お次は1階の展示からCVCCエンジン。こちら側を正面に向けて展示されてるので、その写真だけ撮って前回は終わりにしてしまったのですが、帰宅後にCVCCのキモである副燃焼室関係は裏側じゃん、と知り涙する。今回はその敵討ちございますな。 というわけで、念願の裏側からの撮影。 前回の2019訪問記で詳しく説明したので詳細は省きますが、奥に見えてるピストンのあるシリンダー上部が通常の主燃焼室、その手前、プラグが斜めに突き刺さってる狭い空間がCVCCのキモ、副燃焼室。ここで小さな火球を造って主燃焼室に噴出させて薄い混合気に着火してます。 吸気弁はこの上にある副吸気弁(ガソリンの濃い混合気を入れる)、シリンダの上にある主吸気弁(ガソリンの薄い混合気を入れる)の二つがあり、排気弁は主燃焼室のみに付いてます。奥のピストン上に見えてるのが排気弁と主吸気弁なんですが、どっちがどっちかは判らず。 お次は市販バイクの部屋。前回は無かったか見逃していたホンダのビート。 1983年発売の50ccスクーターで、ホンダの初代Beatがこれ。2シーターの660cc軽自動車は二代目となります。50t 2サイクルエンジンでは世界初の水冷式でした。ヘッドライトはボンネット風カウルの先端部に二灯入ってます。その間にあるのがラジエーター。 今見ても斬新なスタイルなんですが、ほとんど見かけた記憶が無く、あまり売れなかったんじゃないかなあ、と。当時のスクーターとしてはやや高めのお値段(15万9千円)でしたしね。 楕円ピストン4気筒のホンダの最高峰バイク、NRを再度掲載。この訪問で生涯三度目の目撃となります(笑)。 ちなみに唯一、街中で見た時も駐輪中だったので、走ってるところは一度も見たことが無いままです… そのエンジン。これも前回見た記憶が無いな。 楕円ピストン4気筒と言っても、吸気部とかを見ると実質的には円形ピストン8気筒が土台になってるのがなんとなく判りますかね。 |