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2098
]
進数と情報効率
投稿者:
ささき
投稿日:2014/04/16(Wed) 11:41
3進数が最高効率というのは、数値を表現するために必要な
全文字数が最も小さくなるということです。数字板がパタパタ
回るタイプのアナログ表示装置を考えてみてください。
10進数なら、1桁あたり0〜9まで10種類の板が必要に
なります。これを3桁並べれば全30枚の板があることになり、
それで000〜999まで1000通りの数字が表現できます。
2進数なら1桁あたり2種類。同じ全30枚なら15桁が
表現でき、2進数の111111111111111
すなわち10進換算で0〜32767までの数字が表現可能
です。
3進数なら1桁あたり3種類。同じ全30枚なら10桁が
表現でき、3進数の2222222222すなわち
10進換算で0〜59048までの数字が表現可能です。
複数トランジスタ間の電圧均衡をもって情報とするスタティック
メモリのように桁あたりのコストが部品個数に直接反映される場合は
この計算が成り立ちますが、ダイナミックメモリやフラッシュメモリの
場合は記憶単位がアナログ…コンデンサや空茫層の電圧なので、
セルの読み書き回路(大抵は1カラム、1024セル単位に1つとか
割り当てられる)さえ対応すれば、セル単体は複雑化することなく
記憶情報量を上げることができます。
通信の世界ではもっと極端で、1つの波形に0/1の1ビットだけでは
なく2、3、4、6、8ビットなどの情報を一気に詰め込みます。
例えば 802.11ac 高速無線 LAN で使われている 256QAM エンコードは
波形の位相と強度の組み合わせで1波形あたり8ビットを伝達し、
256進数とでも言うような情報体系が使われています。
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2097
]
MLC
投稿者:
五反田猫
投稿日:2014/04/16(Wed) 06:10
意外な話題が...
メモリの場合は、大容量化の為に、仕方なくMLCを採用しています。ですから、1セルのエネルギー量の幅と、それを読み取るコンパレーターの性能で、セル辺りのビットを決めます。
ですから、3ビットや5ビット/セルもあり得ます。
読みだしたデータは、外部回路でキャッシュメモリに入れなおしますので、結局 管理は2進法なのです。(またはデータバス幅:多くは8ビット)
そうでないと、外部のアーキが管理できませんので。
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2096
]
NAND型フラッシュメモリの
投稿者:
婆裟羅大将
投稿日:2014/04/15(Tue) 23:49
MLCタイプは4進法が主流でしょうか。
ユーザにはチップの中なんぞ どうでも良いワケですが。
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2095
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誤解
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2014/04/12(Sat) 21:51
五反田猫さん、なるほど(笑)根本的な部分で誤解がありましたね。
イギリスやアメリカの長距離列車は時間ごとに料金が変わる以上、
そのキップは各列車専用なのです。
よって、6:20分のキップで5:25の列車に乗る事はできませぬ…。
CONIさん、あ、すでにありましたか3進数SF。
ローマの5進法は棒を並べるだけのローマ数字で、9本も並べられるか(笑)
という事で、途中のIIIIIIをVにしてしまっただけなので、5進法と言っても微妙な気がしますが…。
ただ通貨で50単位のものがあったと思うので、多少の実用性はあったのかもしれません。
ヒルネスキーさん、申し訳ないですが、
前半は私には何を言ってるのかさっぱりわからないので、
ノーコメントとさせてください(笑)。
後半に関して言えば、銃弾のように直線運動をするだけの物体なら
比較には運動量と運動エネルギーを計算すればいいだけの話で、
それ以上でもそれ以下でもありませぬ。
すでに運動エネルギーは示されてますから、それで十分でしょう。
(上の数字は計算が間違ってると思いますが)
当然、エネルギー機動理論の出る幕はありません。
さらに言うなら、大気中で加速(=減速)しない銃弾は発射されてない銃弾のみですよ。
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2094
]
点ではなく線の問題?
投稿者:
ヒルネスキー
投稿日:2014/04/12(Sat) 21:39
ヒトデは5本腕なので、点ではなく線で接地して尚且つ接地部分の急加速の必要が低いのであれば
5本指が最適になるのかもしれません。
節足動物の場合は歩行中の三点接地に必要な最低限の本数まで肢を減らした昆虫が最も陸に適応していますが、
脊椎動物の場合は歩行中の三点接地に最低限必要な本数まで肢を増やした四足動物しか陸に上がってませんので、
肢の本数を決めた法則と指の本数を決めた法則は多分別のものです。
肢の接地が点で指の接地が線なのであれば、ヘビはある意味全身が指な生物で、
ウマは指を捨てた生物という事になりますが。
話を変えますが、銃弾の威力はエネルギー機動性理論で比較できるものなんでしょうか。
自分でしてみたらこうなりました。
7.62x51mm NATO弾
弾頭重量/種類 146.6 gr (9 g)
初速 2,756 ft/s (840 m/s)
エネルギー 2,472 ft・lbf (3,352 J)
5.56x45mm NATO弾
弾頭重量/種類 4 g (62 gr) SS109 FMJBT
初速 940 m/s (3,100 ft/s)
エネルギー 1,767 J (1,303 ft・lbf)
7.62x51mm NATO弾
0-0.000009/0.000009*2.47=-0.00002223
5.56x45mm NATO弾
0-0.000004/0.000004*2.76=-0.00001104
それとも加速しないので計算式が
(推力-抵抗力)×速度÷機体重量
ではないのでそもそもエネルギー機動性理論では比べられないのでしょうか。
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2093
]
3進数
投稿者:
CONI
投稿日:2014/04/12(Sat) 15:27
映画「宇宙戦争」(1953年の方です)で、
登場人物が火星人の攻めてくるフォーメーションから、
3進数を使っているのではないかと推測するシーンがあったと思います。
実際、出てきた火星人は三本指でしたし。
Wikipediaの受け売りですが、ローマ数字は10進法の中に5進法を内在させてますし、
マヤ文明は20進法とのことですから、もし人類が片手3本指だったらで12進法になってたかも。
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2092
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サンフランシスコ
投稿者:
五反田猫
投稿日:2014/04/12(Sat) 05:36
管理人さま やはり5;25がボストン行始発なのですね。
私ならば気が短いので、待ちきれずに、これに乗ると思います(笑) それをやらずに、周囲を見て、楽しめる所にスタンスの違いを感じます。この余裕があるから旅行記が面白いのですね。
>ささきさま
一般店でも堅固なシャッター、落書き、ゴミ、あやしい人々は、治安判断のネタになりますね。
ゲーム「シムシティ」でも、治安が下がると、店舗に空き家になり、落書きがペイントされるのがリアルでした
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2091
]
列車
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2014/04/11(Fri) 21:30
五反田猫さん、5:25分の160号列車はボストン行きの“出発時刻”ですから、ありますよ。
あの時刻表の注目ポイントは出発時刻表(上)と到着時刻表(下)で現在時刻の表示が異なる点です(笑)。
アメリカだなあ、と思いました。
くさのさん、アメリカでの駅はロサンゼルスの市役所近所のアムトラック駅と
今回のワシントンD.C.、そしてフィレデルフィアしかしらないのですが、
それらの中ではD.C.が最も立派でしたから、ニューヨークより大規模なら
アメリカでも最大クラスなんでしょうね。
全体の雰囲気がロンドンの駅みたいだと思いました。
あ、言われてみればお姉さんたち、そんな雰囲気ありますね。
さすがにアメリカの首都だけに、全くそれは思いつきませんでした…。
ささきさん、算数的には12とか16辺りが便利そうですが、数学的、となると対数の底まで行っちゃいますかね(笑)。
これがありえるとしたら、頭と、両腕で3つまで数える種族とか…。
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2090
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選択淘汰論
投稿者:
ささき
投稿日:2014/04/11(Fri) 11:15
くさのさん、私は陸に上がった脊椎動物が5本指だったのは「ただの偶然」だったと考えています。
スティーブン・ジェイグルード氏の随筆にだいぶ影響されているかも知れません。
五反田猫さん、私もサンフランシスコ・ダウンタウンを案内されたとき
「シャッターが妙に堅固な地域は治安不良だから気を付けろ」と言われました。
一階の窓に鉄格子が入っていたり、そもそも一階に出入り口がなくて
引き上げ式の梯子で出入りするようになっていたり(^^;)
そういう地域は大抵壁や電柱にスプレー落書きがあって、昼間っから目深に
フードを被って背を丸めた人が街角にタムロしてたりしますね。
(ホームレスなのかヤクの売人なのか知りませんが^^;)
アナーキャさん、数学的に最も情報の表現効率が高いのは e=2.71828 に
近い3進数なんですが、3進数を主用するウチュー人に遭遇する日は
来るのでしょうかね。
妖怪人間ベムの一族なら3進数かも…いや両手の指で数えたら6進数に
なってしまいますか。
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2089
]
ワシントンの駅
投稿者:
くさの
投稿日:2014/04/11(Fri) 07:51
2年前に家族旅行で東海岸に行きましたが、そのときはNYからDCまでアムトラッ
クで行きました。NYの駅の場合、ユニオンステーションはマジソンスクウェアガーデ
ン、グランドセントラルは旧PanNamビルの地下にあっていわゆる「駅舎」はないです
が、DCの駅舎は立派ですね。まあ、大きさは大したものではないのですが。
ところで、乗り換え駅に立っている女性達、妙にスカートが短いですが、その手の人
たちかもしれないですね。
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2088
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始発
投稿者:
五反田猫
投稿日:2014/04/11(Fri) 06:42
失礼しました、5:20はボストンから来る列車で、ボストンに行くわけがありませんでした。
勘違いで変な質問をして失礼しました
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2087
]
彌抑衿ス
投稿者:
五反田猫
投稿日:2014/04/11(Fri) 06:38
始発にのらなかったのは、当初の予定通りなのですね。
ストリップは、年中無休ですから、ここも安全ですね。
日中歩くミイラになってルクソール入りですが、陽が落ちてからはOKですね。
私も展示会場で、タクシー待ちが我慢できず、歩いたことがあります。
今は、モノレールが出来たので、大丈夫ですが
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2086
]
偶然
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2014/04/10(Thu) 23:13
くさのさん、まあ1年が約360日なのでグルッと一周がメソポタミア文明によって360度になって、
12進数はおそらくそこから派生してるので、多少の意味はあるかと(笑)。
指の数は、たまたま環境適応してしまったご先祖様が5本指だったのか、
何か意味があったのか、なんとも謎ですね…。
五反田猫さん、実はかつてラスベガスで北のダウンタウンまで
アーケードの天井動画を観にいった帰り、バスがなくなってしまい、
深夜のストリップ通りを1時間以上かけて歩いて南まで帰った事があります(笑)。
もう15年以上昔の話ですが、特に危険は感じませんでした。
まあ、ラスベガスはマフィアによる安全(治安が悪いと客が来なくなる)、
ワシントンD.C.は政府による安全で、似て非なるものですが(笑)。
5:25の列車を選ばなかったのは、記事中にも書いたように地下鉄の始発が5時30分で、
駅まで30分近くかかってはどうやっても間に合わないからですね(笑)。
アメリカに入国するまで、始発はあると思ってましたから…
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2085
]
素朴な疑問
投稿者:
五反田猫
投稿日:2014/04/10(Thu) 09:39
海外の都市の公共の場で、夜明かしとは、ハードで貴重な体験をされましたね。
カンが鋭いとは仰る通りで、モールの店は盗難防止用の檻シャッターがないので、それだけ治安が良いのでしょうね。
私が仕事場にしていた西海岸の怪しい都市ではまったく違うので(夜明かしをした体験はないのであくまで推測)、アメリカは広いものだと本当に思います。
ところで、時刻表をみると5:25分発の始発ボストン行きがありますが、これに乗ろうと思わなかったのは、何か理由があったのでしょうか。 次回のネタならば、楽しみにまっております。
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2084
]
10進法
投稿者:
くさの
投稿日:2014/04/10(Thu) 02:07
我が家では「記念日」のお祝いをしないのです。単に面倒なのと、「必要なものは必要なときに(予算が許す限りですが)買うべき」という考えがあるので。で、妻には、「1年なんて地球が太陽の周りを偶然1年で回っているだけで、物理的には何の意味も無い」と言ってあきれられています。
ただ、人間の指が10本になったのは、進化の過程で何か合理的な選択が働いた
かもですね。魚が水に上がった時点ではもっと多くの「指」があった訳ですから。
まあ、爬虫類の時点で5本になっているので「ものをつかむ」ために特化したわけ
ではないでしょうが。
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2083
]
ベトナムには
投稿者:
CONI
投稿日:2014/04/09(Wed) 21:38
ハノイに軍事博物館と空軍博物館があります。
私は軍事博物館には行った事があり、
展示物の拳銃の中に九四式拳銃を見つけたのが印象的でした。
空軍博物館にはかなり苦労して行ったのですが、
ガイドブックに書いてあったのと休館日が違い、
入れませんでした。
悔しいのでぜひまた再戦をと思っているのですが、
なかなか機会がありません。
ちなみにベトナムは食事はおいしいですが、
日本人に対するぼったくりのレベルはかなり高いです(T^T)。
私の父が昔、「メートル規格の旋盤で長尺のインチネジを切ると、
やはり誤差が累積されてうまくいかないが、そこを職人の腕で云々とか言ってました。
今にしてみればもう少し真面目に聞いておけばと。
ちなみに父はまだ存命で、70歳代後半でいまだに嘱託で金型修理をしてます。
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2082
]
数字
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2014/04/09(Wed) 21:18
はらひれさん、デジタル管理になるとかえって面倒、という例でしょうかね。
イギリスインチとアメリカインチは同じようなものだから、問題なさそうなんですが、
整備マニュアルなどには間違ってもパッカード用の工具で
ロールスロイスエンジンの整備をやるな、と書かれてるので結構違いはあったみたいです。
ささきさん、おっしゃる通りですね。
これは神様が数学に基づいて世界を作ったわけではない、という証明の一つになるんじゃないかと思ってます(笑)。
将来、人類がさまざまな地球外生命体に出会う時代が来ると、
“あいつら指が10本で10進数とか使ってるんだぜ”
“マジかよ、ダッセー”
とか言われる日が来るのかもしれません…
[
2081
]
進数
投稿者:
ささき
投稿日:2014/04/09(Wed) 16:35
むしろ10進数という数字体系が「人間の指の数」に合わせただけで、数学的には
ほとんど何のメリットも無いんですよね。8進数ならデジタル表記との相性が良いし、
12進数なら2、3、4が因数となるので分割に便利です。
メートル体系でも角度だけは1/360の degree 使っているわけですし。
2、5、10以外で割ると途端に端数の出る10進には特にメリットがありません。
なんで神様は人間の指を4でも6でもなく5本にしたんでしょうね。皮肉です。
[
2080
]
四捨五入の魔法
投稿者:
はらひれ
投稿日:2014/04/09(Wed) 01:59
>この程度の差が問題になりますかね。
主にCATIAなどの設計ツールにおける数値管理で問題になります。
アメリカインチでは正確に1インチが25.4ミリでなくとも、実際には単位の換算に近似値として25.4ミリを用います。
例えば1インチの幅の部品の場合、インチ系の図面では寸法が1インチ、ミリ系の図面では25.4ミリとなり、これはここで完結している限りは問題はありません。
しかしインチ系とミリ系を混用している場合、例えばミリ系の環境下においてインチ系で製作された部品を持ってくると、近似値による単位換算によりぴったり25.4ミリにはなりません。
といっても微小なレベルなので紙の図面ならば気にならないのですが、CATIAなどではかなり微細な値まで数値として管理されるため、この微細なずれが問題となります。
CATIAで設計モデルを作成する場合は寸法はノミナル(設計上の理論値)でなければならず、この微細なずれは修正されるべきものとなるのです。
むしろ実際の組立てにおいては単位換算においての四捨五入の方が問題となります。
例えば0.04インチの数値はミリに換算すると1.016ミリになりますが、通常は四捨五入して1.02ミリという値を使用します。
たった0.004ミリの違いですが、この程度でも累積すれば無視できないものとなります。
まあ単位換算なぞしなくて済むのがいちばん、ということですね。
それにしてもイギリスインチは約25.3998ミリですか・・・。
こういう四捨五入すれば違いが消えてしまうレベルでの単位換算は大変そうですね。
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2079
]
12の力
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2014/04/09(Wed) 01:06
婆裟羅大将さん、ペパーミント・パティは
勉強はできないが頭はいい、というキャラですから、
その実力はあなどれませんよ(笑)。
そういやフィート・インチにはミル(mil)もありましたねえ…。
さすがに基盤のプリント、とかになると全くわかりませぬ…。
はらひれさん、その手の移行はインチ同士でも面倒らしく、
イギリスインチで造られたロールス・ロイスのマーリンエンジンを
パッカードがアメリカインチで造ろうとした結果、意外に苦労をしてます。
両者の差はわずかなので、実際は工具の規格の違いが問題になったようですが。
(パッカードマーリンの工具にはいわゆるATレンチが使われる)
このため、最終的に部品の互換性もほぼ無くなり、両者は同じ61系統でも別エンジンとされ、
スピットファイアは同じエンジンのはずなのに(笑)Mk.9とMk.16に分かれるわけです。
ここら辺り、フォードはイギリス本国でマーリンの量産をやったので、
どうもイギリス規格のまま生産してるようですね。
ついでに、英連邦なのにアメリカ規格だったカナダもいろいろトラぶったと聞きます。
CONIさん、ああ、ネジにもいろいろありましたねえ…。
あ、中国文化圏で折り紙ダメですか(笑)。
ベトナムは未だに行った事がないのですが、
以前東京で開かれたベトナム画家の展覧会を見てたら、
Mig21に漢字が書き込まれた絵があって、
そうだ、ベトナムは呉(三国志以降の)の国の子孫じゃないか、と
改めて思った事があります。
くさのさん、インチ・フィートもそうなんですが、イギリスだとかつては通貨も12進数で、
とにかく割り算に便利な文化圏なんですよね、英語圏(笑)。
そもそも英語は12の数まで固有名詞を持ちますから12進数の文化圏だったはずで、
これはローマの10進数とは明らかに違う文化で、ちょっと興味深いところです。
詳しく調べる気力はありませんが(笑)…
[
2078
]
アメリカンインチ
投稿者:
くさの
投稿日:2014/04/08(Tue) 23:12
調べてみたら
国際インチ=25.4 mm
アメリカンインチ=25.400 05mm
とのことですが、この程度の差が問題になりますかね。
まあ、インチの便利なところは2でも3でも4でも割れるので、方眼紙の使い勝手が良
いところでしょうか。
[
2077
]
そんなに高度な話ではないのですが
投稿者:
CONI
投稿日:2014/04/08(Tue) 22:32
私の実家が昔、亜鉛ダイキャストの金型屋をやってまして、
金型自体は当然、すべてメートルねじを使って組み立てていましたが、
鋳造機にとりつける部分のねじ山に使うためだけに、
インチねじのタップを用意してました。
鋳造機は意外と寿命が長いそうで、昔のインチ規格で作られた機械を
大事に使っているお得意さんが結構いたのです。
もちろん新しい機械はメートル規格でしたので、
インチのタップの出番はだんだん減ってきてはいたのですが。
シンガポールの空港待合室で、トイレに行くのに荷物が邪魔だし、
せっかく確保したベンチの席を取られるのが嫌だったので、
荷物をチェーンと南京錠でベンチにくくりつけたら、
ブルパップ式の自動小銃を持った兵士に、
「そういうことをすると爆弾テロと間違えられるからやめろ」
と叱られました。
つくづく自分は平和な国に住んでいるんだなと思いました。
ところで折り紙は中国文化圏ではあまりウケませんでしたが、
インド文化圏では結構ウケます。
ミャンマーは行ってみたら意外にインド色を強く感じました。
私の印象ではベトナムははっきり中国寄り、タイはその中間って感じですね。
[
2076
]
インチ系悲喜こもごも
投稿者:
はらひれ
投稿日:2014/04/08(Tue) 22:15
測量の世界では蓄積した過去のデータとの互換性を維持するために、国際統一される前のその国独自に定義したフィートを使っていることがあると聞いたことがあります。
単位系の切り替えが簡単にはいかないのはそういった面もあるのでしょうね。
近年の米国車がメートル法を使いつつあるのは生産拠点を海外に設置したり、部品を輸入品で賄ったりとかいうのもあるでしょうが、主な要因は米国の自動車産業の影響力の低下にあると思います。
未だ絶大な影響力を誇る米国の航空産業は国際協力しているメートル法の国まで巻き込んでインチ系を堅持している訳ですし。
まあぶっちゃけ、どのような単位系を使用しようが端数は必ず出るものなので、インチ系でも問題ないのですが。(もちろん用途による多少の向き不向きはある)
いけないのは違う単位系を混ぜてしまうことですね。
インチ系でも「1インチが25.4ミリに完全に等しい」と定義されている国際インチならまだなんとかなるのですが、米国の航空業界で使用されているのはアメリカインチですのでミリとは整合性がとれません。
そこでどこぞの島国が「ヒャッハー!!ライセンス生産の機体を改造して国産機を作ったことにするぜ!!ベースは米国の機体だからインチ系だ!!でも新しく作る部品はミリ系にするぜ!!なんたってメートル法の国だからな!!」なんてことをやったりすると目も当てられないことに。
機体基準や材料規格、製造治具はインチ系のままでミリ系の部品を設計する羽目になり末端の作業者が泣くことになるわけです。
タスケテ。(T-T)
[
2075
]
ロケットとIC、USAとUSSRではインチキ?
投稿者:
婆裟羅大将
投稿日:2014/04/08(Tue) 21:39
昔、アメリカでも工学系の大学生にはメートル法そして質量単位系(つまりチカラの単位はニュートン)が普通に通じると聞きました。
そしてNASAもロケット屋もそうだと聞いたのですが、単位系の誤解から火星探査機を喪失したり、NASAの中を完全にメトリックにして次の宇宙機を開発するには余計に3.7億ドルかかるとかで結局フィートポンドを捨てきれないようです。
これじゃペパミントパティと一緒じゃないか。
80年代ソ連の集積回路、ICはDIP(Dual inline package )では西側諸国が100 mil(2.54mm)ピッチなのに対し、2.50mmでした。
16ピン(片側8本)くらいだと強引にプリント基板に挿入できたのですが、40pin (8bitと16bitのマイクロプロセッサ)になると基板に入りませんでした。
どうしたかって? プリント基板の原版を1.6%縮小してマスクを作成しました。
どのみち2倍寸の原版を作ってからそれを50%縮小してワーキングマスクを作っていたので、そこでスケーリングするのは
造作もないことでした。
当時でもCOCOMというか貿易管理令すれすれというかアウト?の危ない仕事してたわけです。
[
2074
]
インチ
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2014/04/08(Tue) 19:39
くさのさん、情報どうもです。
意外に新しいルールなんですね。
公式化されたのはスペイン戦争後、第一次大戦前、というとこですか。
はらひれさん、確かにフィートに繰り上がりせず、インチしか使わないのでは、全く意味がないですね(笑)。
まあ、その場合はフィート・インチ法ではなく、単にインチ法とでも呼ぶべきなのでしょう。
とりあえず、あの記事で説明したものとは別物になってしまいますから、それではメリットはありませぬ…。
ちなみに、私が知ってる範囲ですと、まずご指摘のとおり、1970年代あたりまでのアメリカ車はインチのみです。
近年はcm単位の設計もやってるようですが。
http://cj3b.info/Photos/3BDrawing684661.gif
で、自動車より大きい鉄道はフィートを使う場合が多いです。
少なくともイギリス&英連邦ではそうですね。
http://www.greatwestern.org.uk/loco_draw.htm
船と建築は知らないので、ご存知の方がいたら教えてくださいませ。
五反田猫さん、なるほど、そういう面もあるでしょうね。
30年以上前のピーナッツ(スヌーピー)のマンガで、ペパーミント パティが
これからはメートル法だ、勉強するぜ、と言って2コマで挫折する話がありましたが、
当時からすれば、アメリカでもそれなりにm単位を見るようになった気がします(笑)。
[
2073
]
インチとセンチ
投稿者:
五反田猫
投稿日:2014/04/08(Tue) 08:17
私の本業は、計測屋なのでその観点からの意見です。
その観点ですと、はらひれさんのご意見に賛成です。
インチ系を捨てられないのは、トレーサビリティの問題と思います。 トレーサビリティとは、基準になる原器(基準器)との誤差管理の概念です。 同じご先祖(基準器)からの子供の中で、寸法を管理する概念です。
この基準器は、管理の基本になるので、価格も高く(数万US$は当たり前)で、かつ定期的な校正が必要です。
加工機械は、すべてこの基準器ベースで校正管理される子孫になります。
インチとメートル間は、整数倍になりませんから、必ず換算誤差があり、現代のように高精度の加工が必要ならば、インチとメートルは単なる換算では行き来できません。
ならば、インチからメートルに乗り換えるとなると、基準器と、その子供になる加工機械も全て置き換えになりますので、トンデモない費用が掛かります(要するに全部捨て)
[
2072
]
ちょっと古い話題ですが
投稿者:
はらひれ
投稿日:2014/04/08(Tue) 01:56
どうもです。
>ついでに英米がインチ・フィートを完全に捨てられないのは、モノを造る時の計算がとても楽だからです。
まあこれも場合によりけりです。
私の場合、毎日インチ系の図面を相手に仕事しておりますが、「やはりインチ系は使いやすいなー」と感じたことは一度もなかったり。
航空機設計においては使用する単位はインチ系ならどんなに大きくともインチしか使用しないので、12進数のメリットはほぼありません。(むしろ1フィートが12インチに相当することを知らなくても仕事に支障はない)
というよりミリでいうと0.1mmとかのレベルで部品を設計するため、ミリよりも目の粗いインチはむしろ使い難い面もあります。(1/1000インチの値を使用する場合もあり)
欧米では航空機より小さい自動車でも同様にインチ系はインチしか使ってないと思われますが、逆に遥かに大きい規模の船舶や建築物ではどうなんでしょうか・・・。
興味をそそられるところです。
[
2071
]
USSはいつから
投稿者:
くさの
投稿日:2014/04/07(Mon) 23:38
気になって検索してみました。海軍歴史センターのこのページ
http://www.history.navy.mil/faqs/faq63-1.htm
の最後の方に、こう書かれていますね。
The term "United States Ship," abbreviated "USS," is seen as early as the late 1790s; it was in frequent, but far from exclusive, use by the last half of the 19th century.
USSとつけるのが公式となったのは、はるかに遅れて1907年のことらしいです。
いずれにせよ、独立戦争時に、USSと呼ばれたことは無かったようです。ただ、
歴史用語は必ずしも同時代用語を使うわけではないですからね。日本でも「薩摩
藩」だの「長州藩」の「藩」という用語は江戸時代にはほとんど使われていな
かったらしいですが、現代ではそう呼ぶのが一般的ですし。
[
2070
]
いろいろ
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2014/04/07(Mon) 22:41
くさのさん、ご指摘どうもです。
確認してみたところ、USSをつけてる例とつけてない例が半々くらいでしたが、
海軍の公式データベースに砲艦フィラデルフィが含まれてないので、
とりあえずUSSを外して記事を修正しておきました。
ついでに、スミソニアンのホームページで確認したら、やはり棒付き弾ですね、あれ。
現地でああ、くさり付き弾だと思って解説を見てなかったのですが、
まさか棒付きの方だったとは…。
やはり普通に考えた場合、あの船で砲撃戦やろうと思ったらオールが要りますよねえ…
五反田猫さん、この時代の横撃ちの砲は車輪で甲板に乗ってるだけですから、
撃った反作用は、基本的に砲本体で完結して、船体に影響を及ぼしません。
(ただしフィラデルフィアの正面主砲は木のレールで本体固定なので影響あり)
まあ、すっ飛んでいって、反対側の舷にぶつかったりしたら話は別ですが…
とりあえず、撃つだけはなんとかなったと思いますよ(笑)。
ただし、重量物の砲が一斉に逆方向に走ってゆくと、艦のバランスが崩れ、その影響はありますから、
フィラデルフィアのような小型艦の場合、揺れはあったでしょうね。
CONIさん、ボルトアクションの小銃持ってる鉄道警察も(笑)…
いや、高級菓子店の方が問題は重大なのか…。
こうして見ると、私は平和な国ばかり旅してますねえ…。
アジア方面でも折り紙が受ける、というのは、いい話を聞きました。
今度試してみます。
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話題を引っ張って恐縮ですが
投稿者:
CONI
投稿日:2014/04/07(Mon) 21:54
ミャンマーは田舎でもそれなりの駅には、
鉄道警察官の詰め所がありまして、
ボルトアクションの小銃を持った警官が番をしてます。
日が暮れてから列車に乗りに行ったら、
日本人ということで、詰め所で列車を待たせてもらえて、
(いいのか?)ヒマだし言葉もあまり通じないので、
日本の新聞紙でカブトを折ったら大ウケして、
鉄道警察官のみなさんとチャンバラごっこで遊びました。
これまたもう20年近く前ですが、インドのカルカッタで、
帰国前に残ったルピーを使おうと思って、
ちょっと高級な洋菓子店にアイスクリームを買いに行ったら、
お店のドアの横に、ボルトアクションライフルを持った、
怖そうなおじさんが座っていて、私みたいな外国人や、
身なりの良いインド人のお客さんが来ると、
にこやかにドアを開けてくれるサービスをしてました。
同じような感じで、銃を持った警備員のいるスイーツ屋さんを、
複数見た覚えがあるので、これは、
@強盗を防ぐため。
Aテロ対策。
B不○家のペ○ちゃんと同じで、お店のディスプレーの一種。
のどれかと思うのですが、個人的にはBを推したいところです。
ドアを開けてもらうと、エライ人になったような気分がするんですよ(^^)。
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