■さあ目的地へ



その横にあった国旗掲揚台。

これが半旗なのは、直前にあったワシントンD.C.海軍工廠での
銃乱射事件の犠牲者ためだと思っていたのですが、
後から調べてみたところ、この旗に限っては、アーリントン墓地内で
葬儀が行なわれてる時、常に(実際は式の30分前から30分後まで)半旗なのだとか。
となると、この時もどこかで葬儀が行われていたのでしょうね。



そこから見ていても、ひっきりなしにレーガン空港に飛行機が下りて行きます。
ちなみに、このすぐ右側にペンタゴンがあるため、飛行機は世界最強軍事組織の頭脳の
すぐ横をかすめるように飛んで行きます。

9.11テロのとき、ペンタゴンにも1機、テロリストにハイジャックされた機体が突入してますが、
このような飛行ルートからすると、周囲で見てた人も、突入する瞬間まで、
レーガン空港に突入する飛行機だと思ってたんじゃないでしょうか。

当然、ごらんのように議会も目の前ですし
ワシントンメモリアルの横にはホワイトハウスもあります。
国家安全保障、という点からすると、
あまりほめられた飛行ルートではないように思いますねえ…。

ロンドンもそうでしたが、首都の上にバンバン低空飛行の旅客機を飛ばす、
というのは東京の人間にはちょっと信じられないものがあります。
日本でも大阪で、同じような驚きを体験しましたが…。



その他にもいくつかの建物があったのですが、全て閉館済み。
しかたない、さっさとボイドのお墓に向いましょう。
すでに閉園1時間前を切ってますしね。



ちなみに、この霊園内もD.C.の街中に負けず劣らず彫像だらけになってます。
これはKearyさんという人物だそうで、
碑文によるとニュージャージ州でもっとも優秀な兵士、とされてました。

ただし、他に一切の説明が無いので、それが自称なのか(笑)、
州の皆さんの総意なのか、よくわからず。
1914年建立となってましたから、アメリカの第一大戦参戦前ですしねえ…。


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