■そしてブリッジへ



そこから上に上がると、艦橋階層に出る。
艦橋の後ろには海図室があり、あ、民間船でもこの位置に海図室があるんだ、と初めて知る。
ついでに今でも紙の海図を使ってるんですね。



艦橋はかなり広い。
16mを超える左右幅の船体幅を一杯に使ってますからね。
なんとなく南極観測船しらせに似てるなあ、と思ったり。
まあ、あっちははるかに巨大ですが…。

ついでに窓のワイパーが少ないのにもちょっと驚く。
この高さだとあまり波しぶきは浴びないのでしょうが、
操舵手正面以外の窓にはほとんど無いのはちょっと意外。
それでも十分なんでしょうね、おそらく。



ブリッジの後ろには信号機の棚が。
大戦期のリバティーシップでも同じ場所にあったので、
伝統的にこの位置、なんでしょうかね。



総舵手前のレピーター コンパス。
ちょっと説明が投げやりでしたが(笑)、
これは船内の奥に設置されてるマスター・ジャイロコンパスに接続された表示装置で、
そこから得た情報により、正確に東西南北を示します。


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