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[4153] 大祖国戦争博物館 投稿者:kobikky 投稿日:2017/10/15(Sun) 02:02  

評判悪いんですか〜。
でも、そうなるとなおさら、近くて安い(6.5時間、4.5万円)インドに
いるうちに行ってみた方が良いかも(笑)



[4152] 戦闘機 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/10/14(Sat) 20:39  

あくまで1960年当時の戦闘機からの話です。1960年にスペースシャトルで空中戦やろうと思ってた人類が存在したとも思えませんし。


[4151] サイドワインダーの加速 投稿者:先細末広ノズル 投稿日:2017/10/14(Sat) 19:45  

いつも楽しく読ませて頂いております。

「ボイドの教本」を読み返していたのですが、疑問が生じたので質問させて頂きます。
ミサイルの速度は母機の速度にM=1.7を加算した速度まで加速するとあります。
これだとM=8.0で高度12000mを滑空中のスペースシャトルのオービターからサイドワインダーを発射したら、M=9.7まで加速するという事ですか。


[4150] 趣味 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/10/13(Fri) 21:56  

それはかなり人を選ぶような内容ですね…
死後のペットをはく製にしてしまう人はそれなりに居るようですが…


[4149] これは酷い 投稿者:CONI 投稿日:2017/10/13(Fri) 21:26  

飼い猫の遺体をラジコンに改造した人の動画があります。
リンク貼り付けが禁止ワードでできないようなので、
興味のある方は「猫の剥製ヘリコプター」で検索してみてください。
私は最初笑ってしまいましたが、あまりの不謹慎さに軽く自己嫌悪になりました。
愛猫家の方はマジでお怒りになってしまうかもです。


[4148] オクトパスの鐘 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/10/13(Fri) 20:33  

あの日本のタコベルの路線はなんなんでしょうね(笑)…。
中国やタイでラーメンがオシャレな外食になってるような違和感というか、なんか違うだろう的な感じが拭えませぬ。

メス犬より99セントのタコベル、というチワワのオスの生きざまで現在の地位を築いたファーストフードが、
何を気取ってるんだろう、という気が私もします。


[4147] 蛸鈴 投稿者:すぅ 投稿日:2017/10/13(Fri) 10:36  

ご無沙汰をしておりますぅ。

都内のタコベルは本当変なところにありますよね。
お台場だの新橋と見せかけて汐留の中だの。

ちなみに今の日本のタコベルは行くとがっかりします。
ビールが飲めるファストフードくらいしか売りがなく、
高いし、量は少ないし、それでいて味も米国のと違っていて
米国と真逆にな状況ですね。
米国いった人には結構タコベル信者は多いのですが
今の日本のタコベルはそれが日本にありがちに捻じ曲げられ
素敵でおしゃれな舶来のちょっとお高いファストフードに
なってしまっています。。。嗚呼



[4146] 鴨 with ネギ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/10/12(Thu) 19:45  

アメリカの金持ちはケタハズレですから、連中からボッタくるのはどんどんやれ、と思うものの、
そのボッタくりに一般市民である我々が巻き込まれると悲しいですよね(涙)…

ピザもホットドッグも、なぜかほとんど見かかかったですね。
アメリカのピザはレベル高いのであったら入ろうと思ってたんですが。
あるいは旧市街の方じゃないとダメだったのかしらむ。

ロシアの博物館はいい話を全く聞かないので(笑)、個人的には行く予定がないのですが、
ロシアそのものには一度は行って見たいと思ってます。
多分、行って後悔するんだろうなあ、とも思うんですが(笑)。


[4145] シカゴの思い出 投稿者:kobikky 投稿日:2017/10/12(Thu) 03:23  

アメリカは、金持ちからは遠慮なく金をむしりとりますよね。
10年前に、家族で記念にと Hilton Chicago Magnificent Mile
に泊まったら一泊400ドルに加え、駐車場がValetで35ドル/日、
朝食15ドル/人、インターネット10ドル/日、取られました(T_T)
Hilton系列のHampton Inn なら、場所は郊外になりますが、一
泊100ドル、駐車場無料、朝食無料(軽食)、インターネット無
料が普通です。
シカゴといえば、ピザとホットドックですが試されませんでしたか?

ところで、10月中旬のスミソニアン遠征は、本社から呼び出し
をくらったため11月末で日程再調整となりました。
今月号の「丸」に紹介されてた大祖国戦争博物館もかなりいい
感じなので、早くも来年の連休はムンスターとモスクワのどち
らにしようか悩み始めました(笑)


[4144] 帰還 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/10/09(Mon) 11:44  

まだ午前中ですが、早くも札幌から帰還しました(笑)。
これより通常業務に復帰します。


[4143] サッボロ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/10/08(Sun) 06:04  

北の大都市は予想以上に都会で驚いております
さあ探検だ


[4142] 札幌 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/10/07(Sat) 15:17  

では、ただいまより出かけて来ます。
9日午後まで掲示板、メール等の返事が遅れますのでご了承のほどを。


[4141] マイ スウィートホーム 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/10/07(Sat) 10:31  

実際に住んでた方から見ると、いろいろツッコミどころがあると思いますが、
その点は、ひとつご容赦を(笑)…

シカゴの食事、高いですよね(笑)。ワシントンDCもそうだったので、なんか都市部の食事はこうなんでしょうか、アメリカ。
Pei Wei diner、名前からするとアジア系でしょうか。
わたしは結局、デイトンに移動してからはひたすらタコベル、という夢のような(笑)食生活を送ってました。
6ドルで腹いっぱい食える、という世界がまだアメリカにあったのかという感じでしたね。


[4140] マグマイル 投稿者:yama 投稿日:2017/10/06(Fri) 23:11  

シカゴの旅行記拝見させてもらいました。
知ってる場所がたくさん写ってて、懐かしく拝見させていただきました。
マグニフィセントマイルは少し裏に入ると病院とか大学の建物がけっこうあるので、まぁ地味ですね。ハロウィンとかクリスマスの時期はお祭りみたいな感じになりました。
私も渡米最初の外食は、ウォータータワープレイスの1階にある、中華&タイのファストフードでヌードルを食べました。
シカゴの外食は確かに高い。ランチでも10ドル以内に収めるのが難しい。
職場の現地人に教えてもらった” Pei Wei diner ”という店がわりと安かったです。
あと、私はシカゴでキケンな場面に遭遇したことはなかったのですが、ダウンタウンを少し離れた路上でいきなり呼び止められて、「5ドルくれ」と言われました。






[4139] 増刊連絡 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/10/06(Fri) 10:08  

増刊の発送の方も落ち着いてきたのですが、現状、Amazon からお支払いいただいた鍋●●●どん 様がまだ連絡が取れておりませぬ。
こちらをご覧になられましたら、下記メールアドレスまで連絡ください。
また、それ以外の方で入金したのにまだ来てない、という方がいらっしゃいましたら、お手数ですがご連絡願います。
6日午前9時までに入金いただいた方までは全て送付したはずですので。

また、明日7日夕方からタダでもらった航空券で人生初札幌に出かけて来ますので、
9日夕方まで、発送、及び連絡が停止します。
今回はPCを持って行かないため完全停止になると思いますので、この点はご了承願います。

yumat@majo44.sakura.ne.jp


[4138] ご連絡 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/10/03(Tue) 17:14  

下の4134にあるように、増刊の購入を申し込みいただいて、
お支払いも済んでるのに、メールアドレス不明のため、
まだお送り出来て無い方が10月3日17:00現在、4名ほど残ってしまってます。

お手数ですが、支払いが済んでるのに、まだお手元に届いてない場合、
以下のリストの名前をみて(個人情報のため一部伏せ字にしてます)
あ、自分かも、と思われた場合、リストの下にある宛先にお届け先のメールアドレスをご連絡ください。
お手数おかけしますが、よろしくお願いします。

http://majo44.sakura.ne.jp/list


[4137] とりあえず 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/10/03(Tue) 17:09  

dashさん、初めまして。
ビルのオーナのオッチャンかと思ってましたが、有名人でしたか…


[4136] 無題 投稿者:dash 投稿日:2017/10/03(Tue) 00:32  

はじめましてアナーキャ様
いつも内容の濃いいレポート、感嘆しながら楽しませて貰ってます。
シカゴは一度行ってみたい街の一つなので興味津々で拝読させて
頂いております。件の壁画の人物、シカゴブルースの大物、
マディウォーターズだと思います。


[4135] ご連絡お願いします 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/10/02(Mon) 22:33  

下記のメールアドレス消失の件、現状、まだ数名の方が、お支払いいただきながらも増刊号をお送り出来てません。
現在、メールアドレスがまだ確認できてない方のリストを以下に掲載しましたので、心当たりのある方はご確認願います。
お手数おかけして申し訳ありません。

個人情報になるので、一部を伏字にしてますが、あれ、自分かもと思われた場合、お手数ですがご連絡をお願いします。

また、この件をしばらく掲示したいので、申し訳ありませんが掲示板の書き込みは3日一杯、ご遠慮ください。
緊急の連絡等は、メールをいただければ対処します。

http://majo44.sakura.ne.jp/list


[4134] 連絡 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/10/02(Mon) 12:41  

申し訳ないのですが、増刊号の申し込みが私が思ってた以上に一日の内に一気に来てしまったため、
メールサーバの容量を超えたお申し込みメールが残らない時間帯が発生してしまいました。
現在、可能な限り復旧をやってますが、一部は恐らく消失したままになりそうです。

10月1日 午前2時から10月2日午前10時30分ごろまでにお申し込みいただいた方の内、
おそらく半数程度が現在、確認できてません。
なので入金してるにもかかわらず、本日、10月2日の23時30分までに増刊のメールが届かない場合、お手数ですが
yumat@majo44.sakura.ne.jp
まで、お申し込みの時のお名前を明記の上、メールを頂けるよう、お願い申し上げます。
Amazonで申し込んでいただいた方には、その旨をご説明させていただいた返信を行っております
お手数をおかけしますが、お願い申し上げます。
また、昨年もお申込みいただいていた方には、そちらのアドレスに送らせていただいてます。
この点に問題がある場合も、同様のメールの送付をお願いいたします。

なお現在はサーバーの設定を変更してますので、申し込みに支障はありません。

追伸:上記の時間帯にお申込みいただいて、今後Amazonでお支払いされる方は、
お手数ですが、メッセージ欄にメールアドレスを入れていただけると助かります。
なお、メールの喪失があったのはお申込みメールだけで、入金に関しては全て正常に確認がとれています。


[4133] 北海道 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/09/30(Sat) 20:58  

マイレージ6000で1回引ける航空券ガチャ、JALのどこかでマイルに挑戦してみたら、
3連休に札幌までの便が取れました。
といっても初日は夜着、最終日は朝帰りなので、ほとんど1泊2日みないなものですが。
というわけで、来週、生まれて初めての北海道に行く事になりそうです。
旅行記にまとめるかは、後でまた考えます。


[4132] ロックンロール 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/09/29(Fri) 19:01  

FW190さん、初めまして。もちろん同じものですよ(笑)。
あの記事中のグラフは同じ速度ごとのロールレイトでの比較表示なので、
必ずしも各機体の最大ロールレイト値が示されてるわけではなく、
お気づきの通り、FW190の最大値は255mph前後となってます。

FW190のロールレイトは確かにすごいのですが、大戦時のP-51のパイロットの手記を見ると、
高高度でなら負けなかった、という記述もあるので、ここら辺りは本当はもう少しデータが欲しい所でもあります。


[4131] レポート868 NATIONAL...AERONAUTICS 投稿者:FW190 投稿日:2017/09/29(Fri) 11:49  

はじめましてアナーキャさん

 P-51B-1-NAのロール性能を見るためにレポート868の表47を閲覧しました。アナーキャさんと同じものを見ているかわからないのですが、表47でFW190、255mph付近で160°を少し超えるロール性能を示していました。
 同速度域のP-51-1-NAが90°くらいなので、FW190の数値が信じられませんでした。
 第二次世界大戦時の欧州戦闘機、信じられないくらいのロール性能ですね...
 感想みたいになり申し訳ありません。


[4130] エネルギー機動 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/09/26(Tue) 23:08  

chihirobelmo さん、あ、初めましてではありませんでしたか(笑)。

結局、あらゆる戦闘機の機動は機体に力を架けねば始まらず、その力がどこから来るか、
といえばエネルギーを変換したものに他ならず、では航空機が直ぐに力に変換できるエネルギーは何か
といえば、運動エネルギーと位置エネルギーしかない、というのがエネルギー機動性理論の根っこです。
(熱エネルギーは簡単にに変換できないので除外)

なので、強力な負荷力(G)が発生し、斜めになった機体を支える強力な揚力が必要となる
旋回の性能は、結局持ってるエネルギー量で決まり、それはダイブで加速してから旋回に入る、
といった例を別にすると、結局、エンジンパワーと機体重量(力を生じる質量)と適切な翼面積で決まるのです。

さらにエンジンパワーを削り取る抵抗力を顧慮に入れれば、旋回性能は自ずと分かってしまう、
という事で、ボイドは旋回能力や、格闘戦の技術には無関心で、
その前提となる機体性能のみに焦点をしぼった理論になってます。

あ、なるほどフライバイワイアなら、機首下げて飛んでも、尾翼の調整はやってくれますね。
フライバイワイアが無いなら、尾翼のタブで調整すれば、なんとかなるのか。
ただし揚力係数が変われば、抵抗係数も変わってくるので、その当たりの調整も必要ですが、
確かにそれで真っ直ぐ飛ぶことはできそうです。





[4129] Pump and Dump 投稿者:chihirobelmo 投稿日:2017/09/26(Tue) 12:50  

アナーキャさん、お返事いただきありがとうございます。
実ははじめましてではなく、大昔WarBirds掲示板にてアナーキャさんの漫画を読んでおり、年賀イラストを送っていただいたことが有りますw
当時は鼻を垂らした小学生でしたが、自分も既にアラサーになってしまいました。
調べ物をしていたときに見つけて記事に引きこまれたのち、よくよくHPを見回っているとあの時の方だった!と気がつきおどろいていました。

エネルギーとEM理論の説明、F-16がF-4に対して音速域前後で運動性能の優位性を失うという結論については、まさにその通りだと思います。ジオメトリも含めた空戦機動のセオリーをもし考えるなら、空戦に置いて有利なのは特定の速度域で旋回率あるいは旋回半径が勝っている機体である
(なのでダイアグラム的にはPs=0ft/secの線の最大値が他の機体より大きいか、より狭い旋回半径で回れる範囲にまでより大きくこの領域が広がっていればいい)。
というところを解説してみたかったのですが、もちろん記事の趣旨に対する訂正というよりはあくまで補足的なお話となります。

EMダイアグラムについて読み直してみて気がついたのですが、これは確かに旋回性能そのものを表わしているというよりは、今現在のエネルギーの総量 (高度と速度) があるときに最大発揮できるエネルギーの補充量 (旋回率=0deg/secでのPs、は正確には読めないですが) と利用量 (Ps=0での旋回率、毎秒補充される分をそのまま同時に消費している) を表わしている。と言えるわけですね。そういった意味では旋回運動そのものが既にエネルギーのPump and Dumpのアイデアでもって説明されている。と。このあいだ書き込みをしているときはここに気がついていませんでした……

ちなみに(■エネルギー機動理論 基礎編 2)で出てきたエネルギーが上がると同時に上がるはずの主翼の揚力を運動エネルギーに変換して速度を上げる謎の操縦法、についてですが。揚力=1/2 * 空気の密度 * 翼面積 * 速度^2 * 揚力係数 と表わせ、さらに揚力係数は迎え角によって変化することから、パイロットはピッチによってこれを操作できる。よってスロットルを開けるとともにピッチを下げ揚力係数を減らしていけば、揚力を上げずに(高度を変えずに)速度を増やせる。ということになりそうです。シミュレータを遊んでいると経験的にはこういう操作になるのですが、式で説明するとこういうことかなあ。と考えてみました。

F-16のFLCSはこのピッチ操作を自動で行います。つまり加速するとともに操縦桿に力を加えずとも自動的に機首が下がります。パイロットが操作するのは機体の姿勢ではなく機体のベクトルそのものになるわけです。ピッチ入力も操舵面の稼働量ではなく旋回Gにそのまま反映されるそうで、まさにEMダイアグラムを読みながら飛行するための機体ですね……


[4128] 不明 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/09/25(Mon) 23:02  

れんこんさん、初めまして。
なぜ旋回性能を数値で記録しなかったのかは、当時の人に聞かない限り判りませんね(笑)。
ジャイロの旋回計は積んでたはずなので、旋回率は直ぐに出たはずですが、
きちんと旋回半径を出して、きれいに旋回する、というのは意外に面倒だったのかもしれません。

オーストラリアのスピットに関しては何度かすでに説明してますし、今回は見送らせてください(笑)。
とりあえず大筋で、そのとおりと思って間違いないです。



[4127] スピットファイアと旋回性能について 投稿者:れんこん 投稿日:2017/09/25(Mon) 17:41  

みなさん初めまして。れんこんと名乗らせていただきます。
そしてアナーキャさんにはいつも大変面白いお話を拝見させていただいてます。ありがとうございます。
ところで、なんですが。
英国機の中の英国機、スピットファイアと旋回性能についての質問です。
イギリスの空軍はスピットの性能テストに際して、初期のMk.Iでは(ライバル機のBf109ともども)旋回性能についてテストしております。該当のページでアナーキャさんが載せておられた通りです。
私の疑問の一つは、各国の空軍はあんまり旋回性能に興味がないのか、ということにあります。
基本的に英軍はテスト機体を空中戦させることで空戦性能を推し量っております。
例えば61エンジンのMk.IX。そこの記述では確かに、「スピットVとスピットIXのドッグファイトでは、IX側がダイブ、上昇に優れているにもかかわらずお互いに殆ど取るべき選択肢がない」としながら、「Vcのパイロットは速度を失わない急旋回を行うのが難しく、逆にIX側は簡単だった」というような記述が見られます(この記述をよむとIXの旋回性能下がってるどころか上がってるにも見えますね……)。しかし、具体的な数字などは一切出てきません。
唯一出てくるのはタイフーンに1と1/2周で後ろをとった、という記述くらいです。
他にも109Gとの比較テストでは「素晴らしく旋回に勝る」くらいしか記述がありません。
というか、時間計って比較ってのはTsAGIしかやってません。
そして肝心のTsAGIもV(18.8秒)、61エンジンタイプ(17.5秒)と短翼スピットLF IX(18.5秒)くらいしかやってません(ちくしょう!)。
最初は英軍にしか興味がなかったため、やはりドッグファイトは興味がなかったのか? くらいに思っていたのですが、米軍の資料も五十歩百歩なもんです。
そうすると、この現象はこの時代の全体的な特徴なんでしょうか?


話はスピットに戻りますが、スピットVcと零戦との戦闘戦術の資料によると、どうやらゼロに対して400km/hくらい(それと高G機動かシザーズ)で機動をとれば旋回戦でも後ろを取れる、というような記述があります。
完全に憶測なんですが、オーストラリアのスピットのパイロット達は習った通り高速で旋回戦に突入して、そのままずるずると引き込まれたんじゃないかなぁ、というのが私のテキトーな主張です。
オーストラリアと日本の戦闘の開始直前では、実戦経験者は35人くらいしかおらず、新人さんの比率はとても高いです。なので、教本通りやったら負けちゃった、てへ。みたいな感じかな、と。
その後にVの熱帯仕様より性能の劣るシーファイアが雪辱を晴らすことになるわけです。
そう考えると、やっぱり空戦はパイロットの腕で決まるんだろうなぁ、なんてぼんやり思ったりします。
最後は蛇足な気がしないでもないですが、だいたいこんな感じの質問です。大変ふわふわした(?)ものなんですが、何卒。


[4126] デグー 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/09/23(Sat) 18:32  

これ、ウチのもやるなあ。横からだけど。
デグーの特徴なんでしょか。

https://www.youtube.com/watch?v=YjGViKMK72w


[4125] 空戦機動と高度 投稿者:アナーキャ 投稿日:2017/09/21(Thu) 20:47  

chihirobelmo さん、初めまして。

F-16のパイロットが自分の不利な条件で格闘戦に入ることは無い、というのはその通りでしょうね(笑)。
判っているのに、不利な勝負をする理由は確かにありません。

でもって実はあの記事では具体的な空戦機動は全く考えてません。
旋回角速度、機体負荷(G)の数字はあくまで機体の持つ全エネルギー量(運動エネルギー量と位置エネルギーの和)
の比較のための指標として使ってるのです。そしてそれは旋回中の高度の維持、減少、増加で示されています。

記事中でも書いたように、EM理論というのは単位がおかしいのですが(笑)、その趣旨はあくまで
機体が利用できる総エネルギー量の比較です(運動エネルギーと位置エネルギーで熱エネルギーは含まない)。
角速度も、機体負荷(G)も大きいほど機体が持つエネルギーが大きい、という指標なのです。
(もちろん、旋回性能の指標にもなりますが、それはむしろ二次的な情報となります)

あのグラフにおける0ft/sec、200ft/secという数字は、単位が滅茶苦茶なので判りにくいのですが、
各機体が同じ角速度で同じ負荷(G)を掛けながら飛んだ時、機体が持つ総エネルギー量の比較となってます。
(+ならさらに高度を上げられるエネルギーの余剰がある、-なら旋回中エネルギーが失われ、数字の通りにどんどん高度が落ちて行く。
当然、高度が落ちる旋回では位置エネルギーがガンガン減って行くから、一方的に不利になって行く。ここが最大の要点です)

EM理論では総エネルギー量が減りもしなければ増えもしない、つまり高度は上がりも下がりもしない
維持旋回となる0ft/sec の数値が基準値となります。
(つまりエンジン出力から来る運動エネルギーが過不足なくキレイに消費される状態)
この数字を比べた場合、マッハ1前後の時だけ、厳密にいえば0.95〜1.05辺りだけ、F-16は急激にその総エネルギー量を失い、
(おそらく音速の壁を超えるのに運動エネルギーを食われてる)
F4ファントムIIにすらあまり優位が保てないレベルとなっている、という事なのです。
エネルギーがなければ、機動に必要な力も生じませんから(力=エネルギー/移動距離)その運動性能は激減します。
でもって、実はあの記事の話はここまでで終わりで、その後の事は検討して無かったりします…
そして残念ながら私は空戦機動に関してはほぼ知識がありませぬ。
ゆえに、申し訳ないのですが、細かくはコメントができません。ご容赦のほどを。


[4124] F-16の弱点?2 投稿者:chihirobelmo 投稿日:2017/09/21(Thu) 19:18  

さて、いずれの場合でもどちらかの機体、例えばF-16がF-4に機首を向けたときであれば、F-16とF-4の間に線分を引き、F-4のお尻から適当な距離だけ半直線を伸ばすと「へ」の字が出来上がると思います。この内側の角度をアスペクト角とよび、この値が小さいほど、交差のときに相手のより背後位置へと占位出来ていることを意味します。

ツーサークルもワンサークルもいずれ最後は二度目のすれ違いに終わりますが、先に相手に機首を向けられた方は、相手に対してよりせまいアスペクト角を持っています。二度、三度と円を書き続け軌跡が交差する度にこの角度が縮まり、最終的には相手の背後を取っている状態になります。

ツーサークル、あるいはワンサークルの戦いで負けているとき、もう片方のやり方であれば有利な速度域、あるいはそれに近い領域で飛んでいる可能性があります。それゆえに交差の度に不利な方がワンサークルとツーサークルを切り替えるような動きをすることも戦術として有効です。

例えばEMダイアグラムを見ると大抵はコーナー速度よりいくらか低いところに、最も小さい旋回半径で回れる速度域があります。ツーサークルにて旋回率の戦いで負けているとき、次の交差で反転してワンサークルに持ち込むことが可能です。もし自分が相手より早くより小さな旋回半径で回れる速度域に移行できるなら、有利な状態から戦いを再開できます。逆にワンサークルで相手より大きい旋回半径で回ってしまった(速度が大きい)とき、シザーズを行わずに旋回を続ければ戦いはツーサークルに移行します。(タイミングを間違えればそのまま背後につかれるでしょうが)

サークルを切り替える方、それに対応する方とともに、ふたつの速度域へすぐに切り替えてこれに対応しなければいけませんから、まさしくそのようなときにエネルギーの補充と消費、Pump and Dumpの効率が極めて重要な性能となるはずです(あとはロールレートも)。


では、長々とお話をしてしまい済みません。


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