■ふなばじゃないよせんばだよ
地上に戻ってみると、そこにナマハゲ。
なんじゃこりゃ、と思ったら、青森、岩手、秋田物産館、
だそうな。
…余計なお世話だとおもいますが、
ちょっとそれ、まとめ過ぎじゃないでしょうか…。
ロンドンあたりの大学で、日本&ポリネシア学科というのを
発見したような気分でございます。
その近所にあった素っ裸の姉ちゃん像。
下の台座に“愛”の文字があるので、おそらく
「大阪じゃ愛なんてあっても、パンツ一枚買えんで」
という、現代の若者への切実なメッセージでしょう。
実に勉強になります。
心斎橋から、アーケード街は、南北に展開してます。
南に行くと、道頓堀、なんば、へ出てしまうので、
その前に、北部方面への探索を行って見る。
大阪のアーケードにしては、えらくコギレイで、しゃれたエリアでした。
これはこれで、悪くないんですが、
観光客としては、イマイチ、物足りぬ感じではあります。
で、そのアーケードが終わると、新たなるアーケードが!
せっかくだから、行ってみましょう。
そういや、京都も、名古屋も都市の商業的な中心部に、
こういった無限アーケード街があったなあ。
むしろ、都市部では浅草くらいにしか無い、東京が特殊なのか?
ついでに、あ、ここが“せんば”か、と気がつく。
船場、てっきり「ふなば」と読むのだと思ってた時期があり、
昔、大阪で人に道を聞いたとき、いらん混乱を呼んだことが。
ついでに、せんばという名前、まあ、この場所は運河筋に近く、
実際に船の場なんだろうなあ、と思いますが、
地域によっては仙波、あるいは洗馬と書く場合もあります。
“せんば”は発音が先にあって、後から字を当てはめた地名でしょうね。
さらについでに、せんば山のタヌキを猟師がシューティング&バーベキューしちゃう
例の童謡に出てくる、熊本市(肥後)の“せんばやま”の場合、
船場山と、洗馬山の二つの表記があるようで、
まあ、やはり漢字は後から適当につけた当て字でしょう。
アーケードの途中、高速道路が横切っているのですが、
その下が、大繊維問屋街になってるようでした。
面白そうなんですが、日曜祝日はここもお休みらしい。
残念。
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