■心斎橋へ



途中でみかけたメッサーシュミットの3輪車(後輪が1つ)。
タンデム、前後並び2人乗りのやつですね。

ちなみに、おなじみのメッサーシュミット博士は、この車にはほぼ無関係で、
当時のベンチャー企業、フェンド・オートモービルが設計したものです。
が、そこは中小企業の悲しさ、大量生産設備を持たなかったため、
腐ってもメッサーシュミット(でも戦後しばらくはミシンとか作ってた)と提携、
ようやく大量生産に持ち込んだのが、KR175、KR200(写真のはたぶんコレ)でした。

ついでに脱線しておくと、フェンド・モービルで三輪車を生産してた時代には、
Me262やAr234などに積まれていたジェットエンジン、Jumo004!
…のタービン始動用(最初にタービンファンを回す)、2サイクルエンジンを
搭載していたりしました、ドイツの三輪車。
(ユモジェットエンジンのセンターコーンがデカイのはそれが入ってるから)



でもって、そこから少し東に向かうと、なんだか急に“ブランド”なお店が出現。
左がシャネル、右がクリスチャン・ディオール。
あ、となると、この通りが御堂筋か。つまり、ここは地下鉄 心斎橋の駅の上。



となると、当然、ここが心斎橋筋のアーケード街、となります。

余談ながら、この心斎橋、というのも、
例の1964年に埋め立てられた長堀川に架かっていた橋で、
土佐公園の北にあった鰹座橋などと同様、現存しない橋…
と思ってたら、欄干の一部が残ってました。
が、撮影に失敗…。

しかし、なんで長堀川、埋めちゃったんでしょうね。
もったいない。



で、ここに地下街があるのを発見。
梅田、つまり大阪駅周辺の地下街は有名ですが、
心斎橋にもあったのか、ともぐってみる。
が、地下鉄駅前広場、といったレベルのもので、
まあ、普通でした(笑)。

余談ながら、キタの地下街は、10年以上前だと、
西のゲームセンター街の横綱でして(東は新宿周辺)、
何度か仕事で訪れたことがあります。

が、行くたびに迷ってしまい、最後まであそこは苦手でした…。
自分で言うのもなんですが、地理感、ある方だと思うんですが、
キタの地下街は、なんかダメでした。原因は不明。

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