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3042
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いろいろ
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2015/10/14(Wed) 00:39
Coniさん、お体をお大事に…
アメリカ海軍は基本的に空冷エンジンしか使ってません。
未だに明文化された資料を見たことがないのですが、
基本的にアメリカ海軍は耐久性の高い空冷エンジンを採用したと言われてます。
海の上で小銃弾一発でラジエターに穴が開いたらおしまい、という液冷は避けたようなんですが、
今まで見た要求仕様書には、エンジンは空冷と明確に指示されたものは無く、
ある意味、そんなの常識的な判断があった不文律だったのかもしれません。
K2Wさん、もう少し書かれている事をゆっくり読み取っていただけると、
すでに全ての疑問に対して解答となる情報を一度は記事中かこの掲示板に書いてます。
私としては、同じことを何度も書くというのは、正直苦痛ですので、失礼させていただきます。
ちょっとだけ追加すると、行動調書の時間は全機着艦時間と明記されてるのですから、
各部隊と部隊の着艦時刻の差が収容時間という話に過ぎません。
単純に引き算をすればいいだけなんですよ(笑)。
現場の航空部隊の人間が残した記録ですから、これ以上の正確性は他の資料に期待できないでしょう。
ちなみに、合戦図の時間は微妙に戦闘詳報とも異なる部分が多く、
どっちが正しいのか知りませんし、その情報を信じる信じないは個人の自由ですが、
私は鵜呑みにするのは危険だと思いますよ(笑)。
それくらいですかね。
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3041
]
逃走宣言
投稿者:
K2W
投稿日:2015/10/14(Wed) 00:31
これでも1週間弱の逡巡と検討の末のことなので、連休に湧くニワカ扱いは心外です。
根拠薄弱な推量で「大ウソ」「最低」「最悪」などの罵倒をする(様に見える)のはどうかと申し上げるだけです。
人は見たい物しか見ない
あるいはボイド流にOrientationの違いということでしょうか。
1点明らかな誤りは瑞鶴戦闘詳報の航跡図(正しくは合戦図)以外、飛行機隊行動調書には着艦収容時について1つの時分しか記載がないので、着艦開始から完了までの時間は合戦図以外からはわからないということです。逆に合戦図には収容のために反転・定針した時刻、再反転した時刻が「攻撃隊収容」「収容終リ」の但し書きと共にはっきりしているのですからこれを疑う余地はないでしょう(むろん記述自体はご存知なのでしょうが)。
私の考えと根拠は示したので余人のDecisionは各自に委ねます(以前サイトの内容の正確性は自身の責任とおっしゃっていましたが、少なくともウソは書いてないので消されはしますまい)。
最後にROUND1-5の3ページ目、「翔鶴の沈没地点」は祥鳳の誤りでしょうと指摘して、
5年来の1読者に戻ります。
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3040
]
空冷エンジンの理由
投稿者:
CONi
投稿日:2015/10/13(Tue) 21:54
アナーキャ様
どうも御無沙汰しています。
最近腰痛でパソコンの前に座るのが億劫で、
いつもスマホで読ませていただいてます。
(ジジむさくてすいません)
ところで第二次大戦中のアメリカ海軍の航空機って、
空冷エンジンを使ってるものばかりに思えるのですが、
なんででしょう?
アメリカ海軍機で液冷エンジンってありましたっけ?
ろくな液冷エンジンを持っていなかった日本軍ならわかるのですが、
アメリカ海軍に「液冷エンジン使用禁止令」とかあったのでしょうか?
鼻ヅラが長いと離発着で視界が悪いとか、冷却水を用意するのがイヤとか、
なんか偉い人の好みとか信仰上の理由とかですかね?
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3039
]
夏休み去りて連休来たり
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2015/10/12(Mon) 21:33
1.同じことを二度書くのは気が引けますが、明確な基準が無い以上、
文面云々は個人の主観であり、その正否を論じるのは無意味でございましょう。
私の考えを変える気はないですし、K2Wさんの個人の考え方に関しては正直言って、私は興味がないのです。
7時の打電なるもの問われる理由が、ちょっと判断がつきませぬ。
よって回答は控えさせてください。
打電にかかる時間は、無線室の混み具合、そして優先順位によるでしょう。
通常の命令文の暗号化と解読なら10分もかからん、という手記を以前読んだのですが、
現物が見つからないので、ここら辺りの数字は参考程度に。
戦闘詳報の記述、250海里を信じる信じないは個人の自由です。
私は疑り深いので(笑)9時頃における両者の推定位置を自分で測ってみただけです。
2.あの前後の電文の受領時間は、ほとんどが先に書いた時間で届いてます。
あの時間帯において、あの電文の到達時間の遅さはやや目立つのです。
そして、あの時間はあまりに都合が良すぎるタイミングであろう、という事です。
3.戦闘詳報と行動調書に全機着艦時間が書かれてるのに、なぜ航路図から時間を逆算するのかよくわかりませんが(笑)
とりあず普通に資料を読み取る限りそうはならないよ、というのが私の判断です。
ちなみにアメリカ側は結構几帳面で、離着艦に掛かった時間も書かれてることが多く、
着艦時間を見ると、やはり20〜40分前後となってます。
といった辺りでいかがでしょう(笑)
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3038
]
無題
投稿者:
K2W
投稿日:2015/10/12(Mon) 17:10
すみません。訂正でミス。13時33分です。
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3037
]
無題
投稿者:
K2W
投稿日:2015/10/12(Mon) 17:08
失礼。
瑞鶴航跡図の収容完了は現地時間13時30分です。
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3036
]
批判は証拠と共に
投稿者:
K2W
投稿日:2015/10/12(Mon) 15:40
初のコメントでこんなに突っかかる無礼をお許しください。
当人大分恐縮しながら書いてます(汗)。
1.判断の成否を問題にしているのではなく、文面の妥当性を問題にしているのです。飛行機隊指揮官が「攻撃中」と言ったら突撃下命後でしょうが、艦隊指揮官が視界外に攻撃隊を放った後に「攻撃中」と言うのは「大ウソ」でも何でもないでしょうと。無論これを「大ウソ」と断ずるに足る軍令上の根拠(用語の定義)、類似状況での用例があるなら別ですが、浅学にして存じ上げません(マリアナで艦隊が航空隊を差し向けるのを「攻撃を指向」と表現しているのは見つけました)。
30分程度で飛行機隊が攻撃可能な「空母」を放置して、4時間以上はかかるより重要な空母を目指すことの妥当性はわかりませんがね。
あと〇七〇〇発は司令官による起案時刻で、打電開始にはここから15から20分程度かかる(相手司令部着にはさらに倍)と思ってたのですが違うのですか?
250浬はMO機動部隊戦闘詳報の9時時点での情勢判断(アジ歴C08030728400の48―49枚目)。
アナーキャさんの朝の両軍索敵範囲図で見ても、索敵機発進時点で両者の距離は230〜240浬程度。
MO機動部隊はその後3時間南と東に進んでいるのですから、ウソじゃないだろうだと思っていましたが?
2.4艦隊から機動部隊宛で発受の両時刻があるものを見ると、5月4日一六二〇発の機密330電は一八一〇接受(同上37枚目)。7日一八四〇発の機密378電は一九五〇接受(C08030728500の13枚目)ですね。加えて瑞鶴は鹿島一〇四五発機動部隊宛を一一二三接受(C08030742700の43枚目)。先の7日一八四〇発機密378電は一九四六接受、直後一八五〇のは一九五五接受(同上47枚目)、8日4艦隊〇七三五発を〇八〇二接受(同上53枚目)です。他艦船間だと20分強程度まではありますが。はて、45分は異例なほど長すぎるのでしょうか?
あと、これは印象で、事実であれば一つの問題ですが、本海戦に限らず、日本海軍の艦隊司令部は上級司令部との通信より、配下部隊との戦術的な通信を優先しているような気がします。
3.8時50分に司令部が衣笠機からの電文に接して直判断したとして、司令部から攻撃隊への無線連絡に10分(攻撃隊はその間も進む;通信配備状況によるとMO機動部隊司令部から直送できないらしいのでもっとかかりそう(C08030728700の29枚目))。大編隊の180度回頭に5分、爆弾捨てようが巡航速度は1割程度しか変わらないので、艦隊上空着は混乱なしで9時50分程度じゃないでしょうか?
着艦収容に要する時間ですが瑞鶴の航跡図からの情報(C08030742700の9枚目)では12時32分から11時33分まで。途中艦攻隊収容後に反転しますが、艦爆隊を認めて10分以内に再反転。戦闘詳報の記録は着艦開始時刻でしょうね。艦側と飛行機隊行動調書との時間差は不明ですが、30機以上も急速着艦はできないので、先に艦戦・艦攻隊を格納庫に下げていたんじゃないでしょうか。
素直に直線航行していた時間を着艦時間とするなら、約50分。10時40分より先には完了しないでしょう。しかもぼちぼち索敵機の帰還時刻なのでその収容もしなければいけない(ばらばらに帰ってきて計10分以上)。
艦隊間の距離ですが(戦闘詳報からの類推であり、実距離を見てはいないので間違っているかも)、攻撃隊帰還中の1時間弱、再装備中の2時間を西航に費やしても、収容と発艦(1時間強?)では東航するので正味2時間分以下。9時時点250浬を50浬縮めても200浬。12時半200浬で艦爆隊進発として、巡行130ktで14時過ぎ着ですか。
どんぶり勘定だったのを細かく切り詰めて、艦隊での接近も含めたので大分縮まりましたが、何も問題がなかったとしても混乱の中を撃つにはまだ足りないようです。
3.についてはもう少し頑張れば撤回になりそうですがどうでしょう。
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3035
]
個人の価値観と数字でわかる部分と
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2015/10/11(Sun) 22:37
K2Wさん、初めまして。
1. 翔鶴索敵機が報告した敵艦隊までの距離は163海里(約300km)とあり、その後東に向かってしまったため、
ざっと発艦から到着までは1時間半の距離と見積もられます。
実際、1時間20分前後で攻撃隊は現場に着きました。
それより30分以上前の50分(これは打電時だから実際はもっと早い)の段階で、敵を攻撃中、
と報告して反転をしないのが、妥当と言えるかは、個人の価値観の差でしょう。
少なくともこれを攻撃中、と説明できる軍令上の根拠は何もありませんから、
個人の判断に頼るしかありません。
となると守るべきポートモレスビー攻略部隊を放り出してやるべきことではない、というのが私の判断、
面倒や、そのままでええやんけ、というのが五航戦、K2Wさん個人の判断、という話です。
当然、K2Wさんは自分が正しい、と思うのでしょうが、私はそうは思わん、という話ですね。
個人の価値観の差で、正解は無いでしょう。ただし、結果を見ればその差は明白だったわけです。
西の機動部隊との距離は海図で測る限り240海里を切ってるように見えますが(410〜430q前後)、
(日本側の位置は戦史叢書49巻、アメリカ側の位置はBattle of coral sea Combat Narratives)
250海里という数字の出どころは何でしょう?
2. 電文の到達に時間がかかるのは当然ですが、それでも遅すぎるんですよ。
珊瑚海海戦の記録を読む限り、30分以上かかるのは全く持って普通ではなく(笑)、
ほとんどの電文は発信から15〜30分からの遅れで司令部に届いてます。最短だとわずか8分(時間は戦闘詳報による)。
まして司令部からの電文は最優先で解読にまわされますし、長文でもありません。
45分は平均時間を大きく上回る数字と見ていいです。
3. 40分しか飛んでない攻撃隊を8時50分に反転させれば、10時より前、9時半前後には帰って来ますよ(笑)。
(さらに帰りは燃料の心配がない上に重い爆弾、魚雷を捨てるので速度も出せる)
ちなみに収容にかかる時間は意外に短く、実際の瑞鶴の場合だと12時20分に索敵機を収容後、
12時30分には艦攻、艦戦の両部隊を収容終了(その間10分)、その後、到着時間は不明ながら、
USSネオショーを攻撃して遅れて帰還した艦爆隊を13時10分までには収容終了してます。
艦爆部隊は攻撃に20分以上使ってますから、なんだかんだ30分以上遅れての帰還のはずで、
こちらも15分以下の時間で全機が収容されてる計算になります。
すなわち全機の着艦でも、30分以下の時間しかかかってませぬ。
よって40分の距離から急ぎ戻り、30分以下の時間で着艦は終了、
8時50分からそこまでが「さらに1時間かかります」なのですよ。
となると、どんなに遅くても10時過ぎには収容は完了、その後西に反転して23ノットの航行をやれば、
2時間前後の再兵装中に46海里、85q近く相手との距離が詰まるのです。
この段階の位置を海図で測れば、両者の距離は350qを切ってます。
となると12時前までに発艦すれば大よそ1時20分ごろ、遅くとも1時半までにはアメリカ艦隊の上です。
アメリカ側の着艦作業は大よそ12時40分から1時10分ごろまででした。
当然、格納庫への収容作業はまだまだ続きます。
さらについでに、アメリカのツラギ空襲では、艦爆だけなら1時間半以下の時間で再装備、再発艦してます。
すでに必殺の間合いには入ってますから日本側にこれができれば(できないとする合理的な理由は何もない)、
1時前に艦爆による最初の空襲は十分可能だったでしょう。
といったところでいかがでしょうか(笑)?
[
3034
]
MO機動部隊のウソ?
投稿者:
K2W
投稿日:2015/10/11(Sun) 20:58
はじめまして。
いつもは興味深く拝読しております。
ただ、今回はちょっと見過ごせないため、指摘させていただきます。
1.9時の電文について、攻撃隊を50分前に発進させた(もうすぐ接敵する時刻だ)艦隊司令部が「航空機の全力をもって攻撃中」と報告するのは全く妥当な報告でしょう。また、この時点で西の機動部隊との距離は250浬。「空母決戦における必殺の間合い」にはちょっと遠いです。
2.電波は光速で飛んでも、通信は時間がかかります。特に艦側は通信室→艦橋をはさむため、より時間がかかると理解しています。艦隊対艦隊なら発信側にも艦橋→通信室をはさむのでその倍はかかるでしょう。実際他の戦闘詳報など見ても、司令部からの無線通信が30分以上かかるのは全く普通で、夜間の長文電だと3時間とかも普通にかかっています。アメリカ側の通信ラグがどれほどかかるかは知りませんが。
ちなみにレイテだとさらに間に他の通信隊をはさむ上に栗田艦隊の受信環境の劣悪さを考慮する必要があります(よく言われる電波状況や司令部通信要員の問題のほかに、どうも戦闘騒音が受信を全く不可にしたらしい)。
3.8時50分に即座に反転させたとして、10時ごろに艦隊上空に戻ってきても、そこからさらに着艦収容に「1時間近く」かかるでしょう。攻撃距離も250浬で出せたとしても約2時間。TF17到達は早くても3時頃でしょう。アメリカ側は対応可能です。
本海戦の日本側が大チョンボ連続で擁護しがたいのは確かですが、ウソはいけませんよね(笑)。
[
3033
]
電波の錯誤
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2015/10/09(Fri) 22:30
五反田猫さん、感想ありがとうございます。
戦場における通信による混乱は、技術の問題、運用者の問題、
さらには無線封鎖の有無の問題が関わって複雑なシロモノになってますね。
実際、次回の記事で見るように、アメリカ側も無線における
人的錯誤で大チョンボをやってしまいます。
ここら辺りで実はよくわからないのが、アメリカ側が
どこまで音声通信をやっていたか、です
戦闘機同士の連絡が音声通信だったのは間違いないのですが、
珊瑚海およびミッドウェイで、護衛機に対する空母からの
迎撃誘導が果たして音声誘導だったのか、実はよくわかりません。
普通に考えると単座戦闘機相手なので、音声通信ですが、
平文(暗号化しない)でモールス信号で送っていた可能性がどうもゼロではないようです。
(指令を送るだけなら返信は要らないから)
当然、長距離飛行ではアメリカでも全てモールス信号で、これらの機体に専任の無線士が居たのは、
モールス信号の聞き取り、打電のほか、暗号解読とこちらの打電の暗号化作業をしてたからです。
ほとんど人間信号変換器なんですよ、この時代の無線士の皆さん。
ここら辺り、アメリカ側も決してまだまだ優位に立っていたわけではなく、
結局、珊瑚海、ミッドウェイの段階でのアメリカの戦略的勝利は
物量でも技術の差でもなく、情報戦の勝利(敵の暗号解読)、そしてやる気の問題(笑)でした。
戦術、戦略は日米どちらも拙いもので、差を分けたのは情報とやる気だけだったと思います。
ちなみに日本機でもモールス信号でなら、艦爆、艦攻、ともに機体どうしで通信ができたはずです。
艦爆部隊などは、隊長機からのト連送で降下開始する場合が多かったようですし。
(ただし機種が異なる艦爆から艦攻などへの通信は実例を知らないので、詳細不明)
また、日本の無電の場合、K長官の戦闘詳報をはじめ、
受け取ってるはずの無電が届いてない事になってる、
という特殊な事情も考慮する必要があるので、やっかいです(笑)
[
3032
]
海軍の航空機用無線
投稿者:
五反田猫
投稿日:2015/10/09(Fri) 14:23
MO作戦が、錯誤の嵐である事は、拝読して良く判りました。
その原因を見れば、航空機からの情報も、艦からの指示も上手く伝わない事が見えてきます。
しかし、パイロットや偵察のせいにもできなさそうですね。
当時の搭載されている日本側の無線装置。
九六式飛行機用無線機辺りでしょうか? 機上で敵機に襲われつつトンツーやって、指示も聞きとれって、どれだけ超人的な作業でしょうか。 音声無線(電話)は、九六式空1号無線電話機辺りでしょうかね。
こちらに写真がありました。
http://e-tsurezure.blog.so-net.ne.jp/2010-06-18-3
こんな使いにくい所に、スイッチ類があって、周波数合わせて、送信、受信切り替えって、一人でどれだけやれっていうのでしょうか。 これを見ると、日本の艦上単座機で偵察するのが不可能だと良く判ります。
一方のアメリカ側は、良く判りませんが、情報がそれなりに伝わっている点を見れば、もっとましな無線装置なのでしょうね。
空母同士の戦いは、飛ばした飛行機との情報交換から始まる事を考えると、それとの情報交換ができない事は、致命的なのですね。 私達は、後知恵で、その事が判りますが、当時は 現場でアリャリャだったのでしょう。
それでも、対策をやった方と、やれなかった(やらなかった?)方の差は、次のミッドウエーではっきりと出ます。
MOの時の日本機動部隊を、忠実に再現するゲームを作ったら、指示は届かず、情報も不明、やっと届けば場所は間違いと、どう考えてもクソゲーとしか言われませんね。
それが実際の命かけてあった事が、なんともいえない気分になります。
[
3031
]
スゴイ
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2015/10/06(Tue) 23:31
ちょっとスゴイと思った動画ふたつ。
ああ、そういう使い方もあるのか。技術と発想の素敵な融合を久しぶりに見たと思いました。
https://www.youtube.com/watch?v=19KsQN3mydo
ボーイングの新素材。
生物の骨の構造に似た、体積のほとんどが空気となってしまうような“組上げられた素材”。
スゴイ。
https://www.youtube.com/watch?v=k6N_4jGJADY
[
3030
]
なんと
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2015/10/01(Thu) 23:00
またルパンV世って、大正になってから市川團十郎が劇団を立ち上げたみたいな話だなあ、
と思ってたら、今回は作画がテレコムなのか。
あのテレコムとは別物になってるとはいえ、35年ぶりにテレコムか。
友永さんとか帰ってくるんだろうか。ラムダとアルバトロス、飛ばせへんやろか。
[
3029
]
ありゃま
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2015/09/30(Wed) 22:07
ご指摘どうもです。
素でボケてました(笑)。記事の方も修正しました。
[
3028
]
ドイツ側のデンマーク海峡海戦参加艦艇
投稿者:
XYZ
投稿日:2015/09/30(Wed) 13:27
ビスマルクと「プリンツ・オイゲン」でしょ。「ティルピッツ」は不参加。
[
3027
]
戦争
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2015/09/29(Tue) 00:26
五反田猫さん、その辺りはまた少しミッドウェー編で触れようと思ってます。
そもそも現場責任者に過ぎないコント56号閣下がなぜ戦争全体の戦略を考えてるんだ、
というあまりに基本的な問題もありますしね(笑)。
個人的には国に金があって産業界にフォードが居て、
全軍の責任者がマーシャルなら日本は勝てた、と思ってます(笑)。
[
3026
]
大日本帝国の大戦略
投稿者:
五反田猫
投稿日:2015/09/28(Mon) 16:15
ご無沙汰しております。
最近アクセスしていなかったので、空母の新シリーズを拝見して、追いかけております。
すでにお書きになっているように、太平洋戦争というのは、日本の戦略は「南方へ行って石油を確保自給し、世界情勢の変化を待つ」という程度で、結局 真珠湾を叩いて、南方油田を確保する程度しか考えていなかったのが良く判ります。 何より連合艦隊の最高責任者が「2,3年は暴れてみせますが、その後は..」と言っているくらいですし。 陸さんは、海さんに引っ張られて、いつの間にやら島嶼防衛になって転身に玉砕、対ソ戦以外の全く準備無し。 下級士官を体験した山本七平氏が「どこの世界に戦争始めて2年たっても相手とどう戦うか決まっていなかった軍隊がいるのか」と、18年8月の士官教育で、初めて配られたわら半紙刷りの薄い「ア号教育(対米戦の教本)」を見た時に呆れております。
これは今も同じ事で、戦争法案反対と国会で騒いでいる人も、賛成している人も、中国との戦闘がどんなものなのか、安保が無くなったら、どのように自立して国防ができるかの議論は、寡聞にして聞かないのです。
[
3025
]
光学迷彩
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2015/09/20(Sun) 22:56
Have blueには青色にする、空が青みがかった状態になる、というニュアンスがありまして、
要するに空と見分けがつかない、といった意味になります。
まあ、ステルス機は誰にも見えないよ、という事でしょう。
で、あの記事で私が疑問に思ったのはそれって名詞だとどう訳すんだ?という点なのです。
[
3024
]
ハブ・ブルーの件
投稿者:
さしみ
投稿日:2015/09/20(Sun) 22:26
ハブ・ブルーって個人的な推測にすぎませんが、きっと空を纏う的な意味だったんじゃないかと思います。
理由は単純に青空からですが。
[
3023
]
アラスカ
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2015/09/20(Sun) 20:57
90人に一人ってすごいですね。
町内に一人二人は保有してるって事でしょうか。
私のアラスカの飛行機の印象はこれなんですが、
https://www.youtube.com/watch?v=TTuDeKxjPck
今年のコンテストの映像がいまだYou tubeに出てきません。
中止になっちゃったのかなあ。
一回は観に行きたかったのですが…。
これで空母に着艦しようとしたら、空母の方が速くて置いてゆかれるでしょう、という世界(笑)
[
3022
]
アラスカ航空事情’
投稿者:
くさの
投稿日:2015/09/20(Sun) 11:46
アラスカって、操縦免許持っている人の割合は全米平均の9
倍、自家用機保有率は20倍って聞きました。90人に1機自家用
機があるとか。
アンカレッジの郊外には庭に軽飛行機が駐機してある住宅街。
街がありました。近くの滑走路まで道路をタキシングしていく
とか。流石に現在ではこのような住宅街の建設は認められない
とのことですが、すでに作っちゃったものに関しては今更禁止
は出来ないと許されているそうです。
[
3021
]
いいですねえ
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2015/09/19(Sat) 21:08
うらやましい限りです。
アラスカというと翼がオレンジだとか、ほとんど0距離で停止するデカタイアのレシプロ機とか、
向こう側にロシアが見えるのだろうかとか、個人的にはカオスな印象しかないのですが
一度は行ってみたいですね。
34ノット出る小型船なら、戦場で見張りさえしっかりしてれば雷撃も爆撃も避けれますね(笑)。
露天といえば戦闘指揮処もむき出しで、あれ30ノット以上、
時速60qとかで急速回頭なんかした日には吹き飛ばれるんじゃないかという気もします。
HMSベルファストとUSSニュージャージーで見ましたが、
戦艦なのでいざとなったら装甲指揮所があるニュージャージーはともかく、
HMSベルファストは完全な吹き曝しで、ここで指揮を執ったのか、と驚いた記憶があります。
短時間なら我慢しろ、適当な場所にしがみつけってのがイギリス式なんでしょうか。
空母の場合もミッドウェイの時、最大戦速で退避中の甲板から、
海上に転がり落ちてしまった人とか、居たんじゃないかなあ。
[
3020
]
エルメンドルフ空軍基地とか
投稿者:
くさの
投稿日:2015/09/19(Sat) 04:19
一昨日まで家族旅行でアラスカに行ってました。アンカレッ
ジにはアラスカ航空博物館があるのですが、残念ながら時間
がなくて行けず。
ただ、アンカレッジからウィッティアに向かうアラスカ鉄道
から、エルメンドルフ空軍基地にF-22が連続着陸するのが見
えました。一旦フライパスして360度旋回して着陸していまし
た。冷戦華やかりし頃はアラスカは最前線で、フェアバンク
スからアンカレッジに向かうアラスカ鉄道からも、2001年ま
で使われていたクリアー空軍基地の長距離レーダーが見えま
した。
ウィッティアという小さな町から氷河クルーズにでかけたの
ですが、この町はもともと日本軍の侵攻に備えて、人員・物
資の陸揚げ港として建設されたものとのこと。実際に稼働し
始めたのは戦後ですが、軍が建設したビルが現在はアパート
として使われており、ほぼ全住民(といっても200人)程度が
このアパートに住んでいるという珍しい町になっています。
氷河クルーズに使われるのはウォータージェット推進の双胴
船ですが、なんと巡航速度34ノットでした。試しに高速走行
中にオープンデッキに登ってみましたが、風が強くてカメラ
のシャッターすら切れない(ぶれてしまってピントが合わな
いので)状態でした。大戦中の駆逐艦や巡洋艦には露天艦橋
用に遮風板がついていますが、確かにそれないととても指揮
ができるような状況では無いですね。
[
3019
]
インド
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2015/09/13(Sun) 18:53
デンジャラスですね、インド…。
10年以上前、知人がマニラに赴任していたとき、警備員付オートロックのマンションに住んでいる、
と聞いて贅沢だなあ、と言ったところ、でないと死ぬと答えられて、すげえと思ったのを思い出しました…
[
3018
]
無題
投稿者:
kobikky
投稿日:2015/09/13(Sun) 00:17
アナーキャ様,ボービントンの戦車博物館もかなり辺鄙なところなので、7月に一時帰国した際に国際免許を取ってきたのですが、長時間歩いて疲れた後に交通事情の異なる国で運転して事故でも起こした日には、会社から懲戒をくらいそうなので電車での移動で検討しております。
ちなみにインドでは自動車の運転を禁止されており、アパートの道路を挟んだ反対側のケンタッキーフライドチキンに行くにも、運転手に電話して迎えに来てもらわねばなりません。(道路の横断などしようものなら、それこそ命がいくつあっても足りない交通事情ですし、アパートから出た瞬間に強盗に会うかもしれないし・・・)
これがアメリカなら、レンタカー以外の発想はないのですが(笑)
[
3017
]
ドックスの浅瀬
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2015/09/12(Sat) 21:04
kobikkyさん、何らかの参考になったなら幸いです。
ちなみに結構高くつくので私はやめましたが、あそこはデカい駐車場があるので、
レンタカーで出かけてしまうのも手です。
あと、ほとんど無料ばかりのイギリスのこの手の博物館の中では、
例外的にかなり高い入場料を取られますので、この点も注意してくださいませ。
[
3016
]
一般観光は・・・
投稿者:
kobikky
投稿日:2015/09/12(Sat) 11:07
アナーキャ様、MO作戦執筆中のお忙しい中、早速のお返事ありがとうございます。やはりダックスフォードは重要ですよね。行き方を調べていたら、平日は直行バスはなく、最寄駅にタクシーもなく、隣駅からタクシーか1時間半に1本のローカルバスで行くしかなく、しかもバスは「開館時間なんか関係ない」というタイムテーブルのため効率が悪く(おまけにアメリカ館は改装中で分散展示)二の足をふんでおりましたが、やはり行くことにします。
4年前に家族サービスで一通りロンドン観光は済ませているのですが、ワーナーブラザーススタジオの蛙チョコレートと百味ビーンズをお土産にたのまれているので、その合間に空軍博物館のMe110、Ju-87をピンポイント攻撃する、作戦としたいと思います。<m(__)m>
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日本海軍
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2015/09/11(Fri) 22:11
海図が無かったので、暗礁を避けたのかなあ、というのは実はちょっと考えてました。
ただ、こんだけの作戦やる海域で、そんなのあるかなあ、というのと、
ツラギ侵攻部隊は普通に南側から侵入してますし、
MO主隊は重巡4隻に祥鳳込みでブーゲンビルの南側を抜けてソロモンに出ています。
なので、きちんと情報を持っていたのだろうな、と思ったのですが、考えてみれば日本海軍なんですよね(笑)。
海図が無くて暗礁を避けたか、特に夜間の突破となる今回はそれを恐れた可能性はあるような気はします。
案外、これが一番合理的な説明かもしれませんね。
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ソロモン諸島を大回り
投稿者:
すぅ
投稿日:2015/09/11(Fri) 09:11
記事の中でソロモン諸島の大回りをご指摘されてましたが、空母を中心とする大きな艦隊が、よくわからない狭い海峡の中を突っ切るのはかなり勇気がいる行動なのかなと思います。特に当時はまだ正確な海図等もあったかどうか不明ですし、万が一艦隊の1隻でも座礁しようものならとんでもなく面倒になるでしょうし。さらにあの辺は熱帯だけに珊瑚礁が発達してる可能性もあり、ヤバい暗礁を見つけた時には手遅れとなりかねません。
実際はマライタ島とサンタイサベル島の間は抜けられる水深がありますが、その北のチョイスル島とサンタイサベル島の間、あるいはブーゲンビル島とチョイスル島の間は浅く、私ならビビッて安全なルートをとるかな、と思います。(ブーゲンビル島の南は航路はできていたはずですが)
いや、そもそもなんでわざわざソロモン諸島の北側から回ってるのかという疑問はあるのですが。
詳細に調べていただいた上に、ほぼほぼ憶測で物を言うのは恐縮なのですが、実際の船は結構浅いところを通るのが怖いものなので…。
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ロンドンは遠いよ
投稿者:
アナーキャ
投稿日:2015/09/11(Fri) 01:31
コビッキーさん、お久しぶりです。
なんで私以外の皆さんばかりロンドンに行くのでしょう(涙)…
10月に4日前後の時間を確保したものの、4日じゃなあ、というのと
PCの新調で予算もなくなってしまい、今年はどうも海外脱出ができない感じになって来ました…。
ロンドンの博物館関係はここ数年でだいぶ変わってしまったようで、
さらにダックスフォードに至っては私が行ったのは10年前ですから、
参考になるかは微妙ですがあくまで私の主観で述べると、
●珍しいものが見たいなら、ダックスフォード
レストアハンガーが常に解放されてますから、機体のレストアがすぐ近くで見れるほか、
陸戦兵器もプライベートライアンの撮影で使われた改造ティーガーを含め(笑)
ヘッツァーやB型の4号戦車とか意外に貴重なものを持ってました。
また、以前はロンドンの帝国戦争博物館に展示されていた多くの兵器類は、現在こちらに移動してます。
●手軽に行くならロンドンの空軍博物館
資料性が低い(レストアが微妙)という欠点があるものの、
ここは世界で2機しかないJu-87、1機しかないMe-110などを持ってます。
他にもデファイアントのレストがすでに終わってるはずで、これも確か世界唯一だったはず。
ただし以前ここに居た五式戦は移動でコスフォードに行ってしまいました…。
●意外におすすめ
テームズ川に浮かぶベルファストは、私が見て来た軍艦の中では、最もオリジナルに近い状態を維持してました。
艦内の展示も興味深いものが多く、レーダーマニア(?)艦砲マニア(?)にはたまらん、といった展示も多いです。
●科学博物館(Sience museum)
ここの旧館最上階の航空機展示はヘタな軍事博物館よりすごくて、
シュナイダートロフィーの最後の優勝機S-6Bとシュナイダートロフィーの現物、
大西洋横断飛行を最初にやったヴィミーの実機(リンドバーグより先)
主翼まで羽布貼りの初期ハリケーン(他では見たことがないです)
イギリス最初のジェット機ホイットルのE.28/39、
そしてスミソニアンを超えると言っていい航空エンジンコレクションがあります。
さらに一回には大英国の一発ギャグメカがずらりと並んでいて、飽きませぬ。
スミソニアンに行ってしまった人にはあまり意味がないですが、
アポロ10号の司令船、チャーリー・ブラウンもありますね。
逆に改装後、私は行ってないのですが、ロンドンの帝国戦争博物館は
展示内容が大きく変わってしまい、以前ほど興味深いものではない、という感じもあります。
ただしここはシカゴの産業博物館の機体と並んで貴重な、オリジナル塗装のスピットファイアが展示されてます。
といったところが、私の知ってる範囲となります。
何らかの参考になれば幸いです。
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