[7403] 本日の戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/15(Sun) 20:08
- そしてウクライナ側発表による本日の戦果。
数字は動いてます。これがソルダーレ一帯のものか、それ以外のモノか、現状は情報が全く無し。
https://armyinform.com.ua/2023/01/15/syly-oborony-za-dobu-likviduvaly-ponad-600-okupantiv-znyshhyly-2-tanky-ta-5-bpla/
[7402] 戦車不足 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/15(Sun) 18:28
- ちょっと余談ですが、ウクライナが深刻な戦車と装甲車両不足だ、
だからその支援を西欧圏に求めてる、大ピンチでは?という報道を英語圏でここしばらくよく見ます。
まあ事実だけど、ゼレンスキー大統領は昨年3月以来、ずっと同じことを言い続けてるんですよ。
その中でキエフ周辺で勝ち、ハリコフの電撃戦を成功させ、ヘルソン州からロシア軍を撤退させてるんです。
その間、一度もウクライナ側が十分な機甲部隊を持っている、と述べたことは無いのよ。
[7401] 15日のソルダーレ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/15(Sun) 17:52
- 現地時間の15日朝になって再びウクライナ軍からソルダーレでの戦闘続行中の発表が。
どうもウクライナ側が反撃に出ている可能性があり。
この点に関してはロシア側からの情報は無し。
https://armyinform.com.ua/2023/01/15/na-bahmutskomu-napryamku-syly-oborony-zavdayut-znachnyh-vtrat-rosarmiyi-sergij-cherevatyj/
[7400] 無題 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/15(Sun) 17:35
- ウクライナ軍の精鋭部隊の一つ、空挺部隊の指揮官の一人のインタビュー記事。
軍から支給されたカラシニコフでなはく自前で手に入れたAR-15カービンを装備している理由や、
現在までの戦訓を語っているので要約しておきます。
(ちなみに拳銃もマカロフではなくグロックを使ってるらしい)
■攻撃に出る場合、中・短距離で、集中的に動くから軽量でコンパクトな装備が必要
■クリスマスツリーのようにジャラジャラと装備をぶら下げてはいけない
■AR-15はAKより軽量で射撃の精度が高い。
■照準は一般的なコリメーターサイト。より長い距離では、3倍の望遠レンズサイトを追加
■建物内など暗い場所ではタクティカルライトを使う。レーザー照射装置は使わない。暗視装置が必要になるから
■部隊ではよりカバー範囲の広い、保護等級の高いアーマープロテクションが好まれる
https://armyinform.com.ua/2023/01/15/vilni-lyudy-mayut-zbroyu/
[7399] ゴム 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/15(Sun) 09:54
- ウクライナ軍で運用される国産有翼型ドローン、レレカ-100(Лелека-100)に関する動画。
個人的にゴム紐式のカタパルトがこのサイズのドローンでも有効なのにちょっと驚く。
余程軽いのか。でもって着陸は文字通り「穏やかな墜落」ですね。当然、プロペラは例の遠心力で張るタイプ。https://www.youtube.com/watch?v=WENya4wY7Fc
[7398] バフムート 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/15(Sun) 09:38
- ロシア公式比較的正直戦況地図、14日の更新ではソルダーレ一帯に続いて、
バフムート南部でも戦線が前進したことを示しています。
ただし両軍からこの点に関しては何の発表も無し。
それでもロシア側では最も信用できる情報源なので可能性は高いでしょう。https://ria.ru/20220622/spetsoperatsiya-1795199102.html
[7397] 挑戦者二号 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/15(Sun) 09:31
- イギリス政府の公式ホームページでチャレンジャー2戦車をウクライナに供与する、という発表がありました。
西側の最新世代戦車としては初の供与ですが(ほぼ30年前の設計だが…)、
イギリス軍でも余っているわけでは無いので(3に改良後2040年まで使用予定)、
その数は恐らく20両以下程度、大隊戦術群(BTG)で二つ分くらいの数でしょう。
(民間の報道機関では12両としてるが正式な発表ではない)
よってあまり戦力的には大きくないモノになると思われます。
あくまで象徴的な意味の援助、と考えた方がいい気もしますが、今後の支援の一つのきっかけにはなるでしょう。https://www.gov.uk/government/news/pm-call-with-president-zelenskyy-of-ukraine-14-january-2023
[7396] ソルダーレ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/15(Sun) 09:19
- 現地時間14日深夜になってから、ウクライナ側が改めてソルダーレは健在、とコメントしてます。
これまで一日半完全に沈黙していたのが、なぜ今、というのは判りませんが、
ウクライナ側が何らかの反撃に出た可能性はあります。
コメントによると「市街地と郊外で戦闘中」として市内にロシア軍が居るのは事実だがウクライナ軍もそこに居る、
と思われる戦況について述べてます。https://www.radiosvoboda.org/a/news-boyi-za-soledar-viyna-kyrylenko-donbas/32223301.html
[7395] 戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/14(Sat) 20:27
- 本日のウクライナ側による戦果発表。
人的損失はやや落ち着いた者の、全体的に数字が動いてます。
どこかで戦闘が激しくなっているようですが、両軍とも情報無し。https://twitter.com/armyinformcomua/status/1614180335167610887?cxt=HHwWjoCxkc2d3OYsAAAA
[7394] ソルダーレ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/13(Fri) 23:13
- その辺りはどこまでがソルダーレ地区であり、そしてどの段階を持って陥落というか次第ですが、
事実上、ロシアが一帯を制圧した、と見ていいと思います。
少なくとも私が見てる範囲では現地時間で13日朝9時以降、ウクライナ側の報告は出て来てません。
「優勢」もまた言葉の定義の問題が出てきますから何とも言えませんね。
[7393] よく考えたら陥落の定義ってなんだろう 投稿者:鳥3 投稿日:2023/01/13(Fri) 23:01
- ソルダーの戦況についてですが、自分がウォッチしているYouTubeチャンネル(※)を見てる限り、まだ戦闘中のようです。
ソルダーの北端〜北西端付近でウクライナ側が勢力を維持しており、
市街部の面積的にはソルダーが陥落したと表現するには微妙な感じです。
例の正直地図のロシア勢力圏が若干広すぎに見えます(ロシア側のデータなので当然かもしれませんが)。
一方「主要部をロシアが抑えた」という意味なら数日前には「陥落した」とも言っていいでしょう。
とはいえ、押し込まれた側のウクライナが突然盛り返すとも考えにくいので、“遅かれ早かれ”かもしれません。
バクムット周辺に限らず、ウクライナが優勢と言い切れるほど、いい状況とは自分には思えないんですよね・・・。
装甲車の提供の決定など、欧米の支援が一段踏み込みつつあるのが、その証左に自分には見えます。
(※)自分のネットリテラシーを信用していないので、具体的なチャンネル名は書きません。
しかし、運営しているのは日本人ですが、ウクライナ参謀部の報告を基本に戦況をかなり具体的、詳細に動画化しているので、信用できると思います。
・・・日本人のYouTubeの動画はほとんどは信用できないと思っていたので意外でした。
[7392] 戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/13(Fri) 20:39
- そして本日のウクライナ側による戦果発表。
再び数字が大きく動いてます。ソルダーレ陥落に関する戦闘か、
それとも新たな攻勢が始まったのか、現状は判らず。https://twitter.com/armyinformcomua/status/1613853707120136192?cxt=HHwWgMC-xazZx-UsAAAA
[7391] 電子線 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/13(Fri) 20:36
- そのソルダーレ戦において、ロシアは電子戦でウクライナ側の
ドローンの動きを封じる事に成功した、とする記事。
事実なら興味深いところですが、現状、詳細不明。https://ria.ru/20230113/soledar-1844624426.html
[7390] 適当 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/13(Fri) 20:27
- ちなみにロシア国防省も正式にソルダーレ占領を宣言してます。
といっても、これで5回目くらいですが、今度は本当でしょう(笑)。
次はバフムートだ、とも宣言してますが、それだけの戦力が残ってるかどうか…https://t.me/rian_ru/191141
[7389] ソルダーレ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/13(Fri) 20:24
- 本日は正常更新だったロシアの官製戦況地図で、ソルダーレがロシア側の勢力圏に入りました。
恐らく、事実でしょう。ただしウクライナ側は戦闘継続中を主張しています。https://ria.ru/20220622/spetsoperatsiya-1795199102.html
[7388] 正直 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/12(Thu) 23:17
- そして本日もようやく更新となったロシア公営正直戦況地図、ソルダーレの占領を認めてません。
まだ戦闘中と見ていいでしょう。ただしこの辺りもワグネルと軍の宣伝合戦に巻き込まれてる感はあり。https://ria.ru/20220622/spetsoperatsiya-1795199102.html
[7387] 数字 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/12(Thu) 20:36
- ウクライナ発表による本日の戦果。
数字が落ち着きつつあります。
恐らくソルダーレの戦闘が終息しつつある可能性あり。
ロシアは完全制圧を、ウクライナは戦闘続行中を主張してますが現状、確証はどちらも無しです。https://twitter.com/armyinformcomua/status/1613432515619954689?cxt=HHwWgoC9qeOUiOQsAAAA
[7386] 交代 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/12(Thu) 10:16
- ウクライナ戦におけるロシア軍の現地最高責任者が、10月に指名されたばかりの
オネエ系悪漢キャラ将軍スロヴィキンからロシア全軍で一番偉い人、ゲラシモフ参謀総長に交代したとの報道。
一見するとこれが4回目の交代、5人目の総司令官の任命のようですが、
従来と違ってスロヴィキンは副司令官に降格された上で司令部に留まると発表されました。
(さらに二人、サリュコフとキムが指名され副司令官は三人体制となる)
この人事の予備知識として、以下の点があります。
■プリコジンやカディロフなど政府外、非ロシア軍ながら強力な兵力を持ち、
それを背景に有力な発言権を持つ至った勢力に近いのがスロヴィキン将軍
■ジョイグ国防相など政府の軍関係に近いのが軍で一番偉いゲラシモフ参謀総長
一見するとゲラシモフが総司令官になったことで軍側が巻き返しに出た、と見えますが、
これまで全員が更迭された前総司令官と異なり四代目スロヴィキンは副司令官に踏みとどまったのに注意が要ります。
先日のラーパン将軍の陸軍責任者復帰と合わせ、かなり複雑な政治的な権力闘争が始まっている、と見るべきでしょう。
ちなみに今回副指令官に指名された一人、サリュコフ大将(Салюков)は陸軍長官で同時に陸軍最高司令官
(главнокомандующий сухопутными войсками)、
先に復活したラーパン将軍は参謀長ですが指揮系統の上では陸軍副司令官に過ぎませんでした。
(первым заместителем главнокомандующего Сухопутными войсками)
そもそもラーパン将軍が任命された陸軍参謀長はかなりあいまいな地位で該当者が居ない事もある地位だと思われます。
(少なくとも昨年9月からラーパンが任命される今年の1月まで、誰がこの地位に居たのか不明)
陸軍の総司令官であるサリュコフ将軍の政治的な立場は不明ですが、現地副司令官に担ぎ出された結果、
軍と現政権に近い立場のラーパンが事実上、陸軍を仕切る可能性もあると思われます。
同時にゲラシモフが最高責任者にされてしまったので、今後、ウクライナにケチョンケチョンにされた場合、
責任を取るのは軍人勢力の最高責任者、ゲラシモフ本人となり、彼が更迭される可能性が出てきます。
同時に副官に過ぎないスロヴィキンは責任を問われない可能性も出て来るのです。
この辺り、御露西亜国の政治は複雑怪奇なり、としか言いようがないですが、少なくとも戦争そっちのけで
国内で権力闘争が激しくなりつつある、と思っておいた方がいいでしょう。
この場合、ロシアが内部から崩壊する、逆により強硬派のプリコジンらが政権を簒奪し戦争は長引く、どちらの可能性も否定できませぬ。https://ria.ru/20230111/spetsoperatsiya-1844221619.html
[7385] ソレダール 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/12(Thu) 09:35
- ソレダール、再びロシア側が完全占拠を主張、
ウクライナ側が否定する、という状況になってます。
しばし情報待ち、ですね。https://t.me/annamaliar/495
[7384] 悲惨 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/11(Wed) 21:43
- そしてウクライナ側による本日の戦果。
人的損失がやや落ち着いたとはいえ、490人。
さらに戦車を始めとした各種兵器の損失も増加中。
やはりバフムート方面は今回の戦争のスターリングラードであり、
この損失がジワジワと今後のロシア軍の首を絞めて行くように思われます。
戦闘はまだ続くでしょうが、大勢は決した可能性ありと個人的には思っております。https://armyinform.com.ua/2023/01/11/novi-vtraty-rf-v-ukrayini-za-dobu-zsu-vidminusuvaly-majzhe-500-zagarbnykiv-ta-10-tankiv/
[7383] 正直ロシア 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/11(Wed) 21:25
- そして例のロシア軍比較的正直地図がようやく更新されました。
こちらもソルダーレ占領を認めず、その南側の街道沿いにロシア軍が展開した事だけを示してます。https://ria.ru/20220622/spetsoperatsiya-1795199102.html
[7382] ソルダーレ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/11(Wed) 21:19
- ウクライナ側が現地時間で11日になってから、正式にソルダーレ陥落を否定してます。
現状、まだ戦闘は続いてる、と東部方面軍の広報担当者が述べてます。https://armyinform.com.ua/2023/01/11/soledar-ne-pid-kontrolem-rosijskoyi-federacziyi/
[7381] 冬の旅行 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/11(Wed) 16:22
- ロシアの官製メディア、RIAノーボスチが、今度は冬のクリミア半島の旅を特集してます。
正気か、あんたら。そこの数十km北では戦争中なんだぞ…。
あと日本庭園が妙に推されてるのも気になるところ。ちなみに庭園内のお宮の名前は「栗宮」だそうで。はい、ダジャレです。https://ria.ru/20230111/yalta-1838860081.html
[7380] ワグネル 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/11(Wed) 09:41
- ウクライナ側が述べていたようにソルダーレのロシア軍主力はワグネル部隊なんですが、
そのワグネルが公表したソルダーレ塩山の構内写真。
ただしこれ、どうも博物館の方じゃねえの、という気がします。
坑道、広すぎのような。だとすると街の南部に入った、という段階ですが…https://t.me/rian_ru/190903
[7379] 正直地図 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/11(Wed) 09:35
- とりあえず現地時間10日発表のロシア側比較的正直地図では。
未だにソルダーレはロシアの支配下に入ってませんね。
このあたり、ワグネルと政府間の駆け引きもある可能性排除できず。https://ria.ru/20220622/spetsoperatsiya-1795199102.html
[7378] 自衛隊 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/11(Wed) 09:29
- 在ウクライナ日本大使の松田さんがウクライナ政府高官が会談した、という報道。
注目は掲載されてる写真で、一佐(大佐)の階級章を付けた武官が同席してます。
私には陸空海の見分けがつきませんが、武官が派遣されてるとは初めて知りました。https://www.president.gov.ua/news/roman-mashovec-obgovoriv-z-poslom-yaponiyi-shlyahi-praktichn-80289
[7377] ソルダーレ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/11(Wed) 09:20
- ここ数日激戦が報告されているСоледар(Soledar)、
ゼレンスキー大統領の発音だとソルダーレを占領したとロシア側、
特にワグネルに近い報道機関が盛んに報じてます。
一方でウクライナ側はロシア側は多大な損失を出し接近中、
ロシア人は傷口に塩を塗るつもりなの?と微妙な発表をしております。
(ソルダーレはヨーロッパ有数の岩塩の鉱山)
隠れる場所だらけの鉱山だけに戦闘状況はイマイチはっきりしないようです。
もうちょっと情報待ちですね。
https://mobile.twitter.com/DefenceU/status/1612930855898324995
[7376] ペスコフ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/10(Tue) 22:18
- 下で述べたラーパンの着任はロシア側の報道機関の情報ですが、
そのお友達の一人、ペスコフは公式にこれを認める事を拒否、
政府としては肯定も否定もしない(公式発表は無い)としています。https://t.me/rian_ru/190858
[7375] 激戦 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/10(Tue) 22:15
- そして本日の戦果。
人的損失710人な、どやはり凄まじい数字でして、おそらくСоледар(Soledar)方面で激戦が続いてます。
この点は両軍が激戦中と述べており、どちらも自軍の優勢を述べてます。
ただし例のロシア軍正直戦況地図では未だ全く戦線は動いてません。https://twitter.com/armyinformcomua/status/1612697431220559874?cxt=HHwWhICx4Z3xueEsAAAA
[7374] 無題 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/01/10(Tue) 21:56
- ウクライナ軍の偵察工兵隊員(сапера-розвiдника)へのインタビュー記事。
英語でEngineer reconnaissance と呼ばれる偵察工兵は主力部隊が前進するに辺り
地雷など敵の設置した残置兵器を事前に除去してその進路の安全を確保する部隊です。
これが無いとあっさり敵の罠に突入して想定外の大損失を受ける事があり、地上戦には必須の部隊の一つでしょう。
ついでに個人的に自衛隊にあるとは聞いたことが無い組織の一つでもあります。
さすがに何か対策はあるはずと信じたいですけどね…。
とりあえず興味深いので要点をまとめて置くと、
■我々は常に最前線に位置して進行し、地雷やブービートラップ(残置兵器)を除去する。
■ロシア軍は地面だけではなく車両、家屋、敷地、庭、武器、さらには死体やその遺品まで地雷を埋めて行く。
(筆者注・この辺りはアフガニスタンとシリアで残忍な戦争経験の豊富なロシアの得意技である)
■動きや振動、圧力に反応する対人地雷は非常に危険で「猫(кiшки)」と呼ばれる専用の機器で除去する。
■具体的にはケーブルに地雷を引っかけて引っ張る。その下に手榴弾や対人地雷が隠されていると、まとめて爆発する。
■対戦車地雷が多い時は「ВОГа」と呼ばれる手榴弾を使って誘爆させ除去する。
■すでに数十回の地雷除去作業を行い、数百発を無力化した。
■それ以外にも60ミリ迫撃砲、グレネードランチャー、重機関銃などを装備し機械化部隊の行動を支援する任務がある。
■ヘルソン州解放戦の時には欺瞞攻撃で敵部隊の目を本隊から逸らす任務を担当した。
■本来の突破目標から5q離れた場所で欺瞞攻撃は行われた。
■このような任務では事前に地域の偵察を行い、侵略者の防御の弱い部分を特定し、進退路を決定する。
■この時は敵の大隊本部がある村を攻撃目標と決めた。作戦には8人の隊員が三つの班に分かれた参加した。
■異なる方向から同時に攻撃することで、敵に大軍に攻撃されたとの印象を与える事にした。
■一つ目の車両には60ミリ迫撃砲、2つ目には軽機関銃、3つ目には重機関銃を搭載。砲兵支援は152mm SAU 2S3が担当した。
(筆者注・砲兵部隊は8人の中には含まれないだろう)
■敵の陣地に激しい砲火を浴びせた。各種火器の使用による火災の密度はかなり高く敵はパニックに陥った。
■敵は迫撃砲や戦車で無秩序に応戦し始めたが、我々の位置を把握しておらず、ほとんどの砲弾や地雷は見当違いの場所に着弾していた。
■このように戦争では、量だけでなく、工夫や臨機応変さも重要だ。
■ある村まで車2台とバイク2台で行き軽機関銃で射撃すると、敵は大部隊の襲来と思い込み撤退してしまった。
これまた典型的なOODAループの運用、欺瞞情報を敵の「観察」に与えて正確な判断を奪ってパニックに陥れる、の実戦例であり、
やはりウクライナ軍はボイドを知ってる気がしますね。海兵隊の「機動戦」だけでここまでは無理でしょう。
https://armyinform.com.ua/2023/01/08/yak-visim-rozvidnykiv-vvely-v-omanu-bataljon-okupantiv/