■いろんなものが埋まってる星で
さて、徐々に鉱物系展示ではおなじみ、
自然と神様が産み出した不思議な造形軍団が登場してきます。
色といい、形状と言い、これが自然の造形物ですといわれても、
ちょっと信じがたいものがあったりしますねえ。
特に中央付近の写真なんて人間にしか見えないぞ、と思ったのですが、
これはこのコレクションを集めたジェームス・ダグラスさんの写真でした(笑)。
ただし、これを寄贈したのはその息子さんだそうで、
遺産として引き取ったものの、処分に困ったんじゃないかな、という気も…。
なんとも奇怪な形状だなあ、と思いますが、
これもまだ序の口です。
早くもこんなのが登場。
水晶に様々な鉱物が入りこんで結晶化するとこんなになるそうで。
下手な現代芸術なんて、足元にも及ばない造形と色彩だと思います。
で、途中には金鉱に関する展示が。
ここら辺りも天然ものですが、造形も価格も見事な世界です。
これら全て天然の金塊だそうですが、上段中央のものは2.5kg以上あるそうな。
2013年12月現在の価格で計算すると軽く1000万円を超えます。
スミソニアンはお金持ち、と思ったんですが、
この後はさらにそんなもんじゃない世界が待ってました(笑)。
ちなみにこれらの出所は全てカリフォルニア州となってましたから、
なるほど、ゴールドラッシュの目的地になるわけだ。
ただし、こんな巨大な金塊を見つけられる可能性は一生かけてもほとんどない、
との事でしたから、それほどの幸運でも1000万にしかならないとすると、
金を探して生活してゆくのは結構大変だったようにも思います。
はい、微妙にリッチな気分を味わったところで、今回の本編はここまで。
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