■神様の芸術



真ん中の冷凍ポテトのカタマリみたいのが曹長石(Albite)。
左右の色つきのがエルバイト(elbite)という鉱物なのですが、
これはトルマリン(電気石)の一種だそうな。

しかし右奥の青と白の石、そのまま新作のデザートです、とか出されたら、
信じてしまいそうな造形ですねえ。



ここら辺りは水晶の変り種の極北たち。
上にDiversity (多様性)とかかれてますが、
水晶の皆さんの多様性は幅があり過ぎでは…。

あの左中段の容器っぽい結晶、ちょっと欲しいなあ。



ここらあたりから宝石に分類してもいいであろうトパーズが登場。
ただしそこはスミソニアン、このサイズでございます。
あまりに大きいので人工宝石かと思ったんですが、
ブラジル産の天然モノだとか。
カットしてこの大きさなんですから、原石はどんだけ大きかったんでしょう。

しかし、これだけ巨大だとキレイとかステキとかいうよりも、
足の上に落としたら痛そうだ、といった感想しか出てきませぬ。



その次の展示はこれ。
Corundumってなんぞや、と思ったらルビー&サファイアの原石のことで、
帰国後に調べて見たら、日本語には鋼玉石という呼称もあるそうな。

左側の石の中の赤い部分がルビーで、
右方に展示された青っぽいのがサファイアです。
同じ鉱物なのですが、これも中に含まれる不純物によって色が変わり、
赤がルビー、青がサファイアですね。

ちなみにコランダムは人造宝石としてはかなり早くから開発され、
この結果、製造コストもかなりお安い人工宝石なんだそうな。
ルビー、サファイア、今ではそれほど希少な宝石でもない、という感じなんですかね。



Amazing gems、驚愕の宝石というから何事か?と思ったんですが、
普通にダイヤの原石と、最終的にカットされたものの展示でした。

展示されてるダイヤ、ロンドンの自然史博物館より微妙に小さいな、
と思ったんですが、この後、そんな考えは軽く吹っ飛ばされる事に(笑)。


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