■とにかく広い墓地で
その前にあった野外劇場(amphi
theater)。
が、私はこれを無名戦士の墓と勘違いしてしまい、
ずいぶん変わったお墓だなあ、と思っていたのでした(涙)…
中を覗くとどう見ても劇場、あるいは多目的ホールなのですが、
アメリカにはこういったお墓もあるんだ、と勝手に納得してました…。
気づけよ、自分…。
実際の無名戦士の墓はこの劇場の裏、あのステージの奥なのです。
これは帰国後、他所様のホームページの見学レポートを見ていて、
なんか変だな、とようやく気が付いたのでした…。
とはいえ、野外劇場まである霊園てすごいですね…。
国葬とかの時はここで何かやったりするのか、と思ったんですが、
そもそもアーリントンで国葬が行なわれたのは
ケネディの時を含めて4度くらいなんだとか。
じゃあ何に使うんだと調べて見たら、個人レベルでも使用できるほか、
イースター、復活祭の日には皆でここに集まって夜明けを待つ、
というイベントとかもやってるそうな。
何もお墓で夜更かししないでも、と日本人の私なんかは
思ってしまうところですが…。
地図がないと、どこまでもお墓、お墓なので絶対迷うなあ、
と思いながら、後はひたすら出口を目指します。
時間ギリギリで、脱出に成功。
ちなみに、時間を過ぎたらどうなるのか、あえて挑戦してみるか、
と一瞬考えたのですが、あまりに意味のない冒険なので速攻で却下。
これは出口から東方向、リンカーンメモリアルを見た風景です。
その大通りの横にあったシービーズ(SEA
BEES)の記念碑。
直訳すると海のミツバチども、ですが、これは海兵隊の建設専門の部隊です。
太平洋戦争の時、上陸した島に片っ端から飛行場を建設してた皆さんが、
このシービーズですね。
個人的には、薬物使用疑惑のマッチョボディのお兄さんが、
絶対勝てそうな子どもにケンカを売ってるとこに見えますが、どうでしょう?
つーか、建築機材買うのに予算使いすぎて、
上着も支給されないんでしょうか、シービーズ…。
地下鉄の横には川と言うか水路のような流れがあるのですが、
ご覧のように、自然のまんま、という状態なのでした。
ここは事実上の100万都市のすぐ近所、と考えるとうらやましいなあ、と思ったり。
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