■ちょっと興味深い



YS-11のエンジン、ロールスロイスのダート。
YS(ヤクルトスワローズ?)-11はプロペラ機ですが、
エンジンはジェット機に近いガスタービンでした。
ジェット噴流を後ろに噴出してその反作用で前進するのではなく、
その噴流に風車(ファン)を当てて回転させ、その回転力で
プロペラを回しているのです。

なんで、そんな事を?というとえらく長い説明が要るので省きますが、
これだとプロペラ機としてはハイパワーで、
しかもジェット機よりは燃費がいい機体となるのです。

で、実はカバーを外した状態を初めて見たのですか、
これ、遠心圧縮エンジンだったんですね。知らなかった…
さすがイギリスのエンジン。



そのYS-11のプロペラピッチ調整部分のカットモデル。

プロペラの迎角を速度にあわせて最適にするのがプロペラピッチの調整部ですが、
内部はあまり見る機会がなく、ちょっと興味深いです。
ただし、どれがなんだかさっぱりわかりませんが…。



ゼロ戦の操縦席の再現モデルらしきもの。
今回のゼロ戦の展示とは無関係らしいです。



所沢は古くから航空試験やらが行われていた土地で、
そういった写真の展示から。

…牛で引っ張って運搬ていうのは、日本の航空業界の伝統なんですかねえ…。


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