■電子の用材
やってきました香港の混沌中心地のひとつ、シャムスイポー。
ここには黄金電脳中心と言う、
かつては伝説的な存在だった電脳マーケットがあるんですよ、皆さん。
これ。
駅前です(出口を間違わなければ)。
デカいビルですが、ここも香港式で店舗は1階と地下のみ、
2階(現地式では1階)から上は全て住居棟です。
思った以上に変わってなくて驚く。
ヘタすりゃ、もう無くなってるんじゃないかと思ってたんですけどね。
ここは15年位前には、100本のソフトが1本に入ってるファミコンカセットとか、
どうみてもスーパーファミコンの形をしたファミコン互換機、
勝手にキャラクターを増やしてしまった対戦格闘ゲームなどなど、
違法な怪しいゲーム関係グッズの総本山だった場所。
当時のゲーム雑誌などで、その手のあやしい商品はけっこう取り上げられてたので、
ああ、あれか、と思い出せる人もそれなりにいるのでは。
その手の商品は、ほとんどがここで買えたのです。
ついでに違法コピーソフト、ゲームから音楽CD、VCD(CD-ROMにMpeg1のデータを入れたもの)まで、
その手のは、なんでも手に入る、という場所でもありました。
最後に訪れた12年前は、かなり大人しめになってましたが、
それでも十分怪しいエリアでした。
さて、21世紀初来訪となった今回、ゴールデン コンピュータ センターはどう変わったのか。
いよいよ突入です。
…店、みんな閉まってました。
ああ、そうだここ、12時近くにならんと、どこも開店しないんだよなあ、と思い出す。
これだから、この手の店は…と思うも、とりあえず打つ手なし。
が、このシャムスイポー周辺は、香港でも有数の
あやしい露天商密集地帯なのだ。
しかも街の中心からちょっと外れた場所なので、
観光客向けではない、生活感あふれる店ばかり。
時間を潰すにはなんら不自由しないと来たもんだ。
ちなみに、右手の緑の看板に注目。
ここにもある“の”の字の表記。
…てな感じで、今回の本編はここまで。
本当の戦いは、まだ始まったばかりだよ(笑)
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