■その前に寄り道



…と、思っていたら、そこから北、電気街とは逆に向かうエリアに
なんか面白そうなアーケードが。
上の「道」と書かれた下に、道具屋筋なる表記が見えます。
なんでしょね。



入ってみると結構な人がいる。
でもって、ああ、飲食店向けの道具屋街だ、と理解する。
調理器具を中心に、食器やら食品棚やらが置いてある。
東京でいうと、浅草と上野の間にある合羽橋のあたりですね。

余談ですが、東京のは「かっぱばし」、
このカッパは合羽と書きます。
つまり油紙細工、油紙製品を指す合羽(要するに雨合羽のカッパ)です。
本来は人名なんですが(新宿の本名、内藤新宿の“内藤”と同じく開発担当者)、
名前からして、そちら方面の商売をしてた人じゃないでしょうか。

さらに脱線すると、合羽橋の商店街は南北に走る飲食店向け道具屋街と、
東西に走る通常の商店街の二つがあります。
でもって、主に東西の商店街の方が、町中、河童の像だらけになってるんですが、
そんなわけで、根本の部分で、何か勘違いがあるような…。
まあ、わかっててやってるんでしょうが。



食器やら何ならも、大量に売ってます。
合羽橋でもよく見る食品サンプル(最近は見なくなった樹脂製の料理模型)や、
さまざまな看板類など、まあ、飲食店で使うものは大抵、そろうようです。



ここがその終点(北側)。
でもって、ここで、突然、後ろから走ってきた高校生くらいの
お譲ちゃんたちに、突き飛ばされる。
あまりのあわてように、何かあったのか、と思ったら、
この先を吉本の芸人さんが歩いてたらしく、
彼女らはその追っかけらしい。

あれだけ必死になるところを見ると、
大阪では吉本の芸人さんを見ると100年寿命が延びる、
とかそんなような伝説でもあるのでしょう。

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