■そして長野へ
先に書いたように食事は買ってしまっていた上に、
ダイエットコーラなどという泣きたくなるような飲み物しかなく、
しょうがいないのでアイスコーヒーとバウンドケーキをいただく。
ちなみに添乗員さんはとても感じがよく、さすがだなあ、と思う。
むしろお客さんのほうが“こういった贅沢に慣れてない”感じの皆さんが多く、
そこら辺りで微妙に時間を食っておりました(笑)。
この手のサービスに金を出すのは、ホントに金持ちで、そういった生活に慣れてる皆さんと、
今回の我が一家のように、年に一度の晴れ舞台で奮発した
労働者階級の皆さんの二種類があるんですが、
どうも今回は後者のお客様がほとんどだったように思います(笑)。
イヤッホー。
余談ですが、知人によると帝国ホテルもそういった面があるそうな。
外国人は別として、ホントの金持ちはあんなホテルには泊まらんそうで、
日本人で泊まってるのは年に一度の王侯貴族気分を味わいたい
一般大衆の皆さんがほとんどだとか。
まあ、私は泊まったことがないのでわかりませんけどね。
ついでに、テーブルの横にはドリンクホルダーらしきものがあり、
飲み物だけならこれで対応するのが正解なのかも。
ちなみにこんな凹みだけで大丈夫かと思いますが、
それほど揺れないのでなんとかなるんでしょう。
ただし他の新幹線車両と比べて揺れない、
といったような印象は全く無く、結構振動はデカイです、この車両。
騒音も無いとはとても言いがたいレベル。
まあ出してる速度が速度ですから、しかたないのでしょうが。
ただし車両のすれ違い、トンネル突入といった空力的な
振動や騒音は全く無く、この点はすごいなあ、と感動。
足元にあった小さな袋、なんだろうと思ったらスリッパが入ってました。
うーん、高級…?
などといろいろ見てるうちに、列車はあっという間に長野県に突入。
見事な快晴で久しぶりに浅間山が見えました。
意外に雪が残ってませんね。
という感じで無事長野に到着。
以前の終点ですが、今回は既に北陸まで開通済みですから、
列車は走り去って行きます。
ちなみにグランクラスの車両で、長野で降りたのは我が一家のみでした。
ついでにこの“かがやき”号は大宮を出た後は軽井沢すら止まらず
なんと長野までノンストップでございましした。
これもちょっと驚きでございます。
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