■電脳街は大人になっていた



では、もう一つのフロア、地下にも行ってみましょうか。



地下は、ゲーム系以外の店が多いようです。
ここは専門書店。
ゲーム攻略本とかではなく、プログラム言語とか、
サーバ関連の本を中心に扱ってました。



工具、パーツという店も、ありました。

全体的に、まあ、こんなもんだろうな、というとこでしょうか。

昔のような違法、不法のソフト&商品の嵐、という部分がなくなり、
健全になりきってしまうと、こうなるだろうな、という状況でしょう。
まあ、これがあるべき姿なわけですから、いい事なのかも。

ちなみに電脳街、というだけでみたら、昨年の上海の方が上。
ついでに、翌日、深圳(シェンヂェン)でアゴも外れんばかりの
電気街に迷い込む事になるので、やはりちょっと寂しいかも。

ただし、ゲーム関連、というので見れば、秋葉原や日本橋以外で、
これほど色んな店が集まってるところは見た事が無く、
その点では、今でも香港の中心地だと思います。
(ただし、香港にはもう一箇所、そういった場所がある。後ほど登場します)



ちなみに、12年前、出たばかりの80万画素デジカメ(笑)で撮影した、
当時のゴールデン コンピュータセンターの店の一つ。
壁一面に、エロゲーからプレステのゲームまで、
あらゆるコピーCDが貼り付けて売られてました。

今となっては完全に昔話となってしまったわけですが、
この怪しさが、ある意味この場所の最大の魅力だったので(その善悪は別として)、
こうなってしまうと、あまり見るところがないなあ、というのが正直なところかも。




ちなみに、100香港ドル以上の買い物で参加できる抽選会をやってたんですが、
ご覧のように、一等賞は東京の旅でした。

と言う感じで、シャムスイポーは切り上げましょう。
ここから、再び、半島南端部、チムシャツイを目指し、ドラゴンボートを見るぜ、
というのが、次回のお話。

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