■ワサビで世界に革命を

さて、今回のメインイベントがこれだ。



「サーモン寿司味の…」

ポテトチップ。

「サーモン寿司味の…」

ポテトチップだって。

「…笑うところ?」

まだ待て。必殺技は最後にやってくる。



おっと、メーカ名を音読するなよ。
これでもウチは上品で清楚なホームページを目指してるんだ。

「まあ、目指すだけなら日本じゃ罪には問われんからね」

一応弁護しておくと、中国語の“珍”は、珍しいという意味よりも稀少、貴重、という意味になる。
ここで問題になるのは、右のマーク横にある、わさびの文字だ。

「わさび?」



こうなる。

「なんだこりゃ?」


実はあのパッケージは二重構造になっていて、袋の中には一回り小さい袋と、
右に見えてる小さな袋が入ってる。

「なんか右の、ゴキブリオホイホイに置くエサの袋に似てるよね」

…実際に食べてきた人間を前に勇気ある発言だな。
どうみても、これは刺身とかに付いて来るワサビの小袋だろう。

「ああ、そっちか。…ワサビの小袋?スナック菓子で?」

いや、実際に中に入ってるのはワサビ風味の粉末なんだ。
でもって、これを隣の袋に入れてシェイクしてポテトチップにまぶして食べるのさ。

「へー、面白いな。で、肝心のお味はいかが?」

…生まれてきたのを後悔する、一歩手前?

「…ダメじゃん」



というわけで、今回のオマケはここまで。
最後に、その日本風、という“非一般的な味及びたのしみをさせる”日本語を見てお別れとしましょう。


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