(政治レベルでは何とも言えませんが)砂漠特有の砂車両のタイヤがやられるのを避けるのが目的だそうです(おフランス軍の部隊は高速なのは良いけど砂に弱い脆弱な編制を組んでた、って言うのはいかにもフランスらしいですね)

http://majo44.sakura.ne.jp/planes/F22/tytle06.html


[2955] フランクスさんの評価 投稿者:あいろ 投稿日:2015/08/08(Sat) 12:32  

ちょっとフランクスさんの評価酷すぎませんか?

彼の湾岸戦争の戦歴を見る限り機甲師団使い方を明らかに理解しています。
更に共和国親衛隊の戦車師団等の包囲殲滅の失敗は現場の考えを無視したり、第七軍団の弱点とも言える方向転換の難しさを知らないシュワルツコフにも責任は有るでしょうに。

第七軍団と言う巨体をあれほどの速度で動かせたなら十分なあ評価が与えられるべきです


包囲殲滅の失敗だって、結局上層部の政治的意図だとか、正確な敵情を掴めなかったりしたのも大きな原因でしょう




今自分たちがこうしておちついて、イラク側の軍隊を状況が分かっているからこそ無能扱いされることが多いフランクスですが、当時の状況を勘案すれば充分以上の働きをしたと思います。

http://majo44.sakura.ne.jp/planes/F22/tytle06.html


[2954] いろいろ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2015/08/07(Fri) 00:11  

すぅさん、亀の場合、いわゆる“爬虫類の目”とはちょっと違うんですよね。
ジュラシックパークの連中もみんな亀の遺伝子入れときゃいいのにと思ったりしております。

ささきさん、アメリカ軍も意外に人命軽視と言うか、スカポンタンな作戦指導が多いんですよね。
連中が戦争に勝てたのは、結局チョーエラい人のルーズベルトと、
結構エライ人のマーシャルが人類離れしたカンと指導力をもってただけでないか、
と最近は思ってたりもします。

3日休めるのと、連日連戦というのは疲労回復に相当な差がありそうで、
ここら辺りが生きて帰れるかの大きな境目にはなりそうですね。



[2953] P−51 投稿者:ささき 投稿日:2015/08/06(Thu) 15:15  

海軍の護衛なんか受けたら陸軍の面子がすたるとか、陸軍が「硫黄島の飛行場欲しい(ボソッ)」と
言ったがために海兵隊にあれだけの犠牲を出した以上、B-29の不時着場という以上の
積極的活用をみせないと面子が立たなかったとか・・・
まぁ、なんかロクでもない理由で「やらなきゃいけなかった」作戦だったんだと
思います、硫黄島からのP−51による本土空襲。

日本側は誘導機の存在に気付いていたのかなぁ…。
単発機があんな長距離を飛んできている以上、何らかの航法サポートがあることは
推測していたでしょうが、その大元を落とせばあわよくばP−51数十機を
海の藻屑にできるとまでは気付かなかったのか、気付いていても手出しする余力が
なかったのか…。

休暇はいかにも米軍らしいですが、硫黄島で休暇貰ってもゴロ寝くらいしか
やることはなかったかもしれません。
もちろん、ラバウルで文字通り使い潰された日本の零戦乗りよりは遥かに恵まれた
待遇ではありますが。


[2952] 投稿者:すぅ 投稿日:2015/08/06(Thu) 11:59  

亀さんはかなり視覚に頼って餌を探し、しかも動いていないものでも見えているのがアイコンタクトや手から餌をあげられる理由でしょう。他の爬虫類が嗅覚・聴覚・熱感知などで餌を探すのとの違いかと思います。いずれにせよ、爬虫類離れした連中なのは間違いなく、仲良くできる種類が多い気がします。


水平爆撃もやるのはそういう理由がありましたか…。
確かに魚雷じゃ基地を爆撃できないですもんね。。。


[2951] いろいろ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2015/08/05(Wed) 20:03  

すぅさん、そういや有栖川宮記念公園にも池と川はありますね。
図書館の印象が強かったのですが、確かに公園側は夜中でも進入可能でした。

亀、人の手からエサを食べるんですよね。
アイコンタクトもなんとなく成立してる感じなんですが、
なるほど、食事のリズムが似てるというのは、あるかも知れませぬ。

単発機の水平爆撃についてなら、日本の場合真珠湾で魚雷が当たらない位置に居る戦艦、
つまり並列駐車してる内側の戦艦を攻撃するためにこれを採用、
なんとなく(笑)うまく行ってしまったから…という部分があるのかもしれません。
ただし、艦攻に爆弾積んで水平爆撃をやらせてるのは、基本的に基地攻撃、
あるいは停泊艦艇が目標の時ばかりで、空母決戦の珊瑚海海戦、ミッドウェイ海戦では、
常に艦攻には魚雷を積んで出撃させてます。
それ以外の海戦は調べてないので、何とも言えませんが…

ささきさん、情報どうもです。
ちゃんと調べればあるものですね(笑)。
確かに、あまり意味の無いムチャなんですよね、この作戦。
沿岸部に居た海軍の空母に任せればいいだけなのに。

東京湾上空で、敵の先導機が電波撒き散らしながら待機してるとか、日本の防空システムって(涙)…
やはり相当しんどい任務だったようですが、3日休めたのが日本のラバウルとの違いなのでしょうね。


[2950] 超長距離航法 投稿者:ささき 投稿日:2015/08/05(Wed) 14:09  

Very Long Range (VLR)ミッションと呼ばれた硫黄島からのP-51本土攻撃、
帰還誘導には2機×3編隊のB-29が時間差のローテーションを組んで東京湾上空を
誘導電波を出しながら旋回、P-51は計器版上の電波誘導計で補足して
合流し連れ帰ってもらう、という手順だったようです。

帰還時は燃料節約のため混合比を過薄に設定、燃焼温度が高くなって
排気温や水温がレッドゾーンに入っても気にしない、戻ってきた機体は
エンジンを降ろして徹底分解(排気バルブの数本が焼損しているのは普通
だったとか)、パイロットは整備員に引っ張り出して貰わなければ
コクピットから出られないほど疲弊し、3日の休暇が貰えたそうです。

殆ど姿の見えない日本戦闘機や対空砲よりも天候が最大の敵で、梅雨前線を
強行突破して行われた45年6月1日の作戦では148機出撃中27機が損失、
米軍の捜索救助能力をもってしても3人しか救助できず24名が行方不明
(事実上の戦死)で「暗黒の金曜日」と呼ばれたそうです。

アメリカさんもけっこうムチャしてますね…。

ttp://www.506thfightergroup.org/mustangsofiwo.asp


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