■その横っすか?
ここら辺の電話とかも昔ながらで一安心。
もっとも、30年近く前の船ですから、最近のはもっと近代的なのかしらん。
磁気コンパスはなぜかフタ付き。
微妙にお洒落なコンパス。
艦橋の屋上にはこれまた昔ながらの戦闘指揮所が。
イージス艦になるまではこれ、どの船にもあったんですかね。
艦首方向から艦橋を見る。
ここら辺、結構急な傾斜で驚く。
艦首のオート・メララ76mm砲。
まあ「主砲」という呼び方はできないでしょう。
砲内は無人なので、小さいですね。
これ、排莢は砲の前面外部に対して行うため、
ものすごい勢いで飛び出す薬莢を甲板に叩き落とす(多分、回収が目的)ために、
砲の下に下方を向いたガイドがついてるの、判りますでしょうか。
この直下にリボルバー拳銃のシリンダー(弾倉)のようなラックがあり、
弾丸を上向きに80発近くストックし、次々に給弾することで、
高速射撃を実現してるようです。
砲身に何か配線のようなものが見えますが、ジョイント部の構造からして、
多分冷却用の水を送り込むもの。
高速射撃時の映像を見ると、発射口付近から、水だか水蒸気だかを
すごい勢いで噴出してるのが判ります。
これによって熱対策と砲身の寿命の延長とかを図ってるのでしょうが、
その分、高価でしょうね、この砲身…。
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