■ハイヤーハイヤー
この駅の標高が538m、高野山中心部が830m前後ですから、
高度差300mを一気に登る事になります。
まあ東京タワー並みの高度差を登ってしまうわけで、
その交通手段であるケーブルカーも、動く階段のごとき形状に。
妙にデッサンの狂ったイラストみたいな車両になっております。
発進。
まあ、交通機関とは思えない角度をガンガン登ってゆきます。
ちなみに左に見えてるのは“運転手風乗務員さん”。
一番前に座っていますが、ケーブカーはレールのある
巨大エレベーターみたいなもんですから、
どう考えても運転手さんはいらない。
…安全のために乗ってるのなら、景色を眺めるのに
邪魔にならないよう、車掌風に後ろに乗った方がいいのでは?
とか考えてしまうのは余計なお世話でしょうか。
5分ほどで高野山駅に到着。
上から見た車内は、とても交通機関とは思えない世界。
なんと、このケーブルカーの駅まで自動改札で驚く。
自動改札、というのは関西の方が首都圏より進んでいて、
20年くらい前、初めて関西旅行に行って見たときは驚きました。
ここ15年くらいで、首都圏エリアも完全に自動改札化が進んでしまいましたが、
以前は関西ならではの光景だった印象があります。
ちなみに、ここ、駅員さんだけで3名以上いるみたいで、
あまり人員削減には役立ってないような…
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