城南島海浜公園に午前9時過ぎに到着。
さっそく着陸機経路のほぼ真下に位置する人工海浜に出て見ますが、一向に飛行機が飛んできませぬ。以前だったら5分程度で一機、場合によっては3分に一機のペースで降りてきてたのに。



10分以上待つも一機も飛んでこない。なるほど、コロナの影響は甚大なんだなあ、と思う。日本最大最強の空港でこれか…。



浜の南端部に行くと海を挟んで約1q向こうに羽田空港が見えます。右手の何もない一帯がここからの直線上に位置するB滑走路、手前はその滑走路侵入灯で、海側に600m近く延びる構造物になってます。

B滑走は着陸専用、かつ南風の時しか使わないので、全ての機体は滑走路の北にあるこの公園の上を通過して着陸し、その間、離陸待ちなどもありませんから、理屈の上では数分ごとにいくらでも着陸可能です。ただし北風が強い時(着陸時に追い風になって揚力を奪う)は使われないのですが、この日はほぼ無風、さらにずっと南に位置し、同じような条件の時に着陸に使われるD滑走路を利用してるのが見えましたから、純粋に便数が減ってるんでしょうね。

ただし朝イチに飛んで来る海外便が無いので、国内各地を離陸した機体が到着するにはまだ早かったのだ、という点は後ほど気が付きましたが、それにしてもここまで飛行機が飛んでこない城南島海浜公園は初めてで、何か異様な感じでした。



待つこと15分、ようやく最初の機体が飛んできました。
ちなみに高度500m以下の低空を時速300q近くの速度でエンジンを絞って突っ込んでくるため、かなり近距離にならないとエンジン音はしません。なので飛んで来る北東方面をよく見張っておかないと、カメラを用意する間もなく飛び去られる事があります。



浜辺の南端部から撮影してこんな感じ。画面奥の対岸に見えてるのは中央防波堤外側コンテナ埠頭。
この人工海浜が一番奥までで約400mあり、そこから計測すると高度は200m以下で、20階建ての高層ビル程度じゃないかと思うんですが、正確な所は判らず。

でもってこの機体は翼端板、ウィングレットがありませんから…

NEXT