■箱根の山は天下の険 イージス艦もものならず そら陸上だし
艦の凸凹を減らそうとした結果、なんだか空母みたいな密閉型側部通路に。
まあ、もしかしたら単に「雨の日でもぬれないようにしました」という理由かもしれないけど。
手前左側の壁に注目。
よくわからんのですが、この21世紀型ツィメリットコーティングを結構見かけました。
どんな効果のあるものか、は全く不明。
トンネルを抜けると前部甲板だった。
さすが9000トン級、甲板、広い広い。
5インチ砲、すなわち128mmってことは、戦車砲とさしてかわらんのだから、
小さい小さい、と思っていたら、その砲塔、意外にデカクてビックリ。
これもステルス的カクカクシェイプになってます。
床が例の謎のコーティングなのにも注目。
手前左がこの船の主力兵器、垂直式ミサイル発射ハッチですが、
この側面を見て、前部甲板がいかに急傾斜か、を感じてくださいませ。
これ、後部甲板にもあり。
で、ここで見学の列に並んでたら、やけにウレシそうな水兵さんが手招きをする。
え?オレ?と聞くと、お前だ、という。
行ってみると、砲塔横のハッチが開いていて、内部が見れました。
どうもカメラ抱えて写真ばかり撮ってたので、コイツはこの手のを
喜ぶだろう、と思われたらしい。
喜びましたとも(笑)。
冷却用の給水ポンプと配管だと思うんですが、仔細不明。
この横から砲等内も覗けたのですが、
そちらの撮影はうっかり忘れたました…。
トホホホ。
5インチ砲弾と、薬莢(奥の銀色の筒)。
今時、砲弾と火薬が別、というのは無いと思うんですが、
なぜか別々に展示されてました。
砲弾上部には信管と思しきパーツが。
…これ、発射前に一発ごとに信管の作動設定を切ってるのかなあ…。
そんなに大きくないのですが、足の上に落としたら、確実に骨折はするなあ、
というレベルの重さはあります。
ましてや火薬さんの爆発による急速膨張を利用して高速で発射したりすると、
そらまあ、エライコトになるわけですよ。
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