■ただでは帰れないのさ



帰りは駐車場ルートを取らず、昨日のスタート地点、
一の橋を目指すことにする。
うーん、昼間だとまた結構、雰囲気変わりますね。



陸軍軍人さんのお墓。
…墓石に砲弾くっつける、という発想の柔軟さが
かつての日本陸軍全体にあれば……ば…結果は…さらに悪化する気がしてきた(笑)。

本人の名前より、肩書きやらなにやらの文面の方が圧倒的に多いお墓、
というのは、東京の谷中墓地でも結構見るのですが、
まあ、こういう性格だから、軍人さんになってんでしょうか…。
トヨタ自動車国内第三法人営業部課長、とかじゃ墓に書けんもんね。

ちなみに、よく見ると、左側に乃木大将之書とあります。
ホントからどうかわかりませんが、いずれにせよ、
ここまで“ハク付け”にこだわる、というのはある意味スゴイですな。
肝心の個人の人格なんて、完全に埋没しております。



消防関係者の方の殉職慰霊碑。
…なんか、マジメな公務員の皆さんとかも、
ここに来て、回りの状況を見ちゃうと、アタマに血が上って、
こういういの、造っちゃうんですかねえ…。



さて、高野山から撤退する前に、最後にもう一箇所、
やや街の中心部から離れたエリアに足を伸ばします。

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