■中華本土は中華本土だった



はい、その羅湖駅を出ると、巨大な広場に出ます。
右手に見えてるガラス張りのビルは現地では有名な巨大ショッピングセンターで、
立地からして、物価の安いこのエリアまで買い物に来る香港人が
主なお客さんなんでしょうね。
が、今回は時間がないので、あっさりパス。

でもって、実は、生まれて初めて香港に来たとき、
たまたま香港のホテルで話をした日本の電器会社の人から
深圳の話を聞いたことがあります。

いわく、深圳はかなり治安が悪く、夜はもちろん、
昼間でも会社と駅のそばにあるホテルから外には出ません、との事。
あれから15年以上たちますから、さすがにそんな事はないだろう、
と思いつつも、ちょっと警戒しながらウロウロしてみる。

結論から書いてしまうと、上海あたりとさして変わらない、という印象でしたが、
(ただし夜になる前に帰ってしまったが)
やたらと“治安”の腕章をつけた人を見かけました。
警察とは別の組織なのか、私服のような姿でウロウロしてます。

ちなみに、鉄道駅とか、地下鉄構内で写真を撮ってると、
この人たちが近寄ってきて、ここでは写真を撮るな、
みたいな事を言われました。
まあ、中国本土でも、ちょっと特殊なエリアではあるようです。



そこから振り返ると、香港側の羅湖駅が。
ここはもう深圳市内ですが、駅名はあくまで羅湖らしい。
ただし、建物正面の駅名表記は、本土と同じ略字表記となってます。



で、その広場をしばらく行くと、中国本土側の深圳駅が。
ここから、上海、北京までの直通列車もあるそうですが、何時間かかるんでしょ。

ちなみに、右側、上に展望台のようなものがあるビルが、
その日本人会社員の人が言ってた、当時の外人向けホテルだったはず。



その深圳駅前が、バスターミナルになってます。
深圳市は、地下鉄もあるんですが、最初の目的地はバス以外では
到達不可能、との事だったのでここでバスを探すことに。



そこにあった乗り場案内。
年季が入ってます。
上の文字、火車站がバスターミナルのこと、
というのは昨年の上海で学習済み。

さて、私の乗りたいバスはどこだ。


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