■奥の院に行こうや

そんな感じでいよいよ高野山のペースメーカー、否、心臓部に突入です。
とりあえず、最初はいつものごとく、現地案内図で奥の院周辺の地理を確認。



左下に見える現在地というのが、例の駐車場&バス停、つまり今回の出発点。
そのちょっと上に見える、中の橋のある道が、昨日のスタート地点、一の橋につながるルート。

今回の出発点からだと、なんかいろいろあるように見えますが、
実際は、ほぼ一本道、ひたすら墓地の中を突っ切るルートで奥の院まで迷わず行けます。

ちなみに、この案内板だと、例の戦国武将のアレ、墓所ではなく、供養塔、というより現実に近い表現にしてますね。
余計なお世話かもしれませんが、供養塔という呼び名で統一しちゃった方が、
いらん誤解を招かなくていいと思いますよ、実際。



というわけで、いよいよ高野山の最深部、
空海閣下が「今でもその地下で迷走、否、瞑想してる(ハズ)アレ」こと弘法大師廟を目指します。

例の駐車場からの道は、昨日のルートより広くて歩きやすい。
まあ、その分、安っぽい(笑)。でもってさらに…



歩き始めて1分前後でこう来るわけでさあ、ダンナ!

ロケットで慰霊碑、と来たら、美しいまでに事故で人殺しまくったと言われる
ソ連か中国の手によるものか?…と思ったら、
右側の石碑(?)に新明和工業株式会社、の表記が。

…こんな慰霊碑を建てなければいけないほど、何をやったんだ、新明和工業…。



せっかくだからアップで。
よく見ると、どっちかといえば、ミサイルだよね、これ…。



そのすぐ正面にて。
シロアリ駆除の業者団体による、しろありの慰霊碑。
「しろあり やすらかにねむれ」
と平仮名でつづられた文面は、
こんな慰霊碑建てよう、と言い出した人の知性を反映してる、というよりも
「せっかく建てたのに、シロアリさんが読めなかったらどうしよう!」
という気遣いから行われたもの、と考えるべきなのでしょう。
…多分。


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