■煙の宮殿
だから、こんなのがあっても驚かない。
蓮の葉も花もガチで仏教のシンボルですが気にしない(笑)。
それこそ、たとえ十字架があろうが、イスラムの三日月のマークがあろうが、それが道教なのです。
ご利益がありそうなもんは、なんでも飲み込んでしまう膨大な魔法体系、なのですよ。
その先で唐突に展示された鼎(かなえ)など。
…手前の方の四面に羊の頭をつける杯って、殷時代の金属器の特徴だと思うんですが…。
なんぼ道教とはいえ、紀元前1000年以上前に遡るのは無理があると思うんですけど…
なんのための展示なのか(言うまでも無くレプリカ…というかただの置物)
一切説明がないので、その真意がつかめず。
どうやら本堂らしき建物に。
屋根はオレンジ、上の方には上海でもみかけた不必要なまでに過剰な装飾が見えます(笑)。
本堂の前で、皆ここぞとばかりに手に持ったお線香を刺して行きます。
…奥に居る整理係のおじさん、線香の煙よけマスク、サングラスと完全装備でして、
宗教施設にあるまじき怪しい人となっております…
その本堂の前に居た中華ガメラとギャオス。
なんだこりゃ。
朱雀と玄武かな?と思うも、詳細不明。
まあ、しかし、見事に真っ赤でキンキラキン。
中華宗教はこうでなくてはいけません、ええ。
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